「ターミネーター2」ネタバレ解説と豆知識色々~ | 映画鑑賞中。

「ターミネーター2」ネタバレ解説と豆知識色々~

SF

この記事では映画『ターミネーター2』(1991)の解説や考察、制作秘話などを紹介しています。
この作品は私が小学生の頃に観てから大好きな作品です。
とにかくシュワちゃんと銃とバイクが似合いすぎてもう胸が苦しくなってきます(笑)

原題:TERMINATOR 2: JUDGMENT DAY
制作年:1991年
本編時間:137分(ノーカット版:154分)
制作国:アメリカ
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン、ウィリアム・ウィッシャー

あらすじ(ネタバレなし)

本作の舞台は1994年、主人公はサラとカイルの息子であるジョン・コナーです。
前回、サラ・コナー殺害に失敗したスカイネットは、次の手段として少年時代のジョンを抹殺することにしたようです。
※『スカイネット』は将来人類に対して戦争を起こす人工知能のことです。良くわからない方は、前作の記事を読んでみてください!
スカイネットは液体金属で作られた最新の殺人ロボットT-1000を1991年に送り込み、10歳のジョンの命を狙います。
それに対して未来のジョン・コナー率いる人類抵抗軍は、スカイネットの基地から旧型のロボットT-800(前作でサラを襲ったロボットと同じタイプで、通称は『サイボーグ101型』と語られています。)を盗み出し、手を加えて『ジョン・コナーを守れ』とプログラムして1991年のジョンの元へ送りました。

標的となる10歳のジョンは、里親と一緒に生活しています。
サラはジョンを産んだ後、コンピューターの製造工場を爆破しようとして逮捕され、警察に『未来に起きる戦争』のことを話して統失認定され、現在は精神病院に入れられています。
ジョンはサラと引き離されて淋しい思いをしながら、世間からは『頭がおかしい母親の子ども』と見られながら育ちつつある可哀想な状況です。
そのため、現在はサラに教わったハッキング術を駆使して軽犯罪に手を染め、非行少年への道を突き進んでいます。

ある日、ゲーセンで遊んでいたジョンの前にT-1000が現れて殺されかけますが、少し遅れて駆けつけたT-800に命を救われます。
ジョンは母親から何度も聞かされたターミネーターの話が本当だったことに驚きつつ、心強い相棒が出来で嬉しくなりました。

T-800はジョンを、T-1000が追って来られない遠く離れた安全な場所へ誘導しようとしますが、同時にジョンは、T-1000がサラに成りすましてジョンをおびき寄せるために、サラの命を狙うかもかもしれないと知りました。
ジョンはT-800に「ママを助けるのを手伝って!」と命令してサラがいる精神病院へ急ぎます。(T-800はジョンの命令を聞くようにプログラムされています)

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キャスト&キャラクター紹介

ジョン・コナーエドワード・ファーロング
成人期…マイケル・エドワーズ
幼児期…ダルトン・アボット

(出典:http://koorla.com

後に人類抵抗軍のリーダーとなるサラとカイルの息子で、T-1000に命を狙われる美少年。
舞台となる1994年時点では10歳で、特技はサラから教わったハッキング。
ジョンを守るために未來から来たT-800に『人間を殺してはいけない』と命令し、人間らしさを学ばせようとする。

里親のヴォイト夫妻の言うことを聞かず、軽犯罪で警察に何度もお世話になっている非行少年。
幼少時は未来の戦争やターミネーターの話などをサラから聞かされて育ったが、サラが逮捕された後は彼自身もサラは頭がおかしいと思っていた。

 

T-800(サイボーグ101型)アーノルド・シュワルツェネッガー

(出典:http://koorla.com

1994年のジョンを守るために、2029年の未来から送り込まれたサイボーグ(ターミネーター)。
2029年のジョンと部下がスカイネットの工場から盗み出し、ジョンを守るようにプログラムを書き換えて送り出した1体。
金属でできた骨格の外側を生きた細胞で覆われていて、見た目は人間そのもの

ジョンの命令を聞くようプログラムされており、一度聞いた声は真似ることができる。
敵となるT-1000に比べると旧型になるため、知能や攻撃力などあらゆる能力でT-1000に劣る。
軽い傷なら人間のように自然治癒する他、元々は効率よく人間を殺すためにプログラムされた人体の仕組みの知識を応用して傷の手当もする。
人口知能が搭載されているため常に何かを学んでいて、ジョンが泣くのを見て人間が涙を流すことを不思議に思う。

前作の事件で警察官を十数名殺しているため、指名手配されている。

 

T-1000ロバート・パトリック

(出典:http://koorla.com

スカイネットが、ジョン・コナー抹殺のために2029年から1994年に送り込んだターミネーター。
骨格が液体金属で出来ている最新型。

触った物や人間には姿形や声も変えることができるほか、体の一部を剣のような金属の武器や道具に変えられる。
銃や爆弾などの複雑な構造の武器には変身できないとT-800が解説している。
前作のT-800同様、ターゲットをおびき寄せるためにターゲットの近親者に成りすまして連絡を取るという手段も使う。
その際、何か特別な理由がない限りは変身した人物は抹殺する。

 

サラ・コナーリンダ・ハミルトン

(出典:http://koorla.com

ジョンの母親、29歳。
前作で見せた可愛らしい女性らしさや優し気な雰囲気は一切なくなっている。
ジョンを産んだ後はグリーンベレーの隊員となり、肉体的にも精神的にも強い女性に成長したが、誰にも心を開かなくなった。
しょっちゅう世界が終わって焼け死ぬ悪夢を見たりと、心に闇を抱えている様子も見られる。

ジョンを立派な指導者に育てようと、軍隊の男性何人かと付き合ったが、カイルのことが忘れられず結局誰ともうまくいかなかった。

コンピュータ工場の爆破に失敗し、捕まった時に未来に起きる戦争の話をしたため統合失調症と診断されて、現在は警察病院の精神科病棟に入院させられていて、何度も逃亡を図っているため要注意患者になっている。

 

マイルズ・ダイソンジョー・モートン

(出典:http://koorla.com

画像の左端の男性。サイバーダイン社の特殊企画部部長で新型CPU開発チームのリーダー。
現在スカイネットの基礎となるCPUを開発している。

前作でサラが壊したT-800の残骸をサイバーダイン社が引き取り、そこから取り出した壊れたCPUチップを基に開発を進めている。
前作のT-800のCPUと残った腕は、社内の金庫で大切に保管されている。
T-800の話では、数か月後にダイソンがマイクロプロセッサを開発し、3年後にサイバーダイン社は軍事用コンピュータのトップ企業になる。

 

ピーター・シルバーマンアール・ボーエン

(出典:http://fallout.wikia.com

サラの担当医師で、前作でカイルの供述を聞いて精神分析した医師でもある。
サラの言動を『妄想』と断定し、統合失調症と診断している。
病人の妄想は辻褄が合わないことがほとんどだが、サラの話は時系列などの辻褄がぴったり合うため『興味深い患者』としていつも気にかけている。
サラが脱走した日、銃で撃たれても死なないT-800と、鉄格子をすり抜けたT-1000を目にして唖然とする。

・その他のキャスト

カイル・リース(ノーカット版に出演)…マイケル・ビーン
T-800に服とバイクを奪われる男…ロバート・ウィンリー
タトゥーのバイカー…チャールズ・ロバート・ブラウン
ロイド(バーの店主)…ピート・シュラム
ティム(ジョンの友人)…ダニー・クックセイ
ジャネル・ヴォイト(ジョンの養母)…ジェニット・ゴールドスタイン
トッド・ヴォイト(ジョンの養父)…ザンダー・バークレー
T-800に痛めつけられる若者…ジム・パルマージェラルド・G・ウィリアムズ
ダグラス(サラの頬を舐める看護師)…ケン・ギベル
看護師…マーク・クリストファー・ローレンスデニー・ピアス
受付の看護師…グウェンダ・ディーコン
T-1000に殺される病院の警備員…ドン・スタントン
2人目の警備員…ダン・スタントン
T-800の顔を殴る病院の警備員…ノエル・エバンジェリスティ
モスバーグ刑事…ドン・レイク
T-1000にトラックを奪われる男…シェーン・ワイルダー
エンリケ(サラの友人)…カスチュロ・ゲッラ
ヨランダ(サラの友人)…ダイアン・ロドリゲス
ダイソンの妻…S・エパサ・マーカーソン
ダニー(ダイソンの息子)…デボーン・ニクソン
ダイソンの部下…エナルズ・バール
サイバーダイン社の警備員…アブドル・サラーム・エル・ラザックマイク・マスカット
SWATのリーダー…ディーン・ノリス
ヘリのパイロット…チャールズ・A・タンブッロ
花屋の男…J・ロブ・ジョーダン
タンクトラックの男…テレンス・エバンス
2人目のサラ…レスリー・ハミルトン  ほか

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解説や考察・感想など

感想を交えながら気になっていたシーンの解説や、裏話的な豆知識などを紹介していきます。
ネタバレありきで書いている内容もありますのでご注意ください!

 

何回かもろにスタントさんが登場する

(引用:https://twitter.com

本作は派手なバイク・カーアクションのシーンが多くあり、スタントさんがT-800やジョンに成り代わっているシーンが結構あります。
有名なのはジョンがT-1000にトラックで轢き殺されそうになっていて、それを助けに行くときのシーンですね。
スタントマンではなくお人形さんに変わっているシーンもあります。
エンドクレジットを見てみると、スタントマンはメインキャスト全員に付いていたので、スタントさんに変わっているところや、CGや人形を探してみるのも楽しいかもしれません。
割と最近発売されたブルーレイ版なんかは、ほとんどがCG修正されているみたいなのでご注意ください!

 

工場でT-1000おかしくなったのはなぜ?

(引用:https://ameblo.jp

通常版ではカットされていかもしれませんが、T-1000が鉄工所で黒と黄色の手すりを掴んだ時、T-1000の手がてすりと同じ色になってしまったり、足が鉄工所の床と同化してしまう描写があります。
あれが何故そうなったのかわからないという方がいたので解説しておきますね。

T-1000は鉄工所で凍りついた後、T-800に撃たれて身体がバラバラになりますが、その後に鉄工所の熱で水銀が溶けて集合し、復活します。
T-1000の調子が悪くなったのは、この復活した時の急激な温度変化のせいか、溶けた水銀のしずくが集まったときに小さなゴミやホコリなどの不純物を巻き込んだのか、どちらかが原因だと思われます。
個人的には不純物を巻き込んだせいだと思っています。

通常版ではT-1000の不具合のシーンは全てカットされているので、ノーカット版とで少しだけ解釈が違う部分が出てきます。
ジョンはサラが2人現れたとき、ノーカット版では1人のサラの足が地面と同化しているのを見て本物を見極めますが、通常版だと、ジョンはサラの性格を考えて本物を見極めたという解釈になっています。
2人のサラを見た時にジョンはよく考えて『そもそもサラは自分に助けを求めてきたりしない』と思ったため、助けを求めてきたサラを偽物と判断したということです。

 

撮影当時、シュワちゃんは無免許運転していた

(引用:https://www.cinemacafe.net

前作も制作の裏側では違法行為があったようですが、本作も実は似たような事件(?)が起きていたようです(笑)
本作ではシュワちゃんがバイクや車を運転しているシーンが多く出てきますが、実はシュワちゃんは無免許で運転していたんだそうです(笑)
無免許と言っても、恐らく『国際運転免許証』の規定の絡みの中で規則違反をしていたということなのでしょう。
2011年にプロゴルファーの石川遼選手が似たような事例で警察に捕まっていたことが報道されていましたよね。
日本では国際免許証で運転する場合、日本に滞在して3か月以上経ってからでないと運転してはいけない決まりがあります。
石川選手はこの規定を知らずに、帰国後3か月経っていない状態で運転してしまって無免許とみなされたパターンでした。

シュワちゃんも恐らく撮影期間の関係なんかで似たような感じになってしまったのではないでしょうか・・。
もし無免許運転になることを監督やスタッフも知っていた上で運転させていたんだとしたら、当時の映画業界はかなりブラックだったんですね…(;´・ω・)

 

双子が2組登場する

(引用:https://twitter.com

鉄工所内でT-1000がサラに化けて、本物と偽物の2人のサラが現れてジョンが困惑するシーンがあります。
これも有名な話ですが、このときにもう1人のサラを演じていたのは、レスリー・ハミルトンというリンダの双子の姉です。

もうひとつ、警察病院の警備員が自販機のコーヒーを買った直後に彼に変身したT-1000に殺されるシーンでも、警備員に扮したT-1000と本物の警備員という、同じ人物が2人現れるシーンがあります。
このシーンもとてもナチュラルなのは、警備員役の俳優さんが双子で演じていたからです。
ネット検索したら2人一緒の写真が出てきましたが本当にそっくりで、見ていると不思議の国のアリスに出てくる双子を連想してしまいましたw

(警備員を演じたダン&ドン・スタントン 引用:https://gremlins.fandom.com

 

ジョン・コナーの幼児期役の赤ちゃん

ジョンの幼児期の役をしているダルトン・アボットちゃんは、サラ・コナーを演じているリンダ・ハミルトンの実の子供だそうです。
苗字が違うから気付きませんでしたが、リンダ・ハミルトンは以前アボット氏と結婚して子どもを設けましたが、現在は離婚されています。
ちなみに、リンダは前作と本作の監督であるジェームズ・キャメロンとも、2年という短い間ですが結婚していたそうです。
これはこの度初めて知ったので驚きました!

 

有名なセリフについて

登場するセリフで、恐らくターミネーターシリーズ全てで使われている有名なセリフをいくつか紹介します。

 

「Come with me if you wanna live.」(生きたければついて来い)

これは前作『ターミネーター』では、T-800に襲われて怯えているサラをカイルが連れていこうとしたときのセリフです。
本作ではT-800がサラを助けに来たとき、T-800を見て気が動転しているサラに言った言葉です。

 

「I’ll be back.」(すぐ戻る)

前作ではT-800がサラを殺すために警察署に来た時、面会謝絶だと受付の警察官に言われて放った一言です。
この直後、T-800は車で警察署に突撃してサラを探します。
本作ではサイバーダイン社を爆破した直後、武装した警察官たちが行く手に待ち構えているのを見て、T-800がジョンとサラにかけた言葉です。

 

「Hasta la vista,baby.」(地獄で会おうぜ、ベイビー)

これは他のシリーズで使われているわけではありませんが、T-800がジョンに教わったセリフを自発的に発した有名なスペイン語のセリフです。
直訳すると『また会おう』という意味で、次の約束をしていない人と別れるときに使う『さようなら』のようです。
字幕や吹き替えでよく登場した『地獄で会おうぜ、ベイビー』は、日本語訳を担当された戸田奈津子さんが考えた、T-1000に対するちょっとした軽蔑を表すのと、これからT-800も消滅することをほのめかすようなセリフになっています。

使われている音楽

使用されている楽曲もインパクトが強くて印象に残っているので、人が歌っている曲だけ載せておきます。

・Dwight Yoakam『Guitars Cadillacs』
T-800が入ったバーで流れている曲

 

・George Thorogood 『Bad To The Bone』
T-800が服を着てバーを出たときの曲

 

・Guns N’Roses『You Could Be Mine』
ジョンがティムとバイクに乗っているときの曲

 

以上です!久しぶりに見直したので、見た日は興奮してよく眠れませんでした(笑)
今日はゆっくり寝たいと思います。

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・関連記事

前作↓


次作↓

・参考記事一覧

ターミネーターマニア
http://www.terminator-mania.net/weapon/terminator2.html

Vega-Sicilia(通訳案内士)のブログ
https://ameblo.jp/vega-sicilia/entry-11488164629.html

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