「ジョン・ウィック チャプター2」ネタバレ解説|ジョンが犬に名前を付けなかったワケなど | 映画鑑賞中。

「ジョン・ウィック チャプター2」ネタバレ解説|ジョンが犬に名前を付けなかったワケなど

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アクション

映画『ジョン・ウィック2』のあらすじ紹介と考察をしています!

『ジョン・ウィック』(2004)の第2作目。
前作のラストから5日後から物語が始まる。

原題:John Wick: Chapter 2
制作年:2016年
本編時間:122分
制作国:アメリカ
監督:チャド・スタエルスキー
脚本:デレック・コルスタッド
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キャスト&キャラクター紹介

(引用:https://ameblo.jp/machinaka-blog

ジョン・ウィックキアヌ・リーブス
ブギーマン』、『ババヤガ(殺し屋を殺す男)』などの異名で恐れられる、裏社会で有名な最強の殺し屋。
現在は引退して名前のない愛犬(ピットブル)と静かに暮らしている。
引退前に課された最後の仕事をまっとうするために、犯罪組織の幹部サンティーノとジョンが交わした『血の誓印』をきっかけに事件が起こる。

 

(引用:https://cinema.everyeye.it

サンティーノ・ダントニオリッカルド・スカマルチョ
イタリア系犯罪組織『カモッラ』の幹部。
前作の『タランソフ親子殺害』で、ジョンの殺し屋としての腕が鈍っていないことを知り「血の誓印」の借りを返してもらうことを決めた。
私的な依頼をジョンに頼もうとしたが、内容も聞かずに断られたことに激怒してジョンの自宅を焼き払った。

 

(引用:https://yoikagen.com

ウィンストンイアン・マクシェーン
コンチネンタル・ホテルの支配人。
情報戦が得意で、裏社会で起きた出来事はもれなく把握している。

 

(引用:http://gokuwataeiga.hatenablog.jp

ジアナ・ダントニオクラウディア・ジェリーニ
サンティーノの姉。マフィアのボスだけで結成されている『首席連合』の、12人いる主席の1人。
ジョンとは旧友だった。

 

(引用:https://www.horrorxzombi.com

バワリー・キングローレンス・フィッシュバーン
ニューヨークを拠点に活動している情報屋のボス。
外では仲間たちと一緒にホームレスに成りすまして生活している。
ジョンに殺されかけながらも生き延びた過去があり、その過去のおかげで現在の地位を築けたと語っている。

アブラム・タラソフ(ヨセフの叔父、マフィアのボス)…ピーター・ストーメア
ヘレン(亡きジョンの妻)…ブリジット・モイナハン
オーレリオ(車屋の店主、ジョンの友人)…ジョン・レグイザモ
ジミー(ジョンと顔なじみの警察官)…トーマス・サドスキー
アレス(サンティーノの部下、唖者)…ルビー・ローズ
シャロン(ホテルのフロント)…ランス・レディック
コンチネンタル・ローマのフロント…ユマ・ディアキテ
ジュリアス(コンチネンタル・ローマ支配人)…フランコ・ネロ
武器のソムリエ…ピーター・セラフィノウィッツ
古本屋の男(地図)…エリ・メイヤー
裁縫師の女…ミドリ・ナカムラ
アンジェロ(オーダースーツ店オーナー)…ルカ・モスカ
カシアン(ジアナのボディーガード、ジョンの旧友)…コモン
シンガー…シスカンドラ・ノスタルジア 
アコーニ(犯罪組織のボス)…チュク・イウジ
路上のバイオリニスト(殺し屋)…ハイジ・マネーメーカー
力士(殺し屋)…YAMA(山本山龍太)
アール(浮浪者の殺し屋)…トビアス・シーガル
チャーリー(死体処理屋)…デヴィッド・パトリック・ケリー
主席の1人…マリオ・ドナトーネ ほか

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あらすじ起

前作のラストから5日後。
盗まれていたジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)の愛車マスタングは、車を盗んだ男ヨセフの叔父にあたる男アブラム(ピーター・ストーメア)の手に渡っていました。

ジョンはアブラムから愛車を取り戻して修理に出し、殺し屋道具を再び地中に封印すると、動物病院で出会った新しい愛犬のピットブル(名前は無い)と一緒に元の穏やかな生活に戻りました。


(愛犬とジョン 引用:twitter.com

そんなある夜。
ジョンの元へ、イタリア系犯罪組織カモッラの幹部サンティーノ(リッカルド・スカマルチョ)が突然訪ねてきます。
サンティーノとジョンは、かつてジョンが殺し屋の引退をかけて任された最後の仕事をした際に『血の誓印』という契約を交わして協力してもらった過去がありました。
簡単に言うと、ジョンはサンティーノに借りがあったのです。

サンティーノは「『誓印』の借りを返せ。俺のために仕事をしてほしい」と迫りますが、ジョンは依頼の内容も聞かずに断ってしまいます。
その後、怒ったサンティーノはジョンの自宅をバズーカで焼き払って立ち去りました。

ジョンは爆風で吹き飛ばされて死なずにすみましたが、意識を取り戻した頃には家はほぼ全焼していました。
ジョンの愛犬も無事でしたが、亡き妻ヘレンの思い出の写真や、亡きペット※デイジーの遺品の首輪も燃えてしまいました。
※デイジー:前作に登場する、ヘレンからのプレゼントだったジョンの愛犬。マフィアのヨセフに殺されてしまいました。
燃えていく思い出の品々を見つめながら、ジョンはサンティーノへの復讐を決意して、すぐに愛犬を連れて※コンチネンタル・ホテルへ直行しました。

・コンチネンタルホテルの特徴とルール
①裏社会の人間御用達のホテル。
②武器や医療の調達などをしてくれる。
③ホテル内での殺しは厳禁。
④ルールを無視した者には厳しい制裁が下る。
⑤『誓印』の約束は絶対。←本作で初めて登場した新ルール

コンチネンタルホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)は情報通なので、ジョンの家が焼かれたことも、その理由もすでに知っていました。
ジョンはウィンストンに「自業自得だ!誓いを守って今からでも依頼を受けろ!」と怒られてしまいます。
考え直したジョンは、愛犬を受付のシャロン(ランス・レディック)に預けてサンティーノが経営する美術館に向かいました。

あらすじ承


(地下墓地で身構えるジョン 引用:https://theriver.jp

サンティーノからの依頼は『サンティーノの実の姉ジアノ・ダントニオ(クラウディア・ジェリー二)の殺害』でした。
サンティーノがジアノに消えて欲しい理由は出世争いです。
サンティーノの亡き父親は、世界中にある犯罪組織の中で最も力を持つ12名のボスで構成される『主席連合』という組合の一員でした。

サンティーノのは父が死んだら彼自身が父の後を継いで主席連合の一員になれると思っていましたが、父は遺言でジアノを後継ぎに指名していたのです。
主席連合の夢を諦めきれなかったサンティーノは、ジョンにジアノ殺しを依頼したかったのです。
ジアノはジョンにとって旧友だったので気が引けましたが、借りを返すために仕方なく依頼を引き受けました。

ジアノはローマで開かれる祭典に出席する予定です。
ジョンはその足でローマへ向かい、コンチネンタル・ホテル・ローマに部屋を取り、特別な場所に預けていた殺し屋セットを持って祭典会場に行きました。

ジョンが会場の真下にある地下墓地から忍び込んでジアノの部屋に侵入すると、彼女は全てを悟って「死に方は自分で決める」と言い、ナイフで自ら命を絶ちました。

ジョンはジアノの部下で旧友のカシアン(コモン)から逃げていると、墓地の出口ではサンティーノの部下アレス(ルビー・ローズ)と、大勢の武装集団が待ち構えていました。

サンティーノは最初から、ジョンがジアノを殺したらジョンを殺してしまうつもりだったのです。
ジョンは準備していた銃をフル活用して敵をなぎ倒し、祭典会場から逃走しました。

ホテルに戻る途中、ジョンを追って現れたカシアンと直接対決になりますが、戦闘中にコンチネンタル・ローマのエントランスに入ってしまったので一時休戦します。
ジョンとカシアンはバーで酒を飲み交わし、再会したら殺し合うことを約束して別れました。

 

あらすじ転


(ジョンとカシアン 引用:https://www.microsoft.com

翌朝。サンティーノはジョンの首に700万ドルの懸賞金を懸けて、ニューヨーク中の殺し屋に通達しました。
ジョンはホテルを出た直後から次々に現れる殺し屋に命を狙われて、すぐにサンティーノの仕業だと悟ります。

バイオリニストの殺し屋に脇腹を撃たれて深手を負いつつも、ジョンはサンティーノに復讐するために進み続けました。
道中、ジョンは駅構内でカシアンと再会して電車の中で戦います。
ジョンはカシアンに勝利しましたが、左太ももに傷を負いました。
電車から降りたジョンは、駅構内に居た浮浪者アールに※金貨を渡すと、身を隠すために横になってそのまま気を失いました。
※金貨:裏社会でのみ使える特別な金貨です。

ジョンが目を覚ますと、アジトのベッドに寝かされていて、傷はきれいに手当てされていました。
その後、ジョンは情報屋のボスであるパワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)に会わせてもらうと「君たちの力で俺をひそかにサンティーノに近づけてほしい」と頼みました。
するとキングは『ジョンを殺して700万ドルを手に入れる』か、『ジョンに借しを作っておく』か、どちらが得か悩み始めます。


(ジョンとパワリー・キング 引用:twitter.com

ジョンの依頼に700万ドル以上の価値を求めるキングに、ジョンはサンティーノを殺すことに対するメリットを挙げて説得しました。
キングはジョンに7発の弾が装填された銃を渡し、サンティーノの居場所を教えます。
別れ際「これは貸しだ!」と言うキングに、ジョンは「俺に貸りを作るとまずいことになるぞ」と答えました。

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あらすじ結

サンティーノは先日と同じ美術館で、主席連合の一員になった祝賀会を開いていました。
ジョンが会場に現れるとサンティーノはすぐに隠れてしまい、ジョンは襲ってくる敵を倒しながらひたすらサンティーノを追いかけました。


(美術館のサンティーノの部下たち 引用:twitter.com

サンティーノの部下はどんどん減り、腹心の部下だったアレスも倒されて本格的に身の危険を感じると、サンティーノはコンチネンタル・ホテルに逃げ込みました。
サンティーノは主席連合の権力を行使してジョンを止めろとウィンストンに命じますが、ウィンストンは「ジョン・ウィックは規則違反をしていない」と応じませんでした。

数十分後、コンチネンタルホテルに到着したジョンは、余裕げに食事を楽しんでいるサンティーノに我慢できなくなり、ホテルの中でサンティーノを射殺してしまいました。
その後、ジョンは受付のシャロンから愛犬を引き取ると、燃え尽きたわが家に帰りました。

ほぼ全焼した家の中から燃え残った遺品を拾い集めていると、シャロンがジョンを呼びに来て、ジョンはホテルのルールを犯した罰を受けることになりました。

公園に呼び出されたジョンは、ウィンストンから、ジョンは連合から追放されて今後一切コンチネンタルホテルのサービスを受けられなくなることと、主席連合の暗殺リストに加わり、今後は世界中の同業者から命を狙われると告げられました。


(ウィンストンから宣告を受けるジョン 引用:https://www.horrorxzombi.com

ウィンストンは「何かに役立てろ」と言い、ジョンに『誓印』を渡して1時間の猶予を与えました。
ジョンは「『近づく者は誰であろうと必ず殺す』と全員に伝えろ」と言い残すと、愛犬とともに公園から去りました。

1時間後、ジョンが連合から追放されて殺害リストに加わったことが世界中の関係者にメールで一斉送信されました。
街の人々の携帯の受信音を聞きながら、ジョンは生きるために愛犬と共に走りました。

主題歌:『Plastic Heart』Ciscandra Nostalghia

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解説、考察や感想など。

観ていて気になった点の解説や考察などを書いていきます。

ゲスト出演者には共通点が


(引用:twitter.com

本作ではキアヌと過去にも共演したことがある人物が多く登場していた気がします。
ピーター・ストーメア(映画『コンスタンティン』(2005)で共演)
コモン(映画『フェイクシティ ある男のルール』(2008)で共演)
ローレンス・フィッシュバーン(映画『マトリックス』シリーズで共演)
の3人でしたが、他にも知ってる方がいたら教えてください!

その他にも、力士の殺し屋として出演していたYAMA氏は、現在アメリカでタレント活動している元力士の日本人 山本山龍太さんでした。
頭刺しても動いたのはちょっと吹きました。
もう1人、日本人らしき名前のミドリ・ナカムラという出演者がいたので気になって調べましたが、何もわかりませんでした…。
キアヌが日本好きだから加わった演出なのかもしれませんね!

ちなみに、ジョンにケガを負わせたバイオリニストの殺し屋として出演していたハイジ・マネーメーカーはチャド・スタエルスキー監督の奥さんでプロのスタントウーマン?スタントパーソン?のようです。
スタエルスキーもかつてはスタントマンとして活躍していたそうです。
アクションがすごかった理由がわかったような。

ジョンが犬に名前を付けていない理由


(引用:twitter.com

前作のラストで新しい相棒のピットブルを連れ帰ってました。
本作ではこのピットブル君と一緒に生活していますが、ジョンはなぜか名前を付けていません。

ジョンは愛する者と愛犬を続けざまに失い、「愛する者を失うこと」にもう耐えられない状態になっていたからです。
恐らく、ジョンは「愛する者を失うこと」を回避するため、もう誰も愛さないようにしているというか、予防線を張っているのだと思われます。
ジョンがピットブルに名前を付けないのは、情が移らないようにするために名前を付けていないのだと感じました。

元々このピットブルは前作で殺処分されかかっていた子でした。
ジョンは殺されかかっていた自分と、ピットブルの状況を重ねたでしょう。
でも愛情をかけすぎてしまうと失ったときにまたあの喪失感に襲われてしまう。
だからジョンは犬に名前を付けていなかったのだろうと思います。

それにしても、このピットブルみたいに大人しくて言う事をよく聞く素晴らしい子がなぜ殺処分されかかっていたのか謎すぎる。
この子の過去も知りたくなりました。

その他感想など

感想としては、ストーリーの展開に沢山ツッコミたくなりました(笑)
前作はペットが殺されたからわかるんですが、今回は支配人のウィンストンが指摘していた通り、自業自得感が否めないし、ウィンストンに怒られて言う事聞くという子どもっぽさ!笑
過去にとらわれすぎて周りや未来が見えてないというキャラ設定なのでしょうか。。

前作もそうでしたが、本作のアクションでの殺人の描写は、今まで見てきたものとは何となく違って、一人ずつちゃんと殺していますよね。
ちょっと見ていて気持ち悪くなりそうなくらいでした。
あとは、駅構内を血だらけで歩くジョンを不自然なくらい周りの人間は気が付かない、気にしていない。
駅構内でジョンとカシアンが銃を撃ち合っていても誰も気づいていない、一般人には誰にも銃弾が当たっていない。不思議!
都会の人間の冷たさ?周囲への無関心さ?を表現していたのかもしれないし、周囲の人間たちがザワついちゃうとストーリーに支障が出たのかもしれませんが、、なんかありえないよなーと思いました。

まあこの手の作品は設定やらなんやら考えずに観るのが一番です!
キアヌもカッコイイので大体のことは見逃せます!
次回作の3は2019年公開予定です!

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