『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』解説考察|エリザベス、バルボッサ、ベケットの謎 | 映画の解説考察ブログ - Part 2

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』解説考察|エリザベス、バルボッサ、ベケットの謎

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パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト アクション

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ジャックのコンパスの針が進路を指さなかった理由

ジャックが「宝の鍵の見つけよう」と船員に宣言してからコンパスを見たとき、コンパスの針はどこを指すでもなくウロウロしていました。
このコンパスは、持ち主が求めるものの方向を指し示す魔法のコンパスです。

ジャックは最初からこの箱の中身がデイヴィ・ジョーンズの心臓だと知っていました。
ジャックはデイヴィ・ジョーンズとの約束を無かったことにするために心臓を手に入れて取引に使おうとしていたようですが、鍵をデイヴィ・ジョーンズが持っていることを知っていて、鍵を奪うのが難しいとわかっていたため自分が行きたくなかったのです。
そのためコンパスの針は進路を指してくれませんでした。

 

ベケット卿はなぜウィルとエリザベスを逮捕できた?

ベケット卿は東インド貿易会社の人間なのに、どうしてウィルとエリザベスを逮捕できたのでしょうか。
さらっと会話に出ていましたが、ベケット卿は貿易会社の役職者でもあり、英国王の法的認定代理人という特殊な立場の人物だったからです。

 

ベケット卿の目的は?

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト
©️2006 Disney

ベケット卿の目的は次作「ワールド・エンド」でわかるのでここでは多くは語りませんが、ベケット卿にも『P』の焼印があったことから、彼は元海賊でジャックの仲間だったと思われます。

ベケットが魔法のコンパスを知っていたのは、ジャックが魔法のコンパスを手に入れた時はベケットが仲間だった時だからなのでしょう。
おそらくベケットも欲しい何かが海のどこかにあるのです。




エリザベスがジャックをはめた理由

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト
©️2006 Disney

エリザベスがジャックに手枷をはめて船に置き去りにしたのは、タコの化け物クラーケンが狙っているのがジャックだけだと気づき、皆を助けるためにジャック1人に犠牲になってもらったというのが表向きの理由ですが、本当の理由はエリザベスはジャックを愛し始めていたからです。

しかし、エリザベスにとってジャック・スパロウは今まで出会った男の中でも『ナシ寄りのナシ』だったはずなので、そんなジャックに恋愛感情を抱き初めていることをエリザベス本人も認めたくありませんでした。

だからエリザベスはジャックへの恋を抹殺するためにジャックごと殺したのです。
ジャックにキスをしたのは手枷をはめるために気を引く必要があったのもありますが、恐らくはキスでエリザベス自身の気持ちを確かめていて、ジャックに対する愛を自覚した瞬間でもあったと思われます。

 

ラスト解説:バルボッサ船長はなぜ生きている?

ウィルたちがジャックを救う方法を教えてもらおうと魔女ティア・ダルマの所に行くと、そこには前作で死んだはずのバルボッサ船長がいました。

バルボッサ船長の蘇りの答えは次作『ワールド・エンド』で明かされています。
バルボッサ船長は確かにジャックに刺されて死にましたが、未来を予知してバルボッサ船長が必要になると判断したティア・ダルマが魔術を使って生き返らせました。

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