『千と千尋の神隠し』ネタバレあらすじと感想|豚になった両親を救う女の子 | 映画鑑賞中。

『千と千尋の神隠し』ネタバレあらすじと感想|豚になった両親を救う女の子

ファンタジー

映画『千と千尋の神隠し』のあらすじと感想を紹介しています!

大ヒットで日本の歴代興行収入第1位となった宮崎駿監督作品。
引っ越しで新居に向かっていた10歳の千尋と両親は、迷い込んだ山の中で不思議な世界に迷い込んでしまう。
千尋は豚に変えられてしまった両親を元に戻すため、魔女の湯婆婆が経営する温泉施設『油屋』で働くことになる。

千と千尋の神隠し

制作年:2001年
本編時間:125分
制作国:日本
監督・脚本・原案:宮崎駿

本作の解説・考察記事はこちらです↓

「千と千尋の神隠し」解説・考察|団子の効能、カオナシ、ハクについてなど
映画「千と千尋の神隠し」の解説・考察をしています! 本作のテーマ、ハクやカオナシなどの登場人物についてあれこれ、にがだんごの謎や、千尋の最後の選択について解説、考察しました。 この記事は本作を既に観た方向けの考察記事です。 未鑑賞の方...
スポンサーリンク

声優&キャラクター紹介

千と千尋の神隠し
(引用:https://ghibli-animetoshidensetu.net

荻野千尋柊瑠美
萩野家の一人娘。甘えん坊で泣き虫な10歳の女の子。
異世界で豚に変えられてしまった両親を助けるために油屋で『千』という名前をもらって働くことになる。

 

千と千尋の神隠し
(引用:https://ghibli-animetoshidensetu.net

ハク入野自由
湯婆婆の弟子として油屋で働いている少年。
ハクという名前は湯婆婆に付けられた名前で、本名は忘れてしまっている。
千尋は覚えていないが、ハクは千尋が小さい頃から千尋を知っているらしく、何かと手を貸してくれる。
油屋で働く従業員や湯婆婆の前では冷徹だが、千尋と2人きりの時だけは親切で優しい一面を見せる。

 

千と千尋の神隠し
(引用:https://comic-kingdom.jp

湯婆婆(ゆばーば)…夏木マリ
油屋の支配人の魔女。がめつくてずる賢い。
油屋に迷い込んだ生き物から本当の名前を奪って支配する。
息子の坊を溺愛している。

 

千と千尋の神隠し
© 2001 Studio Ghibli・NDDTM

銭婆(ぜにーば)…夏木マリ
湯婆婆に瓜ふたつな双子の姉。
性格は湯婆婆よりも穏やかだがしたたかな一面を持つ。
湯婆婆とは仲が悪い。

 

千と千尋の神隠し
(引用:https://ghib-mori.com

釜じい菅原文太
油屋のボイラー室で客に出す特製の薬湯の準備をする老人。
石炭を運ぶ仕事をしているススワタリを仕切っている。

 

千と千尋の神隠し
(引用:https://flying-fantasy-garden.blogspot.com

カオナシ中村彰男
お面以外は真っ黒な謎の存在。
欲しがっているものを手の平から出し、それを受け取るとカオナシに飲み込まれてしまう。
言葉を話せないが、喋れる生き物を飲み込むとその声を借りて話すことが出来るようになる。
千を気に入って飲み込みたくなり、油屋をうろつく。

・その他のキャスト
リン…玉井夕海
荻野明夫(千尋の父親)…内藤剛志
荻野悠子(千尋の母親)…沢口靖子
青蛙…我修院達也
坊…神木隆之介
番台蛙(ばんだいかえる)…大泉洋
河の神…はやし・こば
父役(ちちやく)…上條恒彦
兄役(あにやく)…小野武彦 ほか

 

あらすじ前半

迷い込んだ千尋

夏休みのある日、10歳の荻野千尋、父親の明夫、母親の悠子と一緒に車で引っ越し先の新居に向かっていました。

山を越えている途中、明夫は道を間違えて、車では入れないトンネルの前にたどり着いてしまいました。

3人は休憩がてら車から降りて歩いていると、異国情緒漂う赤い廃墟と広大な草原、美しい浅瀬の川がありました。

何となく怖くなった千尋は車に戻りたがりますが、明夫と悠子はどこからか漂ってくる美味しそうな匂いに連れられて、川を越えてその向こう側に行ってしまいます。
仕方なく千尋がついて行くと、川を越えた先は異国情緒漂う商店街に繋がっていました。

明夫と悠子は匂いを辿って、中華料理のような惣菜がこんもり置いてある屋台を見つけました。
店員らしき人物がいないので、我慢出来なくなった明夫と悠子は「後でお金を払えば良い」と勝手に食べ始めてしまいました。

千と千尋の神隠し
(勝手に料理を食べる明夫と悠子 引用:http://blog.livedoor.jp

食欲が無かった千尋は屋台から離れて散策していると、赤い橋の向こうに『油屋』という看板が掲げられた巨大な温泉施設がありました。

千尋が橋を渡りかけていると、突然おかっぱ頭の美少年が現れて「ここに居てはいけない!暗くなる前に川の向こうに戻れ!」と怒られました。

千尋がふてくされながら屋台に戻ると、そこに両親はおらず2匹の豚が料理を食い散らかしていました。

不安になった千尋は車まで戻ろうと走りますが、行きは浅かったはずの川が、千尋にはとても渡れない深くて大きい川になっていました。

草原だった場所は水で埋め尽くされ、廃墟だった赤い建物には明かりが点いています。
さらに、川岸に巨大な船が到着して、明らかに人間ではない存在が大勢船から降りてきました。

ハクの助言、釜爺とリンとの出会い

恐怖で動けなくなった千尋の所に再び美少年が現れて、千尋を落ち着かせてくれました。
美少年はハクと名乗り、千尋を昔から知っていると言いますが、千尋はハクを知りませんでした。

ハクはこの世界のことを簡単に説明してから「ボイラー室に居る釜じいの所に行って『働きたい』と頼みなさい」と告げると、油屋の中に入ってしまいました。

 

■ハクから教えてもらったこと

・この世界で人間は良く思われていない
・両親に後で会わせてくれると約束
・働かない者は魔法で動物に変えられて食べられてしまう
・泣き言や弱音を吐いてはいけない

千尋はどうにかボイラー室にたどり着き、薬湯の調合をする釜じいに会うことが出来ました。

ボイラー室の地面には、まっくろくろすけに手足が生えたようなススワタリという生き物が沢山いて、火釜の中に炭を放り込む仕事をしています。

千尋が釜じいに「働きたい」と頼むと、釜じいはボイラー室に食事を持ってきた従業員のリンに話をつけてくれて、油屋支配人の魔女 湯婆婆の所に連れて行ってもらえることになりました。

この時、千尋は釜じいとリンから、ハクは湯婆婆の弟子の『魔法使い見習い』で、油屋の番頭(支配人の次に偉い立場)だと教えてもらいました。

スポンサーリンク

湯婆婆と契約

千尋は『人ではない不思議な存在』が沢山歩き回る油屋の中を通り、湯婆婆の部屋に着きました。

湯婆婆は千尋に、『油屋』は八百万の神様たちに癒しを提供する温泉施設で、千尋の両親は神様のための料理を勝手に食べたので、豚に変えたと告げました。

千尋は湯婆婆に何を言われても「働かせて下さい!」と言い続けて、折れた湯婆婆と雇用契約を結び、『(せん)』という新しい名前を与えられました。

その後、千尋はハクに連れられて油屋の従業員が居る場所に行き、リンが千の教育係に任命されました。
この時、今まで優しかったハクの態度が事務的で冷たいので、千尋は理由がわからず困惑しました。

翌日早朝。ハクに呼ばれた千尋は豚になった両親に会わせてもらいました。
両親は人間だったことを忘れているらしく、豚小屋で気持ちよさそうに眠っています。

その後、千尋はポケットに入っていた学校の友達からの手紙を見て、自分の本名が『千尋』だと思い出しました。
まだ一晩しか経っていないのに『千』になりかけていたのです。

ハクは『湯婆婆は名前を奪って支配するから、本名を忘れるな』と教えてくれますが、ハク自身は本当の名前を忘れてしまって思い出せないとこぼしました。

その後、ハクのおにぎりのおかげで元気が出た千尋は、油屋で元気に働きました。

千と千尋の神隠し
(ハクが作ったおにぎりを食べる千尋 引用:https://hbjc.jp

カオナシとオクサレ様

油屋が営業するのは夜だけで、開店は日暮れと同時です。
開店間近の時間、千尋はずっと油屋の橋の前に立っている黒い存在(カオナシ)が、雨が降っても外に立ち続けているのが気になりました。
それを客だと思っていた千尋は、カオナシに「入っていいよ」と声をかけて油屋に招き入れました。

その日、リンと千尋は汚れがひどい神様専用の風呂場『大湯』を任されました。
大湯に案内するほど汚い神様はほとんど来ませんが、その日、湯婆婆が『オクサレ様(腐れ神)』と呼ぶ、ヘドロまみれのとんでもなく汚い神様が来店しました。

オクサレ様に大湯の湯船につかってもらった時、千尋はオクサレ様の体に何かが刺さっていることに気が付きました。

それを聞いた湯婆婆は、この客が腐れ神ではなく別の神様であることを見抜き、刺さっている物体を取り除くように命じました。

皆で力を合わせて刺さっていた物体を引っこ抜くと、自転車などの大量のゴミが飛び出しました。
ゴミが全部出ると、その神様は本来の竜に姿に戻り、気持ちよさそうに窓から空へ飛んで行きました。
湯婆婆いわく、その竜は『名のある川の神様』(有名な川の神様)だったそうです。

神様が帰った後、千尋の手には川の神様からのお礼らしき『茶色い団子』が握られていました。
また、川の様から飛び出たゴミの中からお礼の砂金が出てきました。
湯婆婆は砂金に大喜びで「よくやったよ!」と千尋を褒めました。

仕事の後、千尋は興味本位で竜神様からもらった団子をかじってみますが、あまりの苦さに体が震えてしばらく動けなくなりました。

 

ハクの呪い

翌朝。千尋が起きると他の従業員の布団は空っぽで、寝ていたのは千尋だけでした。
寝坊かと思って慌てて支度をしていると、外には空を飛ぶ白い竜が人型の紙きれに襲われているのが見えました。

竜は湯婆婆の部屋に向かっています。
竜がハクだと直感した千尋は、急いで湯婆婆の部屋に向かいました。

千尋は湯婆婆が溺愛する息子のの部屋に侵入して会話を盗み聞きすると、湯婆婆が手下の頭という妖怪(物の怪?)に「ハクはもう死ぬだろうから捨ててしまえ」と命じているのが聞こえました。

湯婆婆が去った後、千尋はハクを助けようとしますが、頭、坊、湯バード(魔法をかけられた鳥)に邪魔されてしまいます。

千と千尋の神隠し
(千尋、ハク、湯バード、頭 引用:https://cinemazuki.com

そこに、湯婆婆の双子の姉の魔女 銭婆の分身が現れて、魔法で『坊→ネズミ』、『湯バード→ハエドリ』、『頭→坊』に変えました。

銭婆は『ハクに大切なハンコを盗まれて、それを取り戻しに来た』と言います。
さらに銭婆は、「ハンコには死の呪いがかけられているから、ハクはもう助からない」と千尋に告げました。
その直後、ハクが人型の紙切れを叩き切ると銭婆の姿が消えました。

その後、千尋と苦しむハクは釜じいのいるボイラー室にたどり着きました。
千尋はとっさに河の神様からもらった『団子』を半分に割ってハクに飲ませると、ハクは黒い液体に包まれたハンコを吐き出して大人しくなりました。

この団子は釜じいいわく『ニガダンゴ』と言い、食べた人の中にある悪いものを吐き出させて浄化する効果があると教えてくれました。
ハンコには黒い芋虫のような『呪いの元』がくっついて動き回るので、千尋は思わずそれを踏み潰しました。

ハクは人間の姿に戻りますが、意識は無く気絶したままです。
釜じいが作ってくれた薬をハクに飲ませて布団に寝かせると、釜じいは千尋にハクがこの世界に来た経緯を教えてくれました。

ハクは千尋のように突然油屋に現れて「もう帰る場所がないから、ここで働かせてほしい」と言いだし、魔法の力を手に入れるために湯婆婆の弟子になって現在に至るのだそうです。

千尋はハクのために銭婆のハンコを返しに行くことにしました。
すると釜じいが、銭婆の家は列車に乗らないと行けないため、40年前に買ったという列車の切符をくれました。

 

結末と感想は次のページです!

感想などお気軽に(^^)

タイトルとURLをコピーしました