ジブリ『思い出のマーニー』ネタバレ解説考察|マーニーが杏奈を和彦と間違えたのはなぜ? | 映画の解説考察ブログ

ジブリ『思い出のマーニー』ネタバレ解説考察|マーニーが杏奈を和彦と間違えたのはなぜ?

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ヒューマンドラマ

ジブリ映画『思い出のマーニー』のあらすじ紹介、解説考察をしています!
杏奈の夢と現実の境界について書いてます。

鑑賞済みの方のための考察記事です。まだ観ていない方はネタバレにご注意ください。

制作年:2014年
本編時間:103分
制作国:日本
監督:米林宏昌
脚本:丹羽圭子、安藤雅司、米林宏昌
原作小説:『思い出のマーニー』ジョーン・G・ロビンソン 著
主題歌:『Fine On The Outside』プリシラ・アーン

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声優&キャラクター紹介


(引用:https://www.cinematoday.jp
佐々木 杏奈高月彩良
北海道札幌市に住む中学生の女の子。
幼い頃に家族を亡くし、親戚である頼子に育てられている。
内気な性格で学校に友人はあまりおらず、絵を描くことが好き。

 

思い出のマーニー
©2014 Studio Ghibli.
マーニー有村架純
晩年のマーニー…森山良子
杏奈が療養先の田舎町で出会った謎の美少女。
普段は人付き合いが苦手な杏奈だが、彼女とはすぐに打ち解けた。
杏奈はマーニーの正体は幽霊ではないかと思っている。

 


(引用:https://twitter.com
彩香(さやか)…杉咲花
赤い眼鏡とおさげがトレードマークの少女。
とある理由から杏奈をマーニーと勘違いしている。
佐々木頼子(杏奈の養母)…松嶋菜々子
美術の先生…森崎博之
杏奈の担当医…大泉洋
杏奈の同級生…白石晴香
大岩清正…寺島進
大岩セツ…根岸季衣
信子…頼経明子
十一(といち、無口な男)…安田顕
ばあや(マーニーの世話係)…吉行和子
マーニーの母親…甲斐田裕子
マーニーの父親…戸次重幸
杏奈を発見した町の人…音尾琢真
久子(絵描きの婦人)…黒木瞳
武(彩香の兄)…石井マーク
絵美里(マーニーの娘)…石山蓮華 ほか

あらすじ紹介

あらすじ:起

思い出のマーニー

©2014 Studio Ghibli.

札幌に暮らす中学生・佐々木杏奈(高月彩良)は、幼い頃に両親を亡くし、親戚の頼子(松嶋菜々子)の養女として育てられました。

かつては明るい性格だった杏奈ですが、成長するにつれて笑顔を失い、友人も作れず心を閉ざしていきます。

ある出来事をきっかけに頼子との関係にも距離が生まれ、血のつながった家族がいない寂しさから、亡き両親への複雑な思いも抱えていました。

ストレスで持病の喘息が悪化した杏奈は、担当医(大泉洋)の勧めで、夏休みの間、釧路近郊の田舎町に暮らす親戚・大岩夫妻のもとで静養することになりました。

到着した杏奈は周囲を散策し、入り江の湖畔に建つ古い洋館に不思議な懐かしさを覚えます。
その屋敷は、地元で「湿っ地屋敷(しめっちやしき)」と呼ばれる、かつては別荘でしたが今は心霊スポットとして知られている場所でした。

その夜、杏奈は湿っ地屋敷の2階に金髪の少女が立っている夢を見ます。

それ以来、杏奈は毎日のように屋敷が見える水辺を訪れ、スケッチをしながら静かな時間を過ごすようになりました。

 

あらすじ:承

数日後、杏奈は大岩セツ(根岸季衣)の紹介で、同年代の信子(頼経明子)たちと夏祭りへ出かけます。
しかし、杏奈は信子たちとうまく打ち解けられず、無神経な言葉をかけられたことで怒ってしまい、信子を「ブタ」呼ばわりして逃げ出してしまいました。

いつもの水辺でひとしきり泣いた杏奈はボートで「湿っ地屋敷」へ向かうと、夢で何度も見た金髪の少女・マーニー(有村架純)と出会います。

屋敷では昼間には誰もいなかったはずなのに華やかなパーティーが開かれており、不思議がる杏奈に、マーニーは「私はずっとここにいる」と微笑みます。

翌日、杏奈は再びマーニーと会い、ボートで入り江の奥へ出かけます。
そこでマーニーは、幼い頃から湿っ地屋敷でメイドたちに育てられ、忙しい両親とはほとんど会えなかったことを語ります。

一方の杏奈も、両親を亡くして施設で育ったことや、養女になったこと、喘息のことなど、誰にも話せなかった胸の内を初めて打ち明けました。

心を通わせた2人でしたが、山を歩いていた杏奈は突然意識を失い、気がつくとボートに一人で座っていました。
駆け寄ったマーニーと再会した後、杏奈は花売りの少女に扮して屋敷のパーティーに参加します。

しかし次に目を覚ますと、杏奈は草むらで倒れているところを近所の人に発見され、大岩家へ連れ帰られていました。

翌朝、湿っ地屋敷を訪ねると、そこはやはり誰も住んでいない空き家のままでした。
杏奈は、昨夜の出来事はすべて夢だったのではないかと思いました。

 

あらすじ:転

その後しばらく、杏奈はマーニーに会えない日々を過ごします。

ある日、杏奈は川辺で絵を描く老婦人・久子(黒木瞳)と知り合い、「湿っ地屋敷」に新しい住人が越してきたことを知ります。

屋敷を訪ねた杏奈は、同年代の少女・彩香(杉咲花)と出会い、2階の部屋へ案内されました。
そこは杏奈が夢で見ていたマーニーの部屋で、彩香はそこで見つけた古い日記を杏奈に見せます。

日記には、杏奈とマーニーとの出来事とよく似た内容が記されていました。
しかし、日記はかなり昔のもので杏奈の名前はなく、途中のページは破り取られていました。
杏奈は、マーニーは空想の存在ではなく、実在した少女だったのではないかと考え始めます。

その夜、杏奈は夢の中で再びマーニーと再会します。
互いに誰にも話せなかった悩みを打ち明け合い、杏奈は養女である自分を「お金のために引き取ったのではないか」と頼子を疑ってしまったことを告白します。

一方のマーニーも、屋敷の使用人たちから嫌がらせを受け、サイロに閉じ込められた恐怖を語りました。

2人はサイロへ向かいますが、途中でマーニーは杏奈を幼なじみの和彦と勘違いし、一人で先へ行ってしまいます。
追いついた杏奈が「私は杏奈よ」と呼びかけると、ようやくマーニーは我に返ります。
雨が激しくなってきたので杏奈は帰ろうと言いますが、マーニーが動けないというので、2人はそのまま眠り込んでしまいました。

杏奈は夢の中で、和彦がサイロに駆けつけてマーニーを助け出す場面を目にします。
目を覚ますと隣にマーニーの姿はなく、杏奈は泣きながら一人でサイロを出ました。

その頃、彩香は日記の破り取られていたページを見つけ、和彦とサイロについて書かれた内容を読みます。

胸騒ぎを覚えた彩香は兄・(石井マーク)とサイロへ向かい、近くで高熱を出して倒れていた杏奈を発見し、大岩家へ運びました。

翌日の夜、夢の中で杏奈は、マーニーに「置いていくなんてひどい」と訴えます。
するとマーニーは「もうすぐあなたと会えなくなる。だから許して」と涙ながらに願います。

杏奈が「もちろん許す。あなたを愛しているから」と答えると、空は晴れ渡り、温かな光の中でマーニーは優しく微笑みました。

 

結末と考察は次のページです。

 

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