映画「バットマン」あらすじネタバレ解説|Jニコルソンとジョーカーについて

DCコミックの中でも大人気のダークヒーロー、バットマンの実写化作品。
犯罪が蔓延するゴッサムシティーに、夜な夜な悪を退治する謎の男”バットマン”が現れた。
カメラマンのベッキーと新聞記者のノックスは、バットマンの正体を明らかにしようと調査を開始した。

原題:BATMAN
制作年:1989年
本編時間:127分
制作国:アメリカ
監督:ティム・バートン
脚本:サム・ハム、ウォーレン・スカーレン
原作:ボブ・ケイン/『バットマン』シリーズ(DCコミック)

キャスト&キャラクター紹介

Michael Keaton: 'Batman' (1989) e 'Batman - O Retorno' (1991). Na versão assinada por Tim Burton para o personagem da DC Comics, o responsável por interpretar Bruce Wayne foi Michael Keaton. Atualmente, Keaton é muito lembrado por sua atuação nos longas ao lado de Jack Nicholson - como Coringa no primeiro filme - e de Michelle Pfeiffer - papel de Mulher-Gato, no segundo. Foto: Divulgação

(引用:https://oglobo.globo.com

ブルース・ウェイン/バットマンマイケル・キートン
幼いブルース…チャールズ・ロスキリー

大富豪ウェイン家の主人であり、バットマンの正体でもある男。
夜な夜な街に現れて悪党を倒している。
天涯孤独で素性が謎に包まれているが、作中で徐々に明らかにされていく。

 

(引用:http://daisakusenwkym.ikora.tvhttps://www.batman-online.com

ジャック/ジョーカージャック・ニコルソン
若き日のジャック…ヒューゴ・ブリック

ギャングの幹部の男。
トップに立つグリソムの右腕であると同時に、年老いたグリソムの後釜を狙っている。
薬品釜の中に落下してしまい、画像のような奇妙な姿に変わった。

 

(引用:https://blog.goo.ne.jp

ベッキー・ベールキム・ベイシンガー
女性雑誌の美人カメラマン。
パーティでブルースと出会い、その後恋人となる。
彼女の調べによりブルースの過去が明らかになっていく。

・その他のキャスト
アレクサンダー・ノックス(新聞記者)…ロバート・ウール
ゴードン警視総監…パット・ヒングル
ハービー・デント新任の地方検事…ビリー・ディー・ウィリアムズ
アルフレッド(ブルースの執事)…マイケル・ガフ
グリソム(ギャングのボス)…ジャック・パランス
アリシア(グリソムの女、ジャックの浮気相手)…ジェリー・ホール
ボブ(ジョーカーの右腕)…トレイシー・ウォルター
ボルグ市長…リー・ウォレス
エクハート警部補…ウィリアム・フットキンス
チンピラ…リチャード・ストレンジカール・チェイスジョージ・レーン・クーパーマック・マクドナルドテレンス・プラマーフィリップ・タン
会計士…ジョン・スターランド
ロテッリ(ジョーカーに殺されたギャングの幹部)…エドウィン・クレイグ
犯罪組織の親玉…ヴィンセント・ウォンジョエル・カットラーラ
市役所前でジョーカーに殺された男…ジョン・デア
ホームレス…クリストファー・フェアバンクジョージ・ロス
スッピン女性アナウンサー…ケイティー・ハーパー
男性アナウンサー…ブルース・マクガイア
テレビディレクター…リチャード・ダーデン
笑い死にした女性アナウンサー…キット・ホラーバッハ
闇医者…スティーヴ・プリータス
ホームレスに殺された母親…リザ・ロス
ホームレスに殺された父親…ガーリック・ハゴン
母親と父親の息子…エイドリアン・マイヤーズ
トーマス・ウェイン(ブルースの父)…デイビット・バクスト
ブルースの母…シャーロン・ホルム
若き日のジャックの仲間…クライド・ガテル
弁護士…サム・ダグラス

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ネタバレあらすじ

舞台はアメリカのとある都会の街ゴッサムシティ。
この街は、暴力や汚職など様々な犯罪にまみれた すさんだ街だった。
そんな中、巷ではコウモリを連想させる黒いボディスーツに身を包み、悪人たちを恐怖のどん底に突き落とす『バットマン』(コウモリ男)という謎の男の存在がささやかれていた。
だが警察は、「バットマンにやられた」という悪人の証言を「ヤクのやりすぎで見た妄想」と決めつけ、まともに取り合おうとしなかった。

バットマンの存在を信じない者が多い中、新聞記者のノックスだけはその存在を信じ、記事にしてやろうとバットマンを探し続けていた。
ノックスは街で事件が起きるたびに警部から話を聞こうとしたが、ヒントすら得ることが出来なかった。

そんなある日。同じくバットマンに興味を持った美人雑誌カメラマンのベッキー・ベールがノックスの元を訪れたことをきっかけに、2人はゴッサムシティの大富豪ウェイン家主催のパーティに参加することにした。
そのパーティの参加者であるゴードン警視総監からバットマンのことを聞き出すのが目的だ。

2人はパーティ会場で警視総監に取材をしたが、警視総監はそもそもバットマンの存在を信じておらず、取材は失敗に終わった。

パーティの主催者ブルース・ウェインは、イケメン紳士である一方で「金持ちは変人が多い」ということわざに当てはまるような、ちょっと変わった人物だった。
世界の様々な防護服や武器の収集をしていたり、ノックスが冗談で「寄付してくれ」と言うとポンと寄付してしまうような、変な『軽さ』があった。
そしてこの人物こそが、ノックスとベッキーが探しているバットマンの正体だった。
ブルースに家族はおらず、彼はこの広くて大きな屋敷に執事のアルフレッドと召使いたちと一緒に暮らしている。
アルフレッドはブルースのもう一人の親のような存在で、ブルースのことを知りつくし、いつも優しくブルースのお世話をする優れた執事だ。

イメージ 6

(ブルースとアルフレッド 引用:https://blogs.yahoo.co.jp

パーティの途中、警視総監が部下から「薬品会社で事件が起きている」と報告を受けているのを盗み聞きしたブルースは、バットマンに変身して薬品会社に向かった。

その頃。ギャングの幹部の1人であるジャックは、化学薬品会社との癒着の証拠を消し去るために、薬品会社に押し入って証拠を探していた。
しかしそこに証拠はなく、ジャックはギャングのボスであるグリゾムにハメられたのだと気付いた。
ジャックはグリゾムの女アリソンと浮気していたことがバレ、復讐されたのだ。
やがてグリゾムからの通報を受けて駆けつけた警官たちやバットマンが現れ、薬品工場内で銃撃戦となった。
ジャックは逃げようとした時に、流れ弾により噴き出した薬品を顔に浴び、そのままよろけて巨大な緑色の薬品釜の中に落下してしまう。
ジャックが消えたことでジャックの部下も逃げ、銃撃戦は終わった。

数日後。ジャックはその後、排水溝から脱出して何とか生き延びて闇医者の作業場に潜んでいた。
ジャックは薬品の影響で肌は不気味なほど真っ白に、髪は緑色に変色し、釜に落ちる直前に浴びた薬品のせいで顔面の神経が麻痺して口の両端がつり上がり、まさにトランプのジョーカーのような姿に変わってしまった。
外見だけでなく、頭のネジも外れてタチの悪い子どものようになった。
その後、回復したジャックはグリゾムを殺して強引に後釜に座り、ギャングの親玉となった。

また、ジャックは『ジョーカー』という名で世間に姿を現し、一風変わったテロ行為を行ったりして街の人々を恐怖させた。
同時に、ジャックは自分と同じ位かそれ以上にメディアを騒がせているバットマンに嫉妬し、憎らしく思うようになる。

ジャックが変貌を遂げていた頃、ブルースはパーティで一目ぼれしたベッキーをデートに誘い、2人はすぐに付き合い始めた。
2人が結ばれた翌朝、ベッキーはブルースを次のデートに誘うも、ブルースは嘘をついて誘いを断った。
嘘に気付いたベッキーがブルースを見張っていると、その日ブルースは、ある廃ホテルの前にバラを供えた。
その日はブルースにとって大切な誰かの命日だったのだろう。

その後もベッキーは尾行を続け、ゴッサム市役所の前にやってきた。
市役所前では弁護士など数人の男が、グリゾムの後継者に関する記者からの質問に答えていた。
そこでブルースとベッキーは、突然現れたジョーカーがを男の1人を殺して逃げていくのを目撃した。
ブルースは、車に乗り込み逃げていくジョーカーをにらみつけていた。

関連画像

(市役所前に現れたジョーカー 引用:http://ochimusha01.hatenablog.com

ブルースは家に帰ると執事のアルフレッドに、ジョーカーことジャックに関する資料を集めさせた。
資料によると、ジャックは根っからの犯罪者であると同時に頭脳明晰で、特に化学と芸術に秀でていることがわかった。

その日の夜。ブルースはこれだけの大富豪であるにも関わらず、家族構成や生い立ちなど、彼に関する情報が何もないことをベッキーは知った。
ベッキーはブルースが自分に心を開いてくれない理由をしるために、まずはブルースの過去を知るため、ノックスに廃ホテル前で起きた事件のことを調べてもらうことにした。

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数日後。ベッキーはジョーカーに騙されて美術館に誘い出され、ジョーカーに捕まってしまった。
ジョーカーはたまたま写真で見たベッキーに惚れこみ、ベッキーを自分の芸術作品のひとつにしようと企んでいた。
ベッキーはジョーカーに襲われるも、危ないところをバットマンに助けられた。
ベッキーはバットマンが本当にいたことを知ると同時に、こっそりカメラのシャッターを切ったが、ネガはバットマンに奪われてしまった。
この時、バットマンと話したベッキーは、マスクに覆われていない口や目の表情や声から、バットマンがブルースなのではないかと疑うが、確証は得られずに終わった。

「バットマン キム」の画像検索結果

(バットマンとベッキー 引用:https://twitter.com

翌日。ノックスの調べでベッキーは廃ホテル前で起きた事件について知った。
昔、そこで著名な医者とその夫人がギャングの下っ端に襲われて死亡し、幼い男の子だけが生き残った事件があり、その男の子がブルースだったという。
記事を見ると、ブルースの目の前で両親は殺されたようだ。
犯人の男2人は捕まらず、事件は迷宮入りとなっていた。
事件の詳細を見てベッキーは、時にブルースが見せていた悲し気な表情の理由を理解した。

その後、ジョーカーはまともな姿(ジャックの姿)で世間の前に現れ、バットマンに一対一の対決を挑んだ。
この放送を見ていたブルースはジャックの顔をまじまじと見つめ、かつて両親を殺した男と同じセリフ「お前、月夜に悪魔と踊ったことあるか?」をジョーカーが言っていたことを思い出した。
つまり、ブルースは自分の両親を殺したのもジョーカーだったことを知った。

その後、ブルースの元へ駆けつけたベッキーは、ブルースに「もっと心を開いてほしい」とお願いすると、ブルースは「わかった。僕も君との愛を育てたい」と答えた。

対決の日は、ゴッサムシティの誕生200年の祭りと同日だった。
ジョーカーは仮装して豪華なパレードと共に姿を現し、街に大量の現金をまき散らして回った。
人々が金に群がっているのを確認すると、ジョーカーの合図で、パレード上部を漂っていた風船から毒ガスが噴出し、街は大混乱に陥った。

その時ノックスと祭りの会場を訪れていたベッキーは、ジョーカーが現れたのを見てカメラのシャッターを切りまくった。
その時、上空から特製のジェット機”バットウィング”に乗ったバットマンが現れ、毒ガスバルーンをかっさらって街から排除した。
怒ったジョーカーはバットウィングを銃で狙い撃つと見事に的中、バットウィングは地面を滑り、廃墟の教会の前に不時着した。

ジョーカー

(ロングガンでバットウィングを打ち落とすジョーカー 引用:http://daisakusenwkym.ikora.tv/e1226028.html)
ベッキーはバットマンを救い出そうとジェット機に近づいたところをジョーカーに捕まってしまう。
ジョーカーは部下にヘリを呼ぶよう指示すると、ベッキーを連れて教会の屋上に上がっていった。
数分後、バットウィングから脱出したバットマンもベッキーを追いかけて教会の階段を登っていった。

教会の屋上に着いたバットマンは、次々に現れるジョーカーの強靭な部下を1人ずつ倒し、ついにジョーカーとの一騎打ちになった。
この時、バットマンとジョーカーの会話を聞いたベッキーは、バットマンの正体がブルースだと確信する。
乱闘の末、バットマンとベッキーはジョーカーの手により屋上から落下寸前状態(屋上の床に手だけで捕まっている状態)にさせられてしまう。

(ピンチのバットマンを笑うジョーカー © 1989 © Warner Bros. Japan LLC)
ジョーカーは散々バットマンを笑った後、到着したヘリのハシゴに捕まってそのまま逃げようとした。
バットマンはすかさずワイヤーガンを放ち、ワイヤーは教会の石像とジョーカーの足を繋いで縛り付けた。
ジョーカーは石像の重みに耐えきれず、ついに落下。
上空から地面に一気に叩きつけられて死亡した。
その直後、バットマンとベッキーも落下してしまったが、ワイヤーガンのおかげで命を救われた。

こうしてゴッサムシティから悪の根源はなくなり、街に平和が訪れた。
市長と警察は市役所の前で会見を開き、ジョーカーを退治してくれたバットマンに感謝の意を示した。
バットマンは文章で「また助けが必要になれば、いつでも『これ』で私を呼んでくれ」と市民にメッセージを送り、スイッチを入れると空にバットマンのシンボルマークが現れる巨大なスポットライトを市に贈呈した。

ベッキーは記者会見を微笑みながら見守った後、迎えに来たアルフレッドの車に乗り込みウェイン邸へ向かった。
その頃、両親への復讐を果たしたバットマンは、今までとは違う気持ちで 日が沈む直前のゴッサムシティを見つめていた。

主題歌
Prince『Batdance』・挿入歌
Prince『The Future』、『Vicki Waiting』、『Electric Chair』、『Partyman』、『Trust』、『Scandalous』、Percy Faith and his Orchestra『Theme From A Summer Place』Hill Bowen & Orchestra『Beautiful Dreamer』

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解説や考察、感想など~

ジョーカーになるまでのストーリーは色々あるようです。

ジャック・ニコルソン版ジョーカー

(引用:https://www.cinematoday.jp

映画版では、バットマンとの戦いの末に命を落としてしまうジョーカーですが、原作コミックではジョーカーのストーリーは1つではなく、様々なバージョンが発表されています。
『バットマンに追い詰められ、薬品を浴びる』というのが話の土台となり、『薬品を浴びるまでの過程』が様々なバージョンで描かれているようです。
例えば、ジャックは妊娠した妻が居たものの貧乏で、妻と子供を養うために強盗を行ってバットマンと戦うことになり、その過程で薬品タンクに落ちます。
ジャックが治療している間に妻とお腹の子どもは亡くなってしまい、ジャックの精神は崩壊してジョーカーとなる、というものや、
バットマンと争っている内に、精神薬の薬品タンクに落ちて(精神薬を大量摂取して)精神が破壊されてジョーカーに変わった、という話などです。
パターンは色々あるようなので、気になる方はチェックしてみてくださいね~。

 

その他感想など

ストーリー自体はそこまで好きではないので特別「お気に入り」というわけではないですが、私の好きな”おちゃらけジャックニコルソン”が堪能できる素敵な作品の1つです。
リアルではなくコミックっぽく描かれていて原作に忠実で、一昔前の雰囲気も結構好きです(^^)
一番良かったのは、バットマンよりもジョーカーとそのぶっ飛び具合(とキラースマイル)がたくさん描かれていたとこです!
ジョーカーが着ていたジョーカー色のスーツも可愛かった!
唯一気に入らなかった点は、ヒロインの女性ベッキーの甲高い叫び声が何度も出たのが耳障りだった所位ですかね。。
ちなみにですがあのジョーカーのスーツや、その他にも登場する様々な衣装は、「バットマンが連載された1940年代の人々が、バットマンの舞台となる60年後の2000年を想像して服を作ったらどうなるか」を考えながら作られたスーツだったそうです。

わがままを言えば、もっとバットマンに共感したかったので、ブルースとアルフレッドの私生活や、ブルースとベッキーのロマンスがもう少し見たかったな~ということですかね。
まぁあれだけジョーカーが登場していたのでしょうがないのかもしれませんが。

実はこの作品は、10歳位の頃にテレビでチラチラと見ただけで、ちゃんと鑑賞したのは初めてだったんですが、バットマン自体は普通の人間で、かなり道具に頼ってるキャラだったんですね!笑
スパイダーマンみたいにコウモリ特有の特殊能力みたいなものがあるのかと勝手に思っていました。
結構普通に殴られてたり、武器やもろもろの準備とかが全部アルフレッド頼みで「アルフレッドがいなくなったらどうするのよ!」とつい突っ込みたくなるようなおぼっちゃまぶりでした。

本作のリメイク作品である『ダークナイト』とは雰囲気が真逆みたいで、どちらが好きかかなり別れるようですね!
私はダークナイトはまだ見ておらず、これから見ます(笑)
Jニコルソンには誰も勝てる気がしないですが、Hレジャーのジョーカーも楽しみに観ようと思います♪

これまたちなみにですが、ジョーカーが登場する映画は本作以外にも『ダークナイト』(2008)や、2019年10月に公開する『ジョーカー』などがありますが、Jニコルソンにはジョーカー再演の話は一切来ず、ニコルソン氏は不満を漏らしていたそうです(笑)
なぜ再演してもらわないのか不思議でなりません!やってくれるなら是非とも観たいです!><

 

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