映画『ナイト ミュージアム』では、夜になるとアメリカ自然史博物館の展示物が動き出します。
恐竜や動物もそうですが、歴史上実在した人物をモデルにした展示物も登場するのが、この映画の面白いところです。
今回は、2006年公開の第1作『ナイト ミュージアム』に登場する展示物の中から、実在した人物をモデルにしたキャラクターを紹介します!
制作年:2006年
本編時間:108分
制作国:アメリカ
監督:ショーン・レヴィ
脚本:ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
主要キャスト:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、ディック・ヴァン・ダイク、ラミ・マレック ほか
原作小説:ミラン・トレンク著『夜の博物館
エンドロール曲:keke palmer『tonight』、McFly『Friday Nite
セオドア・ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)

© 2006 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
故ロビン・ウィリアムズが演じるセオドア・ルーズベルト(通称テディ)は、アメリカ合衆国第26代大統領です。
劇中では蝋人形として展示されており、夜になると動き出します。
主人公ラリーに展示物が動き出す仕組みを教えたり、ラリーを助けたりする重要な存在です。
勇敢で行動力がある一方、恋心を抱くサカジャウィアに対しては超奥手という繊細な一面もあります。

(セオドア・ルーズベルト 引用:https://www.meisterdrucke.jp)
実際のセオドア・ルーズベルトは1901年から1909年まで大統領を務めた人物で、自然保護にも力を入れました。
現在のアメリカ自然史博物館にも、ルーズベルトの生涯や業績を紹介する展示があります。
セオドア・ルーズベルトが『テディ』と呼ばれる理由についてです。
1902年にルーズベルトが熊狩りに参加した際、ガイドらが熊を追い詰めてルーズベルトに撃つよう勧めました。
しかしルーズベルトは「これは卑怯だ」として熊を撃ちませんでした。
この出来事を新聞が風刺漫画にしたことがきっかけで、「テディ」というあだ名が広まったとされています。
サカジャウィア(ミズオ・ペック)

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ミズオ・ペックが演じるサカジャウィアは、アメリカ西部に住む先住民族『ショショーニ族』の女性です。
1804年~1806年、アメリカ西部の開拓に多大な貢献をしたルイス・クラーク探検隊に同行し、通訳や案内役を務めた人物として知られています。
劇中では展示ケースの中にいる蝋人形として登場し、テディが好意を寄せる女性です。
ルイスとクラークもサカジャウィアと同じガラスケース内に展示物としていますが、劇中ではほとんど活躍しません。
ジェデダイア・スミス(オーウェン・ウィルソン)

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オーウェン・ウィルソンが演じるミニチュア人形のジェデダイアは、19世紀初頭にロッキー山脈を探検した実在の探検家ジェデダイア・ストロング・スミスをモデルにしたキャラクターです。
劇中ではワイルド・ウェストのジオラマの中で仲間たちを率いています。
短気で威勢がよく、ローマ帝国ミニチュアのリーダーであるオクタヴィウスとはライバルですが、最後は親友になります。
オクタヴィウス(スティーヴ・クーガン)

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スティーヴ・クーガンが演じるオクタヴィウスは、実在したローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(オクタウィアヌス)をモデルにしたキャラクターです。
アウグストゥスは内戦で荒廃したローマを立て直した優れた政治家だったとされています。
劇中で、より強い者に素直に従うようなキャラクターとして描かれるのは、史実に残るアウグストゥスが「その時その時で有利な派閥の味方に付くことで生き残り、最終的にかつての味方を倒すことで皇帝の地位を勝ち取った人物」だったからと思われます。
映画ではローマ軍を率いる人物として登場し、隣の西部開拓時代のジオラマにいるジェデダイアとは、最初は敵対関係にありますが、後に親友になります。
アッティラ(パトリック・ギャラガー)

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パトリック・ギャラガーが演じるアッティラは、5世紀にヨーロッパで勢力を拡大し遊牧民族『フン族』の王です。
アッティラは「神の災い(Scourge of God)」とも呼ばれる極悪非道な人物だったとされていますが、この記録は当時フン族と敵対していたローマに残っていた記録です。
そのため敵に対しては残酷だったかもしれませんが、アッティラの死後にフン族が急速に衰退した点から、アッティラはカリスマ的な統率力を持っていたとされています。
映画では、歴史上の人物をかなりコミカルにアレンジして描いています。
劇中では多数のフン族の戦士を率いており、最初はラリーを襲う恐ろしい男として登場しますが、最後は仲間になります。
アッティラの『マジック好きで涙もろい』というキャラクターは映画オリジナルの設定であり、アッティラの性格に関する詳しい記録は残っていないようです。
クリストファー・コロンブス(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)

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ピエルフランチェスコ・ファヴィーノが演じるクリストファー・コロンブスは、15世紀後半~16世紀初頭を生きた日本でも知名度の高い探検家・航海者で、「コロンブスの卵」のことわざの由来となった人物です。
実在のコロンブスは、1492年に白人で初めて大西洋を横断してカリブ海地域に到達した人物として知られています。
劇中では博物館にある青銅像として登場し、ラリーがなぜか何度も名前を忘れてしまう人物です。
おまけ:舞台になった博物館について
登場した博物館のモデルとなり、実際に撮影でも使われたのは、ニューヨークにある『アメリカ自然史博物館』です。
一度は行ってみたいなー。

(アメリカ自然史博物館の外観 引用:https://emo.travel)

(アメリカ自然史博物館に実際に展示されているティラノサウルスの化石 引用:https://tour.his-usa.com)
実際に足を運んだ方のブログを見つけたのでリンクさせていただきます。
・4travel.jp:映画「ナイトミュージアム」の舞台American Museum of Natural Historyとフリック・コレクションでフェルメール鑑賞
まとめ
映画『ナイト ミュージアム』にはオリジナルの展示物だけでなく、セオドア・ルーズベルト、サカジャウィア、ジェデダオア・スミス、ガイウス・オクタヴィウス、アッティラ、クリストファー・コロンブスなど、実在した人物をモデルにしたキャラクターが登場します。
史実ではどのような人物だったのかを知ると、映画のキャラクターとの違いや意外な共通点が見えてきます。
ぜひ映画を見返しながら、それぞれの人物のモデルや歴史的背景にも注目してみてください。
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・参考サイト様一覧
Wikipedia:アウグストゥス、ジェデダイア・スミス、クリストファー・コロンブス、
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