「ジョン・ウィック チャプター2」ネタバレ解説|ジョンが犬に名前を付けなかったワケなど | 映画の解説考察ブログ - Part 2

「ジョン・ウィック チャプター2」ネタバレ解説|ジョンが犬に名前を付けなかったワケなど

※この記事にはPRが含まれています。
※この記事にはPRが含まれています。
アクション

あらすじ結

サンティーノは先日と同じ美術館で、主席連合の一員になった祝賀会を開いていました。
ジョンが会場に現れるとサンティーノはすぐに隠れてしまい、ジョンは襲ってくる敵を倒しながらひたすらサンティーノを追いかけました。

やがてサンティーノの部下が全滅すると、サンティーノはコンチネンタル・ホテルに逃げ込みました。
サンティーノは「俺は主席連合だぞ!ジョンを殺せ!」とウィンストンに命じますが、ウィンストンは「ジョンは規則違反してないから無理です」と冷ややかです。

数十分後、コンチネンタルホテルに到着したジョンは、我慢できずにホテル内でサンティーノを射殺してしまいました。
その後、ジョンは受付のシャロンから愛犬を引き取ると、燃え尽きたわが家に帰りました。

ほぼ全焼した家の中から燃え残った遺品を拾い集めていると、シャロンがジョンを呼びに来て、ジョンはホテルのルールを犯した罰を受けることになりました。

公園に呼び出されたジョンは、ウィンストンから、ジョンは連合から追放されて今後一切コンチネンタルホテルのサービスを受けられなくなることと、主席連合の暗殺リストに加わり、今後は世界中の同業者から命を狙われると告げられました。

ジョン・ウィック2

ウィンストンから警告を受けるジョン ©2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

ウィンストンは「何かに役立てろ」と言い、ジョンに『誓印』を渡して1時間の猶予を与えました。
ジョンは「『近づく者は誰であろうと必ず殺す』と全員に伝えろ」と言い残すと、愛犬とともに公園から去りました。

1時間後、ジョンが連合から追放されて殺害リストに加わったことが世界中の関係者にメールで一斉送信されました。
街の人々の携帯の受信音を聞きながら、ジョンは生きるために愛犬と共に走ります。

 

解説、考察や感想など。

観ていて気になった点の解説や考察などを書いていきます。

ゲスト出演者には共通点が

ジョン・ウィック2

©2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

本作ではキアヌと過去にも共演したことがある人物が多く登場していた気がします。
ピーター・ストーメア(映画『コンスタンティン』(2005)で共演)
コモン(映画『フェイクシティ ある男のルール』(2008)で共演)
ローレンス・フィッシュバーン(映画『マトリックス』シリーズで共演)
の3人でしたが、他にも知ってる方がいたら教えてください!

その他にも、力士の殺し屋として出演していたYAMA氏は、現在アメリカでタレント活動している元力士の日本人 山本山龍太さんでした。
頭刺しても動いたのはちょっと吹きました。
もう1人、日本人らしき名前のミドリ・ナカムラという出演者がいたので気になって調べましたが、何もわかりませんでした…。
キアヌが日本好きだから加わった演出なのかもしれませんね!

ちなみに、ジョンにケガを負わせたバイオリニストの殺し屋として出演していたハイジ・マネーメーカーはチャド・スタエルスキー監督の奥さんでプロのスタントウーマン?スタントパーソン?のようです。
スタエルスキーもかつてはスタントマンとして活躍していたそうです。
アクションがすごかった理由がわかったような。




ジョンが犬に名前を付けていない理由

ジョン・ウィック2

©2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

ジョンは前作のラストで新しい相棒のピットブルを連れ帰っていました。
本作ではこのピットブル君と一緒に生活していますが、ジョンはなぜか名前を付けていません。

ジョンは愛する者と愛犬を続けざまに失い、「愛する者を失うこと」にもう耐えられない状態になっていたからです。
恐らく、ジョンは「愛する者を失うこと」を回避するため、もう誰も愛さないようにしているというか、予防線を張っているのだと思われます。
ジョンがピットブルに名前を付けないのは、情が移らないようにするために名前を付けていないのだと感じました。

元々このピットブルは前作で殺処分されかかっていた子でした。
ジョンは殺されかかっていた自分と、ピットブルの状況を重ねたでしょう。
でも愛情をかけすぎてしまうと失ったときにまたあの喪失感に襲われてしまう。
だからジョンは犬に名前を付けていなかったのだろうと思います。

それにしても、このピットブルみたいに大人しくて言う事をよく聞く素晴らしい子がなぜ殺処分されかかっていたのか謎すぎる。
この子の過去も知りたくなりました。

 

その他感想など

感想としては、ストーリーの展開に沢山ツッコミたくなりました(笑)
前作はペットが殺されたからわかるんですが、今回は支配人のウィンストンが指摘していた通り、自業自得感が否めないし、ウィンストンに怒られて言う事聞くという子どもっぽさ!笑
過去にとらわれすぎて周りや未来が見えてないというキャラ設定なのでしょうか。。

前作もそうでしたが、本作のアクションでの殺人の描写は、今まで見てきたものとは何となく違って、一人ずつちゃんと殺していますよね。
ちょっと見ていて気持ち悪くなりそうなくらいでした。
あとは、駅構内を血だらけで歩くジョンを不自然なくらい周りの人間は気が付かない、気にしていない。
駅構内でジョンとカシアンが銃を撃ち合っていても誰も気づいていない、一般人には誰にも銃弾が当たっていない。不思議!
都会の人間の冷たさ?周囲への無関心さ?を表現していたのかもしれないし、周囲の人間たちがザワついちゃうとストーリーに支障が出たのかもしれませんが、、なんかありえないよなーと思いました。

まあこの手の作品は設定やらなんやら考えずに観るのが一番です!
キアヌもカッコイイので大体のことは見逃せます!

以上です。読んでいただきありがとうございました。
この記事がお役に立てていたらハートマークを押してもらえると嬉しいです(^^)




映画『ジョン・ウィック:チャプター2』関連商品を楽天で検索する!

・関連記事

感想などお気軽に(^^)

タイトルとURLをコピーしました