アニメ映画「未来のミライ」の結末までのあらすじを紹介しています!
鑑賞済みの方のための考察記事です。まだ見ていない方はネタバレにご注意ください。


声の出演&キャラクター紹介
©2018 スタジオ地図
くんちゃん…上白石萌歌
4歳の男の子。新幹線が大好きで甘えん坊でわがまま。
生まれたばかりの妹 未来ちゃんに両親の愛を奪われた気がして未来ちゃんが好きになれない。

©2018 スタジオ地図
ミライちゃん…黒木華
幼少期…本渡楓
くんちゃんの妹で、まだ生まれたばかり。
右手に生まれつきピンク色のアザがある。
なぜか成長した中学生の姿で4歳のくんちゃんの前に現れる。

(引用:https://www.animatetimes.com)
お父さん…星野源
最近脱サラしてフリーになった建築家。
在宅勤務がメインのため、妻に代わって未来ちゃんの面倒と家事を頑張ろうとしている。
©2018 スタジオ地図
お母さん…麻生久美子
幼少時代…雑賀サクラ
未来ちゃんを生んで退院したばかりだが、昼間はお父さんに家事育児を任せて早々に職場復帰しようとしている。
くんちゃんに対してつい怒り過ぎてしまい『鬼ばば』と呼ばれて落ち込む。
・その他のキャスト
ばあば…宮崎美子
じいじ…役所広司
くんちゃんのひいじいじ…福山雅治
くんちゃんのひいばあば…真田アサミ
駅にいた男子高校生…畠中祐
遺失物係のロボット…神田松之丞 ほか
あらすじ紹介
あらすじ①:不思議な樫の木、ゆっこ擬人化
ある年の12月。横浜に住む4歳の男の子くんちゃんに、生まれたばかりの妹・未来ちゃんが家族に加わりました。
くんちゃんは初めて見る赤ちゃんに感動しますが、その後 両親は家事と未来ちゃんのお世話で忙しく、くんちゃんは放置気味にされてしまいます。
嫉妬した くんちゃんは感情任せに未来ちゃんを殴ってお母さんに怒られました。
くんちゃんが泣きながら庭に出ると、庭の真ん中の樫の木が青白く光り、奥の方から長髪の中年男が出てきてくんちゃんに語りかけます。
くんちゃんは男の発言の意味はよくわかりませんでしたが、男の正体がペットのゆっこだというのはわかりました。
くんちゃんはゆっこと鬼ごっこをして遊び、お母さんに怒られたことも忘れて楽しく過ごしました。
あらすじ②:お雛様の片づけ
翌年3月3日の朝。お母さんは一泊二日の出張に出かけました。
お父さんは家事育児をこなし、一息つくとお母さんに命じられた『お雛様の片付け』を忘れて仕事を始めます。
お父さんに遊んでもらえず退屈になったくんちゃんが庭に出ると、再び庭の樫の木が光ってくんちゃんの前にセーラー服姿の少女が現れました。
少女の右手にピンクの痣があったので、くんちゃんは少女が成長したミライちゃんであることに気付きました。
中学生の未来ちゃんは『お雛様を出しっぱなしにしていると、1日ごとに1年婚期が延びる』という言い伝えを信じ、お雛様の片付けがしたくて人間になったゆっこと一緒に来たと言います。
お父さんには中学生の未来ちゃんも人間ゆっこも見られてはいけないため、くんちゃんがお父さんの気を引いている隙に、中学生の未来ちゃんとゆっこが急いでお雛様を片づけました。
ミッションを終えると、2人は庭に出来た不思議な門をくぐって消えました。
あらすじ③:少女時代のお母さん
数か月後のある日。
くんちゃんはおもちゃの片付けを嫌がってお母さんに怒られました。
「お片付けしないなら、もう何にも買ってあげない!」と言われたくんちゃんは怒って暴れ、お絵かき帳に鬼ババのお母さんの絵を書きなぐりました。
そのまま庭に出ると、くんちゃんの前にまた中学生の未来ちゃんが現れました。
未来ちゃんからも叱られたくんちゃんは「みんなくんちゃんが嫌いなんだ」と泣き、次元と次元を繋ぐ空間に逃げ込んでしまいました。
気が付くと、くんちゃんは見たことのない昭和風の町にいました。
くんちゃんはそこで子どもの頃のお母さんと出会います。
子どものお母さんは、お願い事を書いた手紙を叶えてもらえるまで毎日祖母の靴の中に入れるという独自のおねだり方法をくんちゃんに話します。
それからくんちゃんは子どものお母さんと一緒に家の中を思いっきり散らかして遊びました。
やがて、ばあばが帰宅する音がすると、子どものお母さんはくんちゃんを裏口から逃がしてくれました。
その後、散らかった部屋を見てばぁばが怒る声と、子どものお母さんの泣き声が聞こえました。
ばぁばの怒り方は、お母さんがくんちゃんに怒る時の口調とそっくりです。
怒鳴り声を聞きたくなかったくんちゃんが耳をふさいで走ると、いつの間にか自分の家に戻っていました。
その後、くんちゃんは子どものお母さんを真似して願い事を書いた紙をお母さんの靴に入れ、念願の自転車を買ってもらいました。
あらすじ➃:お父さんのおじいちゃん
くんちゃんは新しい自転車に乗ってお父さんと未来ちゃんと一緒に公園に来ました。
公園で周りの男の子が補助輪なし自転車に乗っているのを見たくんちゃんは、すぐに補助輪無しにして練習を始めます。
しかし中々うまく乗れない上に、お父さんは泣き出した未来ちゃんの相手をし始めて、くんちゃんは放置されました。
その日の夜。くんちゃんは公園で放置された事を怒ってお父さんに駄々をこねます。
怒りが収まらないくんちゃんが中庭に出て自転車用のヘルメットを投げた瞬間、くんちゃんは大きなエンジンのある木造の倉庫にワープして、倉庫でオートバイをいじっていた青年と出会いました。
くんちゃんは、この青年をお父さんだと思い込んでいましたが、青年の正体はお父さんの祖父(くんちゃんのひいお祖父ちゃん)でした。
くんちゃんは生まれて初めて馬やバイクに乗せてもらい「まっすぐ前を向けば怖くない」と教えてもらいました。
その後、現代に戻ったくんちゃんは「まっすぐ前を向けば怖くない」を思い出しながら練習に励み、無事に補助輪なし自転車に乗れるようになりました。
家に帰ったくんちゃんはアルバムを見て、あの青年が去年亡くなったひいお祖父ちゃんだったことを知りました。
結末は次のページです!
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