映画『闇金ウシジマくん』原作漫画との違いを解説|イベサー運営で成り上がろうとする小川純 | 映画の解説考察ブログ

映画『闇金ウシジマくん』原作漫画との違いを解説|イベサー運営で成り上がろうとする小川純

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闇金ウシジマくん クライムドラマ

映画『闇金ウシジマくん』の主人公でイベントサークル運営に奔走する小川純(林遣都)の話をメインにあらすじと解説を紹介しています。

制作年:2012年
本編時間:129分
制作国:日本
監督:山口雅俊
脚本:福間正浩、山口雅俊
原作漫画:真鍋昌平著『闇金ウシジマくん』より『ギャル汚くん』編、『出会いカフェくん』編、『テレクラくん』編

本作はPG12の年齢制限があります。
刺激的な性愛描写及び性的行為・セリフ等がみられるためです。(映倫参照)

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鈴木未來(大島優子)の話はこちらです。

主要キャスト紹介

闇金ウシジマくん
©️2012真鍋昌平・小学館 映画「闇金ウシジマくん」製作委員会
丑嶋 馨うしじまかおる山田孝之
闇金融屋カウカウファイナンス社長。街の同業者や若者たちから一目置かれている。
借金の取り立て中、突然警察に逮捕される。

 

闇金ウシジマくん
©️2012真鍋昌平・小学館 映画「闇金ウシジマくん」製作委員会
小川純林遣都
人気イベントサークル『バンプス』の代表22歳、職業は自称オーガナイザー。
『人脈が武器』と豪語する純の携帯の登録人数は3000件を超える。
イベントのスポンサーになってもらう予定だった猪股が丑嶋に連れ去られたため、丑嶋を陥れて金を手に入れようとする。

 

闇金ウシジマくん
(引用:https://ameblo.jp
肉蝮にくまむし新井浩文
ゴレンジャイの尚也を誘拐した狂暴な半グレ男。本名は不明。
一年中モッズコートを着てフードをかぶっている。
金を持っていそうな純に目を付け、100万円ずつ搾取していく。

 

鈴木 未來すずきみこ大島優子(AKB48)
借金まみれの母親と同居している小川純の幼馴染みのフリーター。
夢に向かって頑張る純を応援している。
柄崎…やべきょうすけ
高田…崎本大海
大久保千秋(CCF元従業員)…片瀬那奈
鈴木文江(未來の母)…黒沢あすか
根岸裕太(ネッシー)…鈴之助
石塚ミノル(豚塚)…手塚みのる
西尾弁護士…金田明夫
黒岩刑事…古舘寛治
冬美(未來の友人)…野口綺奈
猪股(FX長者)…岡田義徳
舞(家出少女)…坂ノ上朝美
上原(純の先輩)…ムロツヨシ
尚也(ゴレンジャイ、強姦癖)…井出卓也(龍雅-Ryoga-)
隼人(ゴレンジャイ)…ジョーイ・ベニ
春樹(ゴレンジャイ)…森崎ウィン(PrizmaX)
ヒロ(ゴレンジャイ)…花村想太(Da-iCE)
勇太(ゴレンジャイ)…工藤大輝(Da-iCE)
政司(ゴレンジャイ新メンバー)…清水大樹(PrizmaX)
二宮(パーティ主催者)…山下規介
あつ子(カウカウファイナンス受付)…雪子
葉山朋子/モコ(看護師)…希崎ジェシカ
内田(101号室の老婆)…内田春菊
5万円の男(文江の客)…中丸新将
出会いカフェ店長…田窪一世
アキト(未來のバイト先の先輩)…市原隼人
バンプスファンのギャル…橋本マナミ ほか

小川純(林遣都)のあらすじ

あらすじ①:丑嶋に金づるをさらわれる


(通電している電気コードを猪股に近づける丑嶋 引用:https://www.cinemacafe.net

人気イベントサークル『バンプス』の代表 小川純の夢は、有名になりお金持ちになることです。
今はバンプスで一番人気の大学生グループ『ゴレンジャイ』の知名度を上げることに力を入れています。

ある年の夏、純は大規模イベントのスポンサー探しのため、金持ちが集まるパーティに参加しました。
そこで純はFX長者の猪股(岡田義徳)から100万円融資の約束をこぎつけますが、突然会場に現れた闇金の丑嶋(山田孝之)たちに猪股が捕まってしまいました。

猪股は極貧時代に闇金から借りた金を一部踏み倒していたからです。

純が丑嶋を止めようとすると、丑嶋は「金は媚びて恵んでもらうもんじゃない」と言い残して猪股を連れ去りました。

 

あらすじ②:支払いに追われ、丑嶋から金を借りる

翌日。純はイベント会場を斡旋している男から、ハコ代(場所代)300万円の支払い期限を突然早められました。
純は急いで『ゴレンジャイ』の5人に1人50万円分ずつチケットを売るように指示した後、自らも資金集めに奔走します。

純は幼馴染みの半グレ男ネッシーに借金を頼みますが断られ、代わりに闇金業者「カウカウファイナンス」を紹介されました。

半グレ…暴力団に所属していないが、犯罪行為で生計を立てている人の総称。

純は丑嶋から50万円借りようとしますが、新規客の上限である10万円しか借してもらえませんでした。

そして支払い期限の日。純はなんとか50万円分のチケットを売り、他のメンバーと合流して残り250万円を集めようとします。
ところが、メンバーの尚也だけが待ち合わせ場所に現れず、誰も居場所を知りませんでした。

結局300万円用意できなかった純は、斡旋業者の男に頭を下げてもう少し待ってもらうことにしました。

 

あらすじ③:丑嶋の逮捕

ある日、丑嶋は借金の取り立て中に黒岩刑事(古舘寛治)らに取り押さえられ、恐喝罪の現行犯として逮捕されます。

警察署に拘留された丑嶋は「複数の被害届が出ている」と告げられますが、一切供述せず、西尾弁護士を呼ぶよう求めました。

面会に訪れた西尾弁護士(金田明夫)は、着手金100万円と成功報酬300万円を要求します。
『成功』とは、被害届をすべて取り下げさせ、前科が付かないまま釈放されることです。

その後の調査で、丑嶋に被害届を出していたのは5人であることが判明します。
4人は若い女性で示談金を求めていましたが、もう1人の小川純とは連絡が取れません。
また、単なる示談では前科が付いてしまうため、金だけで解決できないのが難しい所です。

さらに柄崎や西尾弁護士の調べによって、今回の逮捕を仕組んだのが小川純だったことが明らかになります。
純は警察を利用して丑嶋を追い込み、示談金を引き出そうとしていたのです。
純は借金を返済するつもりはなく、逆に丑嶋からできる限り金を取ろうと企んでいました。

あらすじ④:肉蝮と豚塚にたかられる


(肉蝮 引用:https://www.cinemacafe.net

ある日の午後、行方不明だった尚也から突然純に電話がかかってきます。
尚也は半グレの肉蝮(にくまむし)のセフレと関係を持ったことが原因で拉致・監禁されていました。

肉蝮は純に慰謝料100万円を要求し「今夜までに金を用意しなければ、お前らを拷問する」と脅します。

危機感を抱いた純は、ゴレンジャイメンバーに協力を求めますが、「尚也の自業自得だ」と相手にされません。
そこで純は最後の頼みとして、サークルのケツ持ちをしている半グレの石塚ミノル(豚塚)に相談しました。

ケツ持ち…組織に問題が起こった時に解決してくれる人物や集団で、ほとんどが暴力団か半グレです。

豚塚は純の地元で暴走族の総長です。
純は以前から豚塚に毎月高額のみかじめ料を支払っていました。


(豚塚こと石塚ミノル 引用:https://twitter.com

事情を聞いた豚塚は、「解決してやる代わりにイベントの売上の半分をよこせ」と要求します。
理不尽な条件でしたが、純は受け入れざるを得ませんでした。

その後、純はネッシーにも資金援助を頼みますが断られます。
結局、イベント資金として集めていたチケット売上から100万円を工面し、肉蝮の指定場所へ届けました。

その後、尚也は自宅の浴室で発見されます。
手足を拘束されたうえ歯を抜かれていましたが、肉蝮から口止めされたため警察には通報しませんでした。

あらすじ⑤:丑嶋と被害届

一方、丑嶋は違法な取り調べに耐えて黙秘を貫き通していました。

被害届を出した女性4人と小川純は、全員が直近に金を借りに来た新規客でした。
柄崎と高田は1人ずつ半分脅す形で被害届を取り下げさせて回り、残るは小川純だけになりました。

丑嶋は西尾から『警察に闇金融の証拠資料を差し押さえられたら、たとえ被害届を取り下げさせても前科が付いてしまう』ことや、
「小川純は半グレたちに目をつけられているから、損害金の回収は早くしたほうがいい」と忠告を受けました。

数日後、黒岩刑事らは丑嶋の事務所へガサ入れしますが、そこはすでにもぬけの殻でした。
西尾からアドバイスを受けた丑嶋が、先に事務所を引越しさせていました。

今は柄崎が社長代理になって指示を出し、通常業務もこなしながら小川純の居場所を探ります。

 

あらすじ⑥:丑嶋から搾取する純

肉蝮は純の実家の写真を送りつけ、「家族が大事なら今日中に追加で100万円払え」と脅迫します。
追い詰められた純は幼なじみの鈴木未來に助けを求めますが、売春を勧めてしまい、怒られて見放されてしまいました。

そんな中、丑嶋に被害届を出した女性から「被害届を取り下げたら30万円もらえた」と聞いた純は、自分もカウカウファイナンスに連絡して250万円請求します。

柄崎たちは250万円をすんなり支払ったので、純はすぐ被害届を取り下げました。
こうして丑嶋は釈放されました。

純の手元には400万円が残り、ハコ代300万円と肉蝮への100万円を支払えるはずでした。
しかしその矢先、肉蝮はさらに100万円を要求し「払わなければ未來に酷いことするぞ」と脅迫します。
恐怖に駆られた純は、金のあてもないまま200万円支払う約束をしてしまいました。

 

あらすじ⑦:結末

バンプスのイベント当日、会場には大勢の客や若手経営者が集まります。
しかし、売上金を狙う丑嶋、ネッシー、豚塚も姿を現しました。

純は丑嶋を追い返そうとしますが、丑嶋は純の借金や逮捕騒動による損害金などを含めて930万円を請求します。
純は豚塚に助けを求めますが、豚塚は相手が丑嶋とわかると逃げてしまいました。
追い詰められた純は、肉蝮と丑嶋を争わせて逃げようと考え、肉蝮を挑発して会場へ呼び寄せました。

やがて肉蝮と丑嶋の喧嘩が始まり、丑嶋は肉蝮を撃退して純への脅迫をやめさせました。
純はその隙に売上金を持って逃げようとしますが、直前で捕まってしまいました。


(逃げようとしていた純を捕まえた丑嶋 引用:https://www.cinemacafe.net

山奥へ連れ去られた純は木に縛り付けられ、丑嶋から「今から3人に電話しろ 連帯保証人が見つかれば助ける」と最後のチャンスを与えられます。
しかしネッシー、ゴレンジャイの1人、実家の家族に電話しますが、保証人は見つかりませんでした。

絶望する純のもとに未來から電話がかかってきますが、純は彼女には頼りませんでした。
チャンスを自ら放棄した純は、虫寄せのためのワインを頭からかけられて山中に置き去りにされてしまいました。

エンドロール後

『ヤミ金は犯罪です。
電気コードを人の眼に近づけて脅し 借金を取り立てようとしたり
人にワインをかけて樹海に放置することなども 言うまでもなく犯罪です。
命に代わる借金はありません。ひとりで悩まないでご相談を。』

 

解説・考察・感想など


(引用:https://ameblo.jp

ムロツヨシさんが出番は少なかったですが出演されててテンション上がりました。
原作との違いなどを感想を交えて書いていきます!

原作との違い

映画の小川純の話は、原作漫画だと単行本4~5巻のストーリー『ギャル男くん』が元になっている作品です。
原作漫画と映画版の違いを解説します。

おおまかな流れは原作通りですが、細かい所が変わっていました。

純の友人ネッシーは、映画ではイベントの最中にトイレで高田にボコボコにされて病院送りになります。
漫画では、純が肉蝮から「金持ちを紹介してくれたら解放してやる」と言われてネッシーの名前を教え、ネッシーは肉蝮の餌食になって病院に搬送されます。

豚塚は丑嶋から逃げて帰る途中に肉蝮と遭遇してリンチにあっていますが、
漫画では豚塚は肉蝮と遭遇することなく無傷で帰っています

山に連れていかれた純が丑嶋から最後のチャンスをもらって電話をするシーン。
映画では、純はネッシーに電話をかけた時、まいたんが出てお金を請求されていましたが、原作漫画では、純が電話をした3人は誰も電話に出ませんでした。

新井浩文演じる肉蝮、再現度が高くて良かったです!
もう少し体格が良ければそのものでしたね。

以上です。読んでいただきありがとうございました。
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