映画『ソルト』解説|ラスト考察、続編は?テッドは何をした?ソルトの行動理由など | 映画の解説考察ブログ - Part 2

映画『ソルト』解説|ラスト考察、続編は?テッドは何をした?ソルトの行動理由など

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ソルト アクション

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ソルトとマイクの出会いは?

マイクはCIAとは無関係の昆虫学者です。
マイクは仕事柄北朝鮮と繋がりがあり、当時 北朝鮮との繋がりとクモの知識を得る必要があったCIAはソルトにマイクと関係を持つように命じました。

ソルトは諜報活動に利用するためにマイクに近付きますが、マイクはソルトを愛しすべてを受け入れてくれたので、ソルトもマイクを愛しました。
ソルトがマイクに心を奪われた瞬間が、マイクがソルトを北朝鮮から救ってくれて、CIAだと打ち明けた時も「死ぬまでそばにいたい」と言ってくれた時です。

しかし、ソルトがマイクとの結婚を決めた時、ソルトに好意を持っていたテッドは失恋し、逆に出し抜いてやろうと考えるようになります。

 

KGB(オルロフのチーム)が立てた計画とは?

計画ではまずロシア大統領を殺害します。
重要なのは、大統領がアメリカ訪問時にCIA職員によって殺されるという既成事実を作ることです。
この報道により、KGBのトップは計画が計画通りに進んでいると確認し、一方でロシア国民にはアメリカに対する憎しみを煽ります。

アメリカはロシアから攻撃を受けていることはわかるので、さらなるホワイトハウス襲撃を受けて「ロシアがその気なら」と核攻撃の準備を始めます。
KGBの狙いは、アメリカが核攻撃を行うための防護壁を解除してもらうことでした。
核攻撃の解除には指紋、声紋認証も必要になっているため、本人たちにやってもらうしかないのです。

そしてアメリカのミサイル乗っ取りに成功したら、最終目的はアメリカのミサイルでテヘラン(イランの首都)とサウジアラビアのメッカ(イスラム教の聖地)にミサイルを発射し、怒ったイスラム教徒とアメリカとの間に戦争を勃発させることでした。
アメリカのミサイルを乗っ取り、ミサイルを発射した日が『Xデー』です。

ロシアは最終的にアメリカ軍が弱ってきた頃に参戦してアメリカを征服しようとしていたと思われます。




ロシア大統領殺人を偽装した理由

ソルトがロシア大統領を殺すフリをしたのは、KGBの計画の続きをソルト自身が知るためです。
ソルトをはじめとする末端の構成員には必要最低限の知識しか与えられないため、次を知るには計画が滞りなく進んでいると上層部に思わせる必要があったのです。




オルロフを皆殺しにした理由

ソルトがオルロフのアジトを壊滅させたのは、KGBの計画を潰すためと、夫マイクを殺された復讐です。
オルロフが別のチームに「次に段階に進む」と連絡した直後に襲ったのも、計画を表面上は進めさせておく必要があったからです。

 

ピーボディがソルトを逃がした理由とソルトのその後

ホワイトハウスでソルトが捕まった時、ピーボディは周囲の目を盗んでソルトを逃がしました。
ピーボディがソルトを逃がしたのは、ソルトを逃がしておくことがCIAのメリットになると考えたからです。

ソルトはロシア大統領殺害の時にソルトがピーボディを撃たなかったことや、ロシア大統領を殺していなかったこと、そしてオルロフの壊滅した基地にソルトの指紋があったことが決定打となりソルトを信じました。

これからソルトはKGBへの復讐に全てをささげます。
CIAとしてはソルトが勝手にKGBを叩いてくれると米国を守る上では助かるため、ソルトは逃亡を許されました。

 

未公開の別バージョンが存在します。

別パターンが用意されていたシーンがあったので紹介します。

1つ目はソルトの夫マイクが殺されるシーンで、通常版はマイクが心臓を銃で撃たれていましたが、別バージョンではマイクが水攻めにより溺死させられます。

もう1つはテッドがミサイル発射装置がある部屋を乗っ取るシーンで、テッドが米大統領を殴り倒すだけのバージョンと、銃で撃つバージョンの2パターンが用意されています。
別バージョンが気になる方はDVDを見てみてください!

 

続編はあるのか?

ラスト、ソルトが次の目的に向かって走っていくところで映画は終わり、彼女は次に何をするのか、最終的にどうなるのかが気になってしまいます。

この映画は続編が作られることを前提に作られていたようですが、何らかの理由で続編の話はなくなってしまったようです。(興行収入からはそれなりに儲かったはずなのに)
なくなってしまった事情はちょっと調べた程度ではわかりませんでしたが、いつか誰かが作ってくれると嬉しいな~と心の片隅で期待しています。

以上です。この記事がお役に立てていたらハートマークを押してもらえると嬉しいです(^ ^)




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