映画『カラダ探し』ネタバレ解説考察|ラストの新聞記事の意味は? | 映画鑑賞中。

映画『カラダ探し』ネタバレ解説考察|ラストの新聞記事の意味は?

カラダ探し ホラー

映画『カラダ探し』のあらすじ紹介、解説、考察をしています!

小説投稿サイトで話題になり書籍化もされた携帯ホラー小説の映画化作品。
血まみれの少女に選ばれたクラスメイトの高校生6人が、学校に隠されている少女のカラダを全て見付けるまで同じ日を繰り返す無限ループの世界に迷い込む。

鑑賞済みの方向けの解説考察記事です。まだ観ていない方はネタバレにご注意ください。

カラダ探し

制作年:2022年
本編時間:102分
制作国:日本
監督:羽住英一郎
脚本:土城温美
原作小説:『カラダ探し』ウェルザード 著
主題歌:『行方知れず』ado
この映画はPG12の年齢制限があります。
殺傷流血を伴う恐怖表現がみられるためです。(映倫より一部抜粋)

 

主要キャスト

森崎 明日香(もりさき あすか)…橋本環奈
都内の高校に通う女子高生。
なぜか友達がおらずいつも独りぼっち。

伊勢 高広(いせ たかひろ)…眞栄田郷敦
明日香の幼馴染み。バスケがプロ並みに上手いイケメン。

柊 留美子(ひいらぎ るみこ)…山本舞香
一匹狼タイプのやんちゃな女の子。
雇われバーテンダーと交際中。

鳴戸 理恵(なると りえ)…横田真悠
才色兼備な学級委員長。高広に想いを寄せている。

清宮 篤史(きよみや あつし)…神尾楓珠
不登校の男子生徒。中学時代はバスケ少年で高広と仲が良かった。

浦西 翔太(うらにし しょうた)…醍醐虎汰朗
オカルト大好き少年。クラスではいじめられっ子。
『カラダ探し』の噂に一番詳しい。

八代先生柄本佑
明日香たちの高校の図書室司書。
かつて『カラダ探し』をしたことがあるらしい。

 

あらすじ紹介

あらすじ①:選ばれた6人

カラダ探し

©2022映画『カラダ探し』製作委員会

友達作りに失敗し、1人ぼっちの高校生活を送っていた1年生の森崎明日香(橋本環奈)が主人公です。
明日香は7月5日の昼休憩中、古井戸から無数の手が伸びてくるのを目撃し、血まみれの女の子の幽霊に「カラダを探して」と頼まれました。

その日の夜、明日香のスマホに不気味なメッセージが何度も送り付けられ、明日香は怯えてベッドに潜ります。
やがて午前0時になると、明日香はいつの間にか制服姿で深夜の学校に立っていました。

明日香は校内の礼拝堂でクラスメイト5人の高広(眞栄田郷敦)、理恵(横田真悠)、留美子(山本舞香)、翔太(醍醐虎太郎)、篤史(神尾楓珠)と遭遇します。
6人とも7月5日の学校でそれぞれ真っ赤な女の子の幽霊に『カラダ探し』を頼まれていました。

礼拝堂の壇上には棺桶が置かれていて、中身は空っぽです。
混乱の中、不登校の生徒である篤史が「もう帰る」と言い礼拝堂から出ていきますが、篤史は校庭で赤い女の子の幽霊に襲われて死んでしまいました。

篤史の死に怯えた5人は散り散りに逃走しますが、全員が赤い女の子に見つかって殺されました。

 

あらすじ②:『カラダ探し』とは?

翌朝。明日香は自室のベッドで目覚めたので悪夢を見たと思いましたが、テレビや新聞の日付が全て昨日(7月5日)のままになっており、母親の発言や登校中の出来事も全て昨日と同じだったことから同じ日を繰り返していることに気付きます。

2度目の7月5日を過ごしているのはカラダ探しに参加した6人だけで、無関係の人は前回の7月5日と同じ行動をしています。
明日香たちは『カラダ探し』について一番詳しいオカルトオタクの翔太に話を聞きました。
『カラダ探し』は何年も前から世界中のどこかで起きている呪いのゲームのようなもので、『赤い人』と呼ばれる血まみれの女の子に『カラダ探し』を頼まれた人は、その日の深夜0時になると特定の場所に集められ、施設内に隠されているバラバラの『体』を全て見つけなければならない というものです。

深夜0時に『カラダ探し』が始まると同時に『赤い人』が参加者たちを殺して回り、全員殺されるとその日が終わりますが、参加者たちはカラダを全て集め終えるまで『明日』を迎えることはできず、毎日同じ日と『カラダ探し』を繰り返すことになります。

2日目から篤史以外の5人は本格的にカラダ探しを始め、この日、明日香と高広は初めてカラダの1つを発見します。
それはミイラのように干からびた少女の体の一部でした。

3日目、4日目と同じ日を過ごすうちに5人は自然と仲良くなり、不登校で心を閉ざしていた篤史もようやくちゃんとカラダを探してくれるようになり、6人は本当の友達と言える存在になりました。

オカルト好きの翔太が『赤い人』の特徴を掴んでくれたり学校のマップを作ってくれたおかげでカラダ探しは順調に進み、棺桶は徐々に埋まっていきました。

 

あらすじ③:カラダ探しの経験者

カラダ探し

©2022映画『カラダ探し』製作委員会

ある日、明日香たちは図書室司書の八代先生(柄本佑)が『カラダ探し』について何か知っているらしいことに気付きます。

八代先生に質問してみると、八代は高校時代に『カラダ探し』をしたことのある経験者でした。
八代の存在は『カラダ探し』が完成すれば生きて『明日』を迎えられることの証拠になりましたが、カラダ探しが終わって本当の明日を迎えると、カラダ探しをした記憶を失うことも発覚しました。

八代は『カラダ探し』が終わった後、『カラダ探し』をしたことだけは感覚的にうっすら覚えているものの、誰としたのかなどの詳細は思い出せないと語りました。

翌日、この学校の近くで昔起きた少女のバラバラ殺人事件の新聞記事を翔太が見つけて切り抜きを持ってきました。
明日香には小野山美子の顔写真が崩れて不気味に笑ったように見えたことから『赤い人』の正体は小野山美子であることがわかりました。

その日、6人は手がかりを求めて殺人事件が起きた廃屋に行ってみることにします。

 

あらすじ➃:封印解ける

明日香たち6人は小野山美子が殺された一戸建ての廃屋に忍び込んでみると、美子が殺された部屋の棚の裏に『赤い人』がいつも持っているぬいぐるみのエミリーが隠されているのを発見しました。

エミリーを見つけた直後に部屋の中に女の子の幽霊が現れ、次の瞬間にはエミリーが消えてなくなっていました。

その日の夜の『カラダ探し』では『赤い人』はエミリーと合体して巨大化し、完全にクリーチャーになっていました。
恐らく明日香たちはエミリーを見つけたことで何かの封印を解いてしまったのです。

この夜、化物になった『赤い人』に食べられた理恵は翌日の7/5になっても生き返らず、他のクラスメイトの記憶から抹消されていました。

明日香たちはショックを受けつつ、カラダを全部見つければ全て元通りになると信じてカラダ探しを続けることにします。

 

 

解説・考察・感想など

突っ込みどころは多少ありましたが、有無を言わさないスピード感と青春感で上映時間があっという間に感じました。
原作の携帯小説は結構な長編だったので、ここまで短く端折ってしまうのは何だかもったいない気もしています。

個人的に残念だったところ

あらさがし的になるかもしれませんが、個人的に残念に感じたシーンや演出をいくつか書き出します。
共感してくれる方が居たら嬉しいです(笑)

1つ目は、カラダ探し初日で最初に殺された篤史の片脚が、殺された直後としてはあり得ないほど上がっていたのがおかしくて笑ってしまいました。

2つ目は、高広のことが好きだった理恵が明日香に嫉妬するシーンがあったのに、後で嫉妬起因の事件などが何も起きなかったのが伏線回収が無いままのような感覚で残念でした。

3つ目は、6人がカラダ探しをしている時に挿入歌としてAdoさんの歌『リベリオン』が流れたんですが、歌の音量が大きすぎてAdoさんの歌声と高広や翔太の台詞がかぶった所があり、2人がなんと言っていたのか全く聞き取れなかったのがかなり残念でした。

次のページに続きます!




感想などお気軽に(^^)

  1. ぱよぱよ より:

    私は連載漫画の方を読んでいましたが、続編もあり長い話をうまくまとめた感じはしますよ。小説の方はわかりませんが、漫画の方はそこまで爆発的に面白いというわけでもないので、映画もこんなもんだろうと。ただみんな美男美女で絵力が強いのと、インタビューから伝わってくる仲の良さ今回の映画にマッチしたのかな、と思います。
    ただ個人的に映画序盤の「明日香はぼっち」みたいなのは違和感を感じましたけど、根暗でもあれだけ可愛かったらボッチにはならないよねっていう。

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