映画『この世界の片隅に』バケモンの正体、すみのその後、南高飯について解説考察 | 映画鑑賞中。

映画『この世界の片隅に』バケモンの正体、すみのその後、南高飯について解説考察

ヒューマンドラマ

アニメ映画「この世界の片隅に」に登場したバケモン(ひとさらい)の正体、すずの妹すみのその後、すずが頑張って作っていた南高飯について解説・考察をしています!

鑑賞済みの方のための考察記事です。
まだ見ていないかたはネタバレにご注意ください。

『この世界の片隅に』概要紹介

制作年:2016年
本編時間:129分
制作国:日本
監督・脚本:片渕須直
原作漫画:こうの史代著『この世界の片隅に

主要人物紹介

北條すずのん
旧姓は浦野。広島で生まれ育った少女。
非常にのんびりした性格で、絵を描くのが大好き。
北条周作との結婚を機に呉に移住した。

北條周作細谷佳正
すずの夫。すずとは幼い頃に偶然広島で出会い、大人になってからすずの居場所を探しだして結婚を申し込んだ。
軍法会議の書記官をしている。

浦野すみ潘めぐみ
1歳違いのすずの妹。すずの描く絵が大好き。
成人後は陸軍の軍需工場で働き、陸軍の将校さんと恋に落ちる。

アニメ映画『この世界の片隅に』は〈楽天TV〉で見られます!月額利用料無し、単品レンタル可能です。

≪U-NEXT≫で『この世界の片隅に』が見られます! 31日間無料キャンペーン実施中。
※このページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況はサイトにてご確認ください。

解説、考察

ばけもんの正体は?

この世界の片隅に

©2019こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会

すずが周作と出会ったきっかけになり、映画のラストにも登場したバケモン(ひとさらい)は、映画ではあまり語られませんが、原作ではこのバケモンがすずとすみの兄 要一の終戦後であると描かれています。

映画ではバケモンのかごに、すずが描いた『要一のお嫁さんのワニ』が入っていることでそれを示唆しています。

すずが最初に出会ったバケモンは見知らぬ人さらいおじさんですが、ラストに登場したバケモンは、ただの人さらいではなく要一だったかもしれず、少なくともすずはそうだと思ったのです。

しかし、それは要一の死が信じられなかったすずの『軍からの知らせは間違いで、兄には生き延びていてほしい』という願いに基づいた想像に過ぎず、実際に要一は生きているか死んでいるかわかりません。

もし本当に生きていたとして広島に戻っているならすずやすみに連絡すればいいのにと思いますが、この時代は戦争から生きて帰って来た者は恥ずかしいという風習がありました。
人一倍プライドが高かった要一は恐らくそう思っていたでしょうし、両親も亡くなっています。
プライドの高さから妹たちを頼ることも、生きて帰ったことを明かすことも出来ず、いつかどこかで家族や知人の元気な姿が見られることを願いながら地元広島で身を潜めていたのではないでしょうか。

すずの妹すみのその後は?


(引用:https://twitter.com

広島に核爆弾が投下された8月6日、広島にいたすみは被爆して放射能を浴び、すずがお見舞いに来た時は体調も優れず腕にはあざが広がっています。

すみのその後の詳細は語られませんが、すみは長生きできたとしても、被爆の後遺症と一生付き合うことになります。
この頃はまだ放射能の恐ろしさは日本であまり知られていないですし、現在もですが放射能汚染による症の治療法はありません。
すずの「治らなきゃおかしい!」という言葉に胸が締め付けられます。

 

『食料増量の法』の『楠公飯(なんこうめし)』


(引用:https://bunshun.jp

『食料増量の法』は、戦時中の食糧難を乗り越えるために奨励された節約調理法や、食材をかさ増して少しでも多く食べられるような調理法をまとめた本です。
すずはこの本を参考にして様々な料理に挑戦しています。

中でも特徴的だった『楠公飯なんこうめし』は、鎌倉時代に足利尊氏らと共に活躍した武将の楠木正成が考案した調理法とされています。

絵で見る限りはプルプルしていてご飯粒にツヤもあり美味しそうに見えますが、家族はかなり不味そうに食べていたのも印象的でした。
『お米を炒ってふくらませてから炊く』という調理方法から察するに、ポン菓子状態に膨らませたお米にお湯を吸わせたものに近いんじゃないかな?と想像しています。

この楠公飯を実際に作って試食されている方のブログや動画がいくつもあるので、気になる方は画像・動画検索してみてください!

以上です。読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらハートマークを押してもらえると嬉しいです(^^)

アニメ映画『この世界の片隅に』の関連商品を楽天で検索する!

関連記事

感想などお気軽に(^^)

タイトルとURLをコピーしました