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クイニーがジェイコブに惚れ薬を盛った理由
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ジェイコブとクイニーは周囲が引くほど相思相愛だったはずなのに、クイニーはなぜかジェイコブに惚れ魔法をかけていました。
クイニーは結婚したがっていましたが、ノー・マジのジェイコブとの結婚は魔法界の法律を犯すことになり、バレたら彼女は逮捕されてしまいます。
ジェイコブはクイニーを犯罪者にしたくなかったため「法律が変わるまで恋人のままでいよう 愛さえあれば良い」と言いますが、愛する人との結婚が夢だったクイニーは納得出来ませんでした。
クイニーはジェイコブの反対意見を聞きたくなくなって惚れ薬を飲ませてしまったのでしょう。
この辺りに彼女の強情さが現れていると言うか『queen(女王)』を連想させる名前なだけあるなと思ってしまいます。
それに、無理やりにでも結婚してしまえば後はどうにでもなると楽天的に考えていたのかもしれません。
グリンデルバルドの罠とは?
墓地でグリンデルバルドの集会が開かれるとわかると、ニュートは「全部罠だった」とつぶやきました。
彼がどんな罠を張っていたのか思い出していきます。
グリンデルバルドがパリで赤の他人の家を乗っ取って隠れ家にした後、部下に「クリーデンスにメモを渡せ」と指示します。
その後に登場するクリーデンスが「実家の住所がわかった」とナギニに見せたメモは、グリンデルバルドが部下を通して渡したメモです。
クリーデンスはそれがグリンデルバルドが用意したメモだとは知らなかったと思われます。
恐らくグリの部下がレストレンジ家かアーマの関係者を装ってクリーデンスに渡したのでしょう。
ロシエルとアバナシーがフランス魔法省に侵入していたのも、レストレンジ家の家系図を保管庫から盗み、グリンデルバルドが自らクリーデンスに墓地の地図を渡したのも、クリーデンスを集会に誘導するためでした。
クリーデンスは気付かない内にグリンデルバルドに巧みに誘導されていたのです。
また、グリンデルバルドはクイニーの持つレジリメンス(読心、サトリの能力)も手に入れたがっていました。
グリンデルバルドは人の悩みを探るのも上手なので、引き込みたい人の悩みと新世界が上手く繋がるように巧みに誘導します。
グリンデルバルドの話術の秘密
(引用:https://www.mugglenet.com)
グリンデルバルドは巧みな話術を使って人々を信用させて悪の道に引きずり込むのが印象的ですが、それにもトリックがありました。
グリンデルバルドは元々お話上手なタイプでしたが、それに加えて、たまに彼が吸っていた『髑髏のパイプ』には、その人の言うことを盲信してしまう魔法が掛けられていました。
そのため、髑髏パイプの煙を吸っていない私達観客は平気ですが、煙を吸ってしまったクイニーやクリーデンスは盲目的について行ってしまったのです。
また、ロシエルがパリで困り果てていたクイニーを見つけたのは偶然だったのかもしれませんが、彼女は機転を利かせてグリンデルバルドの隠れ家に誘導しました。
そこでグリンデルバルドがクイニーと直接話して無傷で解放しましたが、恐らくあの時も髑髏のパイプの煙をクイニーに吸わせたのでしょう。
レジリメンスのクイニーを引きずり込むには事前工作が少なからず必要だったはずです。
一方、少なからず煙を吸ったはずのニュート、ティナ、リタ、テセウスに効果が無かったのは、ドクロパイプがそれほど強力な魔力を持っているわけではない(あくまでも補助的なもの)であることを示し、硬い意志を持つ人物には効かないということなのでしょう。
クイニーが見ていた白いカラスの絵は、本当なら黒いカラスもグリンデルバルドの話術にかかれば白く見えてくるような魅力、魔力があることを示唆していたように見えました。
クリーデンスの正体
クリーデンスの正体は、ダンブルドアの実の弟アウレリウス・ダンブルドアでした。
混乱しかけたので念のために書いておくと、ハリポタシリーズで宿の経営をしていた人物はダンブルドアの弟アバーフォースで、別の兄弟です。
亡くなった妹アリアナと合わせると兄妹は4人いたことになります。
クリーデンスの周囲に何度も鳥や鳥かごが登場するのは、サブリミナル的にクリーデンスが鳥とゆかりのある家系の人物(=ダンブルドア家の人間)であることを表しています。
グリンデルバルドは彼の目指す新世界実現のためにはダンブルドアを殺さなければならないと思っていますが、グリンデルバルドもまた血の契りのためにダンブルドアに手出しができません。
そのため、ダンブルドアと血のつながりがあるクリーデンスならダンブルドアと同程度の才能と実力がある(ダンブルドアを殺せる)と見込んでいたのです。
グリンデルバルドがどうやってクリーデンスがダンブルドアの人間だといち早く気付いたのかも気になるところです。
前作ではオブスキュラスを宿す子どもを探していたので、もしかしたらニューヨークにいるオブスキュラスを宿す孤児がダンブルドア家の人間という情報だけを知っていたから探していたのかもしれません。
ダンブルドアが見ていた鏡
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ダンブルドアが見ていた鏡は『みぞの鏡』という魔法の鏡でした。
みぞの鏡には、見た人が一番強く望む願望が映し出されるようです。
魔法省がダンブルドアに尋問した時の「グリンデルバルドとは兄弟同然、いや、それ以上か」という発言は、ダンブルドアとグリンデルバルドがかつて恋人に近い関係にあったことを意味しています。
ダンブルドアにとってグリンデルバルドは、忘れられない元恋人のような存在なのかもしれません。
この関係が今後どのように効いてくるのか楽しみです!!
リタが最も恐れていた物は?
ニュートとリタの学生時代の回想で、ボガード(まね妖怪)を使った授業をした時、リタが恐れるものは布にくるまれて海に沈んでいく赤ちゃんでした。
ちょこちょこ話題に出ていた『タイコ・ドドナスの予言』と照らし合わせて考えると、リタが恐れていたものは故意ではなかったものの、海に葬ってしまった彼女の弟コーヴァス・レストレンジ・ジュニアが水から舞い戻った復讐者になることを恐れていたと思われます。
これはレストレンジ・ジュニアが実はまだ生きていることを示す伏線なのかもしれません。
リタが孤児院に預けられていない理由
レストレンジ・シニアがコーヴァスをアメリカに連れて行くようにアーマに預けた時、リタも同行させました。
まるでジュニアと一緒に孤児院に預けられるかのように見えましたが、リタは孤児院育ちではありません。
2人をアメリカに行かせた時コーヴァスジュニアはまだ新生児でしたが、リタは子どもですがかなり大きかったので、ジュニアを孤児院に預ける前後でホグワーツに通うことが決まっていた(もしくはすでに生徒だった)のでしょう。
リタを孤児院に預けるつもりがないならなぜアーマの負担が増えそうなことをするのかかなり疑問でしたが、シニアはそこまで思い至らず、単純にアーマの手伝いかジュニアの子守として同行させたのかもしれません。
クイニーがグリンデルバルドについて行った理由
グリンデルバルドも言っていましたが、クイニーは純粋無垢な心を持つ魔法使いです。
クイニーがグリンデルバルドについて行ったのは上に書いたドクロパイプの影響もありますが、彼女は切望していたジェイコブとの結婚を法律に邪魔されていることで大きな葛藤と悩みを抱えていました。
ノー・マジと魔法使いが結婚してはいけない理由について、恐らくティナもジェイコブもクイニーが納得するような答えを与えられていなかったのです。
ノー・マジとの結婚が違法になっていたのは魔法使いの血が薄まるのを防ぐため(純血を保つため)だったと思われますが、その法律は『愛する人(ジェイコブ)との結婚』を夢見るクイニーにとっては邪魔でしかありません。
さらに、クイニーは法律がダメだからという理由で結婚できないことに納得できず、ティナとジェイコブとの関係も悪化しつつありました。
クイニーにとっては、大事な2人との関係が悪化したのも全て法律のせいです。
そんな中、グリンデルバルドは『人種関係無く愛し合える世の中を一緒に作ろう(=法律を変えよう)』と語り掛けたことが彼女の心を動かしました。
クリーデンスと魔法についての謎
前作でグリンデルバルドはクリーデンスに「初めて見た時から分かっていた。君はスクイブ(魔法が使えない魔法使いの子)だ」と言い放っていたものの、ラストで杖を与えられたクリーデンスが盛大に魔法を使ったのが地味に疑問でした。
オブスキュラスの能力を利用した破壊系の魔法だけは使えるのかもしれませんが、真実はまだわかりません。
その他の細かい疑問ですが、グリンデルバルドがパリの隠れ家で出したオブスキュラスが何だったのかも地味に疑問でした。
クリーデンスの顔が浮かび上がったのでクリーデンスのオブスキュラスっぽいのはわかりますが、実はグリンデルバルドが回収して自分の物にしたのか、何かの魔法道具を使ってオブスキュラスとクリーデンスの顔を浮かび上がらせただけなのか。。
でももし回収していたとしたら、クリーデンスが杖を持った時に魔法が使えた理由がさらにわからなくなってしまいます。。
いつか明らかになることを期待してます。
以上です!読んで頂きありがとうございました。
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