「SPY/スパイ」ネタバレと感想|豪華キャストのややお下品なスパイコメディ! | 映画の解説考察ブログ

「SPY/スパイ」ネタバレと感想|豪華キャストのややお下品なスパイコメディ!

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コメディ

映画『SPY/スパイ』のあらすじと感想を紹介しています!
CIA勤務の冴えないアラフォー女子が大暴れするスパイアクションコメディ。

spy/スパイ

原題:SPY
制作年:2015年
本編時間:120分
制作国:アメリカ
監督・脚本:ポール・フェイグ
主題歌:『Bad Seed Rising』Bad Seed Rising

 

キャスト&キャラクター紹介


©2016 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
スーザン・クーパーメリッサ・マッカーシー
スパイに憧れているCIA分析官(内勤)の独身女性40歳。
ぽっちゃり体形で、恋人は3年前にフラれてからいない。
相棒スパイで想い人のブラッドリー・ファインの手助けしている。

 


(引用:https://ameblo.jp
ブラッドリー・ファインジュード・ロウ
スーザンの相棒のスパイ(エージェント)。
おっちょこちょいな面もあるが、腕は確かでイケメン。
計算高い面があり、スーザンの気持ちを知った上で上手く利用している。
スーザンのサポートの腕には絶大な信頼を置いているが、スパイとしては過小評価している。

 


(引用:https://dayslikemosaic.hateblo.jp
リック・フォードジェイソン・ステイサム
スーザン、ファイン等と同僚のスパイ。
腕は確かだが、頭に血が上りやすいのが欠点。

 


(引用:https://plaza.rakuten.co.jp
レイナ・ボヤノフローズ・バーン
武器の売人ティホミル・ボヤノフの娘で、父親の死後、全ての権限を引き継いだ。
ロンドン在住でオックスフォード大学卒の秀才。

 


(引用:https://plaza.rakuten.co.jp
ナンシー・B・アーティングストール(スーザンの友人)…ミランダ・ハート
右端がナンシー。
スーザンの同僚で親友。彼女も独身で彼氏はいない。
スーザン同様、スパイに憧れを抱いている。
セルジオ・デ・ルーカ(仲介人)…ボビー・カナヴェイル
エレイン・クロッカー(スーザンの上司)…アリソン・ジャニー
アルド(女好きスパイ・ローマの案内係)…ピーター・セラフィノーウィッチュ
カレン・ウォーカー(CIAの美人スパイ)…モリーナ・バッカリン
二コラ(敵側の暗殺者)…ジュリアン・ミラー
ソルサ・ドゥディエフ(テロ組織リーダー)…リチャード・ブレイク
リア…ナルヒス・ファクフリ
ティホミル・ボヤノフ(レイナの父)…ラード・ラウィ
アントン(レイナのボディーガード)…ビョルン・グスタフソン
50セント(本人)
ヴェールカ・セルヂューチュカ(本人)
ティモシー・クレス(CIAスパイ)…ウィル・ユン・リー
マシュー・ライト(CIAスパイ)…カルロス・ポンセ
パトリック(CIA開発部門)…マイケル・マクドナルド
フレデリック(レイナの部下)…ミッチ・シルパ
アラン(バーテンダー)…スティーヴ・バンノス
紫のネクタイをした男…ザック・ウッズ
カジノのホステス…ジェイミー・デンボ
アメリカ人旅行者…ベン・ファルコーン
パリのホテル客…ポール・フェイグ ほか

 

あらすじ起


(ファインとの食事を楽しむスーザン 引用:https://chrizen.wordpress.com

CIA内勤の分析官スーザン・クーパー(メリッサ・マッカーシー)の主な仕事は、同僚エージェントのブラッドリー・ファイン(ジュード・ロウ)のサポート業務です。
ファインの任務中はスーザンが常にオンラインで繋がって、任務に必要な情報を調べては伝えます。
CIA入社当時からファインに好意を抱いていたスーザンは、ファインの専属サポーターであることを誇りに思っていました。

その日のファインの任務は、武器商人ティホミル・ボヤノフ(ラード・ラウィ)の豪邸のどこかに隠されている『スーツケース型核爆弾』を回収することでした。
隠し場所を知っているのはボヤノフだけでしたが、ファインは誤って隠し場所を吐かせる前にボヤノフを殺してしまいます。

数後日。ボヤノフの娘のレイナ(ローズ・バーン)が後継者となって核爆弾売買の準備をしていることが判明しました。
レイナが核爆弾の場所を知っていると見たCIA上官のエレイン・クロッカー(アリソン・ジャニー)は、ファインをレイナの自宅に送り込みます。

ファインはレイナの自宅に侵入した直後、レイナに見つかって撃たれ、スーザンとの通信も途絶えてしまいました。


(レイナに銃を向けられたファイン 引用:https://www.loveandsqualorfilm.com

ファインの死を悟ったスーザンはショックで泣き崩れました。

ファインの追悼式の後、スーザンはファインの仕事をやり遂げようと決意します。
ファインが撃たれるまでの映像を何度も見直して、レイナの自宅に置かれていた電話番号のメモを発見しました。
それは、テロ組織と武器商人の仲介人セルジオ・デ・ルーカ(ボビー・カナヴェイル)の番号とわかり、緊急会議が開かれました。

レイナはデ・ルーカを通じてテロリストのドゥディエフに核爆弾を売ろうとしていると見られます。
スーザンはデ・ルーカの追跡任務に手を上げて「ファインに代わって任務を遂行したい」と懇願し、『追跡と報告のみ(接触は厳禁)』という条件で行かせてもらえることになりました。

すると、同僚エージェントのリック・フォード(ジェイソン・ステイサム)は自分が選ばれなかったことに腹を立てて「辞めてやる!」と怒鳴ってCIAを去りました。

 

あらすじ承

実はスーザンはアカデミーでの訓練生時代は実務訓練で抜群の成績を収めていた人物で、内勤に落ち着いているのが不思議な位でした。
スーザンは元々はエージェント志望でしたが、当時ファインに「君は内勤に就いて俺の業務上のパートナーになってほしい」と言われて現在に至っていました。

スーザンのサポート役には彼女の同僚で親友でもあるナンシー(ミランダ・ハート)が選ばれて、スーザンには『4人の子持ちのキャロル・ジェンキンズ』という仮の身分とダサいスパイ道具がいくつか与えられました。

こうしてスーザンは4人の子持ちおばさんに変装し、デ・ルーカのいるパリへ飛びました。
パリに着くと、宿泊先に指定されたホテルは華やかさとは程遠い安モーテルでスーザンはがっかりします。

部屋で一息つくと、スーザンの前に辞めたはずのフォードが現れました。
フォードは自称『ダメと言われたらやりたくなる男』で「任務を外されたら逆にやりたくなってパリに来た」と語り、ついでに過去の武勇伝も散々自慢してからいなくなりました。


(スーザンに武勇伝を語るフォード 引用:https://xn--u9j1gsa8mmgt69o30ec97apm6bpb9b.com

翌日。スーザンはデ・ルーカのオフィスに行くと、火事で全焼していました。
近くの店の従業員が見せてくれた火事の写メに怪しげな男性(ジュリアン・ミラー)が映り込んでいました。
その後、スーザンは近くのカフェでその『怪しい男』を発見したので尾行すると、男はフォードを尾行していることが判明します。

一方フォードは、別のカフェで謎の美女(ナルヒス・ファクフリ)と何かの取引をしている最中でした。
男は慣れた手つきでフォードのリュックを準備していた爆弾入りリュックとすり替えて人混みに消えました。

スーザンはフォードに危険を知らせた後、怪しい男を捕まえて尋問しようとしますが、勢い余って殺してしまいました。

男が持っていたカメラの映像から、デ・ルーカがローマへ移動していることがわかったので、スーザンは新しく『猫大好きおばさん』の身分をもらってすぐにローマに飛びました。




あらすじ転


(猫好きおばさんに扮したスーザン 引用:https://themoviemylife.com

ローマに着いたスーザンは、道案内を頼んでいたイタリア人エージェントのアルド(ピーター・セラフィノーウィッチュ)と一緒に行動することになりました。
アルドは大の巨乳好きだと語りスーザンに激しく求愛するので、スーザンはうんざりします。

目的地に着くと、高級車の中からデ・ルーカが降りて来てカジノに入っていきました。
スーザンもフォーマルなドレスに着替えてカジノに入ります。

カジノでデ・ルーカは知人に囲まれていて近づけそうにないので諦めてバーに入ると、近くの席に座っていたのはレイナでした。
思わぬ収穫に喜んでいたところ、スーザンはウェイトレスがレイナのドリンクに薬を入れているのを目撃します。

スーザンが危険を知らせて助けると、レイナはスーザンを気に入ってボディガードとして雇い、そのままレイナのプライベートジェットでブタペストへ行くことになりました。

飛行機の中でスーザンはCIAのスパイではないかと疑われたので、とっさに『アンバー・バレンタイン』と偽名をかたり「亡くなったお父さんからあなたを守るように頼まれた」とウソをつきました。

飛行機はブタペストに到着し、レイナとスーザンはホテルに入りました。
レイナはこれから核爆弾の買い手候補者の1人と会ってお金の話をする予定です。

スーザンは本部で待機しているはずのナンシーに状況を知らせようと思いホテルから出ると、ナンシーは既にスーザンがいるホテルに来ていました。
スーザンは飛行機に乗る直前から音信不通だったので、ナンシーは心配で来てしまったのです。

スーザンとナンシーが騒いでいる隣で、突然走行中の車が銃でレイナを襲いました。
スーザンはレイナの護衛をナンシーに任せてスクーターで狙撃車を追いかけると、レイナを殺そうとしていたのは、現在旅行休暇中だったはずの同僚スパイ、カレン・ウォーカー(モリーナ・バッカリン)でした。

カレンの正体は二重スパイで、CIA以外の何者かの依頼でレイナを殺そうとしていたのです。
スーザンが尋問しようとすると、どこからか銃弾が飛んできてカレンは死んでしまいました。

その日の夜。スーザンとナンシーはレイナに同行して買い手候補者と会う約束をしたナイトクラブに行きました。
レイナに待ち合わせ相手の写真を見せてもらうと、そこに写っていたのは、フォードがパリで荷物をすり替えられたときに会っていた謎の美女リアでした。

リアはデ・ルーカの愛人兼連絡係ですが、デ・ルーカを出し抜いてレイナを誘拐し、核爆弾を奪う計画を立てていました。

スーザンはナイトクラブにフォードも来ているのを見つけ、リアを捕まえる協力を求めました。
やがてリアがクラブに現れると、スーザン、ナンシー、フォードの3人がかりで捕まえようとしますが、リアは足早にクラブから逃げてしまいます。
急いで追いかけようとしますが、ナンシーはパフォーマーとしてクラブに来ていた50セントに抱き着いてキスを迫ったために警察に捕まってしまいました。

スーザンはリアを追いかけてレストランの厨房で死闘を繰り広げますが、突然死んだはずのファインが現れてリアを殺しました。
ファインの隣にはレイナがいます。
混乱している間に、スーザンは気絶させられました。

気が付くと、レイナに拘束されていました。
ファインは自身の死を偽装して、今はレイナの愛人兼ボディーガードをしているとスーザンに明かしました。
その後、スーザンはアルドと一緒に地下室に監禁されますが、アルドはこの状況でもスーザンを口説き続けます。

しばらくすると、ファインがスーザンの前に現れました。
ファインは「私がこうなったのは殺されないようにするためだった。騙したことを許してほしい。
これからデ・ルーカに会いに行く。終わったら必ず助けに行くから、ここで待っていてくれ」と言うと、スーザンのおでこにキスをして去りました。

ファインのキスでやる気が出たスーザンは、アルドと協力して脱走に成功し、ファインを助けに向かいました。

 

あらすじ結

レイナとファインは山奥にあるレイナの隠れ家でデ・ルーカと会っていました。
デ・ルーカはファインがCIAの人間だと知っていて「ファインは信用できない。こいつを殺せばドゥディエフは呼ぶ」と言い出しました。

再度説明しておくと、レイナは仲介人のデ・ルーカを通じて、核爆弾の買い手であるドゥディエフ(リチャード・ブレイク)と取引しようとしています。

そのときスーザンが屋敷に到着して、デ・ルーカに「ファインを生かしておいてくれたらドゥディエフの新情報を教えると持ち掛けると、デ・ルーカはスーザンに従いました。

やがて屋敷にドゥディエフが到着して取引が始まります。
ドゥディエフはアタッシュケースに入れた大量のダイヤモンドで支払いをすると、レイナは全員を地下にある駐車場に連れて行き、高級車のトランクに隠されていたスーツケース型核爆弾を取り出しました。

ドゥディエフは核爆弾を受け取って速やかに立ち去ろうとしますが、その時、デ・ルーカが突然銃を出してドゥディエフを撃ち殺しました。
デ・ルーカは始めからダイヤも核爆弾も独り占めしようと企んでいて、核爆弾が登場したら全員殺すつもりだったのです。

現場は混乱に陥り、デ・ルーカの部下たちがレイナに襲い掛かります。
このときフォードも現場に駆けつけましたが、ドアノブに服の袖を引っかけて転倒し、気を失ってしまいました。
スーザンはレイナを守りながら、デ・ルーカの部下たちをなぎ倒していきます。
スーザンの華麗な動きに見とれていたファインは腕を負傷しました。

戦いの中でデ・ルーカも肩を負傷すると、レイナ殺しを諦めてヘリで逃亡しようとします。
スーザンとフォードはすかさずヘリの脚にしがみつきますが、ヘリが離陸した後フォードは湖に落ちてしまいました。

スーザンはヘリのドアをこじ開けて、後部座席に積んであったダイヤと核爆弾を投げ捨てました。
怒ったデ・ルーカがスーザンを撃ち殺そうとしたとき、ナンシーが応援のヘリで現れてデ・ルーカを射殺しました。
ヘリを運転しているのはアルドで、ヘリを貸してくれたのは50セントです。
50セントはナンシーと恋に落ちていました。
デ・ルーカはスーザンが首に着けていたファインからのプレゼントのペンダントと一緒に湖に落ちていきました。

その後、CIA調査班が湖から爆弾とダイヤを拾い上げてミッションは終了しました。
今回の働きを高く評価した上官エレインは、スーザンに今後もエージェントとして働いてもらいたいとお願いしました。

ファインはこの時初めて純粋な気持ちでスーザンをディナーに誘いますが、スーザンはあっさり断りました。
スーザンのファインへの気持ちは、湖に落ちたペンダントと一緒に消えたのです。

湖から自力で這い上がったフォードは「俺もCIAに復帰する」と発表すると、湖を海と勘違いして船で格好良く立ち去ろうとしていました。

その日の夜。スーザンはナンシーと大盛り上がりの打ち上げをしました。
翌朝目覚めると、スーザンの隣には裸のフォードが眠っています。
昨夜の記憶が徐々に蘇ってスーザンが悲鳴を上げる中、目を覚ましたフォードはご機嫌でスーザンに『2回戦目』を迫りました。

 

感想!

ジュード・ロウとジェイソン・ステイサム見たさに鑑賞しました。
目立たず冴えない人が実はスゴかった系の話で面白かったです!
欲を言えばジュードがもう少し出番が多いとなお嬉しかったです。

主演のメリッサ・マッカーシーのキレッキレのアクションもさることながら、演技派俳優のJコンビが良い感じに華を添えています。
Jステイサムが珍しい位ザツに扱われているのがまた面白いですw
一方Jロウのコメディはかなり新鮮な気がします。
個人的には、くしゃみして銃を撃っちゃうシーンや、フォードが服引っ掛けてコケるシーンが好きですw
私もよくドアノブに服引っかけるのでw

以上です!ありがとうございました。
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