「天空の城ラピュタ」ネタバレ解説|パズーとシータとラピュタのその後、インドラの矢など | 映画鑑賞中。

「天空の城ラピュタ」ネタバレ解説|パズーとシータとラピュタのその後、インドラの矢など

ファンタジー

ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の解説・考察をしています!

宮崎駿監督が送る不朽の名作。
伝説の空に浮く島ラピュタに行くことを夢見る男の子パズーの前に、突然空から女の子が降りてきた。
2人のラピュタへの冒険が始まる。

天空の城ラピュタ

制作年:1986年
本編時間:124分
制作国:日本
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
原作:漫画/宮崎駿『天空の城ラピュタ

主要キャスト紹介


(引用:https://osushirice.hatenablog.com
パズー田中真弓
スラッグ渓谷の鉱山に住む少年で機械工である親方の弟子。
両親は亡くなっていて一人暮らし。
冒険家の父親は伝説の浮き島『ラピュタ』を発見したが、周囲に信じてもらえないまま亡くなったため、いつか必ずラピュタを見付けて父の汚名を晴らしたいと思っている。
突然空から降ちてきた少女シータを保護する。

 


(引用:https://twitter.com
シータ横沢啓子
軍隊の飛行船『ゴリアテ』に捕らえられていた女の子。
飛行石はシータの家に古くから伝わる家宝。
一見おしとやかだが、パズーに負けない位の勇気と行動力がある。
彼女もパズー同様両親と死別している。
出身はゴンドアという北の山奥で、両親が残してくれた家と畑で生活していたと語っている。
ゴリアテで飛行石を狙うドーラ一家に襲われ、逃げようとして飛行船から落ちてしまうが、飛行石の浮力とパズーに助けられた。
名前の由来は数学などに出てくる角度を表す単位のシータかららしい。

 


(引用:https://girlschannel.net
ムスカ寺田農
軍隊の特務機関(情報収集がメインの機関で諜報機関、情報機関と同じ意味)の大佐。
立ち振る舞いは紳士的だが残忍な性格で、目的のためなら手段を選ばない。
飛行席を使ってラピュタを蘇らせ、世界を我が物にしようとしている。

 

天空の城ラピュタ
(引用:https://twitter.com
ドーラ(ママ)…初井言榮
海賊ドーラ一家の女キャプテンで元気なおさげ髪がチャームポイント。
非常に気が強く胆がすわっていて「それでも男か」「女だからってナメるな」など性別にこだわる発言をよくする。
頭も良く、軍の発する暗号を盗聴、解読して行動を先読みする。
軍と同様、飛行石を狙ってシータを追っている。
シャルル(ドーラ一家の長男)…神山卓三
ルイ(次男、ちょび髭)…安原義人
アンリ(三男、目が隠れてる)…亀山助清
親方(ダッフィー)…糸博
おかみさん(親方の妻)…鷲尾真知子
マッジ(親方の娘)…TARAKO
機関車の機関士…西村知道
ポムじいさん(石の声を聴く男)…常田富士男
軍隊の将軍…永井一郎
シータの祖母…鈴木れい子
老技師(じっちゃん、ドーラ一家の機関士)…槐柳二 ほか

あらすじ紹介

スラッグ渓谷の鉱山で見習い機械工として働く男の子パズーは、ある日の仕事中、空から気絶している女の子シータと光る石がゆっくりと降りてくるのを目撃しました。
仕事が終わってもシータが起きないので、パズーは彼女を自宅に連れ帰って寝かせました。


(空から降りてきたシータを見つめるパズー 引用:https://twitter.com

翌朝。パズーが探している伝説の浮き島『ラピュタ』にシータが関わっていることや、彼女は軍隊と海賊から追われていることを知りました。

ふたりは海賊ドーラ一家と軍隊から逃げながら、飛行石の秘密を探って一緒にラピュタを探すことにします。

主題歌:井上杏美『君をのせて

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解説・考察など

ムスカが飛行石を触れなかった理由

ムスカはラピュタの王族のように振るまっていましたが、飛行石の呪文を使えませんでした。
恐らくシータが王族直系で、ムスカは分家のような出身だったのかもしれません。

王族だったらムスカの秘密の名前にも『トエル』が含まれているべきですもんね。
ラピュタが滅びているので、当時は実は醜い権力争いなんかも起こっていたのかもしれません。

 

ラーマヤーナのインドラの矢って?


(引用:Wikipedia

ムスカがラピュタの武器の1つである雷のことを「旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした『天の火』だよ。ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね」と語っています。

まずソドムとゴモラとは、旧約聖書の『創世記』の19章に登場する都市で、ソドムとゴモラを滅ぼしたのが『天から降ってきた硫黄と火』でした。

そしてラーマヤーナというのは、古代インドの歴史や神話が記された叙事詩のことです。
ここに神様同士の戦争が描かれている箇所があり、様々な神様と兵器が登場します。
インドラはラーマヤーナに登場する神様の1人で、雷霆神、天候神という空の神様です。
ラーマヤーナにも都市が滅ぼされる場面があり、それがこのインドラが放った凄まじい破壊力を持つ雷の矢のせいだったとされています。

 

シータはパズーにどうやって呪文を教えたの?

(ムスカに3分間もらったパズーとシータ 引用:http://tkxr9e7xoz.seesaa.net

ムスカにシータと話す時間をもらったパズーが、シータに「破滅の呪文を教えて。一緒に唱えよう」と言います。
そしてシータは呪文を教え、2人は一緒に「バルス」を唱えてラピュタは崩壊します。
シータはどうやってバルスを発動させることなくパズーに伝えたのでしょうか?

呪文は王族の人間が声にした時しか発動しないこと、シータのおばあちゃんがシータに呪文を口頭で教えた際は発動していないことなどから、ある一定の条件でしか発動しないようになっているのでしょう。

その条件は恐らく、王族の人間が飛行石に触れながら呪文を言うことだったのではないかと思っています。

飛行石に触れることが条件であれば、シータが呪文を教えたとき飛行石はパズー(王族ではない人間)が持っていたので、シータは普通にバルスと言って大丈夫です。
こう考えれば、パズーとシータが飛行石と一緒に手を繋いで呪文を唱えたことも『何となく手を繋いだ』以外の理由ができます。

調べていたときに見た意見に、「バとルとス」という風に分けて伝えたとか、文字で教えたとか、逆さまに言ったとか色々あって、なるほどwwと思いました。
工夫してシータがパズーに教えてるときはコントみたいになりそうなのでちょっと見てみたいですw

ラピュタはあの後どうなった?

ラピュタは恐らく本来なら、飛行石はあのままお城と貫いて宇宙に飛んで行ってすべて崩壊するはずだったけど、あの巨大な樹が飛行石でも貫けず、お城の木の根の下で止まってしまったと思われます。
滅びの呪文を唱えたのにすべて崩壊しなかったのはそのためです。

お城と木と飛行石以外が崩壊した後は、軽くなったこともあり上空にどんどん上がっていきます。
このまま一気に宇宙のチリになって完全に破滅してしまうのかと思っていましたが、違っていたようです。

エンドロールで上空を飛んでいるラピュタと地球があります。
ラピュタはある一定の高さで止まったままになっていて、地上の天気が変わっていく様子が描かれているので、ラピュタは完全には壊れずにあのまま地球の近くを漂っているようです。
しかし、ここまでの高さに来てしまうと空気があるかどうかも怪しいので、ロボットはまだしも動物たちは全滅している可能性が高いです。
水もラピュタの下の方にはありましたが、崩壊後は水もなくなってしまうので、太陽とも近すぎますし、植物もいずれは枯れてしまうでしょう。

 

パズーとシータのその後

映画ではパズーとシータのその後は明かされていませんが、小説版には2人のその後が記されているようです。

2人はドーラ一家と別れた後、パズーの故郷であるスラッグ渓谷に戻り、しばらく一緒に生活します。
その後、親方の計らいでシータは無事にゴンドアに戻ることができて、2人は別々に暮らしながら文通で連絡を取り続けます。
その後、作中でパズーの家にあった製作途中だった飛行機が完成し、パズーが飛行機でシータに会いにゴンドアに行く、というラストが描かれています。

そこもアニメで見てみたかったです。

 

後半は名言や呪文まとめです!

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