「トーク・トゥ・ミー」ネタバレ解説考察|カンガルーの意味、男の子ライリーは助かった?ミアはどうなった? | 映画の解説考察ブログ

「トーク・トゥ・ミー」ネタバレ解説考察|カンガルーの意味、男の子ライリーは助かった?ミアはどうなった?

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トーク・トゥ・ミー ホラー

映画「トーク・トゥ・ミー」の疑問について解説考察を書いてます!
「カンガルーの意味」「弟ライリーは助かった?」「ラスト考察:ミアはどうなった?」などについて書いています。

トーク・トゥ・ミー

制作年:2024年
本編時間:95分
制作国:オーストラリア
監督:ダニー・フィリッポウ、マイケル・フィリッポウ
脚本:ダニー・フィリッポウ、ビル・ハインツマン

キャスト紹介

ミアソフィー・ワイルド
母親を亡くし心に傷を負う17歳の高校生。
父親と仲良くできず親友ジェイドの家に入り浸る。
SNSで流行っていた「90秒憑依チャレンジ」に気まぐれに参加し、ハマってしまう。

ジェイドアレクサンドラ・ジェンセン
ミアの親友。ミアの元彼ダニエルと交際中。
「90秒憑依チャレンジ」にハマったミア、ダニエル、弟ライリーに呆れながらも心配で監視する。

ライリージョー・バード
ジェイドの弟。「90秒憑依チャレンジ」に興味を持つ。

ダニエルオーティス・ダンジ
ミアの元カレで現在はジェイドと交際中
ミアと同じく「90秒憑依チャレンジ」にハマってしまう。
※オーティス・ダンジの他出演作…映画「パパに教えられたこと」など

スー(ジェイドの母)…ミランダ・オットー
マックス(ミアの父)…マルクス・ジョンソン
ヘイレイ(憑依チャレンジの主催者)…ゾーイ・テラケス
ジョス(ヘイレイの仲間)…クリス・アロシオ ほか

あらすじ紹介

17歳の少女ミア(ソフィー・ワイルド)は数年前に母親を亡くし、父マックスとは不仲で同級生の親友ジェイド(アレクサンドラ・ジェンセン)の自宅に入り浸る毎日を過ごしています。

ある日、ミアはSNSで話題になっている「90秒憑依チャレンジ」に興味本位で参加します。
憑依チャレンジは不思議な人間の手の模型を使って霊と繋がり、憑依されるという不思議な出し物です。
噂では憑依時間が90秒を越えるとそのまま霊に取り憑かれてしまい、さらに憑依中に死ぬと幽霊に体を奪われると言われているそうです。

トーク・トゥ・ミー

(C)2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia

この日、憑依チャレンジに挑戦したミアは生まれて初めての体験に大興奮でした。

数日後、ミアは元カレのダニエル(オーティス・ダンジ)に頼まれて憑依パーティーをジェイドの家で開き、憑依状態の不思議な感覚にハマって交代で憑依遊びを繰り返しました。

解散の雰囲気になった頃、ジェイドの弟ライリー(ジョー・バード)が最後に1度だけチャレンジさせてもらうことになりました。
このときライリーに憑りついたのが死んだミアの母親のようだったので、ミアは決められた時間を過ぎてもライリーの憑依を解きませんでした。
やがてライリーは暴れはじめて家具に頭を打ち付けるなどの自傷行為で大けがを負い、救急車と警察を呼ぶ大騒ぎになってしまいました。

ライリーは入院して意識不明のままで、たまに目が覚めるとまた自傷行為をするなど明らかに異常です。
ミアは責任を感じ、ライリーを助ける方法を探します。




解説・考察・感想など

2024年最初に映画館で見た映画になりました。
上映時間95分と短かったのもあり話の進みも早く面白かったです。
憑依遊びを危ない薬を楽しむかのように描かれていたのが印象的でした。
映画を観て気になった点、疑問点を考察します。

瀕死のカンガルーの意味は?

ミアとライリーは道路で瀕死のカンガルーを目撃しました。
さすがオーストラリアと思ったのはさておき、カンガルーと言えば有袋類の代表格で、お腹の袋に子どもを入れて育てる様子の愛らしさから「親子」を連想する動物でもあります。

カンガルーが「親子」を強調していたとすると、ミアが母親の霊に憑りつかれることや、父マックスを殺してしまう悲しい未来を暗示していたのではと解釈しています。

また、ラストではミアが瀕死状態から起き上がって動き出すカンガルーを目撃しています。
生き返ったカンガルーはミアの魂が体と切り離されて完全に死後の世界に入ってしまったことや、ミアの身体が母親の霊に乗っ取られてしまったことの暗示だったのではないかと解釈しています。

 

ライリーは助かった?

トーク・トゥ・ミー

(C)2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia

ジェイドの弟ライリーは病院で家族と普通に会話していて徐々に回復している描写があったので助かったかのように見えましたが、私はそうではないと思っています。

ミアはライリーの憑依状態をちゃんと解こうと奮闘していましたが恐らく成功していませんし、ライリーを狙う死者が「もうすぐこいつは俺のものだ」と言っていたり、ライリー本人も「僕はもうだめだ」と発言していました。

なので病院で元気そうにしていたライリーは何か奇跡が起きてなんとなく助かっていたのではなく、恐らく死者の誰かに体を奪われた後だったと思われます。

 

ラスト考察:ミアはどうなる?

ラスト、ミアは暗闇の中に立っていて、どこかの誰かが手の模型に向かって「トーク・トゥ・ミー」と例の言葉をかけているのを見付けました。

登場した死者の魂のほとんどが生き返ることに執着していたように、ミアもまた憑依チャレンジをした誰かの身体を乗っ取って生き返ろうとするのではないかと思われます。

ミアの父マックスだけはよくわかりませんでしたが、ミアの声掛けも無視して行ってしまったので特に未練もなく成仏したのかな?と勝手に思っています。

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