あらすじ結:イエスからの解放
その後、カールはイエスと答えなかった罪悪感に苛まれ、不吉なことが起こると「誓いを破ったせいだ」と感じ、変な幻覚まで見えました。
怖くなったカールは、イエスの誓いから解放してもらおうとイエスセミナーの主催者テレンスに会いに行きます。
カールはテレンスと2人きりで話したいあまり車に忍び込んでしまい、驚いたテレンスは運転を誤って事故を起こしてしまいました。
翌日の早朝。 病院で目を覚ましたカールはテレンスに「イエスの呪いから解放してほしい」と頼みます。
するとテレンスは 「あの誓いにパワーなんて無い!そもそも全てに「イエス」と答える必要はない! 大切なのは、心から「イエス」と言えるようになることだ」と答えました。
『イエス』の本質を理解したカールは、看護師の友人リーにドゥカティを借りて患者服のまま病院を飛び出しました。
(リーにドゥカティを借りたカール 引用:https://news.bikebros.co.jp)
カールはジョギングフォトセミナー中のアリソンに会いに行きますが、アリソンはカール無視してジョギングを始めます。
カールはアリソンを追いかけて 「これからは本心でしかイエスと言わないことにした。でも誓いのおかげで君と出会えて僕は変われた!どうか仲直りしてほしい」とお願いしました。
カールの本心が聞けたアリソンはやっと怒るのをやめて仲直りしました。
ジョギングフォトセミナーの参加者たちは、カールとアリソンのキスシーンを喜んで撮影しました。
・主題歌
Von Iva&Zooey Deschanel『YES MAN』
・挿入歌(印象に残ったものだけ)
JOURNEY『Separate Ways (Worlds Apart)』
The Raconteurs『Old enough』
EELS『To Lick Your Boots』
Kelly Harris&Zooey Deschanel『Sweet Ballad』
解説や感想など
頭空っぽで見れて、笑えて、ポジティブになれるステキな作品です。
落ち込んだときなんかに観るのもおすすめです!
この映画はイギリスの作家ダニー・ウォレスの実体験を綴ったノンフィクション小説『イエスマン』を元に作られています。
実話だと知ってちょっと驚きました。
ウォレス氏は実際に『すべてにイエスと答える』生活を数か月続け、全てのスパムメールにイエスと答えたり、知人からの「車買わない?」という投げかけに答えたりして大金を支払うことになったと語っています。
良いことばかりではなかったけど、イエスと答えたすべては”経験”となって私たちの糧になってくれます。
『体験することの大切さ』 『YES か NO かで未来は大きく変わる』 『ポジティブシンキングの大切さ』を教えてくれる作品です。
イエスマンを見た後しばらくはNOが言いづらくなりました。笑
教訓はこの位にして、面白かったシーンを勝手に振り返っていきます。
ジム・キャリーは映画『マスク』の頃から好きで、本作でもたくさん見せてくれたコミカルな姿はなつかしさもあって、見ていてワクワクしました。
冒頭の、口だけ(歯だけ?)で笑うみたいな仕草も好きだし、セロテープぐるぐる巻きのとこは爆笑でした。
見ていた上司のノーマンがドン引きしてましたが、なんで引くのかわかんないくらい面白かったです笑
このカールの上司、リス・ダービー演じるノーマンもコスプレ姿がとても可愛くて面白くて好きになりました。
特にスパルタのコスプレが良かったです笑
彼もなかなかフォトジェニックですよね。
コメディアンなのかと思ったら俳優さんみたいです。
まだ本作でしか拝見したことがないですが、他の作品もチェックしてみようと思います。
アリソン役の、ゾーイー・デシャネルもとってもキュートでした!
本作で初めて見たのですが、しばらくジュリア・ロバーツに見えていて別人だと認識するのに時間がかかりました笑
アリソンの『自由奔放』なイメージにぴったりの雰囲気も持っています。
カールとのデートのときに 「人生は大きな遊び場。子供の頃はみんな知っているのに、大人になる過程で忘れてしまう」 という名言には納得させられました。
こどものころは「何して遊ぼう?」ということばかり考えていたのに、やがて学校へ通って仕事をしていると、単純に楽しむことだったり、心や頭を空っぽにすることを忘れてしまいがちです。
人生全てを遊び場だと考える視点は素敵だと思ったので、気にかけていきたいです。
以上です。読んでいただきありがとうございました。
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builder:全てにイエスと答えた男–映画『イエスマン』原作者が語る新生活のススメ
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