映画『マレフィセント』のあらすじと感想を紹介してます!
ディズニー作品『眠れる森の美女』の悪役魔女 マレフィセントの視点から物語を描くアナザーストーリー。
制作年:2014年
本編時間:97分
制作国:アメリカ
監督:ロバート・ストロンバーグ
脚本:リンダ・ウールヴァートン
原作映画:『眠れる森の美女』(1959)
主題歌:『ONCE UPON A DREAM

日本語版主題歌:『ONCE UPON A DREAM〜いつか夢で〜

声の出演者・キャスト&キャラクター紹介

© 2014 Disney
マレフィセント…アンジェリーナ・ジョリー(日本語吹き替え:深見梨加)
幼少時代…イソベル・モロイ(吹き替え:松浦愛弓)
ティーン時代…エラ・パーネル
妖精の国ムーアの心優しい妖精であり最強の守護者。
頭に立派な角と、背中に大きな翼が生えている。
鉄に弱く、触ると火傷する。
一時期は恋人同士だった人間ステファンに裏切られて人間嫌いだが、心根は優しい。

© 2014 Disney
オーロラ姫…エル・ファニング(吹き替え:上戸彩)
幼少時代…ヴィヴィアン・ジョリー・ピット
少女時代…エレノア・ワージントン・コックス
成人後(ナレーター)…ジャネット・マクティア(吹き替え:萩尾みどり)
ステファン王とレイラ妃の間に生まれた人間のお姫様。
彼女が生まれた直後の洗礼式でマレフィセントに「糸車の針が刺さると真実のキスをされるまで眠り続ける」という魔法をかけられる。
© 2014 Disney
ステファン…シャールト・コプリー(吹き替え:てらそままさき)
少年時代…マイケル・ヒギンズ
ティーン時代…ジャクソン・ビューズ
ヘンリー国の人間。
若い頃、ムーア国に宝石を盗みに入って出会ったマレフィセントと恋仲になった人間。
大人になってからはヘンリー国王に仕える家臣になり、マレフィセントを利用して出世、次期国王になった。

© 2014 Disney
フィリップ王子…ブレントン・スウェイツ(吹き替え:立花慎之介)
オーロラ姫の16歳の誕生日の前日に偶然出会った王子様。
姫とお互いに一目惚れする。

© 2014 Disney
ディアヴィル…サム・ライリー(吹き替え:阪口周平)
マレフィセントに命を助けられたカラス。
マレフィセントに魔法を与えられ人間や様々な動物に変身してマレフィセントに仕える。

© 2014 Disney
ノットグラス…イメルダ・スタウントン(吹き替え:福田彩乃)
フリットル…レスリー・マンヴィル(吹き替え:〃)
シスルウィット…ジュノー・テンプル(吹き替え:〃)
ムーア国の、陽気な小さいおばさん妖精たち。
3人姉妹でいつも一緒にいる。
ノットグラスは赤、フリットルは青、シスルウィットは緑色のドレスを着ている。
オーロラ姫が呪いの魔法をかけられてから、ステファン王に頼まれてオーロラ姫の世話係になるが、3人とも子育てには向いておらず失敗が多い。
・その他のキャスト
ヘンリー国王…ケネス・クラナム
レイラ妃(ヘンリーの娘・ステファンの妻)…ハンナ・ニュー
元老…アンガス・ライト、オリヴァー・モルトマン ほか
あらすじ起
妖精の国、ムーア国の妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は、大自然に囲まれた美しい世界で暮らしていました。
国は資源に富み、川底には宝石が石ころのように散らばっています。
マレフィセントに両親はいません。
寂しさを感じるときもありますが、国中にいる仲間たちに支えられて楽しく生活していました。
ムーア国の隣には人間の国、ヘンリー国があります。
ヘンリー国は貪欲な王様に支配されていて、人々はいつも貧しく町は汚れていました。
そんな人間たちは美しく争いも起きないムーア国を妬み、両国の関係は険悪です。
ある日、マレフィセントはムーア国に忍び込んだ人間の男の子ステファンと出会います。
その日の内に2人は仲良くなりました。
それからステファンは頻繁にムーア国に来るようになり、お互い16歳位になった頃に友情は恋に変わりました。
2人は永遠の愛を誓いましたが、それからステファンは仕事に夢中になりムーア国に来なくなりました。
マレフィセントはステファンを想い待ち続けていましたが、愛は消えたのだと悟って静かに失恋を受け入れました。
あらすじ承
(成長したマレフィセント 引用:http://kazenosenlitu.cocolog-nifty.com)
月日は流れて2人とも大人になり、マレフィセントは最強の戦力を持つためムーアの守護者を任されていました。
マレフィセントの力に危険を感じたヘンリー国王は、ムーア国を征服し、豊かな財宝を手に入れようと企んで戦争をけしかけました。
マレフィセントたちは人間を圧倒し、ヘンリーにもダメージを与えて返り討ちにしました。
マレフィセントに重症を負わされて衰弱したヘンリーは「マレフィセントを殺した者を次期国王にする」と家臣たちに宣言します。
ヘンリーの家臣で出世欲に目がくらんだステファンはマレフィセントに会いに行きます。
昔と変わらない素振りを見せてマレフィセントの警戒を解くと睡眠薬で眠らせて
殺すことはできなかったので、マレフィセントの翼を切り落として持ち帰りました。
翼を持ち帰ったステファンはヘンリー国王に認められ、次期国王の座を手に入れました。
翌朝、目覚めたマレフィセントは背中の激痛でステファンの裏切りを知りました。
マレフィセントが絶望すると、いつも温暖な気候だったムーア国は一気に冬になりました。
マレフィセントは憎しみに囚われ、人間に殺されそうになっていたカラスのディアヴィル(サム・ライリー)を手下にしてステファンへの復讐を誓います。
やがてヘンリー国王が亡くなると、ステファンはヘンリーの娘 レイラ姫と結婚して国王になりました。
ステファンが王になったことを知ったマレフィセントは、出世のために翼を奪われたと悟って怒り狂いました。
静かに復讐の機会をうかがっていた矢先、ステファンとレイラ妃の間に娘のオーロラ姫が産まれて洗礼式が行われることを知りました。
洗礼式の日、マレフィセントは洗礼式会場に現れました。
そして「オーロラ姫は16歳の誕生日に糸車の針に刺されて眠り、真実の愛のキスで目覚める」と魔法をかけると、不敵に笑って消えました。
ステファンはすぐに国中の糸車を焼き払い、マレフィセントの討伐部隊を組みます。
マレフィセントは攻撃に備えて国と国との境目を魔法のイバラで覆いつくしました。
ステファン王は洗礼式の日から人が変わったようになり、城にこもりきりで復讐心に燃え、日に日に陰険になっていきました。
オーロラ姫は16歳の誕生日の翌朝まで妖精3人姉妹に預けられることになり、森の中に建てられた小さな家で育てられていました。
(オーロラ姫にうっかり姿を見られてしまったマレフィセント引用:http://kazenosenlitu.cocolog-nifty.com)
マレフィセントはオーロラ姫を陰から見張っている内に、いつの間にかオーロラ姫に対して親心のような感情を抱きます。
妖精3人姉妹はおっちょこちょいで子育てには不向きです。
心配だったマレフィセントは暇さえあればオーロラ姫の様子見に行き、彼女に危険が迫ると魔法で手助けする日々が続きました。
あらすじ転
時は流れ、オーロラ姫は15歳になりました。
姉妹妖精たちがかけた魔法どおり、オーロラ姫は優しく美しい娘に成長しています。
一方ステファン王は病気になったレイラ妃にも会おうとせず、マレフィセントの殺し方ばかり考えていました。
討伐部隊によるムーア国の侵略は一向に進んでおらず、切っても焼いてもすぐに生えてくる魔法のイバラに隊士たちはお手上げ状態でした。
そんなある日ステファンはナイフを見て、マレフィセントが『鉄』が弱点だったことを思い出します。
ステファンは部下に命じて国中の鍛冶屋に鉄製の武器と防具を作らせました。
そんな中、今日もオーロラ姫の見守り隊をしていたマレフィセントは、オーロラ本人に見つかってしまいました。
それからマレフィセントは隠れるのをやめてオーロラを自分の城に招き入れ、オーロラが自然や妖精を愛でる様子を見守りました。
(マレフィセントとオーロラ姫 引用:https://twitter.com)
マレフィセントはオーロラに自分の名前を教えなかったので、オーロラはマレフィセントを『ゴッドマザー』と呼びました。
オーロラへの愛情を自覚したマレフィセントは彼女にかけた呪いを解こうと試みますが、呪いを解く魔法は跳ね返されてしまいました。
翌日。マレフィセントと一緒に暮らしてみたくなったオーロラ姫は、妖精3人姉妹にどう説明しようか森の中で考えていたとき、近隣の国の王子フィリップと出会い、お互いに一目惚れしました。
オーロラとフィリップ王子の出会いを見たディアヴィルは「彼のキスで呪いが解けるかも!」と期待しますが、マレフィセントは「真実の愛など存在しない」とうつむきました。
オーロラ姫の16歳の誕生日の前日になりました。
姫が3人姉妹に家を出たいと告げると、慌てた姉妹たちは今まで隠していたマレフィセントの呪いのことや、本当の両親のことを全て話してしまいます。
驚いたオーロラ姫はマレフィセントを問い詰めて、ゴッドマザーの正体がマレフィセントだと知りました。
姫はどうすれば良いかわからなくなり、両親がいるはずのお城へ向かいました。
結末と感想は次のページです!
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