映画『ターミネーター4』ネタバレ解説|あらすじと名台詞、オマージュ紹介 | 映画の解説考察ブログ - Part 2

映画『ターミネーター4』ネタバレ解説|あらすじと名台詞、オマージュ紹介

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SF

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あらすじ結:


(ジョンの前に現れたT-800 引用:https://renote.jp

マーカスの情報を元にスカイネット中枢内に侵入したジョンは捕まっていた人々を解放し、カイルとスターに出会いました。

その時、ジョンたちの前にスカイネットが投入したT-800が現れてジョンとカイルに襲いかかります。

ジョンはカイルとスターを逃がし、ターミネーター製造工場にあった大量の核電池を爆破させることを思いつきます。
駆け付けてくれたマーカスがT-800と戦ってくれている間に、ジョンは爆破の準備を始めます。
爆破の準備が整った頃、マーカスは心臓を攻撃されて倒れてしまいました。

T-800に襲われたジョンは、この時に顔と手足を負傷しました。

この時ジョンが負った顔の傷は『ターミネーター2』に登場した大人のジョンの顔にあった傷跡と一致します。

ジョンは必死でマーカスを蘇生させますが、この時に胸を刺されてしまいました。

息を吹き返したマーカスはT-800の首をへし折ると、ジョンを抱えて救助ヘリで飛び立ちました。

この直後にジョンの設置した爆弾が発動してスカイネットを大爆破します。
この爆破でスカイネットは大打撃を受けますが、滅びはしませんでした。

その後、ジョンは基地に戻って治療を受けますが、心臓は衰弱していました。
マーカスは悩んだ末に、自分の心臓をジョンに提供すると告げました。

マーカスはブレアと最初で最後のキスをすると、皆に惜しまれながらこの世を去りました。
マーカスの強化心臓を移植したジョンは、スカイネットを滅ぼすために生き続けます。

 

解説、考察や感想など

シリーズの中でも大人のジョンはクリスチャン・ベイルが1番良かったです。

主に見ていて気になった点や、前作との関連性について解説していきます。

セリフやオマージュについて

本作に登場する、以前の作品のオマージュのシーンやセリフを紹介します。

・T-600が骸骨を踏む

人間を探し歩いていたマーカスが初めて人間らしき影をみかけ、声をかけた相手はスカイネットの殺人マシンT-600でした。
T-600はマーカスに銃を撃ちながら近づいて行き、その途中で頭骸骨を踏みつけます。
これはT2の冒頭シーンに登場する未来の戦争の場面で、骨格だけのターミネーターが人間の頭蓋骨を踏むシーンのオマージュです。

 

Come with me if you wanna live.」(生きたければついて来い)

どの作品にも必ず登場する有名なセリフです。
本作ではT-600に襲われたマーカスをカイルが助けた時に使われています。

元ネタは『ターミネーター』でカイルがサラに初めてかけた言葉です。

 

・マーカスがカイルにマジックを教える

マーカスはカイルに銃に紐をくくり付けて持ち歩くことを教えます。

銃に紐をつけて持ち歩くのは、T1でカイルがパトカーからライフルを盗んだ後、持ち手を切り落として短くし、紐をくくり付けて肩から掛けるシーンと繋がっています。

 

・マーカスがトラックのフロントガラスを割る

マーカスがカイルとスターを連れてマシンから逃げていた時、ひび割れて視界が悪くなったフロントガラスを突き破ります。

これはT2でジョンを殺そうとするT-1000がトラックでジョンを追いかけた際に、ボロボロになったフロントガラスを割って視界を確保するシーンのオマージュです。

 

I’ll be back.(すぐ戻る)」

カイルを救出するために単独でスカイネットに乗り込むことにしたジョンは、部下たちに内緒で出発します。
出発直前、妻のケイトが「部下たちになんて説明すれば?」と聞いたとき、ジョンはこのセリフを答えています。

こちらもターミネーターシリーズでは有名な決め台詞で、元はT2でジョンがT800に教えた表現です。

 

・モトターミネーターを捕まえる時の音楽

ジョンはスカイネットに行くためにラジカセで音楽を流してバイク型のモトターミネーターをおびき寄せて捕まえて、人間が乗れるように改造しました。

マシンをおびき寄せるために流していた曲は、T2でジョンが友達とショッピングセンターに向かう途中に聴いていた曲Guns N’Rosesの『You Could Be Mine』です。

 

・ジョンとT-800の戦闘シーン

T-800に追われたジョンはT-800に冷気のガスを浴びせ、凍らせて動きを止めます。
これはT2でT-800がT-1000を停止させるために使った方法と同じです。

 

・ジョンの顔に傷がつく

ジョンは凍っていくT-800が伸ばした手に顔をかぐられて傷を負います。
これはT2の冒頭シーンに登場する、大人ジョンの顔の傷とリンクしています。

 

There is no fate but what we make for ourselves.(運命は自分で作る)」

こちらもシリーズの中で毎回出てくるフレーズです。
本作では本編の一番最後にジョンがこの言葉を語っています。

T1でカイルがサラに教え、サラがジョンに教え、ジョンがカイルに教えたというパラドックスを含むフレーズです。

 

シュワちゃんが酷評?

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(引用:https://red-sun.jp

本作はアーノルド・シュワルツェネッガーはCGでの登場のみで、シリーズで唯一ちゃんとは出演していない作品です。
この作品を、シュワちゃん本人は「面白くない」と酷評したそうです。

この評価の背景には、シュワ氏の家族が本作を「歴代最高傑作」と高評価したことにシュワ氏が嫉妬したからだとされていて、後に謝罪しています。
個人的には嫉妬するシュワちゃん可愛いですが、こういう時も著名人は発言ひとつで大騒ぎされてしまうので大変ですね。

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