映画『シャッターアイランド』あらすじネタバレと感想紹介|善人になった男の話 | 映画鑑賞中。

映画『シャッターアイランド』あらすじネタバレと感想紹介|善人になった男の話

サスペンス
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映画『シャッターアイランド』のあらすじと感想を紹介しています!

狂暴な精神病患者の隔離施設シャッターアイランドからの通報を受けて施設に足を踏み入れた連邦保安官のテディと相棒のチャック。
病院から逃亡したという女性患者を探す一方で、テディは別の目的があって病院を訪れていた。

シャッター アイランド

原題:Shutter Island
制作年:2009年
本編時間:138分
制作国:アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:レータ・カログリディス
関連書籍:デニス・ルヘイン著『シャッターアイランド』

シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫) [ デニス・レヘイン ]

感想(18件)

本作の解説記事はこちらです↓

映画『シャッターアイランド』徹底解説考察|伏線回収、病院側の思惑、周辺人物についてなど!
映画『シャッターアイランド』の解説・考察をしています! 好きな作品のひとつです。 あんまり考えずに見ても王道系サスペンスとして楽しめる一方、深追いしようと思えばどこまでもできるような、人それぞれに楽しめる素敵な作品だと思います。 個人...

キャスト紹介

シャッターアイランド
(引用:https://katiec1b.weebly.com

テディ・ダニエルズレオナルド・ディカプリオ
元軍人の連邦保安官。数年前に妻を火事で失い、放火した男を探している。
死んだ妻の夢や幻影を見る。水に対する恐怖心がある。

 

シャッターアイランド
(引用:https://www.pinterest.ie

チャック・オールマーク・ラファロ
常に穏やかで冷静なテディの相棒。
感情的になりやすいテディをなだめるのが上手い。

 

シャッターアイランド
(引用:https://slangleys.files.wordpress.com

ドロレスミシェル・ウィリアムズ
死んだテディの妻。
夢の中や現実世界の幻覚としてテディの前に現れる。

 

シャッターアイランド
(引用:https://www.spotern.com

コーリー院長ベン・キングスレー
アッシュクリフ精神病院の院長。
ロボトミー手術の人体実験をしているという噂がある。

 

レイチェル・ソランドー…エミリー・モーティマー、パトリシア・クラークソン
ネーリング医師…マックス・フォン・シドー
ジョージ・ノイス…ジャッキー・アール・ヘイリー
警備隊長…テッド・レヴィン
マクフィアソン(警備副隊長)…ジョン・キャロル・リンチ
アンドリュー・レディス…イライアス・コティーズ
ブリジット・カーンズ(女性監視)…ロビン・バートレット
ピーター・ブリーン(男性患者)…クリストファー・デナム
グレン・ミーガ(職員)…ジョー・シコラ
看護師…ネリー・シュット
ビリングス(C棟患者)…ジョセフ・マッケナ ほか
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あらすじ前半

離島の精神病院

1954年のボストン湾諸島。
シャッターアイランドと呼ばれる孤島に建つアッシュクリフ精神科病院から通報を受けた連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)は、相棒のチャック(マーク・ラファロ)と共に出張捜査に来ました。

このアッシュクリフ病院は『精神病が原因で残忍な犯行をした犯罪者で、治る見込みが無いと判断された患者』ばかりを収容している施設で、脱走が不可能なように海に囲まれた孤島に建てられています。

島から出るには1日に数回往復するフェリーに乗るしかありませんが、乗れるのは許可が出た人物だけです。

病院の敷地に入る時、テディとチャックは病院の規則に基づいて拳銃を没収されました。

敷地内には3つの棟があり、A棟は男性患者、B棟は女性患者、C棟は『特に危険な患者』が収容されていて、C棟に入るには院長と警備副隊長の許可と同行が必要だと説明がありました。

その後、テディは激しい頭痛に襲われて、院長のコーリー(ベン・キングスレー)から薬をもらって飲みました。

 

レイチェル・ソランドーの失踪

コーリーは、レイチェル・ソランドー(エミリー・モーティマー)という女性患者が病院からこつ然と消えたので、捜索を手伝って欲しくて2人を呼んだと言いました。

レイチェルは彼女自身の3人の子どもを溺死させた女性です。
彼女は病院を自宅と思い込んでいて、周囲の人間は配達業者に見えていて、子どもたちは生きていると思い込んでいる(殺した記憶が無い)そうです。
彼女の夫は戦争で亡くなっています。

テディはレイチェルの部屋を確認した時、部屋の床の隙間から『4の法則 67人目は誰?』と書かれたメモを見つけました。

外に出てみると、隣の孤島まで泳ぐには距離がありすぎるし、もし溺れ死ねばこの島に遺体が流れ着くはずですが、それもありません。

孤島の崖の中腹には洞穴が何か所かありますが、周囲には毒性のツタなどが生えていて簡単には近づけません。
レイチェルは裸足で逃げた可能性が高いので、洞窟に隠れるのは無理に等しいです。

岸には下水処理場として使われている灯台が立っていて、中に誰も居ないことは警備員が確認済みです。

テディはコーリー院長に職員名簿と患者カルテの開示を要求しますが、なぜか拒まれてしまいました。
しかもレイチェルの主治医シーアンは休暇で島から出てしまったらしく不在です。
電話を繋いでもらおうとしますが、嵐のせいで繋がりませんでした。

既にレイチェルの失踪には謎しかありません。

翌日から、テディとチャックは患者に聞き込みをしますが、皆示し合わせたようにコーリーの説明と同じ内容しか喋りません。

そんな中、女性患者のカーンズが『RUN(逃げろ)』と書いたメモをこっそりテディに渡しました。

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テディの目的

実は、テディにはレイチェル探しとは全く別の目的がありました。
目的の1つはレディスという名前の男性患者です。

レディスは数年前にテディのアパートに放火して妻ドロリスを殺した男です。
テディは約1年前に、レディスが逮捕されてここアッシュクリフに収容されたという新聞記事を見て、今回の捜査に立候補しました。
テディはレディスを殺すつもりはないけれど、とにかく2人だけで話したいとチャックに打ち明けます。

しかし、レディスの収容記録は見つからず、誰もレディスを「知らない」と言います。
カーンズのメモからも、テディはこの病院は何か隠していると確信しました。

もう1つの目的は、コーリー院長が企てている『ロボトミー手術を世間に広めようという計画』を阻止することでした。
コーリーは現在人体実験を繰り返してロボトミー手術の効果を確認したり、医師の技術の向上を図っているそうです。
それに、コーリーは赤狩り組織(非米活動組織)や諜報局などのいわゆる『ロボトミーを支援しそうな団体』と繋がりがあるという話もありました。
この計画はテディが調査過程で知った噂でまだ証拠がないので、テディは人体実験の証拠を見つけてアッシュクリフ自体を潰そうとも考えていました。

・ロボトミー手術とは
人間の記憶や思考など人格形成に重要な前頭葉の一部を破壊する手術です。
向精神薬が無かった当時は『問題のある患者を手っ取り早く改善させる方法』や『深刻な心的外傷を負った帰還兵への対処法』として広まり、1949年にはノーベル賞も受賞した画期的な医療技術でした。
しかし実態は思考機能を破壊しているだけで、後に人格や認知・思考機能に関する様々な問題が発生し、人権の問題点なども指摘されて現在は禁止されている技術です。

 

『計画』に関する話として、ジョージ・ノイスという社会主義者の男とテディは話したことがありました。
ノイスは数年前に心に関する実験のアルバイトをしたことが原因で幻覚を見るようになった末に、教授を殺しかけてここに収容されました。
1年程でここから出ましたが、ノイスはその後本当に人を殺してしまい逮捕されました。
ノイスは裁判で「病院に戻るのは嫌だから死刑にしてくれ」と主張しましたが、終身刑になりました。

テディはチャックと一緒に病院に戻ると、コーリーに会うや否や「レイチェルのメモの意味が分かった」と言いました。
ABC棟全ての患者の人数を足すと66人になるので、67人目がレディスで、病院がそれを隠していると考えたのです。

しかし、コーリーはテディの推理を否定して「レイチェルが戻ってきた」と涼しい顔で告げました。

レイチェルは裸足で消えたはずなのにケガ1つ無く、帰ってきた経緯も曖昧でした。

 

あらすじ後半

C棟に侵入

その後、嵐の影響で電気系統が壊れてしまいます。
病院に駆けつけていた警備隊長の顔が、テディが軍人時代に死を見届けたナチスの兵隊長と瓜ふたつだったので驚きました。

その後、デディとチャックは混乱に乗じてC棟に侵入しました。

テディは檻から出てうろついていた患者ビリングスをぶちのめし、チャックに対応を任せて1人でマッチの明かりを頼りに奥に進みます。

刑務所のような檻が並ぶ廊下を歩いていると、その中の1つにジョージ・ノイスが居ました。
ノイスは「あんたとレディス。それが確信だ」、「これはお前のために仕組まれたゲームだ」、「真実を暴くかレディスを殺すか、どちらかしか選べない」などと言いますが、テディには意味がわかりませんでした。

シャッターアイランド
(C棟に収容されていたジョージ・ノイス 引用:https://steemit.com

灯台へ

C棟から出た後、テディはチャックを置いてひとりで人体実験の証拠を探すために灯台に向かいました。

しかし、満潮で海にさえぎられて灯台に近づけませんでした。
チャックが立っていた場所に戻りますが、彼の姿は無く、吸いかけのたばこが落ちていました。
テディは必死で崖から降りて探しますが見つからず、チャックはどこかに消えてしまいました。

困り果てていると、崖の中腹にある洞穴に炎の明かりが見えました。
テディが穴に入ってみると中年女性が居たので、彼女こそが本物のレイチェル・ソランドーだと確信します。

レイチェルは、元はここで働いていた精神科医だったと言います。
コーリーのロボトミー計画と灯台で行われる人体実験を知った彼女は異議を唱えてシャッターアイランドから出ようとしましたが、コーリーに不当に精神病認定されて患者にされかけたので、逃亡して現在に至ると語りました。

レイチェルはテディの体の震えを見て「体調不良の原因は、病院が用意した物全てに薬が入っているからだ」と警告しました。

洞穴で朝を迎えたテディはレイチェルに「後で助けに行く」と言いますが、レイチェルは必要ないと答えました。

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結末と感想は次のページです!

後半は結末と感想です。ネタバレ注意です。

 

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