映画「七つの会議」ネタバレあらすじ紹介!日本の会社の嫌な所が詰まってます | 映画の解説考察ブログ

映画「七つの会議」ネタバレあらすじ紹介!日本の会社の嫌な所が詰まってます

※この記事にはPRが含まれています。
※この記事にはPRが含まれています。
七つの会議 クライムドラマ

映画『七つの会議』の結末までのあらすじを紹介と解説、考察をしています!

鑑賞済みの方のための解説記事です。まだ見ていない方はネタバレにご注意ください。

七つの会議

制作年:2019年
本編時間:119分
制作国:日本
監督:福澤克雄
脚本:丑尾健太郎、李正美
原作小説:『七つの会議』池井戸潤 著
主題歌:『Make You Feel My Love』ボブ・ディラン

この映画の関連商品を楽天で検索する! 

≪U-NEXT≫で『七つの会議』が見られます! 31日間無料キャンペーン実施中。
※このページの情報は2026年6月時点のものです。最新の配信状況はサイトにてご確認ください。

キャスト&キャラクター紹介

七つの会議
©2019「七つの会議」製作委員会
八角民夫(やすみ たみお)…野村萬斎
中堅電機メーカー『東京建電(TKD)』の営業一課 係長51歳バツイチ子持ち。
自由気ままな人柄で、なぜ花形部署の営業一課に居るのか不思議に思われている。

 

七つの会議
©2019「七つの会議」製作委員会
原島万次(はらしま ばんじ)…及川光博
TKDの営業二課 課長(実質の主演)。
優しいが臆病な性格。一課課長を突然任命されて困惑する。
部下の浜本と共に営業一課で起きた騒動の真相を調べる。

 

七つの会議
©2019「七つの会議」製作委員会
浜本優衣(はまもと ゆい)…朝倉あき
TKD営業一課で経理を担当している女性社員、入社6年目。
数か月後に寿退社する予定。
社内環境改善のため社内での無人ドーナツ販売を企画し、現在試験販売中。

 


©2019「七つの会議」製作委員会
北川誠(きたがわ まこと)…香川照之
TKDの営業部長。
部下からは『鬼』と呼ばれ、部下の社員なら誰もが恐れる絶対的存在。
定例会議の売り上げ報告の場では、目標達成できなかった部下たちを徹底的に罵倒して過度なプレッシャーを与える。

 


©2019「七つの会議」製作委員会
梨田元就(なしだ もとなり)…鹿賀丈史
TKDの親会社ゼノックスの常務取締役。
ゼノックスの型落ち商品の販売を毎月TKDに大量に依頼して宮野や北川を困らせる。
かつてはTKDに出向して八角と北川の直属の上司だった時期がある。
冷酷で権威主義的な性格で、目下の人間を常に嘲笑する。

 

宮野和弘(TKD社長)…橋爪功
村西京介(TKD副社長、ゼノックスの人間)…世良公則
佐伯(東京建電英兵部二課、原島の部下)…須田邦裕
坂戸宣彦(さかどのぶひこ|TKD営業一課課長)…片岡愛之助
佐野健一郎(TKDカスタマー室長、元営業一課)…岡田浩暉
加茂田久(かもだひさし|TKD経理部課長)…勝村政信
新田雄介(TKD経理部、加茂田の部下)…藤森慎吾
三沢逸郎(みさわいつろう|ねじ六社長)…音尾琢真
三沢奈々子(ねじ六の社員、逸郎の妹)…土屋太鳳
江木恒彦(えぎつねひこ|トーメイテック社長)…立川談春
徳山郁夫(とくやまいくお|ゼノックス社長)…北大路欣也
飯山孝実(いいやまたかみ|TKD経理部長)…春風亭昇太
TKD人事部長…緋田 康人
坂戸崇彦(さかとたかひこ|坂戸の兄)…橋本さとし
淑子(としこ|八角の元妻)…吉田羊
仁科(カスタマー室の女性社員)…吉谷彩子
前川(TKD前橋工場長)…赤井英和
奈倉翔平(TKD商品開発センター員)…小泉孝太郎
星野(八角の客の息子)…溝端淳平
田部(ゼノックス副社長)…木下ほうか
ゼノックス重役…井上肇
加瀬(弁護士)…役所広司
TKDの女性社員…ぼくもとさきこ ほか

あらすじ紹介

あらすじ①:坂戸課長のパワハラ事件

東京の中堅電機メーカー「東京建電(TKD)」の花形部署である営業一課には、営業成績は最低限しか上げず、定時退社や居眠りを繰り返す問題社員・八角民夫(野村萬斎)がいます。

しかし、社内で『鬼』と呼ばれる営業部長の北川誠(香川照之)はなぜか八角を叱責せず、その態度に業を煮やした営業一課の課長・坂戸宣彦(片岡愛之助)は八角へのパワハラをエスカレートさせます。

やがて八角は坂戸をパワハラで訴えます。
坂戸はエリートなのでお咎めなしだろうと誰もが思っていましたが、坂戸は出世コースから外されて人事部に異動になりました。

その後、一課長には営業二課課長の原島万次(及川光博)が就任しました。

着任後、原島は北川が八角を営業一課に置き続けることを不審に思い、人事記録を調査します。
すると、八角は北川と同期で、入社後10年間は優秀な社員として高い評価を受けていたものの、係長昇進を境に評価が急落していたことが判明します。
原島は、八角の身に何が起きたのか興味を抱くのでした。

 

あらすじ②:経理部の粗探し

七つの会議
(加茂田と新田 引用:https://twitter.com

営業部を敵視する経理部長・飯山(春風亭昇太)は、課長の加茂田(勝村政信)に営業部の不正を探すよう指示します。

加茂田から調査を任された新田(藤森慎吾)は、八角が下請け会社「ねじ六」との接待費に約10万円を経費計上していたことを発見します。

さらに当時、坂戸はコスト削減のため「ねじ六」と契約を切り、より安価に取引できる「トーメイテック」と契約していましたが、
坂戸の移動後、八角はトーメイテックと契約を切りねじ六と契約を結び直していたこともわかりました。
第三者から見れば明らかに不審な行動です。

この件を役員会議で飯山が追及しますが、営業部長の北川と宮野社長(橋爪功)は「経理部が口を挟むな」と取り合いませんでした。

一方、八角と北川の秘密を探っていた元営業一課でカスタマー室長の佐野(岡田浩暉)が突然福岡へ左遷され、社内には不穏な空気が漂います。

佐野が八角と北川の『何か』を突き止めようとして左遷されたことは明らかでした。

真相を探る原島と営業一課の浜本優衣(朝倉あき)は、前任課長の坂戸に話を聞こうとします。
しかし坂戸は長期休暇扱いとなり、人事部を通さなければ接触できない異常な状況に置かれていました。

坂戸は自宅にも戻っておらず、会社ぐるみで隔離されているかのような不可解な状態でした。




あらすじ③:ドーナツ無人販売とドーナツ泥棒


(新田と浜本 引用:https://ameblo.jp

営業一課の浜本は、経理部の新田との社内不倫が原因で退職を決意します。

浜本は恋愛にかまけていた自分を恥じ、退職前に何かを成し遂げようと、社内にドーナツの無人販売所を提案して試験的に設置させてもらえることになりました。

1ヶ月後、ドーナツは好評だったものの、浜本は売り上げチェックで誰かが無銭飲食していることに気づきます。
盗難が起きる水曜日に見張っていた原島と浜本は、犯人が新田だったことを突き止めました。

しかし翌日、原島が上層部に報告する前に新田の転勤は決定しており、しかも転勤理由が不倫であると社内通知されていました。

これは八角からの「これ以上深入りするな」という警告です。
それでも浜本は「辞める前に真実を明らかにしたい」と決意し、原島も彼女とともに事件の真相を追うことになります。

 

あらすじ④:八角とセルーラのねじ

翌日。原島と浜本は定時退社した八角を尾行します。
2人は八角が給料に見合わない質素な暮らしをしているのを見て、彼が私利私欲で動くタイプではないと感じました。

その後 原島と浜本は、八角がオフィス用品店で見ていた自社製品のイス「セルーラ」が以前使っていて突然壊れたイスだったことを思い出します。
しかも北川の命令で、社内で使われていたセルーラは全て交換されていました。

七つの会議
(工場に忍び込む原島と浜本 引用:https://twitter.com

原島と浜本が調査を進めると、イスの部品のネジを「ねじ六」から「トーメイテック」に変更して以降、不具合が急増していたことが判明します。

さらに、商品開発センターでネジを検査した結果、強度が基準の半分しかない欠陥品だったことが発覚します。
トーメイテック製のネジは新幹線の座席にも使用されているため、重大な事故に繋がる可能性がありました。

TKDはネジの欠陥を隠すため、リコールせず秘密裏に対処していたのです。

カスタマー室の佐野が左遷されたのはリコール隠しに気付いたからで、
坂戸(元一課長)はネジの強度を偽装して発注コストを抑えるという違法行為をしていたことになります。

原島と浜本が、八角に「社長に報告すべきだ」と訴えると、八角は「もう報告した」と答えました。

八角は2か月前に問題を知ってすぐ社長へ報告していましたが、宮野社長はパワハラを理由に坂戸を異動させ、発注先を「ねじ六」に戻すよう指示します。
『ねじ六』への10万円の接待費は、謝罪と再契約を結ぶためでした。

八角はリコールを求めますが、社長はリコールは2ヶ月検討すると答えました。
しかし約束の2か月後となる現在、社長は「リコール費用は2000億円を超えるため、会社が耐えられない」と実施を拒否しました。
責任まで部下に押し付ける姿勢に、八角は強く反発します。

数時間後。リコール発表が無いのを不思議がる原島と浜本をよそに、八角は無言で帰ってしまいました。

 

あらすじ⑤:八角の過去と反抗

八角は約20年前から、毎月必ず同じ日に有給休暇を取得しています。
それは八角が「とある人物」の月命日にお墓参りに行っているからでした。

20年以上前、『期待の新人』と呼ばれていた八角と北川の直属の上司は、現ゼノックス常務の梨田(鹿賀丈史)でした。
当時の八角は、梨田が出す無茶苦茶なノルマの達成に必死になるあまり、
年金暮らしの星野という老人に強引な営業をかけ続けて自殺に追い込んでしまった過去がありました。

それから20年間、八角は罪滅ぼしの墓参りを続けています。
八角がいつも喪服のような黒スーツを着ているのも、戒めの気持ちからでした。

七つの会議

©2019「七つの会議」製作委員会

その後、八角は宮野社長との約束を破ってゼノックス所属の村西副社長(世良公則)にネジに関する報告をします。

全てを知った村西は「ゼノックスの重役会議で全て説明してください」と宮野に命じました。

御前会議まであと数日あります。
八角、原島、浜本は、真面目な坂戸がネジの偽装をしたのには相当な理由があると考え、原因と黒幕を調べながら重役会議に備えます。

結末は次のページです!




感想などお気軽に(^^)

タイトルとURLをコピーしました