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タロットカードの暗示
ルナはタロットカード占いが得意で、帰ってきた繭子を占うと死神のカードが出ていました。
死神のタロットは『破滅』『決着』『死の予兆』など終わりを意味し、逆位置だと『再生』『転生』『再スタート』を意味するカードですが、正位置だったか逆位置だったのか記憶があやふやです。
もし正位置だとしたら、この数日後に司朗は植物状態にあった繭子の体を殺すので、繭子の本当の体の死が暗示されていたことになりますし、逆位置だったとしたら、繭子の魂は新しい体を手に入れて人生の再スタートを切った現状を暗示しています。
ルナが呑気な反応だったので逆位置だったのかもしれませんが、どうなんでしょう。
覚えている方居たら教えてくださると嬉しいです(__)
また、不自然だったので印象的だったんですが、司朗の診療室にも死神のタロットの絵のようなものが飾られていました。
モノクロの絵でアップにもならないので若干見づらかったですが、黒いフードをかぶったドクロと鎌のようなものが見えたので間違いないと思います。(もし違っていたらすみません)
なので、この絵にも司朗の死だったり邪悪な何かにとり憑かれているのが暗示されていたと思われます。
また、死神のタロットにいるガイコツは生きていた時は『愚者』だったとされているので、司朗が愚か者であることも意味していたかもしれません。
司朗は療法室でルナに何をしていた?
司朗はルナを診療室に連れて行き、アルコールランプにつけた炎を見せて何やら催眠術を施していました。
司朗はルナに魂を入れ替えたことを内緒にしていたので、顔に火傷の痕があると思い込ませるために定期的に火を見せて事故当時のことを思い出させていたと思われます。
ルナの体は鮫川の娘の体なので、彼女に火傷の痕はありません。
無いものをあると思い込ませるために、定期的に洗脳のし直しが必要だったのではないでしょうか。
繭子と月の目玉が無限ループを描いたのはなぜか
繭子とルナの目玉がぐるぐる回っていた時は、体と魂の矛盾が明るみになった時(繭子はホクロに触られた時、ルナは自分の死亡診断書を見た時)でした。
ラストの繭子は司朗の行動を全て知った上で黙認していたような態度でしたが、恐らく司朗は繭子の魂を入れ替えてからしばらくは催眠で記憶をイジッて魂を入れ替えたことを忘れさせていたのではないでしょうか。
だから魂と体の矛盾を突きつけられると催眠が解けそうになって目がぐるぐるしていたのです。
一方で、純は催眠が解ける時に目がぐるぐるしなかったので、魂の入れ替えをした人だけにグルグル現象が起きていたと解釈しています。
以上です!読んで頂きありがとうございました。
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参考サイト様
Wikipedia:死神(タロット)
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