あらすじ:結
祭り5日目の朝、ジョシュとマークはまだ戻ってきません。
朝食の時間に賢人の1人から「ルビ・ラダーの19冊目が紛失した。犯人の詮索はしないので、どうか元の場所に戻しておいて欲しい」と発表しました。
朝食の後、ダニー達は賢人の1人に声を掛けられて「ジョシュとマークがルビ・ラダーを盗んだんじゃないか」と暗に問われます。
クリスチャンは「ジョシュが犯人かもしれないが、俺達とマークは一切関係無い」と答えたのでダニーは驚きました。
その後、クリスチャンはシヴに呼び出されて「マヤと性交してもいい。彼女もそれを望んでいる」と真剣に告げられて動揺します。
ダニーは女性陣に連れられて民族衣装に着替えて、今年のダンスの女王を決めるダンス競技に参加しました。
麻薬入りの強めのお酒を飲んでから踊り始めて、最後まで踊っていられた人が今年の女王になります。
酔いが回って倒れたり、競技者同士でぶつかって倒れて人数は減っていき、楽しく踊っていたダニーは気付いたら最後の1人になっていました。
ダニーはダンスクイーンになりホルガの人々に祝福されて、ペレからキスまでされて幸せな気持ちになりますが、クリスチャンがマヤを目で追っている瞬間を見て傷つきます。
ダンス競技の最中、クリスチャンはホルガの女性に「飲むと開放的な気分になれる」という怪しい飲み物を勧められて、断り切れずに飲みました。
しばらくすると、高揚した気分になり体が震え始めます。
夕食の席で、ダニーはシヴから「作物と家畜に祝福を与えて欲しい」と言われ、人力車に乗せられて空き地に連れて行かれます。
ダニーが祝福の儀式をする間、クリスチャンはホルガの人々に誘導されるがまま別のログハウスに入ると、「精力が出る」という煙を吸わされて奥の部屋に案内されました。
扉を開けると、中央には花のベッドに横たわる裸のマヤと、彼女の周りに裸の女性達が立って歌っていました。
クリスチャンはそのままマヤと性交の儀式をします。
ダニーは祝福の儀式が終わった後、女の勘でクリスチャンとマヤが居るログハウスの中を見てしまい、ショックで泣き叫びます。
ダニーと一緒にいたホルガの女性達は彼女を抱きしめ、ダニーに同調して一緒に泣き叫びました。
性交を終えた後、クリスチャンは我に返って裸でログハウスから飛び出しました。
逃げ場を求めて走りまわった挙句、鶏小屋に駆け込むと、そこには殺されて宙づりにされた死体がありました。
その死体がサイモンだとわかった瞬間、クリスチャンはホルガの男性に吹き付けられた謎の粉を吸い込み、身体が麻痺して動かなくなってしまいます。
何日目か不明。ダニーはクイーンとして壇上の中央に花のドレス姿で座らせられて、クリスチャンは麻痺させられたまま車いすに乗せられています。
壇上の賢人達が今日の儀式の説明を始めました。
今年の夏至祭りは特別なので、自然の神様に9つの命を捧げることになっていて、『新たな血』(旅行者)から4人、ホルガから4人が選ばれて、最後の1人はクイーンが選ぶしきたりだと言います。
『新たな血』はサイモン、コニー、マーク、ジョシュ(全員死亡済み)で、ホルガからはアッテストゥパンで命を捧げた老人2人と、残りの2人はボランティアでイングマールとウルフがこれから命を捧げることになっています。
ダニーは賢人達から「最後の1人はクリスチャンか、抽選で決まったホルガの男性か、選びなさい」と選択を迫られました。
ダニーはクリスチャンを選びました。
クリスチャンは熊の生皮を着せられて、他の犠牲者8人と一緒に黄色い神殿に入れられて火葬されました。
小屋に火が放たれる前、イングマールとウルフは賢人達から「痛みや恐れを感じなくなる」という樹液をもらって舐めましたが、火が燃え移るとウルフは泣き叫びました。
ウルフの叫び声を聞いたホルガの人々も皆、苦悶の表情で叫びます。
ダニーはパニック発作に襲われてその場から逃げようとしますが、燃え尽きた神殿を見た途端、全ての悩みから解放されて心からの笑顔がこぼれました。
以上です!読んで頂きありがとうございました(^^)
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