過去が気になる!記憶喪失してる映画オススメ8選※随時更新 | 映画の解説考察ブログ

過去が気になる!記憶喪失してる映画オススメ8選※随時更新

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おすすめ映画

こんにちは。記憶喪失になった経験はありますか?
いっそのこと記憶を失くしたい、なんて思うことも多い人生だけど、いざ失くしてしまうと取り戻そうと必死になるものです。
この記事では、記憶を失っている人物が主人公のオススメ映画をまとめました。
制作年数順です!!

 

トータル・リコール(’90/アメリカ/SFアクション)※R15+

トータル・リコール
(C)1990 STUDIOCANAL

・主要スタッフ&キャスト

監督:ポール・ヴァーホーヴェン
脚本:ロナルド・シャセット、ダン・オバノン、ゲイリー・ゴールドマン
原作:小説『トータル・リコール 』/フィリップ・K・ディック著

ダグラス・クエイド…アーノルド・シュワルツェネッガー
メリーナ…レイチェル・ティコティン
リクター…マイケル・アイアンサイド
ローリー・クエイド…シャロン・ストーン ほか

・あらすじ
R15+の年齢制限があります。残虐な殺人描写が多いためです。

SFアクション。一般家庭でも太陽系惑星への宇宙旅行が楽しめるようになった近未来。
地球に暮らす土木作業員ダグラス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、結婚8年目になる妻ローリー(シャロン・ストーン)と幸せに暮らしていたが、行ったこともない火星で見知らぬ黒髪美女と共に死ぬ悪夢に毎晩のように悩まされていた。
ある日、本当に旅行したかのような記憶を提供するリコール社の『記憶旅行』の宣伝を見たダグラスは、リコール社で火星の記憶旅行(腕利き諜報員になれるオプション付き)を購入してみることにした。
記憶をいじくる装置に横たわり麻酔薬で眠らされた後、科学者が旅行の記憶を植え付ける前にダグラスは錯乱して大暴れした。
科学者が「彼は本当に火星に行ったことがあるが、記憶を消されているようだ」と言うと、駆け付けた営業の男は何かを恐れるように「ここに来た記憶ごと消して追い出せ」と指示した。

再び麻酔で眠らされたダグラスは記憶を消され、自宅に向かうタクシーに乗せられた直後に目覚めた。
ダグラスは帰宅途中、仕事仲間のハリーと謎の集団に命を狙われるも、身に覚えのない戦闘術で気付けば集団を全滅させていた。
自宅に戻りローリーに事情を説明すると、結婚もニセモノの記憶であり、彼女自身は見張り役だと告げてダグラスに襲い掛かる。

・感想

現在の生活そのものがニセモノの記憶だとパートナーから告げられたらショック過ぎて鬱になりそうですが、一瞬で割りきって真実を探ろうとする主人公のタフさが物語を先に進めてくれます。
殺人描写が無駄にグロいのと、美術スタッフさんたち力作のキャラクター達が印象的過ぎて主題を忘れがちになりますが、映画『バニラスカイ』のような夢と現実がわからなくなるやつです。

若い頃のシュワちゃんのたくましい筋肉に感謝しながら、矛盾探しをしながら見るのが好きです。

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メメント(’00/アメリカ/サスペンス)

メメント
©2000 I REMEMBER PRODUCTIONS,LLC

・主要スタッフ&キャスト

監督・脚本:クリストファー・ノーラン
原作:小説『memento mori』/ジョナサン・ノーラン著

レナード…ガイ・ピアース
テディ…ジョー・パントリアーノ
ナタリー…キャリー=アン・モス
レナードの妻…ジョージャ・フォックス ほか

・あらすじ

サスペンススリラー。
強盗に妻を殺された男レナードは、犯人からの暴行による後遺症で記憶が10分程度しか保てない前向性健忘を発症した。
10分経つと強盗に襲われた直後に記憶が戻ってしまうレナードの頼みの綱は、写真と自分の筆跡のメモだけだ。
レナードは謎の男テディとバーの女店主ナタリーの協力を得ながら、妻を殺した男に復讐するべく、犯人特定に執着する。

・感想

難解映画が好きな方には有名な作品。
時系列が物語の終わりと始まりの交互に進んでいく変わった手法のもので、1回で物語を理解しながら見るのは難しく、記事を書いたこともあって4回位は観ました。
初めて見る時は短期記憶障害の感覚を味わえるので、まだ観たことのない方はその感覚を味わえるのかと思うと羨ましいです。
なぜこうなった?の答えが次のシーンなので、続きが気になって見てしまうのと、ラストに近づくにつれて登場人物たちの狙いなどが分かっていって面白いです。

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ペイチェック 消された記憶(’03/アメリカ/SFサスペンス)


(引用:https://www.amazon.co.uk

・主要スタッフ&キャスト

監督:ジョン・ウー
脚本:ディーン・ジョーガリス
原作:小説『ペイチェック 』/フィリップ・K・ディック著

マイケル・ジェニングス…ベン・アフレック
レイチェル・ポーター…ユマ・サーマン
ジミー・レスリック…アーロン・エッカート
ショーティ…ポール・ジアマッティ ほか

・あらすじ

近未来。話題の新製品の改良模倣品を他社に提供することで生計を立てる天才ITエンジニアのマイケルは、学生時代の友人で経営者のジミーに持ちかけられて、3年拘束、報酬約9000万ドルの大きな仕事を引き受けた。
マイケルの世界では、企業の秘密を守るために両者同意の元で一定期間の記憶を消す行為が普及しつつあり、今回の仕事も終えたら3年間の記憶を消去する契約だった。

3年後、仕事を終えたマイケルは、3年前に預けた私物(サングラスや時計など)と報酬を受け取ろうと法律事務所に行くが、渡されたものは全て彼の物ではなく、さらに「4週間前に本人による手続きで報酬の受け取りを放棄した」と知らされ驚愕する。
さらにFBIに捕まり、仕事内容について尋問されるがマイケルには当然記憶が無い。
その時、法律事務所で渡された私物の品々が役に立ち、マイケルはFBIから逃亡することに成功。
ジミーの会社での3年間に何があったのか探るべく、マイケルは動き始める。

・感想

封筒の中身12アイテムの使いどころが気になって目が離せなくなりました。
研究施設のセットやマイケルが3年かけて作ったマシンがなんとなくチンケですが、そこはご愛嬌。
『ダークナイト』(’08)のトゥーフェイスでお馴染みのアーロン・エッカートが敵役として登場しているのも個人的には見どころでした。

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ボーン・アイデンティティー(’03/アメリカ/サスペンスアクション)


(引用:https://errantcritic.wordpress.com

・主要スタッフ&キャスト

監督:ダグ・リーマン
脚本:トニー・ギルロイ、ウィリアム・ブレイク・ヘロン
原作:小説『暗殺者 』/ロバート・ラドラム著

ジェイソン・ボーン…マット・デイモン
マリー・クルーツ…フランカ・ポテンテ
アレクサンダー・コンクリン…クリス・クーパー
ワード・アボット…ブライアン・コックス
教授…クライヴ・オーウェン
ニッキー・パーソンズ…ジュリア・スタイルズ ほか

・あらすじ

サスペンスアクション。
銃で撃たれた男がマルセイユ沖で漁師に助けられた。
男は記憶喪失状態で自分の名前も思い出せず、手がかりは皮膚に埋め込まれていたマイクロカプセルの中に記されたスイスの銀行口座の番号だけだった。
回復した男は港で降ろしてもらい、手がかりを求めてスイスへ向かった。
道中、公園で野宿した男は警察官数名から職質を受け、身分証がないため連行されかけた際、体が勝手に反応し、気が付くと警察官全員を気絶させていた。
男は動揺しつつその場から逃げ出し銀行に着くと、カプセルに記された口座の貸金庫を開けた。
中には『ジェイソン・ボーン』という名前で自分の顔写真が貼られた何冊もの偽造パスポート、様々な国の札束、時計や銃などが入っていた。
近くにあった赤色のゴミ袋に金庫の中身を入れると、パスポートに書いてあるパリの住所に行くことにした。
警察に追われていることに気付いたボーンは、今まさに車に乗ろうとしていた女性マリーに交渉を持ちかけて2万ドルでパリまで乗せてもらうことにした。

 

・感想

筆者がマットデイモン好きになるきっかけになった作品です。
撮影当時30歳でしたが、ずっと若く見えます。
公園で警官を倒したあたりから引き込まれました。
記憶喪失状態でずっと誰かに追われているという緊張感がありつつ、ボーンがハイスペックすぎてトキメキを禁じ得ません(笑)
ボーンの正体、彼を追う組織の謎が気になって目が離せません。

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鍵泥棒のメソッド(’12/日本/ラブコメディ)

鍵泥棒のメソッド

(C)2011「鍵泥棒のメソッド」製作委員会

・主要スタッフ&キャスト

監督・脚本:内田けんじ

桜井武史…堺雅人
山崎真一郎…香川照之
水嶋香苗…広末涼子
工藤…荒川良々 ほか

 

・あらすじ

ラブコメディ。
銭湯で派手に転倒して記憶を失った山崎真一郎は、病院のベッド横に置かれていた書類で自分自身を『桜井武史』と思い込んだまま、体力が回復するとすぐに退院させられた。
自分のことが一切思い出せず困り果てていた山崎は、自室に置いてある私物から自分自身は役者の卵だと確信する。

山崎は自分自身を『桜井武史』と思い込んだまま演技の勉強を始めるが、実は山崎は裏社会専門の殺し屋であり、本物の桜井武史に身分を交換させられていたのだった。

・感想

殺し屋が記憶を失くして売れない役者として人生を再スタートさせようとするコメディです。
香川照之さんのチェック柄のシャツとジーパン姿が恐ろしく似合わないのが『桜井武史』ではないことを物語っていて、細かい演出に感心します。
記憶を取り戻しす時の表情の変化、キャラクターの豹変ぶりなども必見です。

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君への誓い(’12/アメリカ/恋愛ドラマ)


(引用:https://www.slantmagazine.com)

・主要スタッフ&キャスト

監督:マイケル・スーシー
脚本:アビー・コーン、マーク・シルヴァースタイン、ジェイソン・ケイティムズ

レオ・コリンズ…チャニング・テイタム
ペイジ・コリンズ…レイチェル・マクアダムス
ビル・ソーントン(ペイジの父)…サム・ニール
ジェレミー(ペイジの元カレ)…スコット・スピードマン
リタ・ソーントン(ペイジの母)…ジェシカ・ラング ほか

・あらすじ

アメリカ人夫婦の体験を元に描かれた恋愛ドラマ。
結婚2年目の仲睦まじい夫婦レオとペイジは自動車事故に遭った。
2人共命に別状は無かったものの、ペイジはロースクール時代以降の記憶を失っていた。
ペイジに残された記憶では、彼女は現在父親に勧められたロースクールに通っていて、ジェレミーという年上の恋人がいて、家族との関係は良好だった。 ところが、彼女の現在の夫だというレオが言うには、ロースクールに通っていた頃からは5年程経過していて、ペイジは両親の反対を押し切ってロースクールを中退し、ジェレミーと別れて芸術大学に入学、卒業とほぼ同時にレオと結婚して、現在彼女の職業は彫刻家であり、両親とは何年も不仲だと告げた。
ペイジはレオの強い希望で元の夫婦生活を始めるが、彼そのものの記憶が抜け落ちているため心を開けない。
なぜロースクールを退学したのか、なぜジェレミーと別れたのか、なぜ彫刻家になったのかなど思いあたる節も何もなく、自分自身に何があったのかを知るために両親やジェレミーと接触を図る。

 

・感想

フィクションだとしても素敵な作品なんですが、実話が元になっているのでさらに面白さ増しましです。
記憶が抜け落ちた数年間の環境の変化が劇的過ぎて、私が彼女だとしても過去を追及せずにはいられません。
レオとペイジが育む2度目の恋も心温まります。

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手紙は憶えている(’16/カナダ、ドイツ/ロードムービー)


(引用:https://www.theguardian.com

・主要スタッフ&キャスト

監督:アトム・エゴヤン
脚本:ベンジャミン・オーガスト

ゼヴ・グットマン…クリストファー・プラマー
マックス…マーティン・ランドー
ルディ…ブルーノ・ガンツ
ジョン・コランダー…ディーン・ノリス
チャールズ(ゼヴの息子)…ヘンリー・ツェニー ほか

・あらすじ

サスペンスドラマ。
ニューヨークにある老人ホームに入居している90歳のドイツ人ゼヴは、痴呆症に伴う記憶障害を抱えながら静かに生活していた。
ある日の朝、友人のマックスに「あの計画を覚えているか?君が忘れないように、全て手紙に書いたから読め」と告げられる。
手紙には、ゼヴとマックスはアウシュビッツ収容所の元囚人であり数少ない生還者で、彼らの家族を殺したナチスの『オットー・バリッシュ』という人物を探し出して復讐しなければならない と書かれていた。
バリッシュは現在、当時彼らが殺めた囚人の身分を奪い『ルディ・コランダー』という名で過去を隠しながら生きていて、マックスはバリッシュである可能性の高い同姓同名を4人に絞り込んだという。
封筒の中には札束と、1人目のルディ・コランダーがいるクリーブランド行きのチケットが入っていた。
その日の夜、ゼヴは介護スタッフの目を盗んで老人ホームを脱出し、駅に向かった。

 

・感想

ピアノが弾けるおじいちゃん最高です。
映画『メメント』の主人公みたいに寝たら忘れてしまうことに加えてご老人なので、ゼヴの息子目線で観てしまいました。
銃を持っても落とさないか気になったり、転ばないか心配になったり、色んな意味で目が離せません。
もうすぐ死にそうなおじいちゃんがもうすぐ死にそうなおじいちゃんに復讐しに行く、なんとも胸が痛む話ですが、ラストで善悪の判断がつかなくなるのも魅力です。

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ファーザー(’20/アメリカ/サスペンス)

ファーザー
(引用:https://www.asahi.com

・主要スタッフ&キャスト

監督:フローリアン・ゼレール
脚本:フローリアン・ゼレール、クリストファー・ハンプトン
原作:舞台『Le Pere 父』

アンソニー…アンソニー・ホプキンス
アン…オリヴィア・コールマン ほか

・あらすじ

ロンドンに住む80代の老人アンソニーは、まだ介護無しで生活出来ると思い込んでいますが、実際には認知症が進行しつつある要介護人物です。
アンソニーは独身の娘アンが契約した訪問ヘルパーを次々に追い返して娘を困らせています。
「ヘルパーは必要ない」と主張するアンソニーに、アンは「私はもうすぐパリに引っ越して恋人と暮らす。ヘルパーを受け入れてくれないなら老人ホームに入ってもらうしかない」と告げました。

ある日、アンソニーの自宅に見知らぬ男性が現れました。
男は「私はアンの夫だ。この家に住んでいる」と主張してアンソニーは混乱します。
その後も周囲で不可解な出来事が続き、アンソニーは混乱していきます。

・感想

鬱注意作品です。
時系列がまとまらず、アンソニーを通して認知症の記憶の混乱が疑似体験できます。

ホプキンスさんの皮肉屋な老人、子供のようになってしまう演技はさすがです。泣きました。

娘のアンが在宅介護か施設に預けるかを悩みに悩むシーンも丁寧に描かれていて、介護の在り方や、肉親との付き合い方など考えさせられます。

以上です!また面白い作品を発見次第更新していきます(^^)




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