映画「エミリー 悪魔のベビーシッター」あらすじネタバレ・解説|B級の人間怖い系

エミリー悪魔のベビーシッター

アメリカに住むある家族の夫婦の結婚記念日、夫婦は子供たちの世話をベビーシッターに頼んで外食することにした。
だがやって来たシッターはサイコパスだった。
3人兄妹の長男で11歳のジェイコブは兄妹たちを守るため、周囲に助けを求めようとする。

原題:EMELIE
制作年:2015年
本編時間:80分
制作国:アメリカ
監督:マイケル・テリン
脚本:リック・ハーベック

エミリー 悪魔のベビーシッター|出演者・キャスト&キャラクター紹介

アンナ(エミリー)サラ・ボルジャー

ベビーシッターとしてトンプソン家に来た正体不明の女。
身分証の名前はエミリーだが、身分証も偽造のため本名は不明。
一家の長男である11歳のジェイコブを性的に挑発したり、ペットのヘビにハムスターを食べさせたり
両親の夜の営みのビデオテープを見つけ出して子どもたちに見せたりする異常者。
なぜか女の子に厳しく男の子には甘い。
過去に自分の子を亡くし、新しく作ろうとしたが出来なかったため
他人の子を誘拐して自分の子にしようと思いついた。

いつもこの一家のシッターをしていたマギーがこの日は都合が悪く、代理を頼んだのがマギーの友人のアンナだった。
エミリーはパートナーの男と共謀してアンナを誘拐し、アンナに成りすまして夕飯時にトンプソン家に来て
夫妻の帰宅予定の午後11時頃まで子供たちの面倒を見ることになった。
エミリーがトンプソン家にいる間、パートナーは両親を尾行して互いの状況を携帯でやり取りしている。
子どもたちを観察したエミリーは、賢く無邪気で人見知りしない末っ子のクリストファーを気に入って自分の子にすることを決意した。
ジェイコブに本物のアンナじゃないとバレてからは、脅したり殴ったりして言うことを聞かせようとするようになる。

夜10時頃、本物のアンナと連絡が取れず心配になったマギーが家まで様子を見に来た。
ジェイコブとサリーは『助けて』と書いた紙をマギーにこっそり渡したが
エミリーは気づいてマギーを襲い、気絶させてクローゼットに放り込んだ。
子どもたちに睡眠薬入りのジュースを飲ませ、子どもたちが眠りにつくと、クリストファーを誘拐する準備を始めた。

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ジェイコブ・トンプソンジョシュア・ラッシュ
トンプソン家の長男11歳。
思春期真っ盛りのゲーム好きな男の子。

母親に取り上げられたゲームをアンナが返してくれて最初は好感を抱いていたが
エミリーがペットのヘビに生きたハムスターを食べさせたことで彼女の異常さに気付き、
バッグを漁って身分証を見て女が本物のアンナではないと知った。
妹のサリーと協力していつものシッターのマギーに助けを求めたが、失敗に終わった。
エミリーに飲まされたジュースをこっそり吐いて意識を保ち、電話で母親と話そうとしたがそれも失敗。
何とかエミリーを追い出そうと次の手を打つ。

サリー・トンプソンカーリー・アダムス
トンプソン家の長女でジェイコブの妹の9歳の女の子。
バレエが好きでピンクのレオタードを着ている。
枕を破いたり、いたずらをする男子たちを全く叱らないエミリーに早くから不満を感じていた。
自信のペットのハムスターをヘビのエサにされてショックを受け、エミリーを怖がる。
マギーに助けを求める作戦に失敗した後、エミリーのジュースを飲んで眠ってしまった。

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クリストファー・トンプソントーマス・ベア
トンプソン家の末っ子で4歳の男の子。
エミリーに気に入られ、標的にされる。
薬入りジュースで眠ってしまった。

・その他のキャスト
ダン・トンプソン(父)…クリス・ビーテム
ジョイス・トンプソン(母)…スーザン・プルファー
ハウィー(ジェイコブの友人)…ダンテ・ホーグランド
マギー(いつものベビーシッター、アンナの友人)…エリザベス・ジェイン
エミリーの共謀者の男…ロバート・ボゼック ほか

 

以降はあらすじ詳細でネタバレ含みます。
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エミリー 悪魔のベビーシッター|結末

時間は夜10時半を回り、食事を楽しんだ夫妻はそろそろ帰路につこうとしていた。
エミリーは共謀者の男に夫妻の帰宅を遅らせる時間稼ぎを頼んだ後
家の電気のブレーカーを落とし、口封じのためにジェイコブとサリーを殺そうとした。
まずジェイコブに狙いを定めて部屋に入ったが
ジェイコブは薬を吐いて起きており、トンプソン家の庭の隠れ家にいた友人のハウィーに助けを求めに行っていたため事なきを得た。
サリーの部屋に行こうとしたとき、エミリーは意識を取り戻したマギーに襲われて乱闘になった。
だがマギーが負けて殺されてしまい、マギーの遺体は駐車場に放り込まれた。

結局ハウィーは何の役にも立たなかった。
ジェイコブは家に戻ると隙をついて眠っているクリストファーを抱いて外に出て
人目につかない場所に隠し、サリーを助けに戻ると、サリーは元居た場所から消えていた。
暗い家の中でサリーを探していると、駐車場にマギーが倒れているのを見付けた。
動かないマギーを見てジェイコブが泣いていると、どこかからエミリーの声が聞こえた。
エミリーは血の付いたハウィーの上着をジェイコブに見せつけて
「サリーに死んでほしくなければ、今から5分後に庭でクリストファーと交換しろ」
と脅した。

同じころ、タクシーで自宅に帰っていたトンプソン夫妻は事故に巻き込まれていた。
事故の相手は死亡しており、免許証も身分証も持っておらず身元不明で、相手の車は盗難車だった。
エミリーの共謀者が夫妻の足止めを狙って起こした事故だったが
共謀者の男本人も事故に巻き込まれて死んでしまった。

夫妻が警察と話していると11時を過ぎ、警官に自宅まで送ってもらえることになった。
パトカーの後部座席で妻のジョイスは自宅に電話をかけたが、何度かけても電話はつながらなかった。
そのとき、パトカーに無線で先ほどの事故の追加情報が流れた。

『追突した車のトランクに女性の遺体を発見。被害女性の名前はアンナ・コールマン』

自宅に来た女がアンナではなかったとわかった夫妻は警官をまくしたててスピードをあげてもらい、家へ急いだ。

エミリーは庭にあったイスにサリーを座らせてジェイコブの名前を呼んだ。
ジェイコブは、子どもが入るほどのサイズの車輪付きのダストボックスをエミリーに渡した。
エミリーが急いでボックスを開けると、中にはたくさんの打ち上げ花火に火がつけられており、エミリーの顔面に直撃した。
エミリーが地面にうずくまっている隙に、ジェイコブはサリーを荷車に乗せて駐車場に走った。
駐車場にはもう一台の父親の車、73年型のクーペがある。
車の後部座席にサリーとクリストファーを乗せ、父親のフルフェイスをかぶったジェイコブは車のエンジンをかけ、駐車場のシャッターが開くのを待った。

シャッターが開くと、目の前にエミリーが立ちふさがっていた。
ジェイコブは銃を向けられているのにもひるまずアクセルを踏み、エミリーを轢いた。
振り返ってエミリーが倒れているのを確認すると、ジェイコブたちはそのまま家から飛び出した。
家から出てすぐの道路で夫妻が乗ったパトカーと出会うことができ、子どもたちは無事に保護された。

警察の捜査が入るころには、エミリーは血痕だけを残して居なくなっていた。
なんとか警察の目を逃れたエミリーは、足をひきずりながらどこかへ逃げていった。

主題曲:オリジナルサウンド

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エミリー 悪魔のベビーシッター|解説、考察や感想など。

安心して招き入れた人物が、実は素性の知れない全くの別人という恐怖を描いた、
いわゆる人間怖い系の作品です。
アメリカなどではベビーシッターはよく利用されていますが
日本ではあまりシチュエーションを身近に感じられないかもしれないですね。

宣伝文句に『ベビーシッターはサイコパスだった』みたいなこと書いてますが
エミリーはサイコパスではないと思いました(笑)

少し気になったパートナーの男のことは詳しく語られませんが
エミリーがパートナーの男を『ハイエナ』と呼ぶあたりに闇を感じます。
ここもう少し掘り下げてほしかったです。

しかし、ハイエナ男が自分で起こした事故でなぜ死んだのか謎過ぎませんか?笑
そもそもハイエナ男はセリフもほぼなく、ドアップでの登場ばかりで服装もあまりわからず
唯一特徴としてとらえていたメガネと帽子も死体の場面でなくなっていて
さらに死んだ後の顔は変形していたし
シチュエーションもなんかおかしくて
そもそもあの死体がハイエナ男だとわかるのに苦労しました(笑)

その他にも疑問がたくさん残る作品でした。

良かったとこはエミリーの演技は上手かったと思いますし、子どもたちも可愛かったです!

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