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グァンミンの半生と計画を考察
映画では詳しく描かれなかったグァンミンの過去について考察します。
グァンミンは警察署に残っていた記録から元は風俗店経営者でしたが、商売敵を殺してしまい指名手配されたため、25年ちかく逃亡生活を送っていたと思われます。
本作は2014年製作なので、時効25年が適用されます。
グァンミンがパクから金庫のカギを盗めたのは、グァンミンがパクの身近にいたからだと思われるので、恐らくグァンミンはパクのナイトクラブの店員の1人だったのでしょう。
パクがカギを盗まれる前からグァンミンの正体を知っていたのかはわかりませんが、もし知っていたとしたら、警察としての手柄が必要になった時のためにあえて雇っていた可能性が高くなります。
グァンミンは殺人罪の時効を過ぎる日が近づいててからパクの金庫のカギを盗み、後はとにかく隠れて時効が過ぎるのを待ち、時効が過ぎたらパクの金で高飛びして海外で悠々自適に生きるつもりだったと思われます。
しかし、廃工場に潜んでいることがパクにバレてしまい、逃げている内にゴンスに轢かれて死んでしまった という経緯だったのではないでしょうか。
放置されていたリヤカーの意味は?
グァンミンが隠れ住んでいたと思われる廃工場の近くの道路わきには、荷物が積まれたリヤカーが放置されていました。
恐らくグァンミンはパクに居場所がバレたと幼馴染みのヌンヒョンから連絡を受けて、急いでリヤカーに最低限の荷物を積み、ペットの犬を連れて廃工場から逃げようとしたものの、出発した直後にパクが来て捕まってしまったのです。
パクはグァンミンの肩の辺りを撃つなどしてカギを返却させようとしますが、恐らくグァンミンは隙をついて逃げたのです。
パクがパトカーでうろついていたのは逃げたグァンミンを探していたからで、そこにゴンスが通りかかってグァンミンをひいてしまい、とどめをさす形になったと思われます。
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