映画「帝一の國」ネタバレと感想☆菅田将暉のポテンシャルが半端ない! | 映画鑑賞中。

映画「帝一の國」ネタバレと感想☆菅田将暉のポテンシャルが半端ない!

コメディ

映画『帝一の國』のあらすじを紹介しています!  

時は昭和。将来は総理大臣になるという夢を持つ高校生の赤場帝一が、生徒会長になるべく奮闘する物語。

制作年:2016年
本編時間:118分
制作国:日本
監督:永井聡
脚本:いずみ吉紘
原作漫画:『帝一の國』古屋兎丸 著

主要キャスト紹介


(引用:https://i.ytimg.com
赤場 帝一(あかばていいち)…菅田将暉
幼少時代…斎藤龍音
一年一組ルーム長。将来の夢は内閣総理大臣になること。
父は通商産業省の事務次官、母はピアニストという裕福な家庭で育ち、ピアノが大好き。
ガールフレンドは幼馴染みの白鳥美美子。
中高一貫の超名門校・海帝高校に主席入学し、夢を叶えるための第一歩として生徒会長になることを固く誓った。
夢実現のため、先輩の忠犬になる覚悟を決める。

 


(引用:https://www.suruga-ya.jp
榊原 光明(さかきばらこうめい)…志尊淳
一年一組副ルーム長。帝一の幼馴染みの親友。
女性っぽいところがあり、可愛いもの好きで特に猫が大好き。
幼い頃から誰よりも帝一を信頼している。
人並み外れた推察力と状況判断能力で帝一の学園ライフをサポートする。

 


(引用:https://twitter.com
大鷹 弾(おおたかだん)…竹内涼真
一年六組ルーム長。中高一貫私立の海帝高校に公立中学から受験で入ってきた唯一の生徒。
主席入学した帝一に勝るとも劣らない頭脳を持つ。
正義感が強くリーダーシップがある頼れるお兄ちゃんタイプ。
5人兄弟の長男で、仕事が忙しい母親の代わりに弟たちの世話や家事をしている。
将棋を通じて二年生の森園と仲良くなる。

 


(引用:https://www.suruga-ya.jp
東郷 菊馬(とうごうきくま)…野村周平
一年二組ルーム長。帝一の同級生で、父親の代から続く生涯のライバル。
陰湿でずる賢く、得意なことは情報収集。
父親の東郷卯三郎は通商産業大臣で、譲介の上司にあたる。

 


(引用:https://www.suruga-ya.jp
氷室 ローランド間宮祥太朗
二年三組ルーム長。
生徒会長に一番近い存在と言われていて、帝一が忠犬になると決めた人物。
父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフ。
カリスマ性があり多くの支持者を集めるが、目的のためなら手段を選ばない冷酷なタイプ。

 


(引用:https://www.tst-movie.jp
森園 億人千葉雄大
二年六組ルーム長で、ローランドの次に有力な次期生徒会長候補。
冷静沈着&頭脳明晰でいつもは静かに周囲を観察しているが、極度の負けず嫌いで、時には周囲が驚くほどのやる気と行動力を見せる。
将棋好きで、物事の戦略などを考える時は将棋になぞらえることが多い。

 

赤場 譲介(帝一の父)…吉田鋼太郎
赤場 桜子(帝一の母)…真飛聖
白鳥 美美子(帝一のガールフレンド)…永野芽郁
小学生時代の美美子…安藤美優
堂山圭吾…木村了
川俣 豊治(一年一組担任)…中村育二
東郷 卯三郎(菊馬の父)…山路和弘
根津 二四三(ねづにしぞう、一年二組副ルーム長)…萩原利久 
佐々木 洋介(一年六組副ルーム長)…岡山天音
駒 光彦(二年三組副ルーム長)…鈴木勝大
本田 章太(二年四組副ルーム長)…三河悠冴
古賀 平八郎(生徒副会長)…井之脇海
スティーブ・レッドフォード(ローランドの父)…チャールズ・グラバー
野々宮 幸四郎(内閣総理大臣)…榎木孝明
生徒…中崎敏、重岡漠、大塚健人、菅原健、松本岳、今野誠二郎、品田誠 ほか

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あらすじ紹介

あらすじ①:帝一が生徒会長にこだわる理由

昭和のある春の日。
内閣総理大臣になるのが夢の15歳、赤場帝一(菅田将暉)は、海帝高等学校に主席入学を果たしました。

中高一貫校の海帝高校は、多くの政治家や官僚を輩出する超名門校です。
総理大臣になるための一番の近道は、この海帝高校で生徒会長になり、政界の最大派閥『海帝生徒会長会』に入ることだと言われていています。
海帝高校の生徒会長になることが、帝一の絶対に達成しなければならない目標でした。

帝一は海帝中学時代も生徒会長だったので、すでに周囲から『生徒会長に一番近い男』と言われています。

帝一が生徒会長に執着するのは、父譲介(吉田鋼太郎)の存在に大きな理由がありました。
譲介も海帝出身で、当時の生徒会長選ではライバルの東郷卯三郎(山路和弘)に1票差で敗れ、副会長に甘んじたという苦い過去がありました。

現在の卯三郎は通商産業大臣であり、譲介の上司です。
これは、生徒会長になれなかったことが大人になった今も出世に影響していることを意味するため、譲介は当時のことを今でも強く根に持っていました。

そのため譲介は帝一に過度な期待を寄せ、幼い頃から『海帝高校の生徒会長になる重要性』を言い聞かせていました。
そんな環境で育った帝一は、海帝高校で生徒会長になることに異常な執着を持つことになりました。

幼い頃の帝一は気が弱く大人しいタイプで、母親に似てピアノが大好きでした。
しかし、帝一のピアノ好きを良く思わなかった譲介は、しばしば帝一を修行に連れ出そうとして桜子と口論になりました。

ある日、帝一は夫婦喧嘩に巻き込まれてピアノに思いきり後頭部を打ちました。
このときから帝一は『僕が総理大臣になって自分の国を作れば、両親の争いもなくなって平和になるはずだ』と考えて、総理大臣になるまでは譲介の教育方針に従うことに決めました。

同時に、帝一は『正々堂々』という言葉を帝一辞典(帝一の頭の中の辞典)から削除しました。


(美美子と糸電話する帝一 引用:https://www.crank-in.net

帝一のガールフレンドは、幼馴染みで花園女子高の生徒 白鳥美美子(永野芽郁)です。
美美子は幼い頃から帝一のピアノが好きと言ってくれて、幼馴染みのライバル東郷菊馬(野村周平)に帝一がいじめられた時には助けてくれる頼もしい存在でもありました。

海帝高校は男女交際禁止のため、帝一は美美子とは、一定の距離を保ち糸電話で会話するという変わったデートで交流を続けています。

「また帝一さんのピアノが聞きたい」と言う美美子に、帝一は「人はいつか、人生をかけて本気で戦う時が来る。僕にとってはそれが『今』なんだ!だから、ピアノはその後だ」と答えました。

 

あらすじ②:ルーム長選定と大鷹弾との出会い

海帝高校が定めるルーム長選定の基準は『品行方正であること』、『リーダーシップがあること』、『入学試験の結果が良好である者』とされていますが、実際には保護者からの寄付金の額で決められています。

譲介が奮発した多額の寄付金により、帝一は無事に一年一組のルーム長に選任されました。
副ルーム長は帝一が選べるため、迷わず榊原公明(志尊淳)を指名します。

公明は、帝一にとって唯一無二の相棒です。
親の仕事の影響でマシンに強く、帝一以上に周囲の細かい変化に気付き、いつも的確なアドバイスをくれます。

その日の昼休憩中。帝一と公明は、校庭で遊んでいた大鷹弾(竹内涼真)と知り合いました。
弾は一年六組ルーム長で、帝一の学年で唯一の外部入学生です。

六組のルーム長は元々、寄付金の額により別の生徒がなるはずでしたが、赴任したばかりの担任・黒坂礼子が弾をルーム長に選びました。

弾は外部入学で知り合いはいないはずなのに、入学2日目にしてクラスメイトの大半と親しくなるほど人望が厚く、人気者でカリスマ性のある生徒です。

公明が弾を褒めたので、帝一は嫉妬から弾をライバル認定しました。

その日の放課後。帝一と公明は弾の自宅に遊びに行くことになり、弾が父親のいない貧乏な家庭だと知ります。

弾は五人兄妹の長男で父親は亡くなっていて、弾は仕事で忙しい母親の代わりに放課後や休日は家事と弟妹の面倒を見ていました。

帝一は、弾が作ってくれた晩ご飯の味に感動しながら疑問が浮かびました。
海帝高校は私立なので授業料などがかなり高額ですが、弾の家庭はどう見ても学費にお金をかける余裕は無さそうです。

帝一は我慢できず学費はどうしているのかと聞くと、弾は元々中学を卒業したら働くつもりでしたが、当時の担任に「試験結果が良好だったら奨学金で学費免除が受けられるから」と海帝高校の受験を勧められたと答えました。

海帝に高校から受験で入るだけでもかなり難易度が高いのに、その上に授業料免除が受けられた弾は相当な頭脳の持ち主ということになります。

帝一はさらに弾へのライバル心を燃やしました。


(試験の難しさに動揺を隠せない帝一 引用:https://ciatr.jp

その後、帝一はモンゴメリ好きの担任教師川俣(中村育二)に「父のコネでモンゴメリ展覧会を日本で開くよう働きかけます」と提案して、見返りに弾が受けた外部入学試験の問題と解答、そして弾の試験結果を手に入れました。

その日の夜。帝一はさっそく自室にこもってセルフ試験を行い、終わる頃には朝になっていました。

テストの結果、総合得点は帝一が弾に2点差で勝利していて、帝一は歓喜の雄叫びを上げます。
「僕は負け犬にはなりたくありません!」と興奮する帝一に、譲介は「ちがう、お前は『犬』になれ!そして『勝ち犬』になるのだ!」と命じました。

 

あらすじ③:ローランドの犬になる


(評議会に参加中のローランド 引用:https://ciatr.jp

海帝高校の生徒会長は『評議会』で行われる選挙で決まります。
評議会とは、全クラスのルーム長、副ルーム長と各部活動の部長の合わせて60人で結成される会です。

その年の生徒会長が評議会メンバーの中から『次期生徒会長候補』を3名選び、その3人だけが生徒会長選挙に参加できる仕組みです。

帝一が譲介に命じられたミッションは『次期生徒会長になる生徒を見極めて、その生徒の派閥に入り、忠犬のように尽くして信頼関係を築くこと』でした。

公明は2年のルーム長6人を調べ上げて、現生徒会長の堂山(木村了)が選びそうな3人を帝一に教えてくれました。

1人目の二年四組 本田章太(三河悠冴)は政治家の息子でポテンシャルはあるものの、大人しく引っ込み思案のため、トップに立つことに適しているかどうかは微妙です。

2人目の二年五組 森園億人(千葉雄大)は海帝中学時代から常に成績トップの秀才な上、堂山会長とは同じ将棋クラブに所属していた幼馴染みで仲が良いため、かなりの有力株です。

3人目の二年六組 氷室ローランド(間宮祥太朗)はアメリカ人と日本人のハーフで、その見た目と優れた身体能力で運動部の生徒からカリスマ的人気がある上に、喧嘩も強く学校のヒーロー的存在で、見るからに華のある生徒です。

帝一は迷わず氷室ローランドの犬になることにしました。

その日の会議で、帝一は数日後に行われる生徒総会で、校旗の上げ下げをする『校旗掲揚係』という一年生の仕事の中では最も重要な役を任せられました。

その日の夜、帝一のライバル菊間は、父 卯三郎に校旗掲揚係に選ばれなかったことを叱られました。
菊馬は帝一を憎み『架空切腹』にすることを誓いました。
架空切腹とは海帝高校生徒会に代々伝わる言葉で『大きな失敗をして生徒会で干されること』を意味します。

生徒総会は、堂山会長が全校生徒の前で部活動や委員会の予算承認を行う生徒会の大舞台で、一年の生徒会役員にとっては初めての仕事です。

生徒総会当日。役員は全員インカムを付けて総会に挑みます。
帝一の仕事は具体的には、校歌斉唱に合わせて校旗をステージ中央に降ろし、堂山会長の話が終わると同時に校旗を回収する作業です。
菊馬は照明、弾は音響の役割でした。

帝一は前半の仕事を完璧にこなしてひとまず安心しますが、堂山のスピーチ中、菊馬が校旗にイタズラしようとして帝一と菊馬の争いが起こりました。
帝一はピンチになりますが、弾が駆けつけてくれて事件は起こらずに済みました。

総会後の反省会で、氷室は帝一を褒めちぎる一方で、持ち場を離れた菊馬と弾を叱りました。
帝一は黙って叱られてくれた弾に恩を感じ、いつか借りを必ず返すと約束しました。

半年後。堂山会長から発表された生徒会長候補の3人は、公明の予測通り、本田章太、森園億人、氷室ローランドでした。
指名された3人は順番にマニフェストを発表します。

森園のマニフェストは、生徒を能力主義で評価することです。
部活動では、前年度で好成績を収めた部には予算を増やし、成績不振の部にも、新入生の能力を加味して『期待予算』を計上すること、そして生徒会は、現在の『指名制』を撤廃して『立候補制』に変えて、投票は生徒会役員だけでなく全校生徒で行うようにしたい、と表明しました。

森園は、評議会の特権階級的立場を崩して全生徒を平等にして、生徒会内の派閥をなくそうとしていました。
弾は森園の意見に共感しますが、菊馬は「派閥をなくすなんて机上の空論だ」とつぶやきます。

氷室のマニフェストは『学力だけでなく、スポーツ面でも海帝の名を世に知らしめたい』というもので、今までは公平に配分されてきた部活動の予算を、運動部だけ大幅に増額すると表明しました。

そして「森園のように海帝高校の歴史・伝統を変えようとするのは無責任だと思う」と意見しました。

評議会の後、帝一は弾をローランドの派閥に誘いますが、弾は「森園先輩も捨てがたいし、そもそも派閥に入るつもりは無い」と断りました。

後日行われた海帝新聞部による世論調査では、ローランドの支持率が圧倒的だという結果が掲載されました。


(裸太鼓 引用:https://www.cinra.net

『海帝祭』と呼ばれる学園祭の時期になると、帝一は開会式の出し物の考案を任されました。

帝一は、生徒会役員と運動部の生徒達に仲間意識を作るため、ふんどし一丁で太鼓を叩く『裸太鼓』を提案して、ローランドを中心に太鼓を演奏しました。

裸太鼓は女子客に失神者が出るほどの成功ぶりを納めたので、ローランドは喜びました。

その日、ローランドは「弾も俺の派閥に入れたい」と帝一に相談します。
すると帝一は、知っている限りの弾の情報を全て喋りました。
弾の家庭事情を知ったローランドは不敵な笑みを浮かべると、さっそく弾に会いに行きました。


(禅と話しに来たローランドに同行した帝一 引用:Twitter

ローランドの父親の会社は、貧困者を救済する財団を持っています。
ローランドは弾に「父親に頼んで、弾の母に援助金が入るようにするから、俺の派閥に入れ」と取り引きを持ち掛けました。

その後もしつこい勧誘にキレた弾はローランドを殴り倒し、帝一とも決別して森園の派閥に入ると宣言しました。

 

あらすじ④:森園億人の犬になる


(森園に忠誠を誓う帝一 引用:https://www.cinemacafe.net

その後、菊馬は「弾の勧誘に失敗したのは帝一のせいです」とローランドに吹き込み、さらに、帝一の父 譲介とローランドの父には仕事上の確執があることも明かしました。

帝一とローランドはお互いに知りませんでしたが、ローランドの父は世界最大の外国車メーカー 『HM社』の日本支社長で、外国車を日本に広めようと奮闘しています。

一方で譲介は『日本車優遇措置法』を成立させようとしていて、HM社の日本参入を拒絶していました。
ローランドは激怒して「こうなったら帝一を雑巾のように使い捨ててやる!」と吐き捨てました。

同じ頃、帝一も譲介から確執話を聞き、ショックから切腹しようとしていました。
譲介は帝一から刃物を取り上げて「残された道は一つしかない!」と叫びます。

翌日。帝一は譲介のアドバイス通り森園派に鞍替えして、ローランドを失脚に追い込む決意をしました。

帝一は公明と一緒に森園組の活動部屋に乗り込み、今までのアンチ森園発言や、弾の家庭事情をローランドに喋ったことを土下座して謝まり、森園派に入れ欲しいと頼み込みます。

帝一が使えると考えた森園は快く帝一を許して迎え入れ、弾も帝一と仲直りしました。

この時、帝一は森園への『謝罪の印』として、次期生徒会長候補の本田に会長選挙を辞退して、副ルーム長と一緒に森園派に入るよう説得していました。
こうして会長選は森園とローランド2人だけの争いになりました。

同じ頃。ローランドは運動部の全部長と『ローランドに1票入れる』という約束を取り付け終えていました。

ローランドは文化部の部長たちには実弾(賄賂)渡した上で「俺に投票してくれたら、活動費を増額する」と実現不可能な約束をして回りました。

部長への賄賂と実現不可能な約束は菊馬の入れ知恵です。
ローランドの約束を実現するには部活動に当てる予算そのものを増やさなければいけないことになりますが、過去の生徒会長達が予算の増額を教師に打診して成功したことは一度もありませんでした。

ローランドのクラスの親友で副ルーム長の駒光彦(鈴木勝大)は「やりすぎだ」と責めますが、ローランドは聞きませんでした。

ローランドの実弾を知った帝一は慌てて譲介に金を無心をしますが、譲介は「金は災いをもたらすからダメだ」と却下すると、戊辰戦争で新政府軍が旧幕府軍に勝利した時の戦略を話して聞かせて『森園派を官軍、氷室派を賊軍というイメージを全校生徒に植え付けろ』とアドバイスしました。

数日後。ローランドの実弾は大勢の生徒に知られ、金目当ての生徒がローランドの周りに集まってしまいます。
困ったローランドは実弾作戦を提案した菊馬に「どうにかしろ!」と命じますが、菊馬はおろおろするばかりでした。

同じ頃、帝一は森園派の主要メンバー8人を集めて校庭で校旗を掲げ、マイムマイムの曲を流して輪になって踊り始めました。

森園派のダンスに気付いた生徒たちが集まって、マイムマイムの輪はどんどん大きくなります。
ダンスの輪の中央に森園が立ち、踊る生徒を笑顔で眺めました。
そんな中、ローランド派の生徒と実弾をもらった生徒達は、後ろめたさから輪に加われずにいる様子が目立ちました。
この作戦は、後に『マイムマイム事変』と呼ばれて後世に語り継がれました。


(マイムマイムを踊る生徒と中央に立つ森園 引用:https://www.bb-navi.com

数日後に配られた海帝新聞による世論調査で、森園とローランドの予想獲得票数が互角になりました。

 

あらすじ⑤:生徒会長選挙

週末、帝一は高級料亭の個室で美美子とお忍びデートをしましたが、隠れてデートするのが不満だった美美子は文句を言い始めて喧嘩になってしまいました。

月曜日。譲介が収賄の容疑で逮捕されました。
これは森園派の巻き返しに業を煮やした卯三郎がでっち上げた冤罪で、譲介は無実でした。

この件には、卯三郎が譲介の日本者優遇措置法に反対し、ローランドの父とは癒着していたことも背景にありました。

譲介の面会に行った帝一は譲介に怒りをぶつけます。
譲介の逮捕が海帝の生徒に知られれば、森園のイメージダウンに繋がってしまうからです。
帝一は「僕は誰にも邪魔されずにピアノを弾くために総理になりたいのに、これじゃいつまでたってもピアノが弾けない」と涙を流しました。

帝一は総理大臣になると誓った日から、大好きなピアノを一度も弾かずに我慢していたのです。
譲介は黙って帝一に頭を下げました。

生徒会長選挙の日になりました。
選挙は放課後ですが、帝一は全て諦めて学校も休んでいました。

放課後になると、弾と公明は帝一を呼びに来ますが、何を言っても帝一は出てきません。
弾と公明が諦めて学校に戻った後、美美子が部屋のドアを蹴り飛ばし、帝一に思いきりビンタした。

美美子に活を入れられた帝一は、美美子と一緒に走って海帝高校に向かいます。

帝一と美美子が校庭に着くと、菊馬が待ち構えていました。
菊馬は少しでも森園の票を減らすために、帝一の投票を阻止しようとしています。
菊馬との会話で譲介の逮捕が菊馬と卯三郎の仕業だとわかった帝一は、菊馬と殴り合いの喧嘩を始めます。

選挙結果を外で待っていた生徒たちが野次馬になり、2人の周りに人だかりができました。
2人は罵り合いながら殴り合い、2人共気絶してその場に倒れました。

その頃、生徒会室では既に投票が始まっていました。
1人ずつ係の生徒に投票用紙を渡し、その生徒が誰に投票したのかがその場で読み上げられる形式です。

投票は部長たちから始まります。
部長票は全てローランドが買収していたはずでしたが、寝返る部長が現れてローランドと森園の獲得票数はほぼ互角になりました。

二年ルーム長と副ルーム長の番になると、ローランドの腹心だったはずの駒光彦が森園に票を入れ、会場はざわつきました。
駒はローランドのやり方の汚さに愛想を尽かして森園に票を入れたと語りました。

最後は一年ルーム長と副ルーム長の番です。
この頃、まだ帝一と菊馬は喧嘩していて生徒会室におらず、棄権とみなされてしまいました。
一番最後に投票した弾は白票(無効票)を提出したので、再び会場がざわめきました。
弾は「個人的には森園先輩が好きだけど、好き嫌いで決めていいのかわからなかった。俺はまだ、何かを決定できる器じゃない」と釈明しました。

そんなこんなで氷室と森園の票は同数になり、決定権は生徒会のルールに従って堂山会長に委ねられました。
堂山はローランドに「お前の私に対する貢献には感謝しているが、お前の排他的な選民思想は危険だ」と告げ、森園を次期生徒会長にすると発表しました。

選挙が終わった頃、意識を取り戻した帝一は公明の元に走り、森園が当選したことを知って大喜びで抱き合いました。

落選したローランドは絶望し、学校の屋上から飛び降り自殺を図りますが、地面には何故か体育で使うマットが敷いてあったので軽傷で済みました。
もし選挙に森園が負けたら帝一が自殺するかもしれないと思った公明が、事前に校舎の周囲にマットを敷きつめていたのです。
倒れているローランドの隣に駒が駆け寄り「次は別のてっぺんを目指そう!」励ましました。

ローランドは駒の励ましで元気を取り戻し、副生徒会長に選ばれました。

その後、ローランドと菊馬は救急車で病院に搬送され、ローランドの自殺未遂はマスコミに大きく取り上げられて問題になり、『生徒会長会』そのものが解体されました。


(飛び降りたローランドに駆け寄る駒 引用:https://vod-halloffame.com

あらすじ⑥:結末

それから1年後。帝一は2年生になり、生徒会長選挙が始まりました。
生徒会長選挙は2年生であれば誰でも立候補できるようになり、選挙は全生徒による投票制に変わっています。
今年の選挙に立候補したのは帝一、菊馬、弾です。

同じ頃、譲介の裁判はまだ終わっていないものの、譲介の冤罪を知った野々宮総理大臣(榎木孝明)の力添えで釈放が認められました。
その後、帝一が持っていた盗聴器に東郷卯三郎の不正の証拠が残されていたことが決め手になって譲介は無罪を勝ち取り、卯三郎は政界から追放されました。

数日後。全校生徒による選挙が行われました。
菊馬は卯三郎の不正事件により支持者が集まらず、帝一と弾の勝負になります。

帝一は投票のタイムリミットが終わる直前に敗北を察し、自ら弾に投票して生徒会長の座を気持ちよく譲りました。

帝一は「これで借りは返した!僕は君にいっぱい助けてもらったから、今度は僕が君を助けたい!」と叫び、会場は拍手に包まれます。
森園は「赤場君、成長したね」と微笑みました。

就任式の朝、帝一は公明を国会議事堂前に呼び出して「生徒会長の座を弾に譲ったのはパフォーマンスだった」と本音を明かしました。

就任式では、帝一が弾に頼まれてピアノ演奏を披露しました。
帝一はリストの『ため息』と、ローデの『マリオネット』を披露します。
全校生徒が帝一のピアノに聞きほれる中、帝一は「君たちのことだよ」とつぶやいて不敵な笑みを浮かべました。

主題歌:クリープハイプ『イト
オープニングテーマ:FLATBACKER『ハード・ブロウ

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感想☆

原作漫画を中途半端にしか読めていないですが、かなり漫画に忠実に再現されていたと思います。

約2時間があっという間で、こんなにキャストもハマっていて素直に面白いと思えるコメディ邦画は久しぶりでした!
そして、私はどうやら野村周平さんの演技が苦手だということに気付き、間宮祥太朗さんが好きということに気付きました笑

帝一演じる菅田将暉と、譲介演じる吉田鋼太郎のやり取りがいちいち面白くて最高でした。(テストの点数発表のシーン)
元々映画やドラマが面白いと思ってもほとんど表情は変わらないタイプなんですが、久しぶりにニヤニヤしました(笑)

菅田将暉さんのそこはかとない演技力のポテンシャルを感じたので、次はシリアスなのも観てみたいです!
あざとくBL感を匂わせている感じもこの作品の見どころです!

以上です。読んでいただきありがとうございました。
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