映画「バットマン」ネタバレ解説|Jニコルソンとジョーカーについて | 映画の解説考察ブログ - Part 2

映画「バットマン」ネタバレ解説|Jニコルソンとジョーカーについて

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SF

あらすじ:結

その後、ベッキーはブルースに「もっと心を開いてほしい」とお願いすると、ブルースは「僕も君との愛を育てたい」と答えて気持ちを確かめ合いました。

バットマンとジョーカーの対決の日は、ゴッサムシティ誕生200年のお祭りと同じ日でした。
ジョーカーは派手な仮装、豪華なパレードと共に街に姿を現すと、大量のお札をまき散らして回ります。
人々がお金に群がるのを確認すると、ジョーカーは上空を漂っていた巨大風船から毒ガスを噴出させて街は大混乱に陥ります。
その時ノックスとお祭り会場に来ていたベッキーは、豪華なパレードとジョーカーを発見してカメラのシャッターを切りまくりました。

その時、上空から【バットウィング】(バットマンの小型戦闘機)に乗ったバットマンが現れて、毒ガスバルーンをかっさらって街から排除します。
怒ったジョーカーはバットウィングを銃で撃ち落とし、バットマンは廃墟の教会の前に不時着しました。

ベッキーはバットマンを助けようとしたところをジョーカーに捕まってしまいます。
ジョーカーはヘリを呼ぶと、ベッキーを連れて階段で教会の屋上に上がっていきました。
数分後、バットウィングから脱出したバットマンも、ベッキーを追いかけて階段を登ります。

屋上に着いたバットマンは待ち構えていたジョーカーの部下を倒し、ついにジョーカーとの一騎打ちになりました。
この時、バットマンとジョーカーの会話を聞いたベッキーはバットマンの正体がブルースだと確信しました。

乱闘の末、バットマンとベッキーは屋上から落下寸前にまで追い詰められてしまいます。


(ピンチのバットマンを笑うジョーカー © 1989 © Warner Bros. Japan LLC)

ジョーカーは心ゆくまでバットマンを笑った後、到着したヘリでそのまま逃げようとしました。
バットマンはすかさずワイヤーガンを放つと、教会の石像とジョーカーの足をワイヤーで縛ります。
ジョーカーは石像の重みに耐えきれず、ヘリから落ちて死亡しました。
その直後、バットマンとベッキーも落下してしまいますが、ワイヤーガンのおかげで命を救われました。

こうしてゴッサムシティから悪の親玉が消え、街に平和が訪れました。
市長と警察は市役所前で記者会見を開き、ジョーカーを退治してくれたバットマンに感謝の気持ちを示しました。

バットマンは、空にバットマンのシンボルマークが現れる巨大なスポットライトを市に贈呈して『また助けが必要になったらこのライトを使え』とメッセージを添えました。

ベッキーは記者会見を見守った後、アルフレッドの車でウェイン邸へ向かいます。
その頃、両親の復讐を果たしたバットマンは日が沈む直前のゴッサムシティを、今までとは違う気持ちで眺めました。




解説や考察、感想など~

ジョーカーになるまでのストーリーは色々あるようです。


(引用:https://www.cinematoday.jp

映画版では、バットマンとの戦いの末に命を落としてしまうジョーカーですが、原作コミックではジョーカーのストーリーは1つではなく、様々なバージョンが発表されています。
『バットマンに追い詰められ、薬品を浴びる』というのが話の土台となり、『薬品を浴びるまでの過程』が様々なバージョンで描かれているようです。

例えば、ジャックは妊娠した妻が居たものの貧乏で、妻と子供を養うために強盗を行ってバットマンと戦うことになり、その過程で薬品タンクに落ちます。
ジャックが治療している間に妻とお腹の子どもは亡くなってしまい、ジャックの精神は崩壊してジョーカーとなる、というものや、
バットマンと争っている内に、精神薬の薬品タンクに落ちて(精神薬を大量摂取して)精神が破壊されてジョーカーに変わった、という話などです。
パターンは色々あるようなので、気になる方はチェックしてみてくださいね~。

 

その他感想など

ストーリー自体はそこまで好きではないので特別「お気に入り」というわけではないですが、私の好きな”おちゃらけジャックニコルソン”が堪能できる素敵な作品の1つです。
リアルではなくコミックっぽく描かれていて原作に忠実で、一昔前の雰囲気も結構好きです(^^)
一番良かったのは、バットマンよりもジョーカーとそのぶっ飛び具合(とキラースマイル)がたくさん描かれていたとこです!
ジョーカーが着ていたジョーカー色のスーツも可愛かった!
唯一気に入らなかった点は、ヒロインの女性ベッキーの甲高い叫び声が何度も出たのが耳障りだった所位ですかね。。
ちなみにですがあのジョーカーのスーツや、その他にも登場する様々な衣装は、「バットマンが連載された1940年代の人々が、バットマンの舞台となる60年後の2000年を想像して服を作ったらどうなるか」を考えながら作られたスーツだったそうです。

わがままを言えば、もっとバットマンに共感したかったので、ブルースとアルフレッドの私生活や、ブルースとベッキーのロマンスがもう少し見たかったな~ということですかね。
まぁあれだけジョーカーが登場していたのでしょうがないのかもしれませんが。

実はこの作品は、10歳位の頃にテレビでチラチラと見ただけで、ちゃんと鑑賞したのは初めてだったんですが、バットマン自体は普通の人間で、かなり道具に頼ってるキャラだったんですね!笑
スパイダーマンみたいにコウモリ特有の特殊能力みたいなものがあるのかと勝手に思っていました。
結構普通に殴られてたり、武器やもろもろの準備とかが全部アルフレッド頼みで「アルフレッドがいなくなったらどうするのよ!」とつい突っ込みたくなるようなおぼっちゃまぶりでした。

これまたちなみにですが、ジョーカーが登場する映画は本作以外にも『ダークナイト』(2008)や、2019年10月に公開する『ジョーカー』などがありますが、Jニコルソンにはジョーカー再演の話は一切来ず、本人は不満を漏らしていたそうです(笑)
再演を心から待ってます!!

以上です!ありがとうございました。
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  1. 山田与作 より:

    合志マンガミュージアムに日本語版アメコミ「ジョーカー:キラースマイル」を寄贈しました。すごいだろう?

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