「リメンバー・ミー」ネタバレ解説|隠れキャラ、ダンテの秘密など! | 映画鑑賞中。

「リメンバー・ミー」ネタバレ解説|隠れキャラ、ダンテの秘密など!

ファンタジーアドベンチャー

死者の国に迷い込んだ音楽大好き少年が家族の大切さを学ぶ物語。
監督は映画「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチ。

原題:coco
制作年:2017年
本編時間:105分
制作国:アメリカ
監督:リー・アンクリッチ
脚本:エイドリアン・モリーナ

声優&キャラクター紹介

ミゲルアンソニー・ゴンザレス石橋陽彩


(引用:https://twitter.com

1921年創業のリヴェラ靴店の息子。
音楽と歌手のエルネスト・デラクルスをこよなく愛する男の子。
死者の日にお供え物のギターを借りようとして呪いをかけられて、死者の世界に迷い込んでしまった。

 

ヘクターガエル・ガルシア・ベルナル藤木直人


(引用:https://kids.disney.co.jp

ミゲルがあの世で出会った死者。
発言がどこかいい加減でいつもヘラヘラしている。
どうしても現世へ行きたい事情があるようだが、この世へ行くための条件を満たしていないため、あの世にとどまっている。
自称デラクルスの知人。

 

エルネスト・デラクルスベンジャミン・ブラット橋本さとし


(引用:https://www.uta-net.com

ミゲルが大好きなメキシコで一番有名な男性歌手。
1942年、ライブ中に鐘に潰されて死亡した。
歌手で成功して数々の映画にも出演し、明朗で男らしい人柄が多くの人々の尊敬を集め、死後もメキシコの偉人として称えられている。

 

ママ・イメルダアラナ・ユーバック松雪泰子


(引用:https://www.animatetimes.com

あの世にいるミゲルの曾曾祖母で、『リヴェラ一家は音楽禁止』を定めた人物。
あの世に迷い込んだミゲルに音楽禁止を誓わせた上で生き返らせようとしている。

 

ダンテフランク・ウェルカー


(引用:https://www.animatetimes.com

ミゲルの相棒の野良犬。
ショロ犬という体毛が生えていない珍しい犬種。
いつも陽気で好奇心旺盛。

 

ペピータ


(引用:https://entertainment-bridge.com

ママ・イメルダの相棒のアレブリヘ。
虎の体に羊の角、猛禽類の翼に蛇のしっぽが生えている。

・その他のキャスト

エレナ(ミゲルの祖母)…レニー・ヴィクター磯辺万沙子
ママ・ココ(ミゲルの曾祖母)…アナ・オフェリア・ムルギア大方斐紗子
幼少時代のママ・ココ…リベルタ・ガルシア・フォンシ中村優月
エンリケ(ミゲルの父)…ハイメ・カミーユ横山だいすけ
ルイサ(ミゲルの母)…ソフィア・エスピノーサ恒松あゆみ
ロシータ(ミゲルの先祖)…セレーネ・ルナ雨蘭咲木子
パパ・フリオ(ミゲルの曾祖父、ココの夫)…アルフォンソ・アラウ多田野曜平
オスカル&フェリペ(ミゲルの先祖の双子)…ハーバート・シグエンサ佐々木睦
ヴィクトリア(ミゲルの先祖、ココの娘)…ディアナ・オルテリ冠野智美
あの世の出国係官…カーラ・メディナ森千晃
あの世の入国係官…オクタビオ・ソリス佐々木啓夫
ファン・ハノキョーセー(死者)…ジョン・ラッツェンバーガー立木文彦
あの世の事務官…ガブリエル・イグレシアスチョー
あの世の刑務官…チーチ・マリン丸山壮史
あの世の警備員…サルバドール・レイエス松田健一郎
フリーダ・カーロ(あの世の演出家)…ナタリア・コルドバ=バックリー渡辺直美
グスタヴォ(死者のマリアッチ)…ロンバルド・ボイヤー坂口候一
チチャロン(ヘクターの知人)…エドワード・ジェームズ・オルモス宝亀克寿
あの世のコンテストの司会者…ブランカ・アラセリ魏涼子
ロス・チャチャラコス(あの世の音楽団)…シシド・カフカ茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ)
ベルト(ミゲルの伯父)…ルイス・バルディーズ西村太佑
マリアッチの1人…ロンバルド・ボイヤー坂口候一 ほか

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あらすじ:起

舞台は音楽が溢れるメキシコのサンタセシリア。
ずっと昔、ミュージシャンを夢見たある男が、夢を叶えるために家族を置いて出ていき、二度と帰ってこなかった。
残された妻のママ・イメルダ・リヴェラは娘を養うために必死で勉強して靴職人になり、たったひとりで立派に娘を育て上げた。
やがて娘が結婚して家族が増えるにつれて店も大きくなっていき、イメルダは新しい家族と幸せを手に入れた。
イメルダは夫が大好きだった音楽を嫌悪し、リヴェラ一家代々にわたって音楽を禁止することと、一家の者は全員が靴屋になるという掟を定めた。
現在、イメルダはもう亡くなっているが、その意思は彼女の孫のエレナが強く受け継ぎ、音楽禁止の家訓を一家に厳しく言いつけていた。
今も残っているイメルダの写真の彼女の隣には出ていった夫が写っているが、夫の顔は破り取られていた。

「リメンバー・ミー イメルダ 写真」の画像検索結果
(祭壇に飾られているイメルダ、夫、ココの写真 引用:https://disney-fun.xyz
そんな家族のもとに生まれた主人公のミゲルは音楽が大好きだった。
屋根裏の隠れ家に大好きな楽器やレコード、ビデオテープを隠してこっそり音楽を楽しんだり、家族にバレないようにマリアッチ(音楽家)が溢れる広場で靴磨きをしながら、マリアッチたちが奏でる音楽を楽しむ日々を送っていた。
ミゲルは特にサンタセシリア出身の、今は亡き有名ミュージシャン、エルネスト・デラクルスの大ファンで、毎日のように隠れ家でギター片手にデラクルスの名曲『リメンバー・ミー』を聴いたり歌ったりビデオを見たりしながら、いつかミュージシャンになりたいと夢を抱いていた。

ある秋の日。ミゲルは明日おとずれる1年に1度の『死者の日』に、広場で『死者の日の音楽コンテスト』が開催されることを知った。
ミゲルはデラクルスの「チャンスは待っていても来ない。自分で掴み取りに行くんだ!」という言葉を胸に、何としても音楽コンテストに出る決意を固めた。
決意を固めたものの、家族に言えばどういう反応をするかは想像がつくし、特にミゲルの祖母エレナは断固反対するに決まっている。
ミゲルはどうやって家族から了承を得ようか悩んでいた。

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翌日。ミゲルはイメルダの写真に写る、顔の破られた曾曾祖父夫の腕から先が折り曲げられていることに気が付いた。
曲げられている所を広げてみると、曾曾祖父はギターを持っている。
しかもそのギターはデラクルスが愛用していたドクロマークが印象的なギターだった。
つまり、イメルダの夫はデラクルスで、デラクルスはミゲルの曾曾祖父だったのだ。

ミゲルは大興奮で家族にそのことを伝えたついでに「僕は音楽コンテストに出る!」と告げた。
家族全員は驚いて大反対し、その流れで屋根裏の隠れ家も見つかってしまい、怒ったエレナにミゲルの愛用ギターを壊されてしまった。
傷ついたミゲルは「こんな家族、大嫌いだ!」と叫び、ママ・イメルダとデラクルスの写真をポケットに入れ、家を飛び出して広場に走った。

もう音楽コンテストは始まっていた。
慌てて受付のお姉さんにエントリーをお願いすると、お姉さんは「楽器がないとエントリーできない」と答えた。
ミゲルは近くにいる人に手あたり次第にギターを貸して欲しいと頼んだが、誰も貸してくれる人はいなかった。
考えた末、ミゲルはデラクルスのお墓にギターがあったことを思い出して借りに行くことにした。

墓地には沢山の人がいて、それぞれの家族のお墓の前でお供え物を供えたり語りかけたりしている。
中央に ひときわ大きな部屋付きのデラクルスの墓があり、部屋の中には写真と愛用ギターが供えられていて、その下に棺桶があった。
ミゲルは部屋に侵入し、デラクルスに語りかけながらギターを手にとり、一度だけ音を鳴らした。
すると、ミゲルの足元に散らばる死者を導くために撒かれたマリーゴールドの花びらが舞いあがり、なんだか不思議な気分になった。


(デラクルスのお墓に供えてあったギターを鳴らすミゲル 引用:https://eiga.com

次の瞬間、ミゲルは幽霊のように誰からも見えなくなり、生きている人の体に触ることもできなくなってしまった。
音を聞きつけて部屋に来た警備員は、ミゲルに気付くことなく落ちていたギターを元に戻して出ていった。
混乱したミゲルがデラクルスの墓から離れると、ミゲルによく懐いている野良犬のダンテがミゲルに飛びかかってきた。
ダンテだけはミゲルが見えるし触れるようだ。

その後、ミゲルはすでに亡くなっているリヴェラ家の先祖たちに出会った。
先祖たちはミゲルに驚きながら、さっき花びらの橋を渡ってあの世からこの世に来たばかりだと言った。
亡くなった者たちは全員 眼球と骨と髪の毛だけが残った姿になっていて、皆 洋服を着ている骸骨だった。
ミゲルが「どうすれば元に戻れるのか教えて欲しい」と助けを求めると、先祖たちは口をそろえて「ママ・イメルダに聞かないとわからない」と答えた。
しかし、ママ・イメルダはなぜか橋を渡れずにあの世に残っているという。
ミゲルは先祖たちに連れられて、ママ・イメルダに会うためにあの世へ行くことにした。

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あらすじ:承

墓地の近くから、花びらでできたあの世とこの世を繋ぐ橋がかかっていて、ミゲルはご先祖たちとダンテと一緒に橋を渡ってあの世へ行った。
橋の周辺にはメキシコの有名な幻獣・アレブリヘ(カラフルな動物の怪獣)が飛び回っていた。
アレブリヘは死んだ人をあの世へ案内する『魂のガイド』なのだそうだ。
橋を渡った先には受付があり、あの世へ行く死者は現世で受け取ったお供え物の申請とチェック、現世へ行く死者は祭壇に写真が飾ってあるかどうかの確認がされていた。
この時ミゲルは、死者の日に祭壇に写真を飾ってもらえない死者はこの世に戻ることが出来ないルールがあることを知った。
写真が飾られていない死者は受付で止められてしまうし、受付を無理やり突破しても橋を渡ることが出来ないのだ。
ミゲルは祭壇にあったママ・イメルダの写真をポケットに入れている。
彼女がこの世に来れないのが自分のせいだったと理解して、ミゲルはびくびくしながら『家族再会案内所』へ行った。


(死者の国に入国するミゲルと家族たち 引用:https://eiga.com
家族再会案内所は、亡くなったばかりの人がすでにあの世にいる家族とスムーズに再会するための案内所だった。
ここでミゲルは初めてママ・イメルダと会った。
イメルダはとても気が強そうな女性で、「祭壇に写真が無いから現世には行けない」と係の骸骨に言われて「そんなはずない!」と怒り狂っていた所だった。

ミゲルたちは骸骨の担当者に呼ばれて別室に案内され、ミゲルが今どういう状態なのかを説明された。
ミゲルは死者のお供え物を盗んだために呪いがかかり、半分生きていて半分死んでいるような状態になっているという。
呪いを解くには家族に許してもらわなければならず、もし夜明けまでに許してもらえなければミゲルはこのまま本当に死んでしまうそうだ。
ミゲルの家族だったら誰でも良いので、イメルダたちの中の誰かに許してもらえば元に戻れるが、イメルダはミゲルが元に戻る条件に「二度と音楽をやらないこと」と付け加えてきた。
納得できなかったミゲルは、あの世のどこかにいるデラクルスに会いに行き、彼に許しをもらうことにした。

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イメルダたちの元から逃げたミゲルは、祭壇に写真が飾られていないのに無理やり橋を渡ろうとして捕まった男・ヘクターが刑務官と話をしている部屋にたまたま忍び込み、ヘクターはデラクルスの友人だという話を漏れ聞いた。
ミゲルは解放されたヘクターに事情を話して「デラクルスの所へ連れていってほしい」と頼むと、ヘクターは「君が許してもらって生き返った後、俺の写真を祭壇に飾ってくれるなら、喜んで協力する!」と答えた。
ミゲルは今のままだとすぐに生きていることがわかってしまうので、ヘクターに死者風メイクをしてもらって骸骨そっくりに変身した。

あの世でも死者の日を祝う祭りが開かれていて、デラクルスは夜明け前にコンサートを開くそうだ。
ヘクターに連れられて、ミゲルはデラクルスがコンサートのリハーサルをしているという建物にやってきた。
だがそこにデラクルスが見当たらないので、近くにいた有名な演出家のフリーダ・カーロに話を聞くと、デラクルスはリハーサルをしないタイプで、本番直前までここから少し離れたビルでパーティーを開いているという。
ミゲルはヘクターが本当にデラクルスと友人なのかを疑った。
この時、ミゲルは周囲にいた骸骨マリアッチから、ヘクターはチョリソーをのどに詰まらせて死んだことで有名なのだと聞いた。
ヘクターは「のどに詰まったんじゃなくて、食中毒だ!」と訂正した後「これだからマリアッチは嫌いだ」とボヤいた。
さらにミゲルはマリアッチから「デラクルスに会いたいなら、これから開かれる音楽コンテストに参加すればいい!優勝者はデラクルスの隣で歌えるぞ!」と教えてもらった。

一方、ミゲルを見失ったママ・イメルダは、彼女が飼いならしているアレブリヘのペピータ(ジャガーの体、頭に羊の角、背中に猛禽類の翼が生えている緑色の怪獣)を呼ぶと、ミゲルの匂いを嗅がせて覚えさせ、本格的に捜索を始めた。

コンテストに参加するにはギターが要る。
ヘクターはミゲルを連れてギターを貸してくれそうな老人の家に来た。
老人はハンモックに寝ていて、もう死んでいるはずなのにひどく具合が悪そうだ。
老人が「ギターを貸して欲しいなら、あの歌を歌ってくれ」と言うので、ヘクターは仕方なさそうに一曲歌を披露した。
ヘクターは「音楽が嫌い」と言っていたのに、その歌声はとても優しく美しかったので、ミゲルは驚いた。
老人はヘクターに涙ながらにお礼を言うと、オレンジ色に光って消えてしまった。
ミゲルが不思議そうにしていると、「これは『二度目の死』と呼ばれていて、あの世に居る人間は生きている人から忘れ去られると、あの世から消えてしまう」とヘクターは説明した。
「僕は生き返っても覚えているよ!」とミゲルは言うが、ヘクターは「生きていた頃を知ってる人がいなきゃだめなんだ。」と寂しそうに答えた。

ギターを手に入れたミゲルとヘクターは、音楽コンテストが開かれる広場に戻ってきた。
戻って来る途中、ミゲルが「本当にデラクルスと知り合いなの?」と聞くと、ヘクターは「実は、俺はあいつの音楽の師匠で、昔はデュエットを組んでたんだ!」と答えた。
ミゲルは内心『これも嘘だな』と思い、冗談半分に話を聞きながした。

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あらすじ:転

ミゲルは無事コンテストにエントリーすることができた。
ミゲルの出番は、コンテストに毎年常連の人気音楽団体『ロス・チャチャラコス』の次だった。
人前で歌を披露するのは初めてだったので、ミゲルは極度の緊張に襲われた。
ミゲルはデラクルスの名曲の中でもノリの良い一曲『ウン・ポコ・ロコ』をヘクターと共に披露して観客から大喝采を浴びた。


(ウン・ポコ・ロコを披露するミゲルとヘクター 引用:https://eiga.com

歌い終わった直後、広場にミゲルの匂いを嗅ぎつけたペピータとママ・イメルダたちが現れてミゲルを探しているのが見えた。
ミゲルがヘクターを連れて慌ててステージから降りると、司会者が「生きている男の子が死者の国に紛れ込んでいて、ご家族が探しています。見かけた方はすぐに教えてください!」と観客たちに連絡した。
ヘクターはミゲルから「家族はデラクルスしかいない」と聞いていたので、他にも家族がいたことを知り「俺はお前がデラクルスしかいないと言ったから協力してた!俺は早くお前に俺の写真を飾って欲しいのに、お前はわがままだ!他の家族に頼んで早く生き返れ!」と怒りだした。
ヘクターがミゲルを家族に渡そうとしたので、ミゲルはヘクターとも別れて自力でデラクルスに会いに行くことにした。
この直後、ダンテがミゲルをヘクターの元に連れ戻そうとするので、ミゲルはダンテを怒鳴りつけて別れてしまった。
その後、ミゲルはペピータとママ・イメルダに見つかって追われるが、ペピータとママ・イメルダが通れない鉄格子の隙間をすり抜けて何とか捕まらずに済んだ。
この時、ママ・イメルダもかつては音楽が大好きだったことをミゲルに明かして「私はココ(ミゲルの曾祖母、イメルダの娘)が音楽よりも大切だったから音楽を捨てた。私の夫は家族より音楽を選んだ。あなたも家族か音楽か選びなさい!」と言った。
ミゲルは「どっちかなんて選べない!そんなのあんまりだ!」と叫んでイメルダから逃げた。

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ミゲルはデラクルスがパーティーを開いているという巨大なビルの前にたどり着いた。
ボディガードに「デラクルスの子孫だから入れて欲しい」と頼んでみたが、招待状も無いので信じてもらえず門前払いをくらった。
ミゲルは近くにいたコンテストの優勝者ロス・チャチャラコスに声をかけ、こっそりパーティーに参加することに成功した。
デラクルスは会場の一番奥にいたが、彼の周りは人がいっぱいで近づけそうになかった。
ミゲルは目立つ場所に立ってデラクルスの歌を歌い、彼に気付いてもらうことに成功した。
その直後、ミゲルはプールに落ちて死者風メイクが落ち、噂の生きている子どもだとバレてしまった。
ミゲルがデラクルスの子孫だと伝えて事情を話すと、デラクルスは驚きつつも理解を示してくれた上、ミゲルを肩車して「俺に孫の孫がいた!」と大喜びした。


(パーティーを楽しむミゲルとデラクルス 引用:https://www.animatetimes.com

パーティー会場でデラクルスと一緒に遊んで楽しいひと時を過ごして2人きりになった時、ミゲルは「家族と別れてミュージシャンになったことを後悔してない?」と聞いた。
デラクルスは「辛かったが、俺にはこの道しかなかった。俺の家族は世界中の皆だ!君には素晴らしい才能があるから、俺と同じ道を歩むべきだ!」と答えた。
ミゲルがデラクルスから許しをもらおうとした時、自分の写真をミゲルに渡すために追いかけてきたヘクターが2人の前に現れた。
デラクルスはヘクターが現れたことに驚き、その後2人は口論を始めた。
どうやらデラクルスとヘクターが昔デュエットを組んでいたのは本当で、デラクルスのヒット曲は全てヘクターが手掛けた作品だったこと、さらに2人が生きていた当時のこと、ヘクターが「デュエットを解散して家族に会うために地元に帰りたい」とデラクルスに告げた時、デラクルスはヘクターの作曲ノート欲しさにヘクターに毒を盛って殺していたことがわかった。
ヘクター自身も死の直前のことは腹痛に襲われたことと、デラクルスに「チョリソーにあたったんじゃないか?」と言われた記憶しか残っていなかったが、話しているうちに自分が殺されたのだとわかったようだ。
ヘクターはデラクルスに殴りかかり、警備員に抑えられて連れていかれた。
デラクルスはヘクターの写真を胸ポケットにしまい「私は周囲の評判をとっても気にするタイプなんだ。それに、成功し続けるには何事もいとわない覚悟がいる。わかってくれるだろう?」とミゲルに言うと、許しを与えずに警備員に連れていかせて洞窟に閉じ込めた。

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あらすじ:結

洞窟に放り込まれたミゲルはヘクターの娘の話を聞くうちに、本当の曾曾祖父はヘクターだったことが判明した。
ヘクターの娘がココ(ミゲルの曾祖母、イメルダの娘)だったからだ。
ミゲルとヘクターは喜ぶと同時に、ミゲルはデラクルスがヘクターの曲だけでなくギターも奪っていたのだと知り、彼を信じてきたことを後悔した。
ヘクターは、『リメンバー・ミー』という曲は他人に聞かせるためじゃなくココのためだけに作った特別な曲で、出ていく前日まで毎日のように一緒に歌っていたと語った。


幼いココと生前のヘクター © 2017 Disney/Pixar.

ヘクターを覚えている唯一の生存者・ココはもうかなり高齢で、認知症が少しずつ進行していて、いつもそばにいる家族の名前すら出てこない状態だ。
ヘクターはいつココに忘れられてもおかしくない状況で、彼女に忘れられたら『二度目の死』を迎えてしまう。
「娘に会いたくて彼女がこっちに来るのをずっと待っていたが、彼女が死ぬ前に俺のことを忘れたら、もう一生会えなくなってしまう」と肩を落とすヘクターに、ミゲルは何と声をかければいいのかわからなかった。
洞窟から出られそうにもなく途方に暮れていた時、ミゲルの匂いを嗅ぎつけたダンテとペピータ、ママ・イメルダが助けに来てくれた。
ミゲル、ヘクターはペピータの背中に乗って無事に洞窟から脱出した。
ダンテはペピータの背中に乗っていた時、体の色が変わって背中に羽が生え、アレブリヘに変身した。


(アレブリヘになったダンテ 引用:https://radiyond.com
家族の大切さを思い知ったミゲルは、ママ・イメルダにヘクターが死ぬ直前のことを説明して許すよう説得し、デラクルスに取られたままのヘクターの写真を奪い返してから生き返りたいと頼んだ。
ママ・イメルダは「許すことはできないけど、事情はわかった。写真を取り戻すことにも協力するわ」と答えた。

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デラクルスのコンサートは超高層ビルの中で行われる。ミゲルたちはスタッフに成りすまして会場裏に忍び込んだ。
通路に入ると一行はすぐにデラクルスを発見し、イメルダがヘクターの写真を奪い返した。
この後、イメルダは誤ってステージに上がってしまい、観客の目をごまかすために人前で歌を披露した。
その歌声は美しく、写真を取り戻そうと割って入ってきたデラクルスとデュエットを披露して観客を沸かせた。
イメルダは写真を死守してステージから退散し、ミゲルを生き返らせようとしたが、追ってきたデラクルスに阻止された。
デラクスルはミゲルをビルの屋上の端に引きずっていき「真相を知っているこの子を生き返らせるわけにはいかない!」と叫ぶと、ミゲルをヘクターの写真と一緒にそこから外に放り投げた。
ミゲルはダンテとペピータに助けてられて事なきを得たが、ヘクターの写真を失くしてしまった。

ミゲルを落とした後、ステージに戻ったデラクスルは観客やスタッフから大ブーイングを浴びた。
ミゲルを落とすまでの様子と会話が全てカメラにとらえられて生配信されていたのだ。
デラクスルはステージ後ろから現れたペピータに捕まってボールのように遊ばれて蹴り飛ばされ、広場の巨大な鐘に激突した。

ミゲルが屋上に戻って来ると、ヘクターはオレンジ色に光り、今にも消えてしまいそうになっていた。
ミゲルは写真を探してこようとしたが、もう朝陽が昇りかけていて時間がなかった。
ヘクターは「ココに愛していると伝えてくれ」と言うと、ミゲルに許しを与えて生き返らせた。

現世の墓地に戻ったミゲルは、ココにヘクターを思い出してもらおうと、デラクルスの墓に供えてあるヘクターのギターを持って自宅に走った。
ココの部屋に入りると、ミゲルはギターを演奏しながらリメンバー・ミーを歌った。
すると、今までどんなに話しかけてもほぼ無反応だったココの目に生気が戻り、ミゲルと一緒にリメンバー・ミーを楽しそうに口ずさんだ。


(リメンバー・ミーを歌うミゲルとココ 引用:https://lineblog.me

駆けつけた他の家族は、ココとミゲルが歌う姿に感動して涙を流した。
歌い終わった後、ココは引き出しから手帳を取り出すと、写真の切れ端をミゲルに渡した。
それは、ミゲルが持ち出したイメルダの写真の、破りとられていたヘクターの顔の部分だった。

1年後の死者の日。1年の間にデラクルスとヘクターの関係は世界中の人々の知るところとなり、ヘクターは幻の作曲家として知名度を上げた。
一方、広場にあったデラクルスの石像は撤去され、彼の写真の下には『忘れてやる!』という文字が書かれた。
リヴェラ一家の音楽禁止令は撤廃され、ミゲルは自由に音楽活動ができるようになり、他の家族もそれぞれが歌を聴いたり歌ったりを楽しむようになった。
夕暮れになるとヘクター、イメルダや先祖全員がリヴェラ家に集まり、家族と過ごせる一年に一度の日を楽しんだ。

 

エンドソング

『Remember Me』アンソニー・ゴンザレス FEAT ナタリア・ラフォルカデ
(日本語版:『リメンバー・ミー』シシド・カフカ FEAT 東京スカパラダイスオーケストラ)

挿入曲(印象に残ったもののみ抜粋)

『Remember Me』ベンジャミン・ブラット|ガエル・ガルシア・ベルナル&リベルタ・ガルシア・フォンシ|アンソニー・ゴンザレス&アナ・オフェリア・ムルギア
(日本語版:『リメンバー・ミー』橋本さとし|藤木直人&中村優月|石橋陽彩&大方斐紗子)

『UN POCO LOCO』アンソニー・ゴンザレス&ガエル・ガルシア・ベルナル
(日本語版:『ウン・ポコ・ロコ』石橋陽彩&藤木直人)

『Everyone Knows Juanita』ガエル・ガルシア・ベルナル
(日本語版:『愛しのジュリア―タ』藤木直人)

『The World Es Mi Familia』アンソニー・ゴンザレス&アントニオ・ソル
(日本語版:『音楽が僕の家族』石橋陽彩)

『La Llorona』アラナ・ユーバック&アントニオ・ソル
(日本語版:『哀しきジョローナ』松雪泰子&橋本さとし)

『Proud Corazon』アンソニー・ゴンザレス
(日本語版:『音楽はいつまでも』石橋陽彩)

リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック ~デラックス・エディション~ [ (オリジナル・サウンドトラック) ]

 

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解説・隠れキャラまとめ

本作に隠れキャラが登場するシーンを登場順にまとめました。
私が気付いたものだけなので抜けもあるかと思いますが、参考にしてみてくださいね。

ニモ


© 2017 Disney/Pixar.

冒頭のリヴェラ家の祭壇シーンです。
右側のドクロの人形の隣をよく見ると『ファインディング・ニモ』のニモのマスコットがちょこんと置かれています。

ピザ・プラネット・トラック


© 2017 Disney/Pixar.

ミゲルが窓の外を眺めているシーンでは、ピクサー作品に必ず登場するピザ・プラネット・トラックが通りすぎます。
よく見るとちゃんとスペイン語で書かれています。

ニモ、ドリー、デスティニー


© 2017 Disney/Pixar.

家族に内緒でマリアッチが集まる広場へ靴磨きに行こうとしているミゲルは、アレブリヘ売り場の前を通りかかります。
その時の映像の中に、『ファインディング・ニモ』『ファインディング・ドリー』の登場キャラのニモ、ドリー、デスティニーの小さなマスコットが置かれています。

ちなみに、この中にネズミのマスコットも置かれていて、これは『レミーの美味しいレストラン』のレミーだと言う人もいますが、レミーの色はグレーなのに対してこのマスコット青ですし、私にはレミーに見えなかったので小話だけでとどめておきます。

ウッディー、バズ、マイク


© 2017 Disney/Pixar.

アレブリヘ売り場の前を通り過ぎた後、通りを走っているミゲルのシーンです。
民家の柱に『トイ・ストーリー』のウッディーとバズ、『モンスターズ・インク』のマイクのマスコットが飾られています。
このマスコットは恐らく、メキシコでお祭りのときに使われる、中にお菓子が詰められている紙人形ピニャータです。

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A113


© 2017 Disney/Pixar.

『A113』という番号も、ピクサー映画によく登場するものです。
これはカリフォルニア芸術大学の教室番号で、ピクサー社のアニメーターの多くがこの教室で勉強したのだそう。
実はピクサー映画以外でも、様々なアメリカのアニメに登場する記号のようです。

レッドドラムと斧


© 2017 Disney/Pixar.

監督のリー・アンクリッチは、ジャック・ニコルソン主演のホラー映画『シャイニング』の大ファンらしく、本作ではシャイニングを連想させるアイテムが登場しています。
『シャイニング』をざっくり説明すると、家族の父親役のジャック・ニコルソンが徐々に何かに憑かれたようになり、斧を片手に家族を殺そうと追いかけまわす映画なんですが、まず、ダンテが寝そべっているリヴェラ家の庭に斧があります。
その隣には赤いドラム缶が置かれています。
これは、シャイニングに登場するジャック・ニコルソンの息子の男の子が何回も「レッドラム」(redrum、人殺しを意味する『murder』を逆さまに読んだ言葉)と呟くんですが、赤いドラム缶は英語に直すと「red drum」、続けて読むとレッドラムの発音に近くなり、シャイニングを連想させます。

ファン・ハノキョーセー


© 2017 Disney/Pixar.

ミゲルが死者の国に入った時、死者の国から出国手続きをする男性骸骨が登場します。
この男性は、映画『ファインディング・ニモ』に登場する歯科医のシャーマン一家の家族のようで、出国管理官がチェックしている祭壇の映像は歯医者さんの自宅(診察室)なのだとか。

見る限り生前の写真は矯正していないのに、死後の姿でなぜ矯正しているのか不思議です。
ちなみに日本語版の『ハノキョーセー(歯の矯正)』という名前は、原語版の名前『Juan Ortodoncia』を和訳したもので、『ortdoncia』はスペイン語で『歯列矯正』という意味です。

A113 ②


© 2017 Disney/Pixar.

ミゲルがママ・イメルダと初めて出会う直前のシーンで、ママ・イメルダの向こう側にある事務官の部屋の番号にもまた『A113』が登場します。

双子の絵


© 2017 Disney/Pixar.

2度目のシャイニング匂わせです。
シャイニングには女の子の双子のお化けが登場するんですが、ミゲルたちがデラクルスコンサートのリハーサル会場に入った際、ダンテがサルのアレブリヘと出会ってひと騒動起こすシーンの背景にある絵に、シャイニングの双子にそっくりの絵が登場しています。


(映画シャイニングに登場する双子ちゃん 引用:https://eiga.com

ルクソーボール


© 2017 Disney/Pixar.

ルクソーボールはピクサーの初期の短編アニメーションに登場し、今では看板キャラクターになっているルクソージュニアのおもちゃのボールです。

このボールもピクサー作品に必ず登場するアイテムのひとつです。
本作では、先ほどの双子の絵と同じタイミングで登場します。

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Mr.インクレディブル


© 2017 Disney/Pixar.

ミゲルとヘクターがコンテストに出るためにデラクルス広場に来た時の映像に、映画『Mr.インクレディブル』のポスターが登場します。
本作の次の作品は映画『インクレディブル・ファミリー』なので、そのことを匂わせているんだと思われます。

ドクロマークのTシャツ


© 2017 Disney/Pixar.

ミゲルが参加したコンテストでシンセサイザー演奏をしていた参加者がいました。
この参加者が着ているドクロマークのTシャツは、映画『トイ・ストーリー』に登場するいじめっ子シドが着ていたものと同じです。

(映画『トイ・ストーリー』のシド 引用:https://ameblo.jp
ネットでは『シドは死んで死者の国にいるのでは?!』と騒がれていましたが、このTシャツはとある音楽バンドのもので、たまたま2人ともこのバンドのファンだったため服装がかぶっただけだと公式発表されています。

カトリーナ


© 2017 Disney/Pixar.

ミゲルがヘクターと喧嘩別れして家族から逃走する場面に、死者の日の祭りを象徴するキャラクターであり、メキシコで一番有名なガイコツと言われているカトリーナが登場します。
カトリーナは1913年当時の有名画家José Guadalupe Posadaによって描かれたものです。


(カタリーナの原画 引用:https://allartesania.com

ガイコツに貴婦人の帽子という変わったデザインは、当時のメキシコは貧富の差が激しく、それを表す風刺画として描かれた作品です。

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ダンテに死者が見えていた理由

ミゲルの相棒のショロ犬ダンテだけは当然のように死者が見えていましたね。

メキシコでショロ犬は古くからメキシコ人と生活を共にしてきた犬種です。
そしてショロ犬は古くから『魂をあの世へ導く』犬だと言い伝えがあります。

たまたまダンテに霊感があったというだけではない、ちゃんと理由があったんですね。

同じく重要なアイテムだったマリーゴールドも、メキシコでは『生と死を繋ぐ花』とされています。

感想☆

ネットで『何回見ても号泣する!』とコメントがたくさんあったり評価が高かったので楽しみにしていた作品です。
祭壇や花、沢山登場するカラフルなパペルピカドにアレブリヘがすごくきれいで可愛かったのも印象的で、内容も家族の大切さを改めて思い知らされ、心が温まる素敵な作品だったと思います。
死生観みたいなのが日本と違ってかなりハッピーなとこも素敵です!

アレブリヘがすごくかわいくて、真剣にインテリアに欲しいのでメルカリで探してみますww
死者の祭りのお土産だけなら持っているんですが(笑)メキシコ行ってみたくなりました~
ダンテがアレブリヘに変身した時、ミゲルよりもひと足先に死んじゃったのかと不安になりましたが、そういうわけでもなさそうだったので安心しました(´Д`)

のほほんと見ていたので、最後のどんでん返しにも驚きましたΣ
ギターのドクロの歯が一本金歯だったのも面白い伏線でした!
でもヘクターとデラクルスは体形がかなり違うので、あの写真はかなり無理があるようにも感じてしまいました(´ε`;)

最後、ミゲルがギターをお墓から持ち去っても呪いがかからなかった点も面白かったです。
ギターの本来の持ち主がわかったから呪いがかからなくなったわけですが、呪いの根源は人間の思念やミゲル自身の気持ちだったということが改めてわかる場面でした。

こういう作品は色んなことをあまり気にせず見たいんですが、どうしても気になってしまったことがあります。
ミゲルがデラクルスのお墓に忍び込む前、ついて来たダンテを追い払おうとして近くにあったお墓からお供え物を取って投げますよね。
あれは窃盗にならないの?というのがとても気になりました。
私以外にも同じこと思った方いますよね…?((´д`))

映画『リメンバー・ミー』関連商品(楽天)

・参考記事

VIVA!MEXICO:メキシコで最も愛される骸骨「カトリーナ」の驚きの正体と、誕生秘話。

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