『ファンタスティックビースト 魔法使いの旅』ネタバレ解説考察|グレイブス、ティナ、ニュートの目的など | 映画鑑賞中。

『ファンタスティックビースト 魔法使いの旅』ネタバレ解説考察|グレイブス、ティナ、ニュートの目的など

ファンタジー

映画『ファンタビ1』の解説、考察をしています!

ハリー・ポッターシリーズの続編で、ハリー達が生まれる前の世界を描くファンタビシリーズ1作目。
ニューヨークに現れた魔法生物学者ニュートと、彼の動物愛に巻き込まれる魔法使いと1人のノー・マジ(非魔法使い)の物語。

 

ファンタスティックビースト

原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them
制作年:2016年
本編時間:133分
制作国:イギリス、アメリカ
監督:デヴィッド・イェーツ
脚本:J・K・ローリング
関連書籍:『ハリー・ポッター』シリーズ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』/J・K・ローリング著

主要キャスト紹介

ファンタスティックビースト
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © J.K.R. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ニュート・スキャマンダーエディ・レッドメイン
イギリス人魔法使いで変わり者な魔法生物学者。
魔法動物の駆除の方針が検討されている中、共生を目指して本を執筆中。
ホグワーツ魔法学校の卒業生で、ダンブルドアが教師だった頃の生徒の1人。
木を守る魔法動物ボウトラックルのピケットは、いつもニュートのそばから離れない。

 

ファンタスティックビースト
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © J.K.R. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ジェイコブ・コワルスキーダン・フォグラー
ニュートが銀行で出会ったノー・マジ(人間)。缶詰工場で働いている。
パン屋になる夢を叶えるために銀行に融資を頼みに来たが、担保がないため断られてしまった。
ニュートの魔法と魔法動物を見てしまい、行動を共にする。

 

ファンタスティックビースト
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ティナ・ゴールドスタインキャサリン・ウォーターストン
MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会、通称マクーザ)の職員。
元々は本部で闇祓いをしていたが、問題を起こして『杖の認可局』に左遷された。
本部に戻ることを切望し、街で違反を犯したニュートを捕まえる。

 

ファンタスティックビースト
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © J.K.R. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

パーシバル・グレイブスコリン・ファレル
MACUSAの魔法保安局長官。
何を考えているかわからない謎に包まれた人物。
メアリーが運営する孤児院の青年クリーデンスと秘密裏に接触している。

 

■MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)
セラフィーナ・ピッカリー(議長)…カルメン・イジョゴ
クイニー(ティナの妹)…アリソン・スドル
アバネシー(クイニーの上司)…ケヴィン・ガスリー

■セーレム救世主軍
メアリー・ルー・ベアボーン(セーレム救世軍)…サマンサ・モートン
クリーデンス・ベアボーン(メアリーの養子)…エズラ・ミラー
モデスティ(クリーデンスの妹)…フェイス・ウッド=ブラグローブ
チャスティティ・ベアボーン…ジェン・マレー

■ノー・マジ
ヘンリー・ショー・シニア(新聞社)…ジョン・ヴォイト
ヘンリー・ショー・ジュニア(NY州上院議員)…ジョシュ・カウダリー
ラングドン・ショー(ヘンリー・ショーの息子)…ローナン・ラフテリー
銀行員…コリー・ピーターソン、ルシー・ポール、ピーター・ブライトマイヤー

■その他
グリンデルバルド(逃亡した闇の魔法使い)…ジョニー・デップ
ナーラク(情報屋のエルフ)…ロン・パールマン
レッド(マクーザで働くエルフ)…ダン・ヘダヤ
マダム・ヤ・ジョウ(魔法使い)…ジェンマ・チャン
リタ・レストレンジ…ゾーイ・クラヴィッツ
イギリスの魔法使い…リチャード・クロージア
オーストラリアの魔法使い…ニコラス・マゴーヒー ほか

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※このページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

あらすじ紹介

舞台背景

舞台は1926年のニューヨークです。
魔法が使えない人間はイギリスでは『マグル』と呼ばれていますが、アメリカでは『ノー・マジ(ノーマジックの略)』と呼ばれています。

イギリスの魔法省に相当する組織は、アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)、通称『マクーザ』と呼ばれています。

アメリカにおいても魔法使いはノー・マジから隠れるように生きていて、ノー・マジの見ている前で魔法を使うことは禁じられています。
また、イギリスでは許されている魔法動物の飼育が、アメリカでは違法とされています。

ここ最近、闇の魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)がヨーロッパで襲撃事件を起こして逃走中で、魔法界には警戒態勢が敷かれています。

グリンデルバルドが襲撃事件を起こした頃とほぼ同時期、目には見えない謎の存在がニューヨークの街を破壊する被害が相次ぎ、マクーザは破壊箇所の修正と、破壊現場を目撃したノー・マジの記憶消去に追われつつ、謎の存在の正体を探っています。

ニューヨークで孤児院を経営するノー・マジのメアリー・ルー・ベアボーン(サマンサ・モートン)は魔法を信じる人物ですが、近頃街を破壊しているのも魔法使いだと断定し、悪とみなしてこの世から排除しようとしています。
孤児院のメンバーを中心に『セーレム救世主軍』を結成して『魔法反対運動』を熱心に行っていますが、ノー・マジのほとんどは魔法を信じないため、彼らは世間から変人の集まりと思われています。

NYで逃げた魔法動物

ファンタスティックビースト
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © J.K.R. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

1926年。イギリスの魔法使いで魔法生物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、アメリカのアリゾナ州に向かう途中で経由地点のニューヨークに到着しました。

ニュートはニューヨークを移動中、銀行に融資の依頼に来ていたノー・マジのジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)に魔法動物と魔法を見られてしまいます。
ニュートが忘却呪文(オブリビエイト)をかける前にジェイコブは逃亡してしまい、さらにお互いのカバンを取り違えてしまいました。

一連の出来事を目撃したマクーザ職員のティナ・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)は、ニュートを『ノー・マジの前で魔法を使った罪』で連行しますが、ニュートが持っていたジェイコブのカバンからは魔法動物が一切出てこなかったためすんなり解放されました。

カバンが入れ替わっていたことに気付いたニュートは急いでジェイコブを追いかけますが、彼を見つけた頃にはニュートのカバンから魔法動物が数匹逃げた後でした。
ニュートはジェイコブの部屋でピンク色のハリネズミのような魔法動物『マートラップ』を捕まえますが、ジェイコブはそいつに噛まれて毒で体調を崩していました。

ティナはひとまずニュートとジェイコブを彼女の自宅に連れてきました。
ジェイコブはティナの同居人で妹のクイニー(アリソン・スドル)に一目ぼれします。

クイニーも初めて接するノー・マジのジェイコブに興味津々ですが、アメリカでは魔法使いとノー・マジとの恋愛・結婚はおろか交流すら違法のため、ティナはクイニーに「深入りするな」と注意しました。
ちなみにクイニーには他人の心が読めてしまう『読心(レジリメンス)』の能力があります。

その日の夜、ニュートはカバンを通して魔法で繋がっている動物保護スペースにジェイコブを案内して毒の手当てをしました。
その後、ニュートの保護施設を見たジェイコブは、初めて見る不思議な動物達に胸を躍らせました。

飼育スぺース見回るうち、その一角に黒い靄のような動物らしくない謎の物体が浮いているのを発見します。
その異様さから、ジェイコブはニュートにこれは何かと聞きますが、ニュートは「それは『オブスキュラス』という魔法生物だ」としか答えませんでした。


(オブスキュラスとジェイコブとニュート Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © J.K.R. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.)

ニュートは、ジェイコブが人間にも動物にも好かれるタイプと見込んで、逃げてしまった動物探しも手伝ってもらうことにしました。

 

逃げた動物探しと上院議員殺し

ニュートとジェイコブはニューヨークの夜の街に繰り出して、金属が大好きな魔法動物二フラーを宝石店で捕獲しました。
その後、2人はサイに似た魔法動物『エルンペルト』を動物園で捕まえた直後、2人を追ってきたティナに捕まりました。

ニュートとジェイコブが動物捜しをしていた間、人間界ではノー・マジの政治家ヘンリー・ショー・ジュニアが、見えない何かにより殺されました。
マクーザは世界各国の魔法使い上層部を集めて緊急対策会議を開きます。

ティナはニュートとジェイコブを連れてマクーザに行き、緊急会議中のピッカリー議長(カルメン・イジョゴ)にニュートとジェイコブを差し出しました。
死体を見たニュートは、その特徴からすぐにオブスキュラスの仕業だと見抜きますが、ピッカリー達上層部は「オブスキュラスは居ない」と決めつけて、ニュートとティナを『ヘンリー・ショー・ジュニア殺しの疑い』で逮捕しました。

ニュートは動物達の保護地に繋がるカバンを奪われて、ティナとジェイコブと共に檻に入れられてしまいます。

 

オブスキュラスの正体と死刑宣告

ファンタスティックビースト
(グレイブスに尋問されるニュート Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © J.K.R. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.)

オブスキュラスは魔法使いの子どもの心に棲みつく寄生生物だったことがわかりました。
彼らは虐待などで自尊心が傷ついている子どもを好んで寄生し、宿主の心が傷つくと、反応して憎しみの対象を攻撃します。
オブスキュラスは宿主の生命力を吸い取るので、寄生された子は皆10歳以下で死んでしまうとされています。

アメリカでは完全に駆逐して絶滅しただろう位に思われていましたが、ニュートは3か月前にアフリカのスーダンでオブスキュラスを1体見つけていたことを明かしました。
宿主だった女の子は死んでしまいましたが、ニュートは遺体からオブスキュラスを回収・保護していました。

また、ヘンリー・ショーを殺したのは子どもだったことも意味しています。

その後、ニュートが保護していたオブスキュラスはマクーザ本部の長官で闇祓いのパーシバル・グレイブス(コリン・ファレル)に見つかり、尋問の末に『グリンデルバルドと共謀してオブスキュラスを悪用し、ヘンリー・ショー・ジュニアを殺して人間界と魔法界に戦争を起こそうとした罪』で死刑を宣告されました。
ティナも同罪とみなされて同じく死刑を宣告され、ジェイコブは記憶を消してから解放されることになりました。

ニュートとティナは処刑室に連れて行かれますが、木の新芽のような魔法動物『ボウトラックル』と、蝶々と鳥の中間のような魔法動物『スウーピング・イーヴル』に協力してもらい、ティナと共に処刑室から脱出しました。

一方、ティナの危険を察したクイニーは記憶を消される直前だったジェイコブを助け出し、ニュートのカバンも取り戻してニュートとティナと合流し、マクーザから出ました。

魔法動物の保護再開

ティナは「無実を証明しよう」と言いますが、ニュートはそれよりも先に、逃げてしまった残り1匹の魔法動物の保護を優先します。
その1匹は透明になれる能力があり居場所が見当つかないため、手がかりを求めてティナが知るエルフの情報屋ナーラクに会いに酒場に行きました。

酒場でナーラクを待つ間、ティナは数か月前にセーレム救世主軍を調べていた時に、誤って大勢のノー・マジの前で魔法を使ってしまい闇祓いを辞めさせられたとニュートに語りました。

その後、ナーラクに教えてもらったお店に、最後の1匹で予知能力のある魔法動物『デミガイズ』は居ました。
ニュート達はデミガイズと、デミガイズが守っていた赤ちゃんドラゴン『オカミー』を捕まえて、ニュートの飼育スペースに戻しました。

 

オブスキュラスの暴走と結末

ニュート達がデミガイズを捕獲していた頃、セーレム救世軍のリーダーで孤児院経営者のメアリー・ルー・ベアボーン(サマンサ・モートン)がオブスキュラスに殺されました。

メアリーは孤児院の男の子クリーデンス(エズラ・ミラー)に日常的な体罰を行っていて、彼女が殺されたのはクリーデンスに体罰しようとした直前でした。

また、クリーデンスと法律上の妹モデスティはノー・マジとして育てられましたが、実は魔使いの子どもでした。
兄妹は生きるためメアリーに従っていましたが、本当は魔法界に憧れていました。

街の破壊事件がオブスキュラスの仕業だと気づいていたグレイブスは、捜査の過程で浮かび上がったクリーデンスに接触して、彼が魔法界に憧れがあることを知ると「『オブスキュラを宿す子ども』を特定したら魔法界に連れて行って面倒も見てやる」と約束していました。

メアリーの死亡でオブスキュラスを宿す子どもがモデスティだと判断したグレイブスは、クリーデンスに「君は『スクイブ』だから魔法界には連れていけない。もう用済みだ」と言い放ちました。
※スクイブは魔法使いを親に持つけれど、魔法が使えない人物を意味します。ホグワーツの管理人フィルチと同類です。

すると、怒ったクリーデンスからオブスキュラスが現れてグレイブスを攻撃しました。

オブスキュラスが宿っていた子どもはクリーデンスでした。
クリーデンスはもう15歳位なので対象から外れていましたが、彼は生命力の強さでオブスキュラスを宿したまま10歳以上生き延びていた特殊な存在だったのです。

グレイブスは慌てて謝罪して「私の仲間になれ」と言いますが、クリーデンスは攻撃を止めません。

オブスキュラスの暴走に気付いたニュート達は現場に駆けつけてクリーデンスを落ち着かせようとしますが、グレイブスはニュートとティナを「邪魔するな」と攻撃します。

そこに、騒ぎを察知したマクーザの集団が現れて、問答無用でクリーデンスを殺してしまいます。
彼の死とともに、オブスキュラスも塵になって消滅しました。

クリーデンスの死の直後、グレイブスの正体は指名手配されていた闇の魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)だったことが判明しました。
ニュートはグリンデルバルドを捕獲してマクーザに引き渡すことで無実を証明しました。

クリーデンスの暴走は大勢のノー・マジに見られて大混乱が起きていましたが、ニュートが忘却作用のある薬をサンダーバードに持たせて空を飛ばせると、豪雨の中に薬が混ざって町中の人の記憶を消して一件落着しました。
(サンダーバードが空を飛ぶと嵐が起こります)

ニュートと行動を共にしたジェイコブも魔法界の法律に従って忘却の雨に濡れて記憶を失います。
記憶がなくなる直前、クイニーはジェイコブにキスをしました。

その後、ニュートは協力のお礼と親愛の印として、ジェイコブに匿名でオカミーの卵の殻(純銀製)を贈りました。

ニュートはマクーザ本部にもティナを調査部に戻すようにかけあって、ティナも本部に戻れることになりました。
ニュートはティナが思いついた本のタイトル『幻の生物とその生息地』をとても気に入り、完成したら直接届ける約束をして別れました。

その後、ジェイコブはオカミーの卵を元手にパン屋を開き、記憶の片隅に残っていた魔法生物を模した独創的で美味しいパンを作ってたちまち人気店になりました。
ジェイコブが忘れられなかったクイニーは、完成したパン屋に行ってジェイコブと再会しました。

解説・考察、感想など

ずっと見たかったのに何となく鑑賞の機会を逃していた作品の1つでしたが、この度ようやく見ました!

ニュートが動物達と触れ合う時にあえて目線を逸らすあたりに動物愛を感じました。
光り物好きの二フラーが満足そうに宝石をおなかに入れるシーン、良かったです。
考えすぎかもしれませんが、クイニーの雰囲気や喋り方が何となく不思議っ子のルーナに似ていると思ったので、彼女の祖母だったりしたら面白いな~と思いました。
脱色したジョニー・デップも素敵でした。

以下、気になったシーンや疑問点について書いていきます!

「あなたはシーカー?」「チェイサーです」

セーレム救世主軍の演説中、メアリーがニュートに「あなたはシーカー(探求者)?」と訊ねると、ニュートは「チェイサー(追う者)です」と答えました。
このやり取り面白かったです。

ハリポタファンの方はわかると思いますが、『シーカー』、『チェイサー』とくれば魔法界で人気の球技『クィディッチ』を連想します。
このやり取りはクィディッチともかけてあり、ニュートが魔法動物を追うことになる未来も示唆している伏線発言です。

 

ニュートはなぜニューヨークに来た?

ニュートの目的の1つは、彼が保護していたサンダーバードを故郷アリゾナに帰すことで、ニューヨークはアリゾナに行くための経由地点でした。

ニュートがニューヨークの街を歩き回っていたのは、アメリカでは魔法動物の駆除指令が出ているため、もしも魔法動物の生き残りがいたら保護しようと考えて探索していたと思われます。

でもよく考えるとアリゾナもアメリカなので、故郷にかえしてやりたい気持ちはわかりますが、アメリカに放つとまた駆除対象とみなされて危険な気がしました。
最後もサンダーバードをニューヨークに放っていたし、その辺は議長と話して何か対策したのかもしれませんね。
むしろ本当の目的は、マクーザの議長に魔法動物の駆除をやめるようにお願いすることだったのかもしれません。

ちなみに、ニュートがニューヨークを訪れた建前の理由として「アパルーサ・パフスケインを買いに来た」と語っていた魔法動物は本作には登場しませんでしたが、ふわふわした丸い生き物で、ペットとして世界的に人気のある魔法動物のようです。

今後登場してくれることを願います!

ファンタスティックビースト
(アパルーサ・パフスケイン 引用:https://warnerbros.co.jp

 

ティナがニュートとジェイコブをマクーザに連行した理由

ファンタスティックビースト
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ティナが最初にニュートを連行したのはノー・マジの前で魔法を使い、忘却術もかけ損ねたからでしたが、そもそも規律違反を犯した魔法使いを連行するのは彼女の仕事ではありませんでした。

ティナは元々配属されていた本部(闇祓い)に彼女が戻りたがっていたからで、彼女がニュートを連行したのは仕事ぶりを認めてもらって再び本部に返り咲くためです。
それほどティナは闇祓いの仕事に誇りを持ち、やりがい(もしくは生きがい)を見出していて、杖の認可局への左遷が不満だったのでしょう。

そして、魔法動物の捕獲に励んでいたニュートとジェイコブを本部に連れて行ったのは、ティナはその時点では街で起きていた破壊事件の原因がニュートが逃がしてしまった魔法動物にあると思っていたからです。
2人をマクーザに連れてきた時点では、ティナもヘンリー・ショー・ジュニアが殺されたことを知らなかったので、まさか3人一緒に捕まってしまうとは思わなかったのです。

ティナも連行するように指示したのは議長でしたが、議長は彼女を裁くつもりはなく、ティナは本部に戻りたいために本来の仕事ではないことをし過ぎていたので、お灸をすえる意味で一緒に連行させたのではないかと思っています。

 

次のページに続きます!

2ページ目は『グレイブスの目的』、『ティナも死刑にされかけたのはなぜ?』、『オブスキュラスについて』、『リタ・レストレンジについて』、『モデスティについて』です。

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