映画『ナイトミュージアム3』のあらすじと感想を紹介しています!
前作から約5年後。自然史博物館の魔法の石板が徐々に変色し始め、展示物たちが異常行動をとるようになった。
夜間警備員のラリーは仲間を守るため、石板の変色を元に戻そうと奔走する。
制作年:2014年
本編時間:98分
制作国:アメリカ
監督:ショーン・レヴィ
脚本:デヴィッド・ギヨン、マイケル・ハンデルマン
原作小説:ミラン・トレンク著『夜の博物館

主題歌:『Let’s Go』Tiësto ft. Icona Pop
映画『ナイトミュージアム エジプト王の秘密』関連商品を楽天で検索する!
キャスト&キャラクター紹介

©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
ラリー…ベン・スティラー
日本語吹き替え:堀内賢雄
自然史博物館の夜間警備員。
高校生になる息子ニックとの関係について悩んでいる。
魔法の石板が変色して展示物たちに異変が起き、原因究明に奔走する。

(引用:https://kinro.ntv.co.jp)
テディ…ロビン・ウィリアムズ
日本語吹き替え:岩崎ひろし
自然史博物館のセオドア・ルーズベルトの蝋人形。
展示物たちのリーダーであり、ラリーに優しく、時に厳しく人生のアドバイスをする第二の父親的存在。

©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
アクメンラー…ラミ・マレック
日本語吹き替え:小森創介
自然史博物館のエジプト王。
魔法の石板の持ち主で、歴史上には存在しないオリジナルキャラ。
普段は王らしく凛としているが、たまに皆が引くような毒舌を吐く。

(引用:https://www.express.co.uk)
ランスロット卿…ダン・スティーブンズ
日本語吹き替え:徳井義実(チュートリアル)
大英博物館の『アーサー王物語』関連の蝋人形。
勇敢で男らしく、一つのことに集中すると他が見えなくなりがち。
ラリーの仕草をバカにしてイラつかせる。

©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
ニック…スカイラー・ギソンド
日本語吹き替え:千葉翔也
ラリーの息子。高校生。
石板の魔法を知っている数少ない人物の1人。
大学進学を拒否してラリーを困らせる。
©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
ティリー…レベル・ウィルソン
日本語吹き替え:渡辺直美
ピザとお喋りが大好きな大英博物館の夜間警備員。
仕事がつまらないのか、勤務開始して数十分後には居眠りしている。
彼氏と最近上手くいっていないらしい。
オクタヴィウス(ローマ時代のミニチュア人形)…スティーヴ・クーガン
アッティラ(フン族の人形)…パトリック・ギャラガー
サカジャウィア(ネイティブアメリカンの人形)…ミズオ・ペック
ラー(ラリーにそっくりなネアンデルタール人の人形)…ベン・スティラー
デクスター(オナガザルの人形)…クリスタル・ザ・モンキー
マレンカレ(アクメンラーの父)…ベン・キングスレー
シェップスハレット(アクメンラーの母)…アンジャリ・ジェイ(日本語吹き替え:山崎紘菜)
ガルーダ(ソウリュウの守護者)…声:ロビン・ウィリアムズ
マクフィー博士(自然史博物館長)…リッキー・ジャーヴェイス
セレブの1人…レイチェル・ハリス
セシル(ラリーの前任の警備員)…ディック・ヴァン・ダイク
ガス(ラリーの前任の警備員)…ミッキー・ルーニー
レジナルド(ラリーの前任の警備員)…ビル・コッブス
ローズ(資料室の職員)…アンドレア・マーティン
ヒュー・ジャックマン(本人役)
アリス・イヴ(本人役) ほか
あらすじ起
変色した石板 ©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
前作から5年後のニューヨーク。
ラリー(ベン・スティラー)は変わらず自然史博物館で夜間警備員を続けています。
その日、博物館では石板の力を利用したプラネタリウムのお披露目会を開催していました。
夜になると、大勢のセレブや著名人が博物館に集まって会が始まります。
そしてプラネタリウムの星座たちが登場した直後、展示物たちは気が狂ったように暴れ始め、
セオドア・ルーズベルトの蝋人形テディ(ロビン・ウィリアムズ)は銃を取り出しました。
ゲストは逃げ出し、会場は大混乱に陥ります。
テディはラリーに向かって「お前は誰だ?」と叫ぶので、ラリーは事態の深刻さを悟りました。
数時間後。展示物たちが正常に戻ったものの、彼らは暴れていた時のことを全く覚えていないと言います。
疲れきったラリーは全てを明日考えることにして帰りました。
夜中の3時頃、ラリーが帰宅すると、高校3年生になったニックは友人を集めてラリーに無断でパーティーを開いていました。
ラリーは無理やりパーティーを終わらせてニックに進路を聞くと、
ニックは「やりたいことが見つからない。今年は大学受験せずに1年間考えたい」と言います。
ニックの最近の態度もラリーにとっては悩みの種でした。
翌日。ラリーは博物館の地下資料室に行き、アクメンラーの石板の資料を漁りました。
資料から、魔法の石板はアクメンラーの墓と共に1938年にエジプトで発掘されたことはわかりましたが、石板の魔法に関する資料はありません。
ラリーは資料室の管理人から、アクメンラーの墓を発掘した考古学者の息子が、以前ここで働いていた※セシル・フレデリック(ディック・ヴァン・ダイク)だったことを知りました。
※セシルは『ナイトミュージアム』(2006)に登場したラリーの前任の警備員。
あらすじ承
ラリーの前任警備員のセシル、ガス、レジナルドは、1作目の窃盗事件で投獄されていましたが、ラリーの働きかけで出所して、現在は3人一緒の老人ホームで楽しく余生を過ごしています。
ラリーが老人ホームを訪れると、セシルは記憶を呼び起こしてヒントを教えてくれました。
それはセシルの父がアクメンラーのお墓を発掘した時、現地住民が『墓を荒らすと終わりが来る』と警告していたものの、セシルの父は全て持ち出したということでした。
そして、アクメンラーの両親は合同調査をしたイギリスの大英博物館に保管されていることも知りました。
セシルとラリー ©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
ラリーは急いで館長に許可を取り、展示物仲間の数人を連れて大英博物館のあるイギリスに向かいました。
その後、イギリスに着いたラリーは改めてニックと将来について話していると、ニックはスペインのイビサ島という場所でDJをやってみたいと言い出します。
突然のことでラリーは混乱しましたが、ニックにちゃんと目標があることを知って安心しました。
(ラリーとニック 引用:https://elinstyle.com)
大英博物館には女性の夜間警備員ティリー(レベル・ウィルソン)が居ました。
ティリーはお喋りとピザが大好きなぽっちゃりさんです。
ティリーが居眠りを始めるのを見計らい、ラリーたちは大英博物館に侵入しました。
石板の力で大英博物館の展示物たちも自由に動き回る中、ラリーは館内のどこかにいるアクメンラーの両親を探します。
探し始めてすぐ、ラリーたちは巨大なトリケラトプスの化石に襲われて、ジェデダイアとオクタヴィウスとはぐれてしまいます。
その直後、ラリー達は騎士の※ランスロット(ダン・スティーブンズ)に出会い、館内の道案内をお願いしました。
※ランスロットは『アーサー王物語』に登場する伝説の騎士
あらすじ転
ラリーはデクスターの背中にニックのスマホを巻きつけて、ジェデダイアとオクタヴィウスを探します。
道中、中国の神話に登場する9つの頭を持つドラゴン『相柳(ソウリュウ)』との戦いを経て、ラリーたちはジェデダイアとオクタヴィウスと無事に再会し、エジプト王の墓にたどり着きました。
(ソウリュウと戦うラリー 引用:http://horohhoo.hateblo.jp)
そこでアクメンラーと父マレンカレ(ベン・キングスレー)と、母シェップスハレット(アンジャリ・ジェイ)は数百年ぶりの再会を果たします。
ラリーはマレンカレと話して、石板を月光浴させれば魔法の力が復活するとわかりましたが、石版はかなり弱っているので今夜中に月光に当てないと壊れてしまうかもしれないと言いました。
この石板は元々マレンカレがアクメンラーへの贈り物として作ったもので『永遠に一緒にいたい』という思いが込められていて、
石板に特別な力が宿るように月の光に当てて※神官に祈らせたそうです。
※神官は当時のまじない師や祈祷師のような職種
また、大英博物館に来てから石板の変色が進んだ時、自然史博物館のテディたちは挙動がおかしくなりましたが、大英博物館の展示物たちは異常ありませんでした。
これは、大英博物館の展示物たちが今日初めて石板の力を得たからだそうです。
(マレンカレとシェップスハレット 引用:http://horohhoo.hateblo.jp)
ラリーは月光が入る窓を見つけて石板をかざそうとした時、ランスロットが石板を奪って博物館の外に逃げてしまいました。
ランスロットは、石板を彼が生涯をかけて探していた幻の宝と勘違いしていたのです。
ラリは原始人のラー(ベン・スティラー)にティリーの見張りを頼むと、皆でランスロットが行きそうな場所を探しました。
すると、すぐ近くにキャメロットのミュージカル公演をしている劇場がありました。
『キャメロット』はラリーが仕えていたアーサー王のお城と同じ名前です。
ラリーがキャメロットに入ると予想通りランスロットは舞台に居て、公演中でアーサー王を演じていた俳優ヒュー・ジャックマンに石板を捧げようとしていました。
ラリーたちはランスロットを追いかけて、劇場の屋上に追い詰めます。
ランスロットはラリーから逃げる際、松明を持ったせいで蝋でできた鼻が溶けたことから、自分が人間ではないことに気付いてショックを受けました。
ラリーは「石板を返してくれないと、みんな死んでしまう!」と訴えますが、ランスロットは「全員死ねばいい!」とやけくそになっていました。
やがて、石板の変色がさらに進んで黄金の部分がほとんどなくなると、テディたちは徐々に動けなくなって魂を失う寸前になりました。
最初に猿のデクスターが意識を失った時、ラリーやニックが悲しむ姿を見て感動したランスロットは「本物の宝は友人の命だとわかった」と言い、ラリーに石板を返してくれました。
ラリーが急いで石板に月光に当てると、石板は光り輝いて元の美しい状態に戻り、デクスターは息を吹き返しました。
こうして無事に大事な仲間を守ることができたラリーは、ランスロットも一緒に劇場を後にしました。
結末と感想は次のページです!
感想などお気軽に(^^)