「エミリー 悪魔のベビーシッター」ネタバレ解説|サイコパスじゃなかった!絵本の意味など | 映画の解説考察ブログ - Part 2

「エミリー 悪魔のベビーシッター」ネタバレ解説|サイコパスじゃなかった!絵本の意味など

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スリラー

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あらすじ:結末

夜10時半を回った頃、両親のダンとジョイスは家に帰ろうとしますが、自動車事故に巻き込まれてしまいます。

夫婦は無事ですが事故の相手は死んでいて、身分証を持っておらず身元不明な上に車は盗難車でした。
死んだ事故の相手はエミリーのパートナーだった男です。

夜11時過ぎ、夫婦は警察から事情聴取を受けてパトカーで自宅まで送ってもらえることになりました。
パトカーに乗っていた時、パトカーの無線から『先ほどの事故で死んだ男が乗っていた車のトランクに、女子大生アンナ・コールマンの死体が入っていた』と連絡が入りました。

アンナ・コールマンは、夫婦がベビーシッターを頼んだはずの人物だったので、夫婦は警官をまくしたてて家に急ぎました。

その頃、家ではエミリーが眠っているサリーを庭に引きずり出してジェイコブを呼んでいました。
ジェイコブは、クリストファーを隠したダストボックスをエミリーに渡します。
エミリーがボックスを開けると、中には着火した打ち上げ花火が入っていて、花火がエミリーの顔面に直撃しました。
エミリーが花火と戦っている隙に、ジェイコブはサリーを連れて駐車場に走り、パパの車の後部座席にサリーとクリストファーを乗せ、お守り代わりにパパのフルフェイスをかぶってガレージのシャッターを開けました。

シャッターの向こうではエミリーが銃を持って立ちふさがっていましたが、ジェイコブは思いきりアクセルを踏み、エミリーを轢いて自宅から逃げました。

エミリー 悪魔のベビーシッター

轢かれたエミリー  (C)2015 BAD SITTER LLC

ジェイコブ達は家から出てすぐの道路で夫妻が乗ったパトカーと出会い、無事に保護されました。

ジェイコブ達の家に警察の捜査が入りますが、エミリーは血痕だけを残して逃走していました。

 

感想!

エミリー 悪魔のベビーシッター

エミリーに銃を向けるクリストファー  (C)2015 BAD SITTER LLC

安心して招き入れた人物が実は悪意ある全くの別人だったら…という恐怖を描いた、人怖系の映画です。
アメリカなどではベビーシッターはよく利用されていますが、日本ではあまりシチュエーションを身近に感じられないかもしれないですね。

宣伝文句に『ベビーシッターはサイコパスだった』みたいなこと書いてますが、エミリーはサイコパスではなくただの異常者だと思いました(笑)

少し気になった共犯男のことは詳しく語られませんが、エミリーがパートナーの男を『ハイエナ』と呼ぶあたりに闇を感じます。
ここもう少し掘り下げてほしかったです。

しかし、ハイエナ男が自分で起こした事故でなぜ死んだのか謎過ぎませんか?笑
そもそもハイエナ男はセリフもほぼなく、ドアップでの登場ばかりで服装すらあまりわからず、唯一特徴としてとらえていたメガネと帽子も死体の場面でなくなっていたし、死んだ後の顔は変形していたしで、そもそもあの死体がハイエナ男だとわかるのに時間がかかりました。。
最初はハイエナ男がその辺の一般人を捕まえて脅して事故を起こさせたのかと思ってたんですが、他の方の記事をいくつか読んだらまさかのご本人だったようで、、謎過ぎる(笑)

その他にも、エミリーはそもそもどうやってアンナがその日ベビーシッターすることを知ったのか?エミリーとハイエナ男の関係は?ハウィーはどうなった?などなど疑問がたくさん残る作品でした。。

良かったとこは、エミリーを演じたSボルジャーの異常者っぽい演技は上手かったと思いますし、子どもたちも可愛かったです!

以上です。読んで頂きありがとうございました。
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