『TENET テネット』ネタバレあらすじと感想|世界を救う名もなき男 | 映画鑑賞中。

『TENET テネット』ネタバレあらすじと感想|世界を救う名もなき男

SF

映画『TENET テネット』のあらすじと感想を紹介しています!

名もなき主人公が第三次世界大戦を止めるため、相棒ニールや仲間の兵士達と共に現在と過去を行き来する。

テネット

原題:TENET
制作年:2020年
本編時間:150分
制作国:アメリカ、イギリス
監督・脚本:クリストファー・ノーラン

・解説、考察記事はこちらです!

『TENET テネット』解説・考察|時系列整理、逆光と背景の整理、主要キャラの正体と謎、名も無き男のその後など
映画『TENET テネット』の解説、考察をしています! 本作を観て難解さに震えて脳みそこねくり回しながら3回鑑賞しまし...

キャスト&主要キャスト紹介

主人公(名も無き男)ジョン・デヴィット・ワシントン
元CIAのエージェント。
テストに合格した唯一の男で、第三次世界大戦を止めるための重要なミッションを任される。

 

ニールロバート・パティンソン
主人公をよく知る謎の青年エージェント。
主人公に逆行の仕組みを詳しく教えてくれる。
開錠の天才。

 

アンドレイ・セイターケネス・ブラナー
10代のセイター…アダム・クロッパー

第三次世界大戦に深く関わっている武器商人。現在と未来の仲介人。
非常に独占欲が強く嫉妬深く、妻キャサリンには並々ならぬ執着を見せる。

 

キャサリン・バートンエリザベス・デビッキ
セイターの妻で主人公が惚れた絵画の鑑定士。
過去に働いた詐欺行為と息子をネタにセイターから支配されている。
主人公が彼女に好意を寄せたことで、夫の正体や第三次世界大戦を知ることになる。

 

プリヤ・シンディンプル・キャパディア
女性武器商人。夫を商売の『顔』に使い、取引内容は全てブレーンである彼女が決めている。
第三次世界大戦を知る人物で、主人公にヒントとアドバイスを与える。

 

マイケル・クロズビー卿…マイケル・ケイン
アイブス(ニールの仲間)…アーロン・テイラー=ジョンソン
拷問男…アンドリュー・ハワード
フェイ(テストの男)…マーティン・ドノヴァン
バーバラ(研究者)…クレマンス・ポエジー
サイジェイ・シン(プリヤの夫)…デンジル・スミス
ホテルマン…ジェレミー・セオボルド
ボルコフ(セイターの部下)…ユーリー・コロコルニコル
マヒア(プリヤ部隊)…ヒメシュ・パテル
クラウス(オスロ倉庫の担当者)…ジャック・カットモア・スコット
マックス(キャサリンの息子)…ローリー・シェパード
ローハン(プリヤ部隊)…アンソニー・モリナーリ
ウィーラ(プリヤ部隊)…フィオナ・ドゥーリフ
プリヤ部隊の戦士…セブ・カリントンシェーン・エイブリージョン・オランテスマシュー・マースデン ほか

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あらすじ前半

選ばれた主人公

※主人公には名前がないので『主人公』と表記します。

CIAエージェントの主人公(ジョン・デヴィット・ワシントン)は、ウクライナの首都キエフのオペラハウスで起きたテロ騒ぎに乗じてエージェントとしての仕事を遂行します。
テロ騒ぎの中で殺されかけた主人公は『逆行する兵士と銃』に助けられました。
逆行兵士は完全装備で身体的特徴は一切不明でしたが、コインと赤い紐のチャームを付けたリュックサックだけが印象に残りました。

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(逆行男のチャームとリュック 引用:https://movies.stackexchange.com

オペラハウスから出た後、主人公はテロ組織に正体がバレて尋問&拷問を受けてしまいます。
主人公は黙秘を貫き、用意していた自殺用の薬を飲みこんで意識を失いました。

しかし、薬は毒薬ではなかったらしく主人公は死んでいませんでした。
CIAの男フェイに「オペラハウスの任務はテストだった。君だけが合格した。これから人類を救うための計画に参加してもらう」と告げられます。

主人公は計画の詳細を知りたがりますが、フェイは「真実を知ることは破滅に繋がる」と教えてくれません。
教えてもらえたのは『両手の指を組むジェスチャー』と『TENET(テネット)』という謎の計画名だけでした。

 

逆行の仕組み?

海上の風車の中で何日か潜伏した後、地上に戻った主人公は車のカーナビが示した研究施設に行きます。

そこでバーバラ博士に会い、計画が『第三次大戦を止めるため』にあることや、逆行する銃弾や人物の説明を受けます。
バーバラは「頭で考えず、ただ感じて」と言います。

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(ラボに保管されている未来の部品 引用:https://www.spotern.com

 

インドでニールとプリヤに出会う

逆行する銃弾にインド特有の物質が使われていることを知った主人公は、インドの大物武器商人サイジェイ・シンに会うためインドのボンベイに行きます。

簡単には会えないため、主人公はCIAに協力者を要請します。
その後、主人公はアメリカ人青年エージェントニール(ロバート・パティンソン)と合流し、協力してサイジェイの自宅に侵入しました。

話をしていると、サイジェイ・シンはただの『顔』で、親玉は妻プリヤ(ディンプル・キャパディア)だとわかりました。

プリヤは、ロシア出身の英国情報部員で武器商人の裏の顔を持つ男アンドレイ・セイター現在と未来の仲介人(ブローカー)だと明かし、セイターを知る英国情報部のマイケル・クロズビー卿(マイケル・ケイン)を紹介してくれました。

イギリスに移動

主人公はイギリスでクロズビー卿に会い、セイターに接近するためのアドバイスをもらいました。

セイターの故郷は地図に載ってない核関連の秘密都市『スタルスク12』という場所で、現在は『地下実験地』になっている地域です。
現在から約2週間前のオペラハウス事件の日、スタルスク12でも爆発がありました

クロズビー卿は「セイターに近づきたいなら、まずは妻キャサリンに近づけ」と言い、1枚の贋作絵を主人公に渡しました。

セイターの妻キャサリン(エリザベス・デビッキ)は絵画の鑑定師で、2人は競売所で出会いました。
その後結婚して子どもを設けますが、現在夫婦関係は破綻していて、キャサリンはトマス・アルポという男性画家との不倫が噂されています。

噂の根拠は、アルポが描いたゴヤの贋作を、キャサリンがセイターに高値で売った過去があるからです。

クロズビー卿が渡した絵は、アルポが描いた贋作の1つでした。

 

キャサリンとの出会い

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(絵画の鑑定士キャサリン 引用:https://ameblo.jp

主人公はキャサリンに贋作絵を見せてレストランに誘いだしました。
主人公が「不倫と詐欺行為をバラされたくなければセイターに会わせろ」と脅すと、キャサリンは「アレポに騙されて贋作を売らされた」と言います。

セイターは贋作絵を買わされたことを既に知っていて、キャサリンは現在「警察に通報する」「息子と暮らせないようにしてやる」と脅され支配されていると打ち明けました。

キャサリンはセイターと和解しようと先日ベトナム旅行に行きましたが、セイターに「俺から解放されたければマックス(息子)を諦めろ」と脅されました。

怒ったキャサリンがマックスを連れて船から降りた時、セイターの愛人らしき女が船から海に飛び込むのを目撃して、その後呼び戻されて船に戻ったらセイターは居なくなっていたと語りました。
それから、キャサリンはセイターへの愛が完全に冷めたと言います。

主人公はキャサリンに「俺が君を助ける」と告げた直後、セイターが雇ったマフィアが現れます。
キャサリンが帰ろうとしたので、主人公は彼女に電話番号のメモを渡しました。

その後、主人公はマフィアを全員倒して無傷でレストランから出てきたので、キャサリンは主人公なら本当に助けてくれるかもしれないと思い、頼ってみることにしました。

 

セイターの美術品保管金庫

その後、キャサリンと会った主人公は「セイターが所有しているアルポの贋作(キャサリンの詐欺の証拠)を処分しよう」と提案します。

その絵はオスロ空港内にある『フリーポート』というレンタル倉庫の金庫部屋にあるはずだとキャサリンは言いました。

セイターはフリーポートをとても大事にしているらしいので、主人公は、その金庫に『逆行』の手がかりもあるかもしれないとにらみました。
主人公はニールに協力を依頼します。

計画を練った結果、火事を起こして騒ぎに乗じてセイターの金庫室に侵入して、絵はその時燃やしてしまおうと考えます。
ニールはフリーポートに飛行機を追突させて火事を起こそうと提案し、仲間を数人集めました。

周囲の気を逸らすため、月に一度輸送される大量の金塊を滑走路にばらまくことにしました。

決行当日。主人公とニールは美術品関係者に成りすましてレンタル倉庫に潜入し、予定通り飛行機追突が起こります。

騒ぎに乗じてロータス社(セイターの会社)の倉庫に侵入すると、中には既に何者かが争った痕跡と銃弾が貫通したガラスがありました。

おかしいと思ったその直後、金庫室の奥にあった回転ドアから全身黒づくめに武装した逆行男が1人、逆行していない男1人が同時に現れました。
主人公と逆行男はバトルを繰り広げます。

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(逆行男と戦う主人公 引用:https://plotaholics.com

その間、ニールは逆行していないもう一人を追いかけてヘルメットを剥ぎますが、男の顔を目撃すると慌ててヘルメットを返して主人公の所に戻りました。
主人公が逆行男を追い詰めて殺そうとした時、ニールが止めに入ります。
次の瞬間、逆行男はシャッターの向こう側に吸い込まれるように消えました。

アルポの贋作が燃えたかどうかは確認も出来ませんでしたが、セイターが逆行する組織と関係があることは明白になりました。

その後、主人公はニールが物理学の修士号を持っているからか『逆光』への理解が驚くほど早いこと知り、『任務』の仲間に加わってもらいました。

もう一度プリヤに会う

主人公は再びプリヤに会い、一部始終を報告しました。
プリヤは金庫に現れた黒ずくめの男2人は同一人物で、『回転ドアは未来で作られた逆行を生むマシン』だと教えてくれました。

さらにプリヤは、セイターは今『プルトニウム241』を探しているので、主人公もそれを追えと言います。
『241』は現在ウクライナ保安庁が所有していて、1週間後にタリンへ移動するからその時に盗めと、プリヤは具体的な案まで提示しました。

プルトニウムに近づきたくなかった主人公は「セイターを殺した方が早い」と言いますが、プリヤは「殺してはだめ。セイターから情報を引き出してからでないと、大惨事は止められない」と答えました。

 

セイターと初対面

イギリスに戻った主人公はキャサリンに「贋作絵は処分した」とでたらめを言います。
キャサリンはお礼として主人公をセイターに会わせるために、その日の夕食会に招待してくれました。
武器商人が裏稼業のセイターは身を護るために海上で過ごすことが多く、その時もセイターは自家用小型クルーズ船に居て、夕食会も船で行われます。

一方で、セイターはキャサリンに近づく主人公の存在にいち早く気付いていました。
主人公とキャサリンが初めて会ってレストランに行った時点で浮気と判断し、部下を使って主人公を殺そうとしたものの、部下が返り討ちにあったのでイラついていました。

夕食会に主人公が行くと、セイターは「お前を屈辱的な方法で殺してやる」と脅します。
主人公は冷静にオペラハウスの話をするとセイターは表情を変え、明日の朝8時に待ち合わせてセーリングする約束をしました。

 

セイターとセーリング

翌朝、セイターはキャサリンにアルポの贋作絵を見せびらかすのでキャサリンは言葉を失います。
セイターは「胸騒ぎがしたので事前にフリーポートから移した。悔しいか?」と告げました。

その後、約束の8時に主人公はセイターとキャサリンと一緒にセーリングしますが、キャサリンは主人公をフル無視です。

ヨットの上で主人公とセイターが話していた時、キャサリンが憎しみのあまり突然セイターを海に突き落としてしまいます。
男は慌ててセイターを救出しました。

 

セイターの過去

クルーズ船に戻った後、主人公は怒ったキャサリンから『絵が燃えたとウソをついたこと』『セイターを助けたこと』を責められます。
主人公は素直に謝って事情のごく一部を説明して「セイターから情報を引き出した後で殺すのを手伝う」と説得しますが、キャサリンは信じません。
主人公に頼んで証拠の絵を処分しようとしたキャサリンは、セイターからどんな仕返しを受けるかと恐怖に怯えています。
主人公はキャサリンに護身用の銃を渡しました。

セイターは主人公を部屋に呼び「助けてくれたことは感謝しているが、借りは作りたくない」と言いました。
主人公は「ならプルトニウム241を盗みたいから助けて欲しい」と頼むと、セイターは了承して、主人公は今夜セイターの船に泊まることになりました。
この時、セイターが心拍数が表示される腕時計を気にしていることに気付きます。

セイターは10代の頃に故郷のスタルスク12で、がれきからプルトニウムを探す仕事をしていた時、がれきの中からなぜか自分の業務契約書を見つけました。
それは未来からセイターに送られたものでした。
セイターは自分と同じようにプルトニウムを探していたもう1人の男を殺して業務を独占し、その後プルトニウム関連の闇取引も独占して現在の地位に繋げたと語りました。

その日の夕方、セイターの船にヘリが来て何かが運び込まれます。
主人公が物陰から覗き見していると、大量の金塊が運び込まれ、セイターが手をかざすと金塊が逆行しました。
セイターは未来から『役割に対する報酬』として金塊を受け取っていたのです。

 

241を盗む

241が輸送される当日、主人公とニールはタリンで輸送車から241が入っているケースを盗み出しました。

主人公がケースを開けると、それは明らかにプルトニウムではなく、主人公がオペラハウスで確保して仲間に渡した物と同じ金属製の物体でした。
輸送車の無線を傍受すると、無線の内容が『逆再生』になっています。
すると、酸素マスクをつけたセイターが逆行する車(アウディ)に乗って現れて、キャサリンに銃を突き付けて「241を渡せ」と脅します。

主人公は苦肉の策で、中身を抜き取ったケースだけを投げ渡し、241本体は主人公の車(BMW)とアウディの間を走行していたシルバーの逆行車(サーブ)の車内に投げ込みました。
セイターはケースが空だと気づかず運転手と共に車を乗り換えて逃げました。
主人公は暴走する車に取り残されたキャサリンを助けますが、その直後にセイターの部下に捕まってしまいます。

主人公とキャサリンは倉庫に連れて行かれて尋問を受けました。
同じ倉庫の中のガラスを隔てた向こう側に、逆行するセイターとキャサリンが現れて、キャサリンのお腹を撃って主人公を脅します。
主人公はとっさに「241はBMWの中だ」と嘘をつきます。

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(キャサリンに銃を向けて主人公を脅すセイター 引用:https://kultura.onet.pl

そこに、ニールが呼んだ応援部隊が入ってくると、セイターは【回転ドア】の中に消えてしまいました。
他の仲間がいたことを知らなかった主人公がニールを問い詰めると、「プリヤの部隊だ」と答えます。

また、セイターの行動は明らかに241奪還の流れを知っていたのでそれも問い詰めると、隊長アイブスアーロン・テイラー=ジョンソンが『挟撃作戦』という、現在と過去の仕組みを利用した作戦だったと教えました。
行動と結果を確認してから逆行して主人公の行動を予測しながら目的を果たしたのです。

お腹を撃たれたキャサリンは危篤状態です。
回転ドアで逆行して彼女が撃たれた時間よりも前に戻ると、症状は多少軽くなりましたが、それでも医療班には「もって1週間」と言われます。

主人公はキャットが撃たれた過去を変えるために、逆行世界で初めて外に出ることにしました。
注意点を聞いてから外に出て、用意されていたシルバーの車に乗ります。

・逆行世界のルール
①逆行世界で外に出る時は酸素マスク必須(外気を肺に取り込めない)
②過去の自分とは物理的に接触してはいけない(触れると消滅する可能性)
③逆行中の人間以外が逆行している(遡っているため)
④熱の反応で火は氷に変化する

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(初めて逆行世界の外に出た主人公 引用:https://www.polygon.com

241が入っていたケースに盗聴器を仕込んで会話を盗聴すると、セイターは『プルトニウム』のことを『アルゴリズム』と呼んでいました。

その後もアウディを追って遡り続けた結果、主人公がサーブに241を投げ込んだ瞬間をセイターに見られ、在りかがバレてしまいました
騙されたことを知ったセイターは逆行主人公のサーブに追突し、転覆させて火を放ちます。
主人公が気を失っている間にセイターは241を手に入れました。

あらすじ後半と感想は次のページです。

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