アニメ映画「アラジン」あらすじネタバレ・解説|隠れキャラや解釈、原作、キャラ紹介など | 映画鑑賞中。

アニメ映画「アラジン」あらすじネタバレ・解説|隠れキャラや解釈、原作、キャラ紹介など

ファンタジー


童話『アラジンと魔法のランプ』を基にしたディズニー不朽の名作。
監督は映画『リトルマーメイド』(1989)のジョン・マスカーとロン・クレメンツ。
アカデミー賞の作曲賞、ゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞している。

原題:Araddin
制作年:1992年
本編時間:90分
制作国:アメリカ
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
脚本:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
原作:児童文学『千夜一夜物語』より『アラジンと魔法のランプ

アラジン|声優&キャラクター紹介


(引用:https://kids.disney.co.jp/character/aladdin.html

アラジン羽賀研二(1993年版)、三木眞一郎(2003年版)、石井一孝(歌)
英語版…スコット・ウェインガー
アグラバーの街に住む、心優しく貧しい18歳の青年。
貧乏がそうさせたのか、相手を口車に乗せるのが上手い。
お金がないときは食べ物を盗むことがあり、彼を見下す者たちからは”ドブネズミ”や”小僧”と呼ばれ煙たがられている。
いつかお金持ちになって宮殿に住むことを夢見ている。

 

(引用:https://kids.disney.co.jp/character/genie.html

ジーニー山寺宏一
英語版…ロビン・ウィリアムズ
ランプの魔人。陽気な性格で常にハイテンション。
冗談やダジャレ、歌にダンスが大好き。
ランプをこすった人物を主人とし、願い事を3つ叶えてくれる。
願い3つを叶えた後は主人から解放され、また別の人間がランプをこするまでランプの中に封印される。
アラジンがランプをこするまで、1万年間封印されていたと本人が語っている。
正確には”ランプに囚われている魔人”で、「ジーニーをランプから解放すること」を願い事にしてくれる主人が現れれば、ランプから解放される。

 

(引用:https://kids.disney.co.jp/character/jasmine.html

ジャスミン王女麻生かほ里
英語版…リンダ・ラーキン
アグラバーの王女でサルタン国王の娘16歳。
母親は早くに亡くなっている。
動物好き、知的で好奇心旺盛な性格。
法律で王子と結婚することが決められていて
何人もの王子とお見合いさせられるが、
好きになれない相手ばかりでお見合いにうんざりしている。
結婚は愛する人としたいとサルタンに言うが、
サルタンは1日でも早く結婚してほしいと思っているためあまり理解してもらえない。
法律や規則に縛られた王宮での生活に嫌気が差している。
画像のジャスミンの後ろにいるのはペットのラジャー。

 

(引用:https://kids.disney.co.jp/character/jafar.html

ジャファー宝田明大木民夫(老人変装時)
英語版…ジョナサン・フリーマン
アグラバーの国務大臣。
詳しい年齢は作品内で語られないが、毛髪は黒いがハゲていることや、
サルタンが「お前は年だ」と発言していることから40代後半と予想される。
頭が良いが残酷で、自分の利益のために平気で他者を犠牲にする。
ジーニーが「魔法マニア」と呼ぶほど魔法にまつわる道具を集め、目的のために利用している。
人の心を操るコブラ蛇の形の魔法の杖をいつも持っている。
国王になってアグラバーを支配することを夢見ており、そのために伝説の魔法のランプを探し求めている。
形式上サルタン国王に忠誠を誓っているが本当は、いつも呑気な国王が大嫌いで、立場が逆転したらいじめてやろうと思っている。
ジャファーの肩に乗っているのは相棒のイアーゴ。

 

(引用:https://kids.disney.co.jp/character/abu.html

アブーフランク・ウェルカー
アラジンのペットの小猿。
言葉は少しだけ話すことができるが、主にジェスチャーでコミュニケーションを取る。
アラジンが大好きなので、アラジンがジャスミンに夢中になると嫉妬したり、役に立ったのに褒めてもらえないと不機嫌になる。
欲張りでもあり、宝石やお金によく誘惑されている。
アブーの声は原作版を流用し、所々アブーが日本語を話す場面はウェルカー氏本人に特別に収録してもらったとのこと。

 

(引用:https://disney.fandom.com/wiki/Magic_Carpet

魔法の絨毯
魔法の洞窟の中にいた空飛ぶ絨毯。
喋れないので体を使って会話や感情を伝える。
洞窟でアラジンと出会い、仲間になる。

イアーゴ神谷明
英語版…ギルバート・ゴットフリード
画像はジャファーのに載っているので割愛。
ジャファーの相棒で相談役。
人間並みに言葉が話せる。
声真似が得意で、物音や人の声などをそっくりに真似る。

 

aladdin10

(引用:https://www.disneynohimitsu.com/182.html

サルタン国王あずさ欣平
英語版…ダグラス・シール
アグラバーの王様でジャスミンの父親。
平和主義でいつものほほんとしている。
ジャファーの本当の狙いに全く気付いておらず、むしろ信用している。
事あるごとに、ジャファーに魔法の杖で洗脳されて操られている。
国の規則と、何よりも自分自身が安心したいため、ジャスミンに早く結婚してほしいと思っている。

・その他のキャスト
ガジーム(ジャファーが雇った盗賊)…山下啓介
魔法の洞窟…飯塚昭三
アクメッド王子(ジャスミンの婿候補)…安原義人
ラジャー(ジャスミンのペットの虎)…アーロン・ブライズ ほか
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アラジン|大まかなあらすじ(ネタバレあり)

ディズニー映画『アラジン』(1992)のあらすじと主題歌、挿入歌を紹介します。

 ・ラストまでのあらすじ

アグラバーの国務大臣ジャファーはアグラバーの支配者になるため、魔法の洞窟の中にあるという魔法のランプを探していた。
”心にダイヤの原石のような輝きを持つ男”しか洞窟の中には入ることができず、ジャファーが魔法の水晶にその男のことを訊ねると、水晶はアラジンという名の青年を映し出した。
同じ頃、アグラバーの街に暮らすアラジンは、たまたま街で見かけた女性ジャスミンに一目ぼれした。
アグラバーの王女ジャスミンは父親サルタンと喧嘩して家出をし、生まれて初めて宮殿の外に出て街にたどり着いたのだった。
アラジンはジャスミンが商人ともめていたのを助け、2人は互いに惹かれ合い、生まれて初めての恋に落ちた。
そんな2人の前に突然ジャファーの使いが現れ、ジャスミンが止めるのも聞かずにアラジンを宮殿へ連れ去ってしまった。
この時、アラジンはジャスミンが宮殿の王女だと知って驚いた。

牢屋に入れられたアラジンは、牢屋の中で謎の老人に頼まれて魔法のランプを手に入れるのに力を貸すことになる。
この老人は変装したジャファーだった。
アラジンは洞窟でランプを手に入れ、ペットのアブーのおかげで老人にランプを渡すことなく洞窟から出ることに成功した。
ジャファーはランプを諦めて、ジャスミンと結婚して次期国王の座を手に入れようと思いついた。

アラジンがランプに刻まれている文字を読もうとしてランプをこすると、中からランプの魔人ジーニーが現れた。
ジーニーは願い事を何でも3つだけ叶えてくれるという。
願い事に迷ったアラジンがジーニーに願い事を聞くと、ジーニーは「自由になること」と答えた。
魔法のランプから解放されたいという意味だ。
ジーニーは「解放されるには主人になった人が3つの願いの1つを使ってくれなければならないから、叶いっこない」と付け加えた。
願いを聞いたアラジンは、自分の3つ目の願いでジーニーをランプから解放してあげると約束した。

アラジンは王女に恋していることをジーニーに打ち明け、1つ目の願いを「王子になること」にした。
王女と結婚できるのは王子だけ』という法律があったからだ。
アラジンは王子になり、身分を偽ってジャスミン王女に会いに宮殿へ行った。
ジャスミンは街で会ったはずのアラジンが王子だったと知らされ、結婚出来ることを喜んだ。
その日の夜、アラジンはジャファーの妨害工作で海に落とされるが、2つ目の願いを使って命を助けてもらった。

アラジンは宮殿に戻ってジャファーの悪だくみを国王とジャスミンに知らせ、ジャファーを宮殿から追い出そうとするが、
ジャファーはアラジンがランプを持っていることに気が付き、ランプは盗まれてしまう。

ジャファーは「アグラバーの支配者になること」、「世界一の魔法使いになること」をジーニーに願い、アグラバーの国王に君臨した。
アラジンはジャファーを止めようとしたが、ジャファーの魔法が強力で歯が立たない状況だった。
ピンチに陥ったとき、とっさにアラジンはジャファーをうまく口車に乗せ、ジャファーは最後の願いを使ってランプの魔人になった。
ジャファーが魔人に変わった瞬間、アラジンはランプに「戻れ!」と命じ、ジャファーはイアーゴと共にランプの中に封印された。
ランプはジーニーによってはるか遠くの洞窟の中に封印され、アグラバーに平和が戻った。

アラジンはジャスミンに、本当は王子ではないため結婚できないことを打ち明けた。
傍で見ていたジーニーはアラジンが結婚できないことを悲しみ、
「最後の願いを使って本物の王子になればいい」とアドバイスしたが、
アラジンはそれを断り、最後の願いを使ってジーニーを自由にした。
2人のやり取りを見ていたサルタン国王は感動し、王女の結婚に関する法律を変えてくれた。
こうして無事にアラジンとジャスミンは夫婦になり、自由になったジーニーは世界中をめぐる旅に出た。

 主題歌・挿入歌一覧

・主題歌
『ホール・ニュー・ワールド』(歌:アラジン、ジャスミン)
・挿入歌
『アラビアン・ナイト』(歌:行商人の男、オープニング)
『ひと足お先に』(歌:アラジン、パンを盗んで逃げる時の歌)
『フレンド・ライク・ミー』(歌:ジーニー、ジーニー登場の歌)
『アリ王子のお通り』(歌:ジーニー、王子になったアラジンが宮殿へ向かう時の歌)
『アバヨ、王子様』(歌:ジャファー、ジャファーが魔法を手に入れたときの歌)
アラジン オリジナル・サウンドトラック

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アラジン|解説、考察や感想など

見ていて気になったシーンや作品が伝えたいことなどをまとめました。

・本作が伝えたかったこととは?

(引用:https://vivofficial.com/10840

これは、『自己犠牲の精神を持っていれば、いつか必ず報われる時が来る
嘘は周りからの信用を無くし、自分自身も嘘に耐えられなくなる
見栄を張ったりせず、”身の丈”を知ることが大切』というようなことでしょうか。

アラジンは自分が必死で盗んだパンも、貧しい子どもたちにあげてしまうような優しい心の持ち主です。
しかし、ジャスミン王女に恋をしたアラジンは、ジャスミンと釣り合う男になるために王子に化けたり、
がっかりされないために嘘を重ねていき、やがて精神的に苦しくなっていきます。
そしてジャスミンと結婚が決まると、アラジンはそこでやっと王女と結婚すること=次期国王になることだと気が付きます。
貧乏な平民だったアラジンは国王というプレッシャーに苦しみ、
自由にすることを約束していたジーニーに「君が居ないととてもやっていけないから、やっぱり自由にはできない」と告げます。

約束を破られたジーニーは怒り、そこでアラジンは自分の張った見栄や嘘に自分自身が振り回されていることにやっと気がつきます。
このあたりの場面から、嘘や見栄が良くないと伝えようとしているのがわかります。

そして、ジャファーを封印した後。アラジンはサルタン国王が法律を変えてくれたことでジャスミンと結婚できるようになります。

アラジンはジャスミンと結婚できないことを告げると、ジーニーがすかさず「最後の願いを使って王子になれば良い」とアドバイスします。
ジーニーはアラジンとジャスミンは結ばれるべきだと思い、アラジンと約束していた「最後の願いでジーニーを自由にする(魔法のランプから解放する)」という約束を無しにして、アラジンのために使うように勧めたのです。
それでもアラジンは最後の願いでジーニーを自由にしました。
2人のやり取りを見ていたサルタン国王が法律を変える決意をしてくれました。
王女は自分が決めた相手と結婚して良いことになり、晴れてアラジンとジャスミンは身分の差を乗り越えて結婚出来るようになりました。
ジーニーの気遣いに感動したアラジンがジーニーを自由にし、
そのアラジンの気遣いに感動したサルタン国王がアラジンのために法律を変えました。
この辺が、アラジンとジーニーの自己犠牲の精神が報われている場面です。

・魔法の洞窟でランプ以外に触ってはいけなかった理由

アラジン サプライズ

(引用:新婦へのサプライズ計画

アラジンが魔法の洞窟に入るとき、洞窟は「ランプ以外には触れるな」と忠告します。
なぜランプ以外に触ってはいけなかったのでしょうか?
これは、ランプを取りに来た人物が、ランプを手にするのにふさわしいかどうかを試す試練だったのだと思います。
洞窟の中にあふれていた金銀財宝は、後でジーニーに頼めばいくらでも手に入ります。
目先の利益に囚われたりせず、誘惑に負けない強い心を持った人物がランプを持つのにふさわしいと考えられていたのだと推測しました。

ちなみにですが洞窟の中で、アラジンは宝石には触れていないけど魔法の絨毯には触ってますよね。
絨毯は”ランプ以外”だけど大丈夫なの?と幼少時代に見ていて思った記憶があります。
絨毯ちゃん可愛いので許しますがw

・アラジンが3つ目の願いでジーニーの自由を約束した理由

アラジンはジーニーの「自由になりたい」という願いを聞いて
「3つめの願いで自由にしてあげる」と約束しています。
子どもの頃は何も考えずに「アラジン優しいな」としか思っていませんでしたが、
大人になった今見ると、理由が分かった気がします。
この手の作品にここまで考察するのは無粋かもしれませんので、気になった方だけどうぞ。

理由はもちろん、アラジンが実際に優しいからという理由が90%位はあると思います。
その他の理由は大人になった自分が見ていて感じただけですが、
アラジンが洞窟から脱出する時に、ジーニーを騙したことに罪悪感を感じたからだと思います。
しかもジーニーは騙されて怒っていましたし、不機嫌にさせたままだと せっかくの願い事も思った通りには叶えてもらえないかもしれないですよね。
だから、浮いた1つの願いをジーニーのために使うことを約束して罪悪感を払拭し、
気持ちよくジーニーに願いを叶えてもらおうと思ったのかもしれません。

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・ジーニーが宮殿を移した理由

ジャファーがジーニーの主人になってアグラバーの支配者になった際、
ジーニーは宮殿を高い場所へ移動しています。
これはあまり意味がない行動のように思えますが、原作では、魔人が宮殿を持ち上げて中国から中東へと移動させているので、原作に配慮して「宮殿を移動させた」のだと思われます。

・たまに登場する隠れキャラも見逃すな!

本作はジーニーのキャラクターをはじめとして本当にお茶目に作ってあって、
ディズニーに縁のあるキャラクターがちょこちょこ隠れキャラ的に登場しています。
気が付いただけあげていくので、知らなかった方は注意しながら見てみてください。

・ディズニー映画『ピノキオ』のピノキオ
アラジンが「3つ目の願い事で君を自由にしてやるよ」とジーニーに言ったとき、
ジーニーは顔をピノキオの顔に変えて鼻を伸ばしました。
ピノキオと言えば、嘘をつくたびに鼻が伸びる魔法をかけられたことで有名ですね。
アラジンの発言をジーニーが信じていないことを表しています。

・ディズニー映画『リトルマーメイド』のセバスチャン
リトルマーメイドのキャラクターで、アリエルの執事のセバスチャンが登場します。
アラジンが「王子になりたい」と頼んだ時、ジーニーは魔法の本を取り出して王子のなり方を調べます。
その時に本の中から飛び出てきました。

・アブーが変身する赤いスポーツカー
ジーニーがアブーを乗り物に変える場面で、アブーが一瞬赤いスポーツカーに変身します。
これは何かで見たことがある気がするのですが、思い出せませんでした・・・
どなたか知っていれば教えてくださいm(__)m

・ディズニー映画『美女と野獣』の野獣
サルタン国王の遊んでいた積木のパーツの1つで登場しています。

・グーフィー
ジーニーが自由になり、旅に出るときにグーフィーの帽子をかぶっています。

 

隠れキャラをメインに紹介しましたが、ジーニーが時たま冗談まじりに顔や仕草を変えている時は、大体『誰かのモノマネ』をしているそう。

・ムキムキになるとき:ボディビルダー、俳優、政治家のアーノルド・シュワルツェネッガー
・セピア色になって煙草を持っている時:米コメディアンのグルーチョ・マルクス
・腹話術のとき:米腹話術師のセニョール・ウェンセス
・インタビュアー風の時:米テレビ司会者のエド・サリバン
・願い事の禁止事項の説明の時:米著作家のウィリアム・F・バックリー
・「絨毯に負けるなんて”じゅうだん”じゃないよ」:米コメディアンのロドニー・デンジャーフィールド
・サングラス姿の面長男のとき:俳優のジャック・ニコルソン

以上の面々のモノマネをしているようですが(他にもあるかもしれません)、日本で知名度が高いのはAシュワルツェネッガーとJニコルソン位ですかね。

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・”ジーニー”の意味

『ジーニー』はランプの魔人ジーニーの名前でもありますが、ジーニー(genie)という言葉自体も『精霊』や『(イスラム神話における)ランプの魔人』という意味を持ちます。
(genieという単語自体の発音は”ジニー”が正しいです。)
「俺を最強の”ジーニー”に変えろ!」とジャファーが叫ぶ場面があり、この場合、ジャファーは『ジーニー』を名前のジーニーではなく、”ランプの魔人”という意味で使っています。
紛らわしいですね(笑)

・スフィンクスの鼻

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アラジンとジャスミンが絨毯デートで『ホール・ニュー・ワールド』を歌っている際、スフィンクスに向かって作業をしている男性がいます。
この男性はアラジンとジャスミンが飛んでいることに驚き、誤ってスフィンクスの鼻を壊してしまいます。
このことはご存知の方も多いと思いますが、本物のスフィンクスの鼻も欠けています。
この場面は、鼻が欠けた原因をアラジンとジャスミンが作ったというお茶目なストーリーに仕立ててあります。

・アラジンの原作について

アラジンの原作は、『千夜一夜物語』の中の有名なお話『アラジンと魔法のランプ』です。

『アラジンと魔法のランプ』のお話をざっくりと
中国に暮らす貧しい青年のアラジンが、ある日、見知らぬ老人に不思議な洞窟の前へ連れていかれます。
この老人の正体は悪い魔法使いでした。
老人は「この中に入ってランプを取ってこい」と命令し、アラジンに魔法の指輪を渡しました。
アラジンは指輪を受け取り、ランプを取りに行きます。
ランプと母親へのお土産を手に入れて戻ろうと思いましたが、このアラジンは少々ぐうたらなようで、休憩してから戻ることにしました。
待ちくたびれた魔法使いは「さてはランプを渡さない気だな」と怒り、洞窟をふさいで立ち去ってしまいます。
洞窟がふさがれたことに気付いたアラジンが祈るように手をこすり合わせると、指輪から指輪の魔人が現れました。
魔人が願い事を叶えてくれると言うので、アラジンは「家に帰りたい」と願い、無事に帰ることができました。アラジンは貧乏だったので、ランプを売ってお金に変えようと思いました。
ランプを磨こうと思いこすると、ランプの中からランプの魔人が現れました。
この魔人も願い事を叶えてくれるというので、アラジンはお金持ちになりました。
アラジンは誰にでも優しかったので皆に好かれ、やがて国王の娘である王女と結婚します。
アラジンの噂を聞きつけた悪い魔法使いは、アラジンのいない隙を狙ってランプを盗みだすことに成功します。
魔法使いは宮殿を自分の国へ丸ごと移動させ、宮殿と王女を手に入れようとしました。
アラジンは指輪の魔人に頼んで王女のところへ連れて行ってもらい、王女と協力して魔法使いからランプを取り返しました。
アラジンはお城を元に戻すことと、魔法使いを洞窟に閉じ込めることを魔人に頼み、全て元通りになりました。
魔法使いが飢え死にしないように、アラジンは魔法使いを閉じ込めた洞窟に、パンのなる木とワインの湧く泉を置かせました。
そして、アラジンと王女は幸せに暮らしました。

原作は子どもの頃に読んだきりだったのですごく懐かしいです。
本作と原作の差を気付いただけ挙げていきます。

・舞台が中国である。
アラジンとジャスミンがデートする際に中国へ行ったのは、『アラジンと魔法のランプ』の舞台が中国だったことが関係しているでしょう。

・アラジンの性格
本作のアラジンは勇気があるヒーロータイプですが、
原作のアラジンは休憩が好きなことから、どちらかというと「のび太」的な性格のようです。

・洞窟で「ランプ以外に触れるな」という設定は無い
洞窟で「ランプ以外に触ってはいけない」という条件は原作にはありません。
アラジンは洞窟内で見つけた光る木の実(たしか)を母親へのお土産に持って帰っています。

・指輪の魔人が魔法の絨毯に変わっている。
ランプの魔人は何でもできますが、指輪の魔人の能力は移動することだけです。
移動と言えば、魔法の絨毯。キャラ変更されているようです。

・願い事の制限がない
本作では「願い事は3つまで」と決められていますが、
原作には願い事の数についての制限はありません。

・宮殿の移動距離
原作では中国から中東の国へ宮殿を移動させています。

・アラジンは取り残されていた
本作では、アラジンはジャファーの魔法で雪山へ飛ばされますが、
原作では、悪い魔法使いはアラジンが宮殿から出ている隙に宮殿を移動させているので、アラジンは取り残された方になります。
そして、指輪の魔人(絨毯)の力を借りて王女の元へ急ぎます。

・悪い魔法使いの結末
本作ではランプの魔人となったジャファーはイアーゴと共にランプに封印され、洞窟に飛ばされます。
原作では悪い魔法使いも洞窟に閉じ込められ、アラジンのはからいで洞窟の中でも食料が得られる状況になっています。
ジャファーは魔人になり食べなくても死なないので、原作の食料の代わりがイアーゴになるといったところでしょうか。

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・参考記事
昔話童話童謡の王国:アラジンとまほうのランプ

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