ディズニー長編『アラジンとジャファーの逆襲』のあらすじ、隠れキャラなどを紹介しています!
制作年:1994年
本編時間:69分
制作国:アメリカ
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
脚本:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
原作:児童文学『千夜一夜物語』より『アラジンと魔法のランプ』
声優&キャラクター紹介
©1994 Disney.
アラジン…羽賀研二(1994年版)、三木眞一郎(2008年版)、石井一孝(歌)
英語版…スコット・ウェインガー(台詞)、ブラッド・ケイン(歌)
アグラバーの宮殿でジャスミン、サルタンと暮らす心優しい青年。
仲間達の強力もあり宮殿の王女ジャスミンと結ばれた。
ペットのアブーや絨毯と街を巡り、貧しい人々に富を分け与えている。
(引用:https://www.afroasian2012.org/)
ジャファー…宝田明
英語版…ジョナサン・フリーマン
赤いランプの魔人。元はアグラバーの国務大臣だった。
アラジンによってランプに封印されたことから、アラジンに復讐心を燃やしている。
©1994 Disney.
イアーゴ…神谷明
英語版…ギルバート・ゴットフリード
前作でジャファーと共にランプに封印されたジャファーの相棒&相談役。
自力でランプから脱出してすぐ、ジャファーと喧嘩して1人でアグラバーに戻った。
登場キャラクターの中で恐らく頭の回転が一番早い。
本人は本作の中で「駆け引きが大好き」と発言している。
(引用:https://pt.fanpop.com)
ジャスミン王女…麻生かほ里
英語版…リンダ・ラーキン(台詞)、リズ・キャラウェイ(歌)
アグラバーの王女でサルタン国王の娘。
アラジンを婚約者に選び幸せな毎日を送っているが、アラジンがたまに嘘をつくことを気にしている。
©1994 Disney.
ジーニー…山寺宏一
英語版…ダン・カステラネタ
アラジンの友人の魔法使い。
元はランプの魔人だったが、アラジンのおかげでランプから解放されて自由になった。
何でも叶えられる魔法の力は失くしたが、簡単な魔法は使える。
(引用:http://img1.wikia.nocookie.net)
アビス・マル…安原義人
英語版…ジェイソン・アレクサンダー
盗賊団のリーダー。
欲張りで手下たちから嫌われており、なぜ彼がリーダーなのかは謎である。
井戸でジャファーのランプを拾う。
(引用:https://renote.jp)
サルタン…あずさ欣平
英語版…ヴァル・ベッティン
ジャスミンの父親でアグラバーの国王。
のほほんとして明るい性格で、楽しいことが大好き。
ジーニーがお気に入り。
前作のアラジンの活躍で人柄を認め、アラジンを新しい国務大臣に任命しようと考えている。
(引用:https://www.aveleyman.com)
アブー…フランク・ウェルカー
アラジンのペットの小さなサル。
宮殿で贅沢な暮らしをしているものの、相変わらず金目の物が好き。
たまに悪だくみをすると、ラジャーに怒られる。
©1994 Disney.
魔法の絨毯…台詞無し
魔法の空飛ぶ絨毯。
アラジンがどこかへ行くときはいつもお世話になっている。
言葉を発さないため、ジェスチャーでコミュニケーションを取る。
・その他のキャスト
ラズール(衛兵)…屋良有作 ほか
あらすじ前半
ジャファーの居なくなったアグラバーには平和が戻り、アラジンとジャスミン、サルタン、アブー、絨毯は幸せな宮殿暮らしをしていました。
一方で、アラジンはたまにアブーと絨毯を連れて宮殿から抜け出して、悪い盗賊団から財宝を盗み、貧しい人々に配って回りました。
そんなある日。宮殿を抜け出していたアラジン、アブー、絨毯の前に、ジャファーの相棒イアーゴが現れました。
イアーゴは長い間ジャファーと一緒に洞窟や砂漠をさまよっていましたが、ジャファーと喧嘩別れしてランプを井戸に捨ててアグラバーに戻っていたのです。
また贅沢な宮殿暮らしがしたかったイアーゴは、アラジンに取り入ろうと考えていました。
その時アラジン達はアビス・マルの盗賊団と遭遇します。
アビス・マルはアラジンに宝を盗まれたことがあり、アラジンを恨んでいました。
アラジンがピンチになった時、危ないところをイアーゴに助けられました。
イアーゴに恩ができたアラジンは、行くアテが無いと言うイアーゴを宮殿に連れて帰りました。
ジャファーの仲間だったイアーゴをいきなりサルタンとジャスミンに見せると誤解を招くと考えたアラジンは、イアーゴを鳥かごに入れて時が来るまで隠れているように命じました。
その直後、ジーニーが世界旅行から戻ってきました。
ジーニーは世界中の観光地を巡って自由を満喫しましたが、友人や話し相手がおらず(出来ず?)寂しくなって戻ってきたと語りました。
その日の夜、アラジンがイアーゴのことを打ち明ける前に、イアーゴがサルタン達の前に現れてしまいました。
ジャスミンとサルタンは怒り、イアーゴを処刑しようとします。
アラジンが必死に弁解して処刑は無くなりましまが、アラジンもジャスミンとサルタンから信用を失ってしまいました。
一方、アラジンに恩を感じたイアーゴは、ジーニーと協力してアラジンとジャスミンを仲直りさせました。
同じ頃。井戸に落ちていたジャファーのランプは盗賊のアビス・マルに拾われます。
ジャファーとアビス・マルはアラジンに恨みを持つ者同士で意気投合し、復讐するためにアグラバーの宮殿へ向かいました。
その後、アラジン達との交流で「『良い奴』も悪くない」と思い始めていたイアーゴの前に、アビス・マルとジャファーが現れました。
ジャファーはイアーゴに、アラジンとサルタン国王をジーニーから引き離すよう命じます。
翌日。サルタンはまだイアーゴの件で機嫌が直らないので、アラジンとサルタンで静かな場所に行って2人きりで話しをしてはどうかとイアーゴが言いました。
アラジンとサルタンは絨毯で遠出して無事に仲直りしますが、その直後、空飛ぶ黒馬に乗ったアビス・マルが現れてサルタンと絨毯は拉致され、アラジンは滝に放り投げられました。
アラジンがいない間、ジャファーはジーニー、アブー、ジャスミンを捕まえて、アビス・マルが連れ帰ったサルタンと絨毯と一緒に地下牢に閉じ込めました。
※ジーニーはランプの魔人ではなくなったため魔力が弱まり、ジャファーの方が強かった。
ジャファーはアラジンを精神的に追い詰めて絶望の中で死んでもらうという恐ろしい計画を立てていました。
そのために、サルタン殺害の罪をアラジンに着せて、ジャスミンの命令でアラジンを処刑させることにしました。
ジャファーはランプの魔人のルールで殺人ができないため、サルタンの帽子をズタズタに切り裂いてアラジンの部屋に置きました。
あらすじ後半
(引用:https://tvtropes.org)
歩いて宮殿に帰ったアラジンは、既にサルタン殺しの容疑をかけられていました。
アラジンは帰ってくるなり衛兵ラズールに捕らえられ、ジーニーたちとは別の地下牢に入れられます。
そしてジャスミンに化けたジャファーから「明朝死刑にする」と宣告されました。
夜明け前、ジャファーは再びジャスミンに変身してアラジンにお別れを言いに行き、正体をバラして復讐だったことを明かしました。
イアーゴは、ジャファーがいなくなった隙にジーニーを閉じ込めていた水晶玉を割って解放すると、ジーニーが処刑寸前のアラジンと仲間たち全員を救出しました。
ジーニーいわく、ランプの魔人はランプを破壊すれば消滅するそうです。
アラジンたちはジャファーのランプを持っているアビス・マルを襲う作戦を立てますが、イアーゴは「もう危険な目にあいたくない」と言うのでここでお別れしました。
その頃。ジャファーはランプの魔人であることを煩わしく思い、アビス・マルの3つ目の願いでランプの魔人から解放されようとしていました。
ジャファーはアビス・マルに思いつく限りの貴重な財宝を渡して3つめの願いでランプから解放するように促しますが、どん欲なアビス・マルは中々言う通りにしません。
ジャファーがアビス・マルを説得している間、ジーニーやアブーが入れ替わりでランプを盗もうとしますが、ジャファーに気付かれてしまいます。
怒ったジャファーは絨毯を魔法でガラスに変え、粉々になってしまいました。
ジャファーは地割れを起こして地底からマグマを出現させ、アラジン達を襲います。
そこにイアーゴが現れて、ジャファーの攻撃にもめげずにランプを蹴り飛ばしてマグマの中に落としました。
ランプが溶けてなくなると、ジャファーは苦しみもがいて消滅しました。
ジャファーが消えると割れた地面は元に戻り、粉々になった絨毯も復活しました。
サルタン国王はイアーゴを信用し、アラジンを新しい国務大臣に任命したいと言い出しますが、アラジンは「宮殿から出て世界中を旅したい」と答えて断りました。
ジャスミンもアラジンについて行くと言います。
アラジンとジャスミンが旅に出ることにガッカリしたイアーゴは「誰か俺の願いも叶えて!」と叫びました。
・エンドロール後
木にひっかかったまま忘れ去られていたアビス・マルは「3つ目の願いは無しかぁ」とつぶやきました。
・挿入歌
『アラビアン・ナイト』(英題『Arabian Nights』)
『助けはいらない』(歌:イアーゴ 英題『I’m Looking Out For Me』)
『友達に勝るものはない!』(歌:ジーニー 英題『Nothing In The World(Quite Like A Friend)』)
『恋など忘れて』(歌:イアーゴ、ジャスミン 英題『Forget About Love』)
『劣れる者よ』(歌:ジャファー 英題『You’re Only Second Rate』)
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解説、考察は次のページです!
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