万引き家族|ラストでリンは何をしようとした?飛び降り、誰かを見つけたのかなど解説考察⑥ | 映画の解説考察ブログ

万引き家族|ラストでリンは何をしようとした?飛び降り、誰かを見つけたのかなど解説考察⑥

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クライムドラマ

映画『万引き家族』のラストで実の家族の元に戻されたリン(ユリ、ジュリ)が何をしようとしていたのかを考えました!

鑑賞済みの方向けの記事です。まだ見ていない方はネタバレにご注意ください。

 

万引き家族

制作年:2018年
本編時間:120分
制作国:日本
監督・脚本・原案:是枝裕和

 

ラストリンが身を乗り出したのはなぜ?何を見ていた?

祥太とリンの誘拐、初枝の死体遺棄が明るみになり、祥太は施設、リンは本当の両親に戻ることになりました。
祥太は施設で恐らく友人もでき、綺麗な服も着れるようになり、祥太が密かに望んでいた学校にも通うことができ、祥太は治と信代と離れることで明るい未来が訪れる様子が描かれています。

一方でリンは祥太とは逆で、不用品と一緒に玄関の外に閉め出され、虐待生活に戻っている様子が描かれます。
ここはリンの親が本当にリンを愛していないことが判明するシーンでもあるのでとっても悲しくなりますが、一方でリンは柴田家と関わったことで初めて本当の愛情を知り、リン自身にも選ぶ権利があることを学んでいます。
それを示すのが、実母である希の命令に従わなくなったことです。

今までリンは従えば殴られるとわかっていても、彼女自身に権利は無く両親に従わなければならないと思い込んでいたのでしょうが、柴田家で過ごした経験がリンを強くしたのです。

ラストシーン、リンは玄関の外で身を乗り出してアパートの外を見つめます。
これは見る人それぞれが自分なりの答えを出せるような演出だとは思いますが、無表情で何とも言えない顔をしています。

SNSなどでは『あの後リンは飛び降りてしまったのでは』という憶測も多くあります。
確か治がリンを見つけたのは1階でしたが、ラストのリンが居る階は景色からして2〜3階程度の高さはありそうだったので、両親は今回の事件で急遽引っ越ししたと思われます。

もしリンがわざと飛び降りるとすれば、リンはスーパーで祥太が取った行動から学んで『怪我をして病院に運ばれることで家庭事情(虐待)を第三者に知ってもらおうとした』のかもしれません。
ただリンの年齢的にそこまで狙った行動がとれるかどうかは疑問です。

私個人としては、リンは治と祥太などの柴田一家の誰かがまた通りかかって救い出してくれることを期待して外を見ていたのではないかと思っています。
リンは半年以上も自らの意思で両親と離れて暮らしたのですから、今さら虐待親と離れることに不安はなく、むしろ柴田家に戻りたいと思っているはずです。

最後、誰かを見付けたかのように口を開けてさらに身を乗り出します。
ただリンが乗っていた台が揺れただけという可能性もありますが、意味が無いとは考えにくいので、もし『リンが待っていた誰か』が現れたから身を乗り出したのだとしたら、一番可能性が高いのは亜紀です。
リンの家族の引っ越し先が近所なら、亜紀は初枝の家(リンの家の近く)にいるので会える可能性が高いですし、亜紀が早くリンの虐待に気付いて合法的に両親から離れられるように動いてくれるのではないかと期待しています。

以上です!読んでいただきありがとうございました。
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