映画「闇金ウシジマくんPart2」ヤンキーくん編あらすじと原作漫画との違いを紹介 | 映画の解説考察ブログ

映画「闇金ウシジマくんPart2」ヤンキーくん編あらすじと原作漫画との違いを紹介

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クライムドラマ

映画『闇金ウシジマくん2』ヤンキーくん編のあらすじと、原作漫画との違いを紹介しています!

この映画をまだ見ていない方はネタバレにご注意ください。

闇金ウシジマくん2

制作年:2014年
本編時間:133分
制作国:日本
監督:山口雅俊
脚本:福間正浩、山口雅俊
原作漫画:『闇金ウシジマくん』”ヤンキーくん”編 真鍋昌平 著
挿入歌:『Live万華鏡と蝶』Superfly

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ホストくん編の記事はこちらです↓

キャスト&キャラクター紹介

闇金ウシジマくん2
©️2014 真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会
丑嶋 馨(うしじまかおる)…山田孝之
闇金融屋カウカウファイナンスの社長。
街の同業者や若者たちから一目置かれている。

 


©️2014 真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会
加賀マサル菅田将暉
無職の未成年ヤンキー。
丑嶋に気に入られてカウカウファイナンスで働くことになったが、辛い課題に耐えきれずすぐにクビになった。
クビにされたことで丑嶋を恨み悪さする。

 

闇金ウシジマくん2
©️2014 真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会
愛沢 浩司中尾明慶
暴走族「愛沢連合」の総長。アラサーになった現在も暴走族がやめられない半グレ男。
丑嶋、犀原と同い年で、学生だった頃はこの2人と並んで恐れられていた。
犀原から金を借りてしまい、返済が間に合わなくなり追い詰められていく。
アコーディオンボックス内容
柄崎(丑嶋の右腕)…やべきょうすけ
高田(丑嶋の部下)…崎本大海
戌亥(丑嶋の幼馴染み、情報屋)…綾野剛
犀原茜…高橋メアリージュン
熊倉(暴力団幹部)…光石研
愛沢明美(愛沢浩司の妻)…木南晴夏
村井(犀原の部下)…マキタスポーツ
葉山朋子(丑嶋の部下)…希崎ジェシカ
下村…バカリズム
里中(ホストクラブの客)…大久保佳代子
ユキミ(熊倉の女)…本仮屋ユイカ ほか

加賀マサルと愛沢浩司のあらすじ

あらすじ➀:丑嶋に見込まれた加賀マサル

2014 真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会

未成年ヤンキーの加賀マサル(菅田将暉)はある日、半グレ集団の総長・愛沢浩司(中尾明慶)のバイクを盗んで壊してしまい、集団リンチを受けました。

愛沢はバイクの弁償と慰謝料を要求しますが、マサルは無職でお金がないため、愛沢はマサルに金を借りさせようとカウカウファイナンスに連れて行きました。

愛沢から話を聞いた丑嶋(山田孝之)はマサルの度胸を気に入り、愛沢には1,000円渡して追い払い、マサルを見習いとして雇うことにしました。

マサルは仕事覚えが早く良い若手が見つかったかと思われましたが、仕事に慣れてくるとマサルは「闇金の客は全員クズだ」と客を見下すようになります。
すると丑嶋は、事務所にマサルの母親を呼び出しました。
彼女も丑嶋から金を借りていたのです。

丑嶋はマサルに、マサルの母親の裸の写真を撮れと命じます。
もし返済が滞ったら風俗で働かせるという脅しの意味も込めた撮影です。
マサルは写真を撮れず土下座しますが、丑嶋はマサルをクビにしてしまいました。

マサルは事務所から出たその足で闇ルートの通帳を購入し、カウカウファイナンスで得た知識を活用して見よう見まねで闇金業を始めます。
ちゃっかり丑嶋の債務者リストを盗んでいたマサルは、少し安い金利でリストの客に金を貸す方法で丑嶋の客を横取りしていきました。

 

あらすじ②:愛沢のピンチ

愛沢は、普通なら10代で卒業する暴走族の総長をアラサーになった今も続けているイタイ半グレ男です。

愛沢はライノーローンの犀原茜(高橋メアリージュン)から借金していました。
愛沢連合の家出少年たちに食事をおごるなど、総長としてのメンツを保つ費用がかさんでいたのです。
借金は現在、利子を含めて200万円に達していました。

愛沢はバイクを口実にマサルから200万円搾取して借金返済しようと考えていましたが、失敗して困っています。
そんな時、愛沢はマサルの友人から「マサルが仕事を始めて金回りが良いらしい」と聞き、再びマサルに目を付けました。

一方、丑嶋は幼馴染みの探偵 戌亥(綾野剛)から、最近客が減った原因がマサルの仕業だったことと、愛沢がマサルの金を狙っていることを知りました。

マサルが仕事に使っている通帳は、以前丑嶋がその筋の男に売却した『足のつかない通帳』でした。
なのでマサルが使っている通帳とセットのカードは丑嶋が持っていたため、丑嶋はすぐにマサルの口座の金を全額手に入れました。

駄菓子屋前で情報交換する丑嶋と戌亥 ©真鍋昌平・小学館/映画『闇金ウシジマくん2』製作委員会

その後、丑嶋はカウカウファイナンスのケツ持ちのヤクザ熊倉(光石研)に呼び出され、300万円を理不尽な理由で要求されます。
面倒事を避けるため、丑嶋は一旦支払う約束をしました。




あらすじ③:手を組んだマサルと愛沢

その頃、マサルは再び愛沢に捕まって200万円を請求されていました。
しかしマサルは口座の金を丑嶋に奪われた後だったので一文無しです。
マサルはリンチの末に殺されかけますが、危ないところを柄崎に助けられて丑嶋の前に連れていかれました。

丑嶋はマサルに損害金や慰謝料など合計300万円をマサルの借金として、10日後に利息の150万を支払えと命じました。(カウカウファイナンスは10日で5割の利息です)
マサルは土下座して「何でもするから許してほしい。もう一度働かせてほしい」と頼みますが、丑嶋は拒絶しました。

一方 愛沢は犀原から金の催促の電話が入り、お金も無いのに明日の15時に200万円返済する約束をしてしまいます。
その時、愛沢の前にマサルが現れて「皆で協力して丑嶋の金を奪おう!」と提案しました。

マサルは『明日はカウカウファイナンスの給料日で、丑嶋は必ず銀行から金をおろすから、明日の朝から尾行して金を奪おう』と提案すると、愛沢は二つ返事でOKします。

翌朝。愛沢はマサルとカウカウファイナンスを見張り、柄崎と高田が銀行に行ったので、銀行から出た直後に拉致しました。

マサルの予想では、柄崎と高田は全社員分の給料数百万円を持っているはずでしたが、2人は金を持っていません。
焦って通帳を確認すると、柄崎と高田は給料分の金をおろしたのではなく入金していたことがわかりました。
給料は手渡しではなく口座振込だったのです。

愛沢はイラつきますが、もう後戻りできないので銀行口座の暗証番号を吐かせるべく近くのラブホテルに移動しました。

 

あらすじ④:拉致された柄崎と高田

同じ頃、丑嶋は柄崎から電話が無いことにイラ立っていました。
丑嶋は柄崎に「銀行を出てから5分以内に電話しろ」と指示していたのに、電話がないからです。

丑嶋は柄崎と高田の携帯に電話しますが、2人とも携帯の電源が切れていました。
何かあったと判断した丑嶋は戍亥に緊急事態を知らせると、事務員の摩耶に金銭や書類など最低限大事なものを渡して身を隠すよう命じ、事務所に残った丑嶋は顧客名簿をシュレッダーにかけ始めます。

丑嶋は、2人に何があったか知らないので『2人が警察に捕まったかもしれない前提』で行動していました。
顧客名簿をシュレッダーするのは警察に押収されたらマズイからです。

その頃ラブホテルに監禁されていた柄崎と高田は、愛沢とマサルに「口座の暗証番号は社長(丑嶋)しか知らない社長に電話して暗証番号を聞け!」と煽っていました。
柄崎と高田は一刻も早く丑嶋に状況を知らせたいので「暗証番号は知らない」と嘘をついて電話させようとしていますが、愛沢とマサルは丑嶋が怖いので悩みます。

愛沢とマサルは混乱して別室で作戦会議を始めてしまったので、高田はこの騒動に巻き込まれて困惑していたマサルの友人を説得して、高田の携帯から丑嶋に発信してもらい、ようやく丑嶋にも状況がわかりました。

愛沢とマサルは、こうなったら柄崎と高田を人質にカウカウファイナンスに乗り込んで丑嶋を脅して事務所にある金も口座の金も手に入れようと思いつき、カウカウファイナンスに向かいます。




あらすじ⑤:丑嶋を追うマサルと愛沢

その後、2人は武装してカウカウファイナンスに乗り込みますが、丑嶋もいなければ金庫も空っぽです。
焦った2人はマサルの携帯アプリで丑嶋の携帯のGPS情報が見れることを思い出し、丑嶋を追いかけました。
この時すでに愛沢が犀原と約束した15時は過ぎていました。

愛沢とマサルがGPSを頼りに丑嶋を見つけると、丑嶋はいかにもお金が入っているらしい分厚い封筒を片手に、寂れた飲食店でスーツの男と会っていました。
スーツの男が誰なのか愛沢とマサルは知りませんでしたが、一旦車に戻ってスムーズに金を盗む計画を練ります。

まずマサルが店の裏に忍び込んでブレーカーを落として店内を真っ暗にします。
そして、丑嶋の携帯に柄崎から電話をかけさせて、愛沢は着信の光を頼りに丑嶋を襲って現金を奪おうというものです。

さっそくマサルは店のブレーカーを落として柄崎に発信させ、愛沢は着信ランプを頼りに思い切り殴り掛かりました。
その直後、予想より早く電気が点いて状況が明らかになります。

愛沢が丑嶋だと思って襲ったのはスーツの男であり、それはヤクザの熊倉でした。
柄崎は愛沢とマサルの計画を聞き、丑嶋が熊倉と居ることを知って熊倉に発信したのです。

丑嶋は愛沢とマサルがGPSで追ってくることを予想して、あえて熊倉に会いに行きました。
丑嶋は熊倉が意識を失ったのを見て「金は熊倉が倒れたから支払う義務は無い」と言って持ち帰ります。
丑嶋は熊倉に300万円払いたくなかったので、愛沢とマサルを利用したのです。
愛沢は状況が理解できないままヤクザに連れ去られました。

マサルが愛沢のピンチに気を取られている間に、柄崎は逃げて戍亥に保護されました。
高田も既に戍亥の車に保護されています。

マサルは柄崎が逃げたことに気付くと、危険を察してこっそり逃げました。

 

あらすじ⑥:結末

その日の夜。丑嶋と犀原は今回だけ協力関係になります。
愛沢を生命保険に加入させてから怪我してもらい、犀原の借金と丑嶋の被害金を同時に支払ってもらうことにしました。

愛沢は怖気づきましたが、最後は観念して自らトラックの前に飛び出して轢かれました。


(丑嶋と話す愛沢 引用:https://ushijimakun.org

後日。愛沢の生命保険金を手に入れた丑嶋と戍亥は居酒屋で祝杯を上げました。

愛沢は命は助かったものの後遺症が残り、生命保険金に加えて障がい者給付金がおりたので、柄崎と高田の治療費を差し引いてもおつりがくる程度に儲かりました。

その後もマサルは丑嶋への恨みが忘れられず、愛沢が持っていた銃を武器に道端で丑嶋、柄崎、高田を襲撃しますが、すぐに取り押さえられてしまいます。
「殺すなら殺せ!」と騒ぐマサルに、丑嶋は「お前はウチの債務者だ。
借金の今日までの利息と延滞料その他もろもろで合計800万払え!」とすごみ、銃を川に投げ捨てて立ち去ります。
マサルの「絶対殺してやる!」と叫ぶ声がむなしく響きました。

 

原作漫画との違いは?

映画ヤンキーくん編の大まかな話の流れは原作漫画に忠実なので、細かい違いになりますが紹介していきます。

・丑嶋はマサルを再雇用する
映画ではマサルは母親の写真の件でクビになった後は二度と許してもらえませんでしたが、漫画版のマサルは愛沢に殺されかけて柄崎に助けられた後、丑嶋に土下座してもう1度雇ってもらってい、ヤンキーくん編の後もしばらくカウカウファイナンスで働きます。
 
・漫画でマサルは愛沢に拉致される側だった
映画ではマサルと愛沢が協力して柄崎と高田を拉致していましたが、漫画ではマサルと愛沢は協力関係になく、ほぼ愛沢の単独犯です。
拉致事件の日、愛沢は銀行に行った柄崎を襲ってバッグを盗み、柄崎は拉致せず放置します。
しかし奪ったバッグには通帳しか入っておらず、口座にはかなりの額が入っていたので、愛沢は外で別の仕事をしていた高田とマサルを拉致してラブホに連れ込み、口座の暗証番号を吐かせようとします。
映画版でのラブホで高田が取っていた行動(愛沢に電話させようとしたりマサルの友人にリダイヤルしてもらうなど)は、漫画版では全てマサルの行動です。

以上です。読んでいただきありがとうございました。
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