映画『ノイズ』(2022)ネタバレあらすじと感想|過疎集落で『雑音』排除。島民以外は皆敵 | 映画の解説考察ブログ - Part 2

映画『ノイズ』(2022)ネタバレあらすじと感想|過疎集落で『雑音』排除。島民以外は皆敵

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サスペンス

あらすじ結:事の真相

その後、圭太の代わりに加奈が農園を経営し、純は圭太になり変わって住み込みで加奈と恵理奈を支えます。
加奈が「私はずっと圭太を待つから、純は純の好きなことをしてね」と言うと、純は少し寂し気な表情をしました。

数日後、真一郎のお墓の前で純と畠山が再会しました。
畠山は純に「お前はこれで幸せか?」と問います。

裏切り者は純でした。
純は『加奈』を手に入れた圭太に何十年も嫉妬し続けていて、黒イチジクで島の英雄になったことにも、内心嫉妬を燃やしていました。

圭太の自宅の庭に小御坂の履歴書を落としたのも、庄司町長の携帯を使って島民に一斉メールも送信したのも、死体をイチジク畑の下に埋めようと提案したのも全て純です。

純がとぼけると、畠山は「これで終わったと思うなよ」と囁いて本土に帰りました。

後日、加奈が圭太の面会に行くと、圭太は純が裏切ったことを知りながらも「純を信じてやってくれ。俺はあいつの気持ちに気付きながら無視し続けてきた」と加奈に告げました。

加奈は泣きながら、恵理奈が初めて描いた紙芝居を圭太に見せました。

『朝起きたら ヒマワリが咲いていたので 皆で遊園地に遊びに行きました
とっても暑かったので アイスクリームを食べました とっても楽しかったです』

面会の後、圭太も泣きながら恵理奈の紙芝居を口ずさみました。




感想

豪華キャストなこともあり、過疎集落の恐怖みたいな設定も好きで期待していたんですが、無難な感じになってしまっていたのがとても残念でした。
お話自体は面白かったはずなんですが、見せ方なのか脚本なのか、わざとらしさが気になってしまい全然入り込めませんでした。

冒頭からかっ飛ばしている小児性愛者の小御坂は池沼感が強すぎて存在が謎で、恵理奈ちゃん本人は放置して三輪車や長靴に興奮しているのもよくわからんかったし、途中で時系列が前後するのも必要ない気がしてしまい、畠山刑事も火サスの探偵ばりに勘が良すぎてテンプレを感じてしまいました。
あと地方創生局の男(波岡一喜)がなぜあんなに態度デカかったのかも謎です。

ただ、島に毎日流れるモーツァルトと、相反する島の雰囲気のギャップや、島民たちが「島のため」と称して平気で犯罪を無視したり犯したりするご都合主義なルールは良かったです。
ラストの展開にどことなく『デス・ノート』を彷彿とさせていたのも楽しめました。

個人的に気になったのは、演出が全体的にお芝居がかっているのが気になったんですが、あれはわざとだったのでしょうか。。

以上です!読んで頂きありがとうございました。
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映画『ノイズ』オフィシャルサイト

 

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