「T2 トレインスポッティング」ネタバレあらすじ、名言紹介! | 映画の解説考察ブログ

「T2 トレインスポッティング」ネタバレあらすじ、名言紹介!

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ヒューマンドラマ

映画「トレインスポッティング2」のあらすじ紹介、解説・考察をしています!
「名言紹介と考察」「その他疑問や感想など」を書いてます。

鑑賞済みの方のための考察記事です。まだ見ていない方はネタバレにご注意ください。

原題:T2 trainspotting
制作年:2017年
本編時間:117分
制作国:イギリス
監督:ダニー・ボイル
脚本:ジョン・ホッジ
原作小説:アーヴィン・ウェルシュ著『T2トレインスポッティング

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出演者・キャスト&キャラクター紹介


(引用:https://www.tst-movie.jp

マーク・レントンユアン・マクレガー
元ヘロイン中毒者の46歳。
前作(20年前)で仲間を裏切ってヘロインの売却金を持ち逃げし、オランダのアムステルダムで生活していた。
20年ぶりに故郷のスコットランドに帰ってきた。

 


(引用:https://www.tst-movie.jp
フランク(ベグビー)ロバート・カーライル
レントンの元悪友。
喧嘩中毒者と呼ばれる程の喧嘩好き。
宝石泥棒で逮捕、服役していたが、仮出所を何度申請しても認められないため脱獄する。
20年前にレントンが金を持ち逃げした事を根に持っている。

 


(引用:https://ameblo.jp

スパッドユエン・ブレムナー
20歳のスパッド…ジョン・ベル
レントンの昔のヘロイン仲間。
レントンが唯一友人と認めた人物。
サインのコピーが天才的に上手いという特技がある。

 

(引用:https://pakkan-blog.com
サイモン(シック・ボーイ)ジョニー・リー・ミラー
20歳のサイモン…ジェームス・マケルバー
レントンの元友人。
レントンの裏切りにより一文無しになった。
現在は親戚から受け継いだバーの経営をしている。

 

(引用:https://bibi-star.jp
ベロニカアンジェラ・ネディヤルコーヴァ
ブルガリアから出稼ぎに来た売春婦。
サイモンに引き抜かれて一緒に仕事をしている。

トミー(死んだレントンたちの仲間)…ケヴィン・マクキッド
9歳のトミー…エリジャー・ウルフ
ダイアン(弁護士)…ケリー・マクドナルド
レントンの父…ジェームズ・コスモ
レントンの母…アイリーン・ニコラス
ゲイル(スパッドの妻)…シャーリー・ヘンダーソン
9歳のファーガス(スパッドの息子)…チャーリー・ハーディー
ファーガス…カイル・フィッツパトリック
ジューン(フランクの妻)…ポーリーン・ターナー
フランク・ジュニア(フランクの息子)…スコット・グリーナン
フランクの弁護士…スティーブン・ロバートソン
ミュージックビデオの男…ブライアン・クイン
マイキー(ベグビーの仲間)…アーヴィン・ウェルシュ(原作者)
ベグビーの父親…ロバート・カーライル ほか

あらすじ紹介

あらすじ①:彼らの現在

レントン(ユアン・マクレガー)は前作で仲間と協力してドラッグを売りさばいたお金を盗んでオランダのアムステルダムに逃亡していましたが、20年ぶりに故郷スコットランドに戻ってきました。
数日間滞在して、かつての友人たちや家族に会う予定です。

前作に宝石強盗で逮捕されたベグビー(ロバート・カーライル)は20年たった現在も服役しています。
何度も仮出所申請を出しますが、気性の荒い性格が災いして許可は下りませんでした。

スパッド(ユエン・ブレムナー)は一時期は麻薬をやめ、結婚して子どもを授かって真面目に仕事していましたが、サマータイムで勤務時間が変わるのを忘れていたために仕事をクビになってから全ての歯車が狂います。
妻は子どもを連れて出ていってしまい、スパッドは再び麻薬に手を出していました。

最後の仲間、シックボーイことサイモン(ジョニー・リー・ミラー)は十数年前に結婚して息子を授かりますが、その後離婚しています。
現在は叔母から継いだバーを経営しつつ、売春宿から引き抜いた娼婦のベロニカと組んで金持ちの客が来たときはプレイを録画し、その後脅して金を巻き上げて小銭を稼いでいました。

 

あらすじ②:帰郷したレントン

レントンはまず実家に戻ってに会い、が数年前に亡くなっていたことを知りました。
その後、レントンはスパッドを訪ねると、スパッドは家族に遺書を残してまさに自殺しかけていたので、レントンは慌ててスパッドを助けました。
スパッドはレントンとの再会を喜ぶ一方、死ねなかったことを嘆きました。

次にレントンはサイモンのバーに行くと、静かにお互いの現状を報告し合います。
レントンはオランダで出会った女性と結婚して2人子どもがいること、サイモンは離婚して独身、子供はひとりです。

ひとしきり報告が終わると、サイモンはレントンに殴りかかります。
レントンは当時山分けする予定だった4000ポンドを渡して立ち去りました。
しかしサイモンの怒りは収まらず、ひそかにレントンへの復讐を企てることにしました。

翌日。レントンは鬱状態のスパッドをランニングに誘って山登りしました。
頂上に着くと、テンションが上がったスパッドは「俺はこのまま薬を断つ!」と宣言して良い調子です。
レントンは「薬以外で夢中になれる何かを探せ」とアドバイスしました。

あっという間にレントンがオランダに帰る予定日が来ました。
何とかしてレントンに復讐してやろうと考えていたサイモンは「新しい仕事を始めるからこっちに戻って来て手伝ってほしい」とレントンを誘いますが、レントンはサイモンがまだドラッグをやめていないことを知ると、呆れてオランダに帰りました。


(乾杯するレントン、サイモン、ベロニカ 引用:http://izumishiyou.hatenablog.com

3か月後、事態は一変します。
レントンは15年連れ添った妻と不妊が原因で離婚しました。
レントンがサイモンに語った「子どもが1人居る」発言は見栄を張ってついた嘘だったのです。
家は妻名義だったため、レントンは家を追い出されました。

さらに、同じタイミングでレントンは仕事をクビになり、おまけに『急性冠不全』という病気で倒れて手術もしました。
病気は手術で何とかなりましたが、妻と言えと仕事を失い、行き場を失くしたレントンはスコットランドに帰国しました。

レントンは仕事を求めて真っ先にサイモンを訪ねると、サイモンは大喜びで「新しくサウナっぽい売春宿を始めるから共同経営者になってほしい」と言いました。

レントンとサイモンの悪友関係が復活し、開店資金を集めるために手頃なバーで客の荷物を漁り、時間の許す限りクレジットカードを盗みました。




あらすじ③:ベグビーの脱獄

レントンがスコットランドに帰国したのと同じころ、刑務所にいたベグビーは今回も仮出所願いが却下されたことを知ると堪忍袋の緒が切れ、脱獄を決意します。
刑務所仲間に自分の腹を刺してもらって病院に搬送され、付き添い刑務官のスキをついて病院から脱走しました。

20年ぶりに我が家に戻ったベグビーは、息子のフランク・ジュニアが大学生になっていることに驚き、喜びました。
ジューンは脱獄してきたベグビーに困惑しつつ、温かく迎えました。

逮捕前と同じ生活に戻ったベグビーは、大学生の息子ジュニアを自分の仕事(強盗)に連れて行き、金持ちの家で強盗のやり方を教えます。
その後、盗んだ品々は仲間の※マイキーに売り払い、マイキーにジュニアを紹介しました。
※マイキーは前作にも登場した薬の売人です。

犯罪者になりたくなかったジュニアは、勇気を出してベグビーの仕事を覚えるのも協力するのも拒否します。
ベグビーは一瞬カッとなりますが、ジュニアが折れないことを悟ると1人で仕事に行きました。

ベグビーは逮捕前と比べて唯一元に戻っていない『性的不全』に悩みます。
原因はわからず医者にも行けないため、女遊びも楽しみにしていたベグビーは困り果てました。

ある日、警察官が現れてサイモンが脅迫罪で逮捕されました。
クラブでクレカを盗んだ件ではなく、過去にサイモンが脅して金をまき上げた男の1人に訴えられたのです。
レントンとベロニカは弁護士になっていた※ダイアンを頼り、彼女の力でサイモンは見事釈放されました。
※ダイアンは前作でレントンが未成年と知らずワンナイトラブした女の子です。

サイモンの弁護料で所持金のほとんどを使い果たしてしまいました。
レントンとサイモンは新たに金を手に入れる方法を考えつつ、お店を始めるためにスパッドを仲間に加えました。

開店準備はスパッドに任せて、レントンとサイモンは見込みのある会社に融資をお願いするためのプレゼン準備に励みます。
この間に、レントンはサイモンに内緒でベロニカと付き合い始めました。

レントンがベロニカとイチャイチャしている間、ベグビーがレントンの情報を求めてサイモンに会いに来ました。
サイモンは「俺もレントンがに憎いから、一緒に仕返ししよう。俺が準備するから、しばらく大人しくしていてくれ」と言いベグビーを帰しました。

大事な融資のお願いプレゼンが終わると、レントン、サイモン、スパッドは死んだ仲間トミーを偲ぶため、昔4人で遊びに来た原っぱに行きました。
レントンとサイモンは自分たちの『若気の至り』を鮮明に思い出してしまい、罪悪感を紛らわすために20年ぶりにヘロインを注射します。

数日後。プレゼンが成功して融資してもらえることになりました。
お祝いで一緒に行ったクラブで、レントンは不運にもベグビーと再会してしまいます。
ベグビーは犯罪仲間の冷蔵庫にあったバイアグラの効果を試すため、たまたま同じクラブで女探しをしていましたが、いくらバイアグラを飲んでも一向に効果が現れず、苛立っていた矢先にレントンを見つけました。

お互いを認識した瞬間、本能的にレントンは逃げ、ベグビーは追いかけ、レントンは腕を怪我したもののなんとか逃げ切りました。
ベグビーは悔しがりますが、我に返るとバイアグラが効いて勃起していることに気付いて少し安心しました。

 

あらすじ④:ギャングと金


(農家で服と靴を手に入れたレントンとサイモン 引用:https://www.cinemacafe.net

翌日。レントンとサイモンはギャングに捕まって車で拉致されました。
ギャングの男はこの町の風俗店を仕切っている人物で「お前たちに店を出されたらうちの稼ぎが減るから出店をやめろ」と脅します。

レントンとサイモンは仕方なく要求を受け入れて命は助かりましたが、素っ裸で森に置き去りにされました。
2人は近くにあった牧場でエプロンと長靴をゲットして、意外と楽しみながらベロニカの待つ家に戻りました。

店を出す計画はパーになってしまいましたが、企業が融資してくれる10万ポンドはもうすぐ手に入ります。
10万ポンドの登場で、3人それぞれに裏切りの計画が頭をよぎります。
特にサイモンは新店のことで復讐を忘れかけていましたが、お店がなくなりお金だけが手に入るとなると復讐心が甦り、レントンに金を渡したくなくなりました。

一方でレントンもベグビーの脱獄をサイモンが内緒にしていたことに怒り、またお金を独り占めしようと考えました。

一方スパッドは、ベロニカに薦められて小説を書き始めていました。
内容はスパッドの自伝的なもので、レントン達との出来事が内容のほとんどを占めています。
部屋の壁一面に当時の写真や出来事のメモを貼り付けました。

ベグビーはレントンへの復讐心を我慢できなくなり、ついに行動を起こします。
スパッドの部屋に侵入し、スパッドからレントンの居場所を聞き出そうとしました。
この時たまたまスパッドの部屋にいたベロニカが、彼女のスマホと交換で解放してもらいました。

 

結末と名言紹介は次のページです




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