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名言紹介
春山の母「髪、痛んじゃったわね。体がかわいそうよ」
春山の実家で目を覚ました和希が春山の母親から言われた言葉です。
和希が髪を茶色く染めていたことに対して、春山の母親が和希の体を気遣ってかけた言葉だったのですが、和希のママは髪を染めた和希を見ても「急に変わった」と少し驚いただけでした。
徐々に非行に走っていた和希にとって、変わったのは『急』ではなかったので、いかにママが和希を見ていないのかがわかる場面です。
春山の母親に体を気遣われたことが嬉しかった和希は、この後髪を染めるのをやめています。
ただ、髪を染めるのを非行行為のひとつと考えるのは現代の価値観には合っていないかもしれません。
NIGHTS内で孤立していた春山に対しての和希の心の声です。
口に出していないのに春山が「今なんか言ったべ」とつぶやいている様子から、2人の心が通っていることを表しています。
僕の弟は15の時に死んだんだ。
バイクにふざけて乗っていて壁に激突した。
あいつはただふざけてただけだ。それなのに、骨だけになった。
命なんて簡単になくなるんだよ。
君たちは本当はわかってるのに、わかってないふりをしているだけだ。
わからないって言えば全て許されると思うなよ」
和希が久しぶりに学校に行った際、担任の高津が和希にかけた言葉です。
和希に命と家族の大切さを伝えようとしています。
鈴木「僕は、十代なら誰でも、何も見えないで走ってしまう瞬間があると思ってる。
もしかしたら彼らにとって一番怖いのは、”止められない自分”なのかもしれない。」
家に帰ってこない和希を心配しているママに鈴木がかけた言葉です。
鈴木は和希の気持ちを理解するようにママに促しています。
和希「どんな気持ちだろう?たった一人の娘にそれしか覚えてもらえてなくって死んじゃって、置いてく気持ちって、どんなだろう」
春山「置いていく方も、やっぱすげぇ悲しいんじゃねぇの」
和希が春山に父親との唯一の思い出を語った後の会話です。
春山「こいつのこと、嫌いなの?なら、俺がもらってっちゃうよ」
「私の事嫌いなの?」という和希の問いに答えないママに、春山がかけた言葉です。
この言葉でママは和希の大切さを自覚します。
親が自分の子嫌いなわけないじゃないの!
生んで良かったに決まってる!」
一個上の春山のセリフの後、ママが和希の大切さに気が付いたときの発言です。
鈴木「自分が誰かに大切にされていることを知ったら、自分の命を粗末になんか決して出来ないはずだよ、親でも、友達でも、恋人でも」
自分を大切に出来ない和希や若者たちに対しての言葉です。
自分より大事なんて思ったの、初めてだよ」
春山が喧嘩に行くと聞いた和希が春山に告白した時の言葉です。
いつ死んでもおかしくない立場の春山は、和希の言葉が嬉しかった反面、自分が居なくなった時のことを考えて和希を突き放してしまいます。
春山「おめー、俺が居なきゃなんもできねーような女んなるな!俺の事なんかいつでも捨てれる女んなれ。
そんでも俺が追っかけてくよーな女んなれ!」
一個上の和希の告白を受けて、春山が返した言葉です。
春山に精神的に依存していた和希に自立を促しています。
春山「すげー汚ねーこといっぱいしてきたの、あいつなんも知らねんだよ。
俺、今まで女のこととかどーでもよくって、すげぇ泣かれてもしょーがねーやって感じで、だから和希のことも初めは、なんだよこいつ、男かよって、でも俺みてーで面白れーじゃんって。
いつものクセでさっさとやっちまおーとか思ったし。
けど、なんか知んねー、手ぇ出せなくて。
だってあいつ、すげーキレイなんだよ、中身が。
そういうのって、強えーよ。
あいつは俺とは全然違うんだよ、それなのに…
こいつ、俺みたいなのがそんなに大事なの?って、もし俺がいなくなったら、こいつどーすんだろって思ったら、なんか可哀そうになっちゃって。
もし俺がいなくなったら、かわいそうじゃんよ、あいつ。」
リチャード「俺、春山のあんな顔見たことなかったからさ、もう総頭辞めちまえっつったんだけど…今は辞めれないって。
でもあいつ、『もしかしたら俺、女1人のために変わるかもしんねえ』って言ってたから…
あいつ『変わる』って…」
春山がリチャードに語っていた和希に対する想いと、リチャードが和希に語ったことです。
春山にとっても和希が大切な存在だったことをこのとき和希は知りました。
鈴木「和希ちゃんにとって春山君の命が大切なように、春山君にとっても和希ちゃんの命は大切なんだよ」
春山が倒れ、何日も食べていない和希に鈴木がかけた言葉です。
しかし、和希は何も反応しませんでした。
栄養失調で倒れ、病院で目を覚ました和希に対するママの言葉です。
ママは次第に母親の自覚が芽生え、母親らしく和希を叱っています。
強「兄貴は『死にたくない』って、お前のために。
『お前のために生きたい』って言ったんだぞ!それなのに…」
春山の弟強が何も食べずに倒れた和希に怒った時の言葉です。
和希「この先も不安ばっかだけど、ずっとずっと先でいい。
いつか、春山の赤ちゃんのお母さんになりたい。
それが今のあたしの、誰にも言ってない小さな夢です。」
無事に高校生になった和希の密かな願いです。
困難なことがあっても一緒に乗り越えていく決意が込められています。
以上です。読んでいただきありがとうございました。
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