福田雄一監督『50回目のファーストキス』のあらすじと感想を紹介しています。
ハワイに住むプレイボーイの天文学者・大輔と、一日しか記憶が保てない絵画教師・瑠衣の恋を描いたラブコメディ。
世界的にヒットしたアメリカの同タイトル作を、人気連続ドラマ「勇者ヨシヒコ」の監督福田雄一が手掛けたリメイク作品。
本編時間:114分
制作国:日本(撮影は全てハワイのオアフ島)
監督・脚本:福田雄一
原作映画:『50回目のファーストキス
主題歌:『トドカナイカラ』平井堅
挿入歌:『One more time, One more chance』山崎まさよし
キャスト&キャラクター紹介

(引用:https://news.mynavi.jp)
弓削大輔(ゆげだいすけ)…山田孝之
天文学者とハワイのツアーガイドを兼業している若者。
数多の日本人女性客とワンナイトラブを楽しむプレイボーイ。
瑠衣に一目惚れする。

©2018「50回目のファーストキス」製作委員会
藤島瑠衣…長澤まさみ
オアフ島に住む日本人女性。絵画の講師。
車の事故の後遺症で、事故の日以降の記憶を一日で失ってしまう記憶障害を患っている。
スー…Myhraliza G Aala
ニック…Blake ”Brutus” La Benz
カイワレツアーガイドの社長…勝矢
カイワレツアーガイドの女性社員…山崎紘菜
名取医師…大和田伸也
10秒間のトム…コーディー・イースターブルック
大輔の虜になった日本人女性客…生越千晴、青山めぐ、逢沢りな、安田カナ、可知寛子、桜井ユキ、小林万里子
友人の女性…小宮有紗
警察官…福田えり
スポーツジムの女性客…尾畑美依奈
ネイルサロン店員…想乃 ほか
あらすじ:起
ハワイのオアフ島で日本人観光客向けにツアーガイドをしながら天文学の研究をしている弓削大輔(山田孝之)は、女遊びが趣味です。
星の研究に専念したい大輔は恋人を作る気はなく、日本人観光客の女性とその場限りの恋を楽しむ生活を送っていました。
大輔の夢は、いつかワシントンの宇宙飛行センターで働くことです。
2017年10月のある朝。「KENEKE’S GRILL」という飲食店に立ち寄った大輔は、そこの常連客・藤島瑠衣(長澤まさみ)に一目ぼれしました。
翌朝。大輔は昨日と同じ時間に店に行き、瑠衣に話しかけてみると、2人は意気投合します。
しばらくお喋りを楽しみ、明日も会う約束をして別れました。

(瑠衣に一目ぼれした時の大輔 引用:©2018「50回目のファーストキス」製作委員会)
翌朝。大輔は約束通りカフェに来て瑠衣に話しかけますが、彼女は大輔のことを覚えていませんでした。
大輔は店主のスーに呼ばれて話を聞くと、瑠衣は一年前に起きた自動車事故の後遺症で、1日以上の記憶が保てない『短期記憶喪失障害』だとわかりました。
瑠衣は事故の日よりも前のことは覚えていますが、事故の後の記憶は眠ると全て忘れてしまい、目が覚めると事故当日の朝に記憶がリセットされてしまうのです。
瑠衣が事故にあったのは、彼女の父親・健太(佐藤二朗)の誕生日でもある2016年10月9日でした。
瑠衣は事故から今日までの約1年間、ずっと2016年10月9日を繰り返しています。
大輔は驚きとショックに包まれたまま店を出ました。
(大輔を忘れておびえる瑠衣 引用:https://twitter.com)
瑠衣は父・健太と弟の慎太郎(仲野大賀)と同居しています。
事故以来、健太と慎太郎は協力し合って瑠衣が混乱しないように、健太の52歳の誕生日会を毎日開いていました。
瑠衣に真実がバレる日もありますが、そういう時は包み隠さず真実を伝えて落ち込む彼女を慰めますが、翌日になるとまた全てを忘れてしまいます。
健太と慎太郎は、毎日瑠衣が平穏に過ごせるように努力していました。
毎日健太の誕生日会をして、2016年10月9日の新聞を大量に用意して、自宅とKENEKE’S GRILLに置いてもらいました。
(冷蔵庫からパイナップルを取り出す慎太郎 引用:https://twitter.com)
それは、一年中気候が変わらないハワイだから出来ることです。
一方で健太も慎太郎も、一生偽り続けることができないとはわかっていました。
今後数年はこのままでも大丈夫ですが、10年、20年と経って皆が年を取れば、瑠衣は自分や家族の姿を見ただけですぐに異変に気付くようになるでしょう。
しかし解決策は見つからず、健太も慎太郎も途方にくれながら生活していました。
あらすじ:承
大輔は瑠衣の病気を知っても「どうせ忘れられるなら、毎日猛アタックする」と考えて、毎日瑠衣に会いに行きました。
大輔はKENEKE’S GRILLに通いつめ、あの手この手で瑠衣にアプローチしますが、初めて会った日のようには上手く仲良くなれず、嫌われて終わるばかりの毎日を過ごしました。
ある朝。大輔は瑠衣を追いかけて彼女の自宅にたどり着くと、大輔は父・健太と弟・慎太郎から「もう瑠衣に近寄るな」と言われてしまいました。
その後、大輔は職場で社長に「好きな人の家族に交際を反対されたら諦めますか?」と相談すると、社長は「親なんてくそくらえだ!」と答えました。
やる気が出た大輔は、明日からまた瑠衣にアプローチします。
大輔は暇さえあれば、瑠衣の記憶に食い込むためのサプライズを瑠衣に仕掛けました。
数日後。大輔は再び健太と慎太郎から呼び出され、瑠衣が大輔と会った日だけは必ず 、山崎まさよしの『One more time, One more chance』を歌っていると告げました。
この歌は瑠衣たち家族にとって特別な思い出のある歌でした。
つまり、瑠衣は記憶をなくしていても、無意識では大輔を覚えているということです。
このことを健太が大輔に教えたのは、健太と慎太郎が大輔を認めたからです。
大輔は喜びました。
あらすじ:転
数週間が経った2017年11月のある日。
瑠衣はたまたま『本物の新聞の日付け』を見てしまいパニックになります。
帰宅した瑠衣の様子で状況を悟った健太は、事情を説明して瑠衣の担当医の居る病院に行きました。
こういった対応も、健太と慎太郎は何度か経験しているので慣れていました。
病院には大輔も駆けつけて、瑠衣はドクターから病気の経緯の説明と、恐らく一生直らないという見解を聞きました。
その後、瑠衣は別れ際の大輔に「次に会う時はユリの話を聞かせてね!」と言いました。
ユリは瑠衣の大好きな花です。
数日後の朝。大輔は瑠衣にユリの花束と手作りのDVDを渡しました。
そのDVDには瑠衣の事故の記録や、大輔と瑠衣の出会いなどが記録されていました。
瑠衣は大輔が作ったDVDを見ると、取り乱すこともなく落ち着いて病気を受け止めることができました。
その後は大輔とデートし、キスをします。
そのキスは瑠衣にとって毎回ファーストキスなので、瑠衣はデートの度に「ファーストキスって最高!」と笑いました。

(博物館でキスをする大輔と瑠衣 引用:https://ciatr.jp)
2人のキスが30回を超えた頃。
大輔は健太と慎太郎に、瑠衣のために自分の夢を諦めようか悩んでいることを打ち明けます。
大輔の夢はワシントンにある宇宙飛行センターで働くことですが、瑠衣の病気を考えるとワシントンに連れて行くことはできません。
大輔が打ち明けたこの悩みを、瑠衣はひそかに盗み聞きしていました。
翌日。瑠衣は仕事終わりの大輔の前に現れて、突然別れを切り出しました。
瑠衣は「あなたには夢を諦めてほしくないし、私と付き合っても未来がない」と言います。
大輔は引き止めようとしますが、瑠衣の決意は変わりませんでした。
2人は瑠衣の持ち物から大輔の記録(デートの写真や大輔のことが書いてある日記など)を全て燃やし、最後のファーストキスを交わしてお別れしました。
その後、自宅で泣いていた大輔に、宇宙飛行センターから採用を知らせるメールが入っていました。
ロサンゼルスに行くまでの残り数週間、大輔はツアーガイドの仕事をして、瑠衣を忘れようと努力しながら過ごしました。
どうしてもくじけそうな時はウーラに話を聞いてもらいます。
ウーラは「彼女はもうお前を思い出すことはないから、幸運と思え」とアドバイスしました。

(落ち込む大輔を励ますウーラ 引用:https://www.cinemacafe.net)
結末と感想は次のページです!


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