『最後まで行く(2014)』ネタバレあらすじ紹介|汚職警官同士のバトル! | 映画の解説考察ブログ

『最後まで行く(2014)』ネタバレあらすじ紹介|汚職警官同士のバトル!

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最後まで行く クライムドラマ

韓国映画『最後まで行く』(2014)のあらすじを紹介しています!

ひき逃げ事故を隠蔽しようとする刑事ゴンスが、ひき逃げを知る謎の警察官パクに追われるクライムサスペンス。
日本リメイク版は岡田純一、綾野剛のダブル主演で2023年5月に全国公開予定です!

最後まで行く

原題:A Hard Day
制作年:2014年
本編時間:111分
制作国:韓国
監督・脚本:キム・ソンフン

解説考察記事はこちらです↓

キャスト紹介

最後まで行く

(C)2014 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND AD406 ALL RIGHTS RESERVED.
コ・ゴンス刑事イ・ソンギュン
ソウル西部署の殺人課の刑事。バツイチ子持ち独身で、現在は妹夫婦と一緒に暮らしている。
母親の葬式に向かう途中で男を轢き殺してしまい、隠ぺいしようと奔走する。

 

最後まで行く
(C)2014 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND AD406 ALL RIGHTS RESERVED.
パク・チャンミン警部補チョ・ジヌン
ゴンスが轢き殺した男を探すソウル中部暑の警部補。
ゴンスが轢いた男に異常に執着する。
イ・グァンミン(ゴンスが轢いた男)…ソ・ヒョヌ
チェ・サンホ刑事(ゴンスの同僚)…チョン・マンシク
ゴンスの妹…シン・ドンミ
チャン課長(ゴンスの上司)…シン・ジョングン
ナム刑事(ゴンスの同僚)…チュ・ソクテ
ト・ヒチョル刑事(〃)…キム・ドンヨン
ゴンスの同僚刑事…イ・スンジュン
監査の男…ソン・ヨンギュ
イ・パク巡査(中部署の警察官)…パク・ボゴム
チョ・ヌンヒョン(イの仲間)…イ・ジェオン
警察高官…ナム・ギョンウプ
ピギーバンクのオーナー…キム・ヘゴン ほか

 

あらすじ紹介

あらすじ①:人身事故の隠蔽

韓国ソウルでの出来事です。
ある日の夜、殺人課刑事のコ・ゴンス(イ・ソンギュン)は母親の葬式を途中で抜け出して職場であるソウル西部警察署に車を走らせていました。
あと1時間ほどで署に内部監査が入ることがわかり、彼の引き出しには監査の人間に見つかるとヤバい物が入っていたからです。

ゴンスは人けの少ない田舎道を通っていた時、道路の真ん中にいた1匹の犬を避けた直後に男を轢いてしまいました。
ゴンスが車から降りて様子を伺うと、男は既に死んでいました。
車はフロントガラスも割れていて、とても警察署には戻れません。
ゴンスは悩んだ末に男の死体をトランクに入れて葬儀場に戻りました。

ゴンスが母親の祭壇の前で困り果てていると、ゴンスの仕事仲間4人が現れます。
ゴンスは同僚たちから、デスクの引き出しに隠していた「地元企業から受け取った賄賂」が監査に見つかったと報告を受けました。
ゴンスと同僚たちは、賄賂を山分けした共犯者でもあったのです。
対策を話し合いますが答えは出ず、葬儀が終わってから改めることになりました。

同僚たちが帰った後、ゴンスは母親の納棺を行いました。
予定では、母親の遺体は納棺の後は安置室に一晩置かれ、翌朝にお墓のある山に運ばれて土葬されます。(ゴンスの母はクリスチャンです。)
納棺の後、ゴンスは妹と幼い娘のミナを連れていったん自宅に帰り、風船を買ってから葬儀場に戻って安置室に入れてもらいます。
そして安置室の監視カメラを風船で覆い隠し、何度も謝りながら母親の棺の中に轢いた男の死体を入れてしまいました。

翌朝、母親の棺は予定通りヤンジャ山にあるお墓に埋められました。
埋葬の後、ゴンスの上司チャン課長(シン・ジョングン)から電話が入り、同僚のチェ刑事チョン・マンシク)と、ある人物の働きのおかげで賄賂の件は金の押収だけで済んだと知らされました。

ゴンスは次に、事故で破損した車の修理に取り掛かります。
ゴンスは路肩に違反駐車していたパトカーを見付けると車を思いきりぶつけて、事故を違反駐車した警察官のせいにして、ゴンスの車の修理代を全額警察に負担してもらうことに成功しました。




あらすじ②:時効間近の殺人犯

翌日。ゴンスが出勤すると、賄賂に関わっていた5人は「時効間近の殺人事件の容疑者イ・グァンミン(ソ・ヒョヌ)を捕まえてこい」と命じられます。
グァンミンは風俗店経営者で、商売敵を2人殺して現在は失踪中です。
ゴンスはグァンミンの顔写真を見ると、2日前にゴンスが轢き殺した男だったので驚きました。

ゴンスたちはタレコミ情報を元にグァンミンが目撃されたという廃工場に行ってみると、グァンミンの身分証を見つけました。
このときゴンスは、事故の夜に轢きかけた犬がいたことと、このすぐそばの道路にあったタイヤのブレーキ痕から、ここがゴンスがグァンミンを轢いた場所だと気づきます。

ゴンスが近くで放置されていたリヤカーを見ていると、ソウル中部署のイ巡査(パク・ボゴム)が現れました。
イ巡査は「匿名で交通事故の通報を受けたので、監視カメラの映像を見に来た」と言います。
それは間違いなくゴンスがグァンミンを轢いた件だったので、ゴンスは焦ります。
チャン課長も「グァンミンが映っているかもしれない」と言うので、一緒に映像をチェックすることになりました。

ゴンスも映像チェックに参加していると、ゴンスがグァンミンを轢いた瞬間の映像が見つかりました。
その映像は画質が荒く、夜だったこともありナンバーも運転手も識別できなかったためゴンスは救われます。
それでもチェは、車種が『黒のロッチェ』でナンバーの最初は『8』だと鋭く判別したのでゴンスは冷や汗をかきました。

ゴンスが西部署に戻ってすぐ、謎の男から「グァンミンはどこだ」と電話がかかってきます。
ゴンスは電話の主が西部署近くの公衆電話からかけていることに気付いて追いかけますが、逃げられてしまいました。

その後も謎の男からの電話はしつこく続きます。
ゴンスが「イタズラだから無視しろ」と皆に言っていると、男が入ってきて突然ゴンスを殴りつけました。
その男はゴンスたちの賄賂の件を解決してくれたというソウル中部署のパク・チャンミン警部補(チョ・ジヌン)でした。
パクはゴンスを殴った後で「人違いだった」とすぐに謝りましたが、パクはゴンスがグァンミンを轢いた直後に現れたパトカーに乗っていた人物でもあり、謎の電話をかけ続けていた張本人でもありました。

 

あらすじ③:脅されるゴンス

ゴンスはパクが電話の主だと確信して、トイレでパクと話をします。
ゴンスが目的を聞くと、パクは「とにかくグァンミンを渡せ 理由は知らない方が身のためだ」と言います。
ゴンスは暴力でパクに諦めさせようとしますが逆にやられてしまい、今夜中にグァンミンを渡すと約束させられました。

仕事が終わった後、ゴンスはお墓があるヤンジャ山に直行して棺を掘り返し、グァンミンの秘密を探ろうと所持品を確認します。
グァンミンの服のポケットからは携帯電話以外に価値のありそうな物は出てきませんでしたが、グァンミンが胸を銃で撃たれているのを発見します。
ゴンスが車で轢くよりも前に、グァンミンは既に誰かに撃たれて瀕死状態だったのです。

ゴンスはグァンミンの携帯から、事情を知っているらしい幼馴染みの男チョ・ヌンヒョン(イ・ジェオン)を探し出して捕まえると、観念したヌンヒョンはグァンミンとパクの関係を教えてくれました。
パクは数年前に麻薬課に所属していた頃、当時押収された数トンもの麻薬を廃棄された後でこっそり回収しました。
パクは麻薬の一部を売りさばいて得た金で『麻薬が楽しめるナイトクラブ』を開設し、巨万の富を得て裏社会で一気に名をあげました。
パクの成功ぶりにヤクザも興味を示して手を組むことになりますが、契約を交わす直前に、パクの部下だったグァンミンがパクの個人金庫のカギを盗んで逃げたのです。
パクはグァンミンのせいでヤクザとの契約ができずにいます。

ヌンヒョンは「グァンミンは大事なものは体内に隠していた」とも言いました。
ゴンスが金属探知機を持ってグァンミンの死体をもう一度調べると、尻から金庫の鍵が出てきました。
鍵を回収した直後、ゴンスは同僚刑事のチェに捕まりました。
チェはゴンスの車の破損に関する発言と事実の矛盾から、ゴンスが車の人身事故に関わっていると気付いて事実を知りたがりました。

ゴンスはチェにパクとグァンミンのことを打ち明けて協力してもらおうとしますが、パクに気付かれてチェは殺されてしまいました。
さらに、パクはゴンスの自宅を訪問して妹と娘に会い、「家族が大事なら早くグァンミンを渡せ」と脅します。
ゴンスは翌朝6時までにグァンミンを渡すと約束しました。

結末は次のページです!




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