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あらすじ④:結末
ソー達は地球に戻りました。
ゴアとの戦いでヴァルキリーと、ムジョルニアを放して衰弱したジェーンを病院に連れて行きます。
ムジョルニアは持っている間は健康になれますが、人間のジェーンはムジョルニアを持つことで体力を消耗して逆に寿命を縮めていました。
ソーは、もう一度ジェーンがムジョルニアを持てば死んでしまうことを直感し、ジェーンを置いてゴアの所に行こうとします。
ジェーンは「子どもたちを助けなきゃ。私も戦って死にたい」と言いますが、ソーは「君には生きていて欲しい。出来るだけ早く帰ってくるから」と答え、ゼウスのサンダーボルトを持って1人で影の国に戻りました。
そのころ、ゴアは子どもたちを隠していた廃墟の壁に細工をして『とこしえ』の門に変え、ストーム・ブレイカーを使って門を開けようとしていました。
ソーが現れると、ゴアは影から魔物を出して拉致した子どもたちもろともソーを殺そうとします。
ソーはサンダーボルトの持つ稲妻の力を子どもたち全員に与え、子供たちは魔物と戦い、ソーはゴアと対決します。
ソーはゴアに追い詰められて殺されかけた時、ソーの命の危険を察したジェーンがムジョルニアを持って駆けつけてしまいます。
ソーはジェーンの死を確信して悲しみつつ、救ってくれたことを感謝しました。
ムジョルニアの力でゴアのネクロソードは破壊されましたが『とこしえ』の門は開いてしまいました。
ゴアは最後の力を振り絞ってとこしえの門を通ります。
ソーとジェーンはゴアを追って『とこしえ』に入りますが、ジェーンが倒れて危篤状態に陥ります。
ソーは「お前の勝ちだ。好きな願いを叶えろ。俺は少しでも長くジェーンと一緒に居たい」と言ってゴアを置いてジェーンを看取ります。
ゴアはネクロマンサーの呪いが解け、神への復讐心は消えました。
ゴアは娘を生き返らせたいと願いますが、ゴアも元々死にかけの人間だったため、ネクロマンサーの呪いが解けると死ぬことになります。
ソーがゴアの娘を育てると約束するとゴアは願いを叶え、娘が生き返ったことを確認して死にました。
ジェーンはソーに「いつも心を開いていて。愛してる」と言い、死んで星になりました。
その後ソーはゴアの娘のパパになり、世界各地を旅しながら一緒に暮らし始めました。
この親子は『ラブアンドサンダー』と呼ばれ有名になります。
ゴアの娘にもまた魔力があり、怒った時は目からビームを出します。
コーグは石の体を取り戻し、同族の男と出会って恋に落ちました。
ヴァルキリーはニューアスガルド村に戻り、子供たちに護身術を教えます。
あらすじ⑥:ポストクレジット1
ソーに怪我を負わされてサンダーボルトも奪われて怒ったゼウスは、息子で半神半人の勇者ヘラクレスに「人間は我々神への信仰心を失いつつある。ソーを倒して我々の力を人間に見せつけてこい」と命じました。(ソーVSゼウス&ヘラクレスの戦いに期待)
あらすじ⑦:ポストクレジット2
ジェーンは死んだと同時に、美しい自然と宮殿のある場所に立っていました。
ジェーンは出迎えてくれた故人ヘイムダルと再会し「君をヴァルハラに歓迎する」と言われました。
解説・考察など
雷の神様になって筋肉ムキムキになったナタリー・ポートマンが美しすぎました!
しかし、ソーの家族や家族になろうとしたジェーンも皆死んでしまって悲しいです。
ソーはジェーンを失った悲しみを乗り越えられるのか心配で仕方ない今作でした。
以下、今回わかった新事実や疑問など考察します。
ソーはジェーンに出会う前に元恋人が2人いた
コーグが語ってくれたソーの遍歴で、ソーはジェーンと出会う前に付き合っていた女性が少なくとも2人いたことがわかりました。
1人は戦闘種族系の強そうな女性、もう1人は『もののけ姫』のサンのアメリカ版みたいな狼女でした。
どちらの女性とも『ひと夏の恋』のような感覚で終わっていて、本当に愛を知ったのはジェーンに出会ってからのようです。
ジェーンがムジョルニアを使えたのはなぜ?
ジェーンがムジョルニアを使えるようになったのは、ソーが知らず知らずのうちにムジョルニアに魔法をかけていたことが原因でした。
ソーとジェーンが交際中で幸せの絶頂だった時、ソーはムジョルニアに『これからずっとジェーンを守るぞ』と語りかけます。
ソーは気付いていませんでしたが、この時のソーの言葉が魔法になってムジョルニアに宿っていました。
恐らくソーの心からの発言だったため、ムジョルニアが聞き入れて約束みたいになっていたと思われます。
ムジョルニアが癌を治せなかったのはなぜ?
ジェーンが読んだ本には『ムジョルニアを持つ者は健康を手に入れる』と書かれていました。
本当に物理的に『持っている』間だけは健康を手に入れられるものの、ムジョルニアから手を離すと元の人間に戻ってしまいました。
ムジョルニアは元々オーディンがソーのために作らせた武器なので、そもそも人間が持つことを想定して作られた物ではないですし、人間がかかる病気を治療する機能も持っていなかったことが原因ではないでしょうか。
ムジョルニアはソーがパワーをコントロールしやすくするために作られたもので、元々魔力が備わっているソーが使う分には問題ありませんたが、ジェーンは魔力を持たない人間なので、体に魔力を宿し、人間には出来ない動きも出来るようになるので人間に戻った時に反動が来てしまったと解釈しています。
ゴアは『とこしえ』で願いを変えたのはなぜ?
元々ゴアが『とこしえ』に行こうとしていたのは『全宇宙の神々を殺したい』という願いを叶えるためでした。
ゴアが現地に直接言って一人ずつ殺していくよりも『とこしえ』に願う方が手っ取り早く、殺しそびれることもないからです。
それにゴア自身も既に死にかけていたため、一人ずつ殺していては神を絶滅させる前にゴアが死んでしまう可能性が高かったこともあると思われます。
しかし『とこしえ』にたどり着いたゴアは、神殺しではなく娘を生き返らせることを望みました。
ゴアが願いを変えた理由にはソーが『俺は愛を選ぶ。お前も愛を選べ』という言葉に心を動かされたのも大きいですが、もっと大きいのはネクロソードが壊れたことです。
ネクロソードはゴアを邪神に変えて復讐心を増幅させる役割もあったので、それが壊れたことでゴアも人間に戻ったのです。
もしゴアが『ゴッド・ブッチャー』のまま『とこしえ』に入っていたら、彼はソーの言葉に耳を貸すこともなく、迷わず『神を殺せ』と願っていたはずです。
解けない謎
ちょっとした疑問をメモしておきます。こちらは解決次第消すか更新します。
■ソーはどうやって影の国に戻った?
→ソー、ジェーン、ヴァルキリーが地球に戻る時、移動手段ともいえるストーム・ブレイカーをゴアに奪われました。
しかしその後、ソーは一旦地球に帰ってジェーンとヴァルキリーを病院に入れた後にストーム・ブレイカー無しで影の世界に戻れていたのが謎でした。
サンダーボルトにも瞬間移動できる機能があったということなのでしょうか?
以上です!読んで頂きありがとうございました。
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