「私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第」ネタバレと考察と感想紹介! | 映画の解説考察ブログ - Part 2

「私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第」ネタバレと考察と感想紹介!

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ヒューマンドラマ

あらすじ④:結末

後日。目黒はマユコの元カレを部屋に呼び出して、マユコに「俺の目の前で元カレとセックスしろ」と命令しました。
目黒は前作での瀬尾(明乃の夫)の行動の意図が今だに理解できず、マユコを使って瀬尾の立場に立とうとしたのです。

マユコは元彼とプレイを始めますが、目黒は嫉妬心に負けて元カレを部屋から追い出してしまいます。
目黒が目的を正直に打ち明けると、マユコは「ご主人様が私を見ていないのはわかっていました。それがとても悲しいです。」と答えました。
目黒はずっとマユコに明乃の面影を見ていたのです。
その日から、目黒とマユコは会うのをやめました。

数日後。目黒はSMバーの店主とミサトが婚約したことを知りました。
目黒は自分の求める『幸せ』がわからなくなり、バーの常連でSM俱楽部の女王様マナミに頼んで奴隷を体験してみることにします。
目黒は言葉攻めを受けながらムチで叩かれ、泣きながらマナミの命令に従いました。

数週間後。目黒の妻・希美がついに元気な女の子を出産しました。
目黒は出産に立ち会っていましたが、吐き気を催して分娩室から出ました。
廊下のソファに座った目黒に過去の奴隷達がナース姿で集まり、娘の誕生を祝っている幻覚が見えました。




感想や考察など!


(マユコにつけた鎖を引いて歩く目黒 引用:https://natalie.mu

濡れ場が少なかったので個人的には見やすかったです(笑)
なんだか伏線とか何かを表しているような描写は多かったんですが、ぶっちゃけよくわからなかったので考察にすらなってなかったらすみません・・・

目黒は希美と築く『普通の幸せ』や『普通の男』になるのが嫌で、SMを通して彼なりの『幸せ』を模索しようとするも、サディストにもマゾヒストにもなり切れませんでした。
そうこうするうちに赤ちゃんが生まれ、結局『普通』におさまるしかないのかと思うと吐き気を催す程退屈だけれど、彼なりの幸せは手に入らないまま、というストーリーだと思いました。

SMバーの店主と奴隷のミサトの婚約も、目黒にとっては納得いかなかったのでしょう。

目黒は『王族たちの性』の作者でもある瀬尾に憧れていただけなのかもしれません。
瀬尾の気持ちが理解出来なかったので、次は明乃の気持ちを理解してみようと奴隷体験してみますが、奴隷の良さもわからなかったのでしょう。

目黒がグルグル回るもの(地球儀など)を見つめる場面が頻繁に描かれていました。
あれは目黒が思考の堂々巡りを続けていることや、瀬尾と明乃との強烈な体験を消化できない心理状態を表していたと解釈しています。

ラストの目黒が分娩室で吐き気を催した所と、分娩室から出て奴隷4人の妄想を見たシーンについてです。
個人的な見解ですが、吐き気は『普通の家庭』に落ち着かざるをえないことに目黒が拒絶反応を示していて、妄想のナース達は、自分を本当に愛して慕ってくれる女性が欲しい(希美はもう愛をくれないから)という願望を表していたのかな?と解釈しています。

以上です!読んで頂きありがとうございました。
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