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あらすじ結:
ジョン達はサイバーダイン社から出て車で逃走しますが、T-1000が警察のヘリコプターを奪って追ってきていることに気付きます。
ジョン達とT-1000は攻防戦の末に製鉄所にたどり着きました。
T-1000は乗っていたトラックに積まれていた液体窒素をもろに浴び、凍り付いて機能停止します。
T-800が銃弾で粉々にしますが、製鉄所の熱で氷結が溶けて再起動し始めました。
再起動したT-1000は真っ先にサラを襲って殺そうとしたとき、T-800が駆けつけて直接対決します。
しかし、T-800は攻撃力も知能もT-1000に敵わず、片腕をもがれて機能停止させられてしまいました。
T-1000はサラに触れて変身できるようになったので、サラに化けた状態でジョンを呼び、おびき寄せようとします。
隠れていたジョンはT-1000が発するサラの声におびき寄せられてしまいますが、すぐにニセモノだと見抜きました。
その直後、補助パワーで再起動したT-800がお気に入りのグレネードランチャーを持って現れ、T-1000に銃弾を撃ち込みます。
T-1000は撃たれた反動でよろけて溶鉱炉に落ちて消滅しました。
T-1000が壊れるのを見届けた後、ジョンとサラはサイバーダイン社から盗んだターミネーターの右腕とチップも溶鉱炉に入れて抹消します。
これで終わったかと思われましたが、T-800は「俺の脳にもチップが入っている。抹殺しなければならない」と言い、自ら溶鉱炉に入る準備をします。
ジョンが泣きながら止めようとすると、T-800は「人間がなぜ泣くか分かった気がする」と言い、ジョンを抱きしめてお別れをしました。
T-800は、ジョンが教えた親指を立てるサムズアップのジェスチャーをしながら溶鉱炉で燃え尽きました。
ジョンとサラは溶鉱炉から出ると、人類の未来に思いを馳せながら行くあてもなく旅立ちました。
解説や考察・感想など
感想を交えながら気になっていたシーンの解説や、裏話的な豆知識などを紹介していきます。
何回かもろにスタントさんが登場する
(引用:https://twitter.com)
本作は派手なバイク・カーアクションが多くあり、スタントさんがT-800やジョンに成り代わっているシーンが結構あります。
有名なのはジョンがT-1000にトラックで轢き殺されそうになっていて、それを助けに行くときのシーンです。
スタントマンではなくお人形さんに変わっているシーンもあります。
エンドクレジットを見ると、スタントマンはメインキャスト全員に付いていたので、スタントさんに変わっているところや、CGや人形を探してみるのも楽しいかもしれません。
割と最近発売されたブルーレイ版なんかは、ほとんどがCG修正されているみたいなのでご注意ください!
工場でT-1000がおかしくなったのはなぜ?
(引用:https://ameblo.jp)
通常版ではカットされていますが、T-1000が鉄工所で黒と黄色の手すりを掴んだ時、T-1000の手がてすりと同じ色になってしまったり、足が鉄工所の床と同化してしまう描写があります。
T-1000が凍った後、T-800に撃たれて粉々になりますが、その後に鉄工所が発する熱で溶けて集合し、復活します。
T-1000の調子が悪くなったのは、この復活した時の急激な温度変化のせいか、溶けた水銀のしずくが集まったときに小さなゴミやホコリなどの不純物を多く巻き込んだはずなので、それが原因だと思われます。
個人的には不純物を巻き込んだせいだと思っています。
通常版ではT-1000の不具合のシーンは全てカットされているので、ノーカット版とで少しだけ解釈が違う部分が出てきます。
ジョンはサラが2人現れたとき、ノーカット版では1人のサラの足が地面と同化しているのを見て本物を見極めますが、通常版だと、ジョンはサラの性格を考えて本物を見極めたという解釈になります。
2人のサラを見た時に、ジョンは『そもそもサラは自分に助けを求めてきたりしない』と思ったため、助けを求めてきたサラを偽物と判断したということです。
撮影当時、シュワちゃんは無免許運転してた?
(引用:https://www.cinemacafe.net)
前作も制作の裏側では違法行為があったようですが、本作でも実は似たような事件(?)が起きていたようです(笑)
シュワちゃんがバイクや車を運転しているシーンが多く出てきますが、実はシュワちゃんは無免許同然状態で運転していたんだそうです(笑)
無免許と言っても本当に免許を持っていなかったわけではなく『国際運転免許証』の規定の絡みの中で規則違反をしていたということなのでしょう。
2011年にプロゴルファーの石川遼選手が似たような事例で警察に捕まっていたことが報道されていましたよね。
日本では国際免許証で運転する場合、日本に滞在して3か月以上経ってからでないと運転してはいけない決まりがあります。
石川選手はこの規定を知らずに、帰国後3か月経っていない状態で運転してしまって無免許とみなされたパターンでした。
シュワちゃんも恐らく撮影期間の関係なんかで似たような感じになってしまったのではないでしょうか・・。
シュワ氏自身やスタッフが法律を知っていたかどうかはわかりません。
双子が2組登場する
(引用:https://twitter.com)
鉄工所内で2人のサラが現れてジョンが困惑するシーンがあります。
これも有名な話ですが、このときにもう1人のサラを演じていたのは、レスリー・ハミルトンというリンダの双子の姉です。
もうひとつ、警察病院の警備員が自販機のコーヒーを買った直後、この警備員に変身したT-1000に殺されるシーンでも同じ人物が2人現れます。
このシーンもとてもナチュラルなのは、警備員役の俳優さんが双子で演じていたからです。
ネット検索したら2人一緒の写真が出てきましたが本当にそっくりで、見ていると不思議の国のアリスに出てくる双子みたいで可愛いですw
(警備員を演じたダン&ドン・スタントン 引用:https://gremlins.fandom.com)
ジョン・コナーの幼児期役の赤ちゃん
ジョンの幼児期の役をしているダルトン・アボットちゃんは、サラ・コナーを演じているリンダ・ハミルトンの実のお子さんだそうです。
苗字が違うから気付きませんでした。
ちなみに、彼女は前作と本作の監督であるジェームズ・キャメロンとも、2年という短い間ですが結婚していたそうです。
これはこの度初めて知ったので驚きました!
有名なセリフについて
登場するセリフで、恐らくターミネーターシリーズ全てで使われている有名なセリフをいくつか紹介します。
「Come with me if you wanna live.」(生きたければついて来い)
病院にサラを助けに来たとき、T-800を見て腰をぬかしてしまったサラに対してT-800がかけた言葉です。
前作では、T-800に怯えて動けなくなったサラを立ち上がらせようとしたカイルのセリフです。
「I’ll be back.」(すぐ戻る)
サイバーダイン社を爆破した直後、武装した警察官たちが出口に待ち構えているのを見て、T-800がジョンとサラにかけた言葉です。
前作ではT-800がサラを殺すために警察署に来た時、面会謝絶だと受付の警察官に言われて放った一言です。
この直後、T-800は車で警察署に突撃してサラを探します。
「Hasta la vista,baby.」(地獄で会おうぜ、ベイビー)
これは他のシリーズで使われているわけではありませんが、T-800がジョンに教わったセリフを自発的に発した有名なスペイン語のセリフです。
直訳すると『また会おう』という意味で、次の約束をしていない人と別れるときに使う『さようなら』のようです。
字幕や吹き替えでよく登場する『地獄で会おうぜ、ベイビー』は、日本語訳を担当された戸田奈津子さん流の翻訳です。
T-1000に対するちょっとした憎しみが込められているのと、これからT-800も破壊されることをほのめかすセリフになっています。
使われている音楽
使用されている楽曲もインパクトが強くて印象に残っているので、人が歌っている曲だけ載せます。
T-800が入ったバーで流れている曲
T-800が服を着てバーを出たときの曲
ジョンがティムとバイクに乗っているときの曲
以上です!久しぶりに見直したので、見た日は興奮してよく眠れませんでした(笑)
今日はゆっくり寝たいと思います。
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会社を吹き飛ばしてまで腕とチップを回収、焼却して
最後は自身も溶けて消えた2ですけども。
最後の戦闘で歯車に挟まれた腕をちぎって
そのままにしていってる気がするんですが
それって結局、あんな戦闘してまで回収し
最後に自身まで燃やした意味無いんじゃと思うんですが
その辺りどう解釈するものですかね。
T1000さん
返信遅れてすみません!
それ個人的に超盲点でした!!確かにそうですね(笑)
良心的に解釈すれば、ジョンが流れるままに移動していたら溶鉱炉に落ちそうになっていた気もするので、あの腕も自動的に溶鉱炉に落ちたかミンチになったと思い込んで無理やり解決出来そうですが。。
もしかしたら忘れ去られた腕なのかもしれませんね(-_-;)
まだ見返した時に新たな発見があれば記事変更するかここに書き込みます。
面白いコメントありがとうございます(^^)