映画「アラジン 新たなる冒険」あらすじと感想|フランス版はガチコメディバージョンw | 映画鑑賞中。

映画「アラジン 新たなる冒険」あらすじと感想|フランス版はガチコメディバージョンw

ファンタジーコメディ

『アラジンと魔法のランプ』を元に実写化されたフランス版アラジン。
パリに住む金なし・家無し・彼女アリのサムは、彼女にホームレスであることを隠しながら付き合っていた。
その日はクリスマスイブ。デパートの売上金を盗む計画を企てたサムと友人は、バイトのサンタに扮してしたデパートに忍び込むが、流れで子どもたちにおとぎ話を聞かせることになる。

原題:Les nouvelles aventures d’Aladin
制作年:2015年
本編時間:106分
制作国:フランス、ベルギー
監督:アーサー・ベンゼクェン
脚本:デーブ・コーアン
原作:児童文学『千夜一夜物語』より『アラジンと魔法のランプ
 

キャスト&キャラクター紹介

(引用:https://www.youtube.com

サム / アラジンケブ・アダムス
クリスマスイブのショッピングモールで売上金を盗もうと企むホームレスの青年。
恋人のソフィアには金融会社に勤めていて家は改装中だと嘘をついている。

 

(引用:https://www.parismatch.com

カリドウィリアム・リブヒール
サムと同じくホームレスの悪友。
ショッピングモールの売上金額奪取計画を立てた。
アラジンのお話の中でも同名の友人として登場する。

 

(引用:http://www.allocine.fr

ソフィア / シャリア王女ヴァネッサ・ガイド
サムの彼女。サムがイブの日に仕事に行くことに不満を持っている。
サムの話す『アラジン』の中ではバグダッドの王女シャリアとして登場する。
宮殿の生活が退屈で宮殿を抜け出し、偶然出会ったアラジンと恋に落ちる。
いたずら好きで楽しいことが大好き。

 

(引用:https://www.videodetective.com

ジーニーエリック・ジュドール
千年封印されていたランプの魔人。
お喋りと女の子が大好き。
アラジンの命令を無視して逃げようとしたが、ランプに封印されかけたため仕方なくアラジンの願いを聞くことにした。

 

(引用:https://www.imdb.com

悪い大臣ジャン=ポール・ルーヴ
『アラジン』の中ではバグダッドの王に仕える大臣で、現実ではソフィアの父親の部下。
現国王サルタンに気に入られてそれなりの地位と権力を持っているが、王が変われば地位を失うかもしれないと懸念して、アラジンを排除しようとする。
あまり頭が良くないのか、演説での言葉選びが下手くそ。
気に入らない目下の人間はすぐに処刑する冷酷な人物。

 

(引用:https://www.youtube.com

バーバラ / ラババオドレイ・ラミー
シャリア王女お気に入りの召使い。現実ではソフィアの友人。
はしゃぎすぎてしまう王女を落ち着かせる姉のような存在。

 

(引用:https://japan.unifrance.org

サルタン王ミシェル・ブラン
食べることが大好きなバグダッドの王様でシャリアの父親。
現実でのソフィアの父親。
王女の夫になってくれる金持ちの若者を探している。
王女が宮殿の決まりを破ってしょっちゅう宮殿から抜け出すことが悩み。

・その他のキャスト
香水男 / 手品師…アーサー・ベンザケン
サムとカリドの雇い主…Nader Boussandel
空飛ぶ絨毯の持ち主…クリストフ・デ・アルメイダ
医師…ミシェル・コーエン
キャメル(召使いの黒人)…アリ・カラモコ
探偵…ヨセフ・ハディ
記者気どりの若者…アブダラー・チャキリ ほか

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あらすじ前半

現代のフランス パリで暮らすホームレスのサムはクリスマスイブの日、悪友のカリドとショッピングモールの売り上げ金を盗む計画を立てていた。
イブ当日、サムはサンタのアルバイトとしてモールに侵入して逃げ道のチェックをしていると、子どもたちが「お話して!」と集まってきてしまった。
子どもたちを邪険に扱って上司に睨まれたサムは、仕方なく子どもたちにアラジンのおとぎ話を聞かせることにした。

バグダッドに住むアラジン(サムの脳内ではアラジン=自分自身)と悪友のカリドはその日、ただの水を『どんな人でも健康になる魔法の万能薬』として叩き売りしていた。
そのとき、宮殿を抜け出していたシャリア王女と出会い、アラジンとシャリアはお互いに一目ぼれした。
いたずら好きのシャリアは『万能薬』を飲んで体調を崩す悪ふざけをすると、購入した客から大ブーイングが起こった。
騒ぎを聞きつけて現れた悪い大臣がカリドを弓矢で撃ち殺し、アラジンは砂漠に置き去りにされた。

砂漠で歩き疲れて倒れたアラジンは、不思議な雰囲気の自称手品師の男に助けられた。
男が「秘密の場所にあるランプを取って来てほしい」というので、アラジンは手伝うことにした。
男がある壁に向かってふざけた呪文を唱えると、壁に砂でできた神殿が現れた。
神殿に入ったアラジンは、いくつかの罠をクリアして無事にランプを手に入れた。
ランプを持って一度は外に出たが、アラジンは触るなと言われた財宝を持ち帰ろうとして、ランプと共に神殿の中に吸い込まれてしまう。
神殿はみるみる砂壁に戻り、手品師の男は諦めてその場を去った。

ここで、お話は子どもたちの「カリドを殺すな」というブーイングで中断した。
サムは仕方なくお話に医者を登場させてカリドを生き返らせてお話に戻る。

その後、悪い大臣の金を盗もうとして捕まったカリドは、悪い大臣から「私の甥を演じてシャリア王女と結婚しろ」と命じられた。
大臣は自分の言うことを聞く男を適当に見繕い、親戚に成りすまさせて王女と結婚させようとしていたのだ。
サルタンの死後、その男が国王になったら裏の支配者になるつもりだった。
※大臣自身が王女と結婚できれば一番良かったが、大臣はシャリア王女に相手にされなかったため、苦肉の策だった。

カリドは大臣の計らいでサルタン王に認められ、シャリア王女と婚約した。
シャリア王女はアラジンが忘れられず結婚もイヤだったが、王には逆らえなかった。
一方で、王女の一番仲良しの召使いラババがカリドに一目ぼれした。

その頃、神殿に閉じ込められていたアラジンはランプをこすって魔人ジーニーと出会い、すぐに外に出られた。
そのままジーニーが逃げようとしたため、アラジンは「またランプに戻すぞ!」と脅し、願い事を3つから7つに増やしてもらった

(ジーニーと交渉するアラジン 引用:https://twitter.com

クルクルのくせ毛がコンプレックスだったアラジンは、髪質をサラサラのストレートヘアに変えることに1つめの願いを使った。
2つ目の願いに悪い大臣を殺すことを願ったが、人殺しは規則で禁止されていた。
代わりに、ホームレスだったアラジンを哀れに思ったジーニーが、バグダッドの郊外にアラジンの宮殿を建ててくれた。
3つ目の願いでシャリア王女とラババのやり取りを垣間見たアラジンは、
シャリアが王女であること、アラジンを覚えてくれていること、大臣の甥と婚約したことを知り、結婚を阻止しようと決意した。

バグダッドでは結婚式をあげる前に初夜を過ごす習わしがあった。
その初夜が今夜だったので、アラジンは4つ目の願いを使い『婚約者の男にだけ、シャリア王女が臭くて醜く見える』ようにした。
その日の夜、シャリアと一緒に寝ようとしたカリドは彼女のあまりの醜さにドン引きしてシャリアを怒らせてしまい部屋から追い出され、カリドの狙いは成功した。
翌日から、カリドは宮殿中の人々に『役立たず』のレッテルを貼られた。

あらすじ後半※ネタバレしてます

5つ目の願いで金持ちの王子になったアラジンは、現金をバラまきながらド派手に街を通り抜け、街中の人々から歓声を浴びながら宮殿に到着した。

(パレードを引き連れて豪華に登場したアラジン 引用:https://twitter.com
このとき、手品師はアラジンがランプを持っていることに気が付いた。

アラジン王子が、街で水を売っていた男だと気付いたシャリアは喜んでプロポーズを受け入れた。
この時、アラジンは王に認められるために6つ目の魔法を使った。

一方、カリドと大臣は突然現れた王子のプロポーズをシャリアが受けたことに大慌てしていた。
大臣は考えた末、カリドにアラジンを殺すように命令した。

その日の夜。アラジンとカリドはようやくお互いの存在に気付き、再会と無事を喜んだ。
その後、離れ離れになってから現在に至るまでの経緯を語り合い、気が付けば夜が明けていた。
話し終わって立ち上がったとき、2人の前に大臣と手品師が現れた。
悪い大臣と手品師は元々グルで、ずっとランプを手に入れるチャンスを伺っていた。
カリドが大臣に逆らえずにランプを渡してしまい、アラジンは気絶させられた。
その後、大臣と手品師はランプからジーニーを出そうとしたが、アラジンがランプにパスワードを設定していたためジーニーを出すことができなかった。

アラジンは地下牢に入れられたが、すぐに駆けつけたカリドとラババが助けてくれた。
大臣の悪企みはシャリアがサルタン王に報告し、行き場を失った大臣はランプを持って逃げようとしたが、最後はアラジンに倒されて捕まった。

ランプを取り戻したアラジンは、最後の願いでジーニーをランプから自由にした
ジーニーは感激したが、ジーニーの本来の姿が腹の出たハゲの小男だったので、アラジンは失笑した。

改めてアラジンはサルタンとシャリアの前で、自分の正体が王子ではなくただの泥棒だと明かす、という所まで話したとき、サムは何かを思い立ち、お話しを中断してショッピングモールから飛び出した。

サムはサンタの格好のままソフィアの家に来て、彼女に自分がただの泥棒のホームレスだと打ち明けた。
ソフィアが「知ってたわよ」と笑って許した直後、カリドが駆けつけて「お話の結末が聞きたいってさ!」と言う。
家の外にはショッピングモールでサムの話を聞いていた子どもたちや、雇い主の男がサムのお話の続きを待っていた。
ソフィアと外に出たサムは、お話を再会した。

「アラジンは自分の正体を正直に打ち明けて、王様からその誠実さと気高さを認められ、2人は晴れて結婚することができました!」
お話を終えてキスするサムとソフィア。
子どもたちは満足して帰っていき、カリドとバーバラ(おとぎ話の中のラババ)もついでに付き合うことになった。

主題歌:Black M 『Le prince Aladin ft.Kev Adams』
挿入歌:Kev Adams『Yallah Yallah』 ※パレードの歌

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解説、考察や感想など

がっつりコメディなので解説や考察はそんなにありませんが、気づいたことを挙げていきたいと思います。

登場したオマージュやパロディ

 

ゴラム

(引用:http://blogs.c.yimg.jp

アラジンを宮殿に入れた後、手品師が「マイプレシャス」としゃがれ声で言っています。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに登場するゴラムのモノマネです。
フランスでも流行っていたんですね!

 

・ポカホンタス

(引用:https://www.amazon.co.jp

ジーニーがネイティブ・アメリカンのコスプレをして「ポカホンタス!」と言ってふざけています。
(本作の配給会社はディズニーではありません。)

教訓やその他感想など

教訓はやはりディズニーのアラジンと似通ってしまう部分がありますが、
正直に(誠実に)なれば相手に理解してもらえる

サムとアラジンには共通点がありました。それは彼女にウソをついていたことです。
サムが子どもたちをほっぽり出して、ソフィアに自分がコソ泥のホームレスだと打ち明けます。
ソフィアは買い物中にサムがサンタの恰好で熱心に子どもたちにお話をしている姿を目撃していて、サムの職業の嘘を見抜き、密かに惚れ直していました。
それでもホームレスはさすがに驚きそうですが、フランスでは若者のホームレスはそんなに珍しいことではないのかな?
とにかくソフィアはあっさりサムを許しています。

2つ目の教訓は『人のために尽くせば、いつか自分に返って来る
アラジンに脅される形でですがアラジンに尽くしたジーニーは、最後の願いで自由を手に入れています。

フランス人の笑いのツボが理解できたような、できないような、そんな作品でした笑
ハードルを上げ過ぎず、他国の笑いを勉強しよう!位の気持ちで見ればそれなりに楽しめます。
まったりした会話でのボケが多いので、雰囲気が福田雄一監督の作品に似ている気がします。
個人的には、Jルーヴ演じる悪い大臣の独特の間と雰囲気が良かったのと、パレードで突然歌いだしたアラジンがツボでした。
歌詞の日本語訳も秀逸で面白かったですw

ジャファー役に相当する悪い大臣があまり悪い人物として描かれていなくて、始終ボソボソと喋る陰気なイケメンおじさんで、最後のほうは愛着が湧きました。
「実は俺、お前の父親なんだ…」で全てを通そうとしていたのも個人的にはツボでした。
エンドロール中の、サルタン王の”実は父親”ボケも可愛いので必見です。
大したこと書けなくて申し訳ないですが以上です。

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