『ユージュアル・サスペクツ』ネタバレあらすじ|爆破事件を無傷で生き残った男の証言 | 映画鑑賞中。

『ユージュアル・サスペクツ』ネタバレあらすじ|爆破事件を無傷で生き残った男の証言

クライムドラマ

映画『ユージュアル・サスペクツ』のネタバレ含むあらすじを紹介しています!

ロサンゼルスの桟橋で麻薬船の爆破事故が起きた。
無傷で生き残った唯一の男ヴァーバル・キントは、コトの発端は約6週間前の面通しで5人の犯罪者が出会ったことから始まると捜査官に語り始めた。

 
原題:The Usual Suspects
制作年:1995年
本編時間:106分
制作国:アメリカ
監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー

・本作の解説考察記事はこちらです↓

「ユージュアル・サスペクツ」解説・考察|伏線回収、真実と嘘の見極め、ソゼのその後など
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キャスト&キャラクター紹介


(引用:https://www.imdb.com
ディーン・キートンガブリエル・バーン
汚職事件で解雇された元刑事。
その後は弁護士の恋人イーディと共に堅気の生活を送っていたが、面通しでキントらと出会って再び犯罪に手を染める。

 


(引用:https://www.imdb.com
ヴァーバル・キントケヴィン・スペイシー
通称『おしゃべり(ヴァーバル)キント』と呼ばれる詐欺師。
一見神経質で大人しそうな小者だが、何をしでかすかわからない危なさがある。
左半身に障害があり、左手と左足がうまく使えない。

 


(引用:https://www.imdb.com
マイケル・マクマナススティーヴン・ボールドウィン
フェンスターと組んで盗みで生計を立てているプロの強盗。
フェンスターいわく『良い奴だがクレイジー』な人物。

 


(引用:https://www.imdb.com
トッド・ホックニーケヴィン・ポラック
爆薬のプロ。キントいわく『開き直りで生きている』人物。
メンバーの中で一番短気で気性が荒い。

 

Benicio Del Toro in The Usual Suspects (1995)
(引用:https://www.imdb.com
フレッド・フェンスターベニチオ・デル・トロ
マクマナスの相棒の強盗屋。ヒスパニック系で派手な服装が特徴。
賢いのと持ち前の性格とが相まっていつも発想がぶっとんでいる。

 


(引用:https://www.imdb.com
デヴィッド・クイヤン捜査官チャズ・パルミンテリ
キートンを追う関税局の特別捜査官。
キートンの元同僚でもあり、彼に強い思い入れがある。

 

アイーディ・フィネラン(キートンの恋人)…スージー・エイミス
コバヤシ(弁護士)…ピート・ポスルスウェイト
ジャック・ベア(FBI捜査官)…ジャンカルロ・エスポジート
ジェフ・ラビン巡査部長…ダン・ヘダヤ
アーコシュ・コバッシュ(火傷の男)…モーガン・ハンター
通訳…ケン・ダリー
レッドフット…ピーター・グリーン
エメラルドの運び屋…ポール・バーテル
宝石商…カール・ブレスラー
プルマー医師…クリスティーン・エスタブルック
ウォルター医師…クラーク・グレッグ
似顔絵師…ミシェル・クラニー
汚職警官…ヴィト・ダンブロージオ
カイザー・ソゼの妻…スマダー・ハンソン
アルトゥーロ・マルケス(ソゼを見た男)…カスチュロ・ゲッラ
マルケスのボディガード…ピーター・ロッカ 

 

あらすじ:起

カリフォルニア州サンペドロの桟橋で1隻の船が爆破され、船と周辺の海から遺体が27体見つかりました。
爆破された船はマフィアの麻薬密輸船で、そこにあったはずの麻薬と9100万ドルは未だ見つかっていません。
警察はマフィア同士の抗争が事件の原因とみていました。

この爆破事件には2人の生存者がいました。
1人は全身にひどい火傷を負ったハンガリーマフィアの一味アーコシュ・コバッシュで、現在は病院で処置を受けています。
コバッシュがハンガリー語で何かを訴えているので、聞き込み調査に来ていたFBI捜査官のベア(ジャンカルロ・エスポジート)は急いで通訳を要請しました。

一方、無傷で生き残った詐欺師ヴァーバル・キント(ケヴィン・スペイシー)は重要参考人としてサンペドロ署に勾留されていましたが、言ってしまえば『小者』のキントの保釈のために市長や知事が動いたため、この事件の裏に大きな黒幕がいることは明らかでした。
知事から事情の説明は一切無く、キントは何も喋りません。

どうしても真実が知りたかった関税局捜査官のクイヤン(チャズ・パルミンテリ)は、担当刑事のジェフ・ラビン巡査部長に頼み込み、保釈されるまでの約2時間キントと話をする許可を取りました。

この事件には、クイヤンの元同僚のキートン(ガブリエル・バーン)が関わっています。
キントは「キートンは死んだ」と証言しますが、まだ遺体はありませんでした。
クイヤンはキートンが死んだと信じられず、わざわざNYから来たのです。
キントは話す気はありませんでしたが、クイヤンが脅すので渋々話し始めます。

爆破事件の6週間前。ニューヨークにいたキントはある事件の『面通し』のために警察署に勾留され、同じ理由で勾留されていた元汚職刑事のキートン、強盗2人組のマクマナス(スティーヴン・ボールドウィン)フェンスター(ベニチオ・デル・トロ)、爆薬のプロのホックニー(ケヴィン・ポラック)と出会いました。

※面通し…怪しい容疑者を集めて、事件関係者に容疑者の容姿や声を確認させて犯人を割り出す捜査方法。

Kevin Spacey, Stephen Baldwin, Gabriel Byrne, Benicio Del Toro, and Kevin Pollak in The Usual Suspects (1995)
(面通しで集められた5人 引用:https://www.imdb.com

面通しが終わった後、マクマナスが違法な金儲けの話をキントらに持ちかけてきました。
それはハイリスクハイリターンな内容で、死人を出さないためには5人必要だと言います。
フェンスター、ホックニー、キントはふたつ返事で乗りますが、キートンは堅気に生きようと健闘中だったので断りました。
面通しの成果は無く、5人は無事に警察署から解放されます。

拘置所から解放された翌日、キントはキートンを説得しに行きました。
キートンは弁護士の恋人イーディ(スージー・エイミス)と出会ってから真面目に生きることを決めてインテリア関係の仕事を始めたものの、クライアントはキートンの犯罪歴を知ると逃げるため中々うまくいかず、現在キートンはほぼ彼女に養ってもらっている状態でした。
キートンは今回の面通しのせいで、いま交渉中だった仕事も白紙になってしまい、キントの熱意に負けて半ばやけくそで仲間に加わりました。

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あらすじ:承

仕事の報酬は、うまく行けば300万ドル以上になり、それを5人で山分けするので1人60万ドル程度の儲けになります。
その詳細は、南米から来る『運び屋』が大量のエメラルドをロサンゼルスのレッドフットという宝石商人に売るためにニューヨークを通過するので、そのエメラルドと所持金を強盗する、というものでした。

ニューヨークで運び屋を襲うのにも意味があります。
ニューヨークでは、小遣い稼ぎがしたい汚職警官がパトカーで彼らのような運び屋を護送して、多額のタクシー代をせしめる裏バイトが横行していました。
マクマナスは護送中のパトカーを派手に襲って、汚職警官の存在を世間に知らせて、ニューヨーク警察に恥をかかせようとしていたのです。

犯行当日。キートンらは運び屋の乗るパトカーを襲ってエメラルドと警官の『タクシー代』を奪うと、パトカーに火を放ちました。
事前にマスコミに情報を漏らしていたので事件は大きなニュースになり、狙い通り汚職警官50人が芋づる式に検挙されました。
死者も予定通り1人も出ず、大満足の結果になりました。


(燃えるパトカーから非難する運び屋と警察官 引用:https://www.imdb.com

マクマナスが「エメラルドをレッドフットに売りに行く」と言うので、今度は5人で取引場所のロサンゼルスへ行くことにします。
キートンはイーディに何も告げられないまま出発したことを後悔していたようだった、とキントは語りました。

ここまでの話を黙って聞いていたクイヤン捜査官は「奴は根っからの悪人だ。女を大事にするなんて信じられない!」と、キートンの恋を信じませんでした。

クイヤンの話では、キートンは3件の殺人容疑を含む7件の罪で告訴された過去があり、裁判になると、証人はキートンに都合の良いように証言を変えるか、死ぬかしたことが何度もあったそうです。

しかし、最後にキートンは詐欺罪で有罪判決を食らって警察を解雇されました。
その後の5年の刑務所生活の間には、囚人3人を殺したという噂もあります。
2年前にキートンが殺人事件の容疑者になった裁判では、キートンは自身の死を偽装して『被疑者死亡』で裁判を終わらせたそうです。
なので、クイヤンはキートンがまた『死んだフリ』をしているのではないかと疑っていたのです。

同じ頃、爆破事件のもう1人の生き残りアーコシュ・コバッシュのいる病院に通訳と似顔絵師が到着して、聞き取り調査が始まりました。
コバッシュは「爆発が起きた港ではコカインの取引をする予定だったが、突然現れた『カイザー・ソゼ』という悪魔のような男が皆殺しにして船を爆破した」と証言しました。


(クイヤン、ベア、ラビン 引用:https://www.imdb.com

コバッシュは「俺はソゼの顔を見てしまった!命を狙われるからしばらく保護して欲しい」と警察に訴えています。
ベア捜査官はカイザー・ソゼの人相を聞き出し、似顔絵師にイラストを描かせました。

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あらすじ:転

キントの話の続きです。
キント達5人はロサンゼルスに到着してレッドフット(ピーター・グリーン)にエメラルドを売りました。
すると、レッドフットが『宝石商から宝石を強盗する仕事』を新たに持ちかけてきました。


(レッドフットとキートン 引用:https://www.imdb.com

今ロスにいる宝石商が持っている『宝石と大金』を盗んで欲しいと言うのです。
宝石はレッドフットに、大金がキント達の報酬という好条件だったので、キートン以外は乗り気でした。
キートンは「仕事は1つだけの約束だ」と渋りますが、4人に引きずられて結局引き受けることにしました。

5人はホテルの駐車場で宝石商を待ち伏せして、宝石と金を奪って殺しはしない予定でしたが、誤算が生じて宝石商とボディガードを殺してしまいました。
その後、スーツケースを開けると中身は『宝石と金』ではなく『ヘロイン』でした。

レッドフットを問い詰めると、レッドフットは「元々弁護士から振られたヤマだった。俺は何も知らない」と答えるので、キント達は弁護士と会うことにしました。

5人はホテルの一室で、コバヤシ(ピート・ポスルスウェイト)と名乗る弁護士と会いました。
コバヤシは『カイザー・ソゼ』の部下だと名乗り、事情説明をしました。

情報量が多いので箇条書きします。
・カイザー・ソゼは都市伝説的なマフィアのボスで、彼の姿を見た者はおらず、実在しないのではないかとさえ言われている。
・キートン達5人は過去にソゼの所有物を盗むか壊すかしたことがあり、ソゼは5人に『借りの清算』を求めている
・5人が出会った面通しも、セッティングしたのはソゼだった。
・5人が面通しした事件の犯人は実はホックニーだった。

コバヤシは『借りを清算するための仕事』として『死ぬかもしれないが、1日で9100万ドル手に入る仕事』を命じました。
キント達は断ろうとしますが、断ると家族や恋人を殺すと脅されて引き受けざるを得なくなりました。

仕事の具体的な内容は、アルゼンチンの犯罪組織が数日後にサンペドロの桟橋で9100万ドルの麻薬取引をするので、5人にはそれを阻止して麻薬ごと船を焼いて欲しい、というものです。

ソゼの目的は『商売敵であるアルゼンチン組織の仕事の邪魔』なので、9100万ドルは報酬にする という話でした。

カイザー・ソゼを知らなかったクイヤンに、キントはソゼの有名な話をしました。
ソゼがトルコで麻薬の売人をしていた時代、ライバル組織に目をつけられたソゼは、自宅を特定されて妻と子どもを人質に取られました。
帰宅して自宅に敵が居ることに気付いたソゼは、銃で自らの妻子を撃ち殺した後、敵の下っ端を一人だけ生かして皆殺しにしました。
ソゼが自分の家族を殺したのは『殺した方が救いになる』と考えたからだと言います。
妻子の葬式の後、ソゼは、ソゼの家を襲った男達の家族と友人を皆殺しにした上、自宅と職場を焼き払って復讐したそうです。
その後、ソゼはこつ然と姿を消して伝説の人物になりました。

キントはクイヤン刑事に「ソゼのすごいところは自身の存在自体を『謎』にしたことだ」と語ります。

翌朝。ソゼに怯えたフェンスターが逃走しました。
その日の夜、コバヤシからフェンスターの居場所を知らせる電話が入ったので、その場所に行ってみるとフェンスターの死体がありました。
怒ったキートンは「言いなりになってたまるか。ソゼの正体はコバヤシに違いない。奴を殺そう」と提案しました。

キントら4人はとあるオフィスビルに仕事をしに来たコバヤシを拉致し、改装中のフロアに連れ込んで殺そうとしました。
すると、コバヤシは「イーディを人質にした」と言うので、キートンは動揺します。


(コバヤシに銃を突きつけるマクマナス 引用:https://www.imdb.com

コバヤシは彼女に仕事を依頼してニューヨークからロスに来させていたのです。
今イーディはコバヤシの部下と会議室に居て、いつでも殺せる状態だと告げて「仕事をしなければ、君達全員の家族を一人ずつ酷い目に合わせる」と脅し文句を残してイーディが待つ会議室に入りました。

結末は次のページです!

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