映画「ダークナイト」のあらすじを紹介しています!
映画『バットマンビギンズ』(2005)の続編。
バットマンの最大の敵ジョーカーとの戦いと、検事のハービー・デントが闇堕ちしていく過程をシリアスに描いている。
本作公開前に死去したジョーカー役ヒース・レジャーの演技にも注目。
本編時間:152分
制作国:アメリカ、イギリス
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
原作:ボブ・ケイン/『バットマン

本作の解説・考察記事はこちらです↓

キャスト&キャラクター紹介
バットマンの正体でウェイン家の主人。
会社は長年の部下ルーシャス・フォックスに任せて、ブルース自身はバットマンに専念している。
幼馴染みレイチェルに好意を寄せているものの、現在のレイチェルの彼氏ハービーとくっついた方が良いのではと考え始めている。
ピエロの化粧をしているイカれ犯罪者。
ギャングと共謀してバットマンを追い詰めていく。
口の両端にある大きな傷跡について「親父にやられた」、「自分で切り裂いた」など説明の度に変わるため真実は不明。
やり手の新人検事。
バットマンを「無法者の自警市民」と否定する声も多い中、「彼のような存在は重要」とバットマンを支持する発言で注目を浴びた。
レイチェルと交際していて、彼女とブルースの関係を気にしている。
投げたコインの裏表で物事を決める癖がある。
ブルースの幼馴染の検事補佐官。
バットマンの正体がブルースだと知っている数少ない人物の1人。
ハービーと交際しつつ、内心ではブルースへの想いも捨てきれずにいる。
ブルースの執事であり、幼少時代に両親を亡くした彼の親代わりでもある。
ブルースにいつも正しいアドバイスをする。
ルーシャス・フォックス…モーガン・フリーマン
ラミレス刑事…モニーク・ガブリエラ・カーネン
ワーツ刑事…ロン・ディーン
スケアクロウ…キリアン・マーフィー
ラウ税理士…チン・ハン
ガルシア市長…ネスター・カーボネル
マローニ…エリック・ロバーツ
チェチェン人ギャングのボス…リッチー・コスタ―
エンゲル(リポーター)…アンソニー・マイケル・ホール
ステファン刑事…キース・ザラバッカ
ローブ市警本部長…コリン・マクファーレン
リース弁護士…ジョシュア・ハート
バーバラ・ゴードン(ゴードンの妻)…メリンダ・マックグロウ
ジェームズ・ゴードン(ゴードンの息子)…ネイサン・ギャンブル
ギャンボル(ギャングのボス)…マイケル・ジェイ・ホワイト
銀行支店長…ウィリアム・フィクナー
ナターシャ(ブルースが連れていた美女)…ベアトリス・ローゼン
ラウの部下…エディソン・チェン
サリロ判事…ニディア・ロドリゲス・テラチナ
ブライアン(バットマンのコスプレ男)…アンディ・ルーザー
ジョーカーの手下(精神病者)…デヴィッド・ダスマルチャン、エイダン・フィオール ほか
あらすじ前半
本作のあらすじを紹介します!
ブルース・ウェインの悩み
バットマン(クリスチャン・ベイル)、ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)、新任検事のハービー・デント(アーロン・エッカート)は必要に応じて協力し合いながら、ゴッサムに平和をもたらすための活動に日々邁進していました。
バットマンの行動理念にはゴードンも理解を示し、警察とも本格的に協力体制を取りたいところでしたが、市民からの「バットマンはただの自警市民」という批判的な声も少なくないため、協力体制は世間には秘密になっています。
ブルースは命がけで守っているはずの市民から理解が得られない理由わからず苦しんでいました。
そんな中、ブルースの想い人で検事補佐官のレイチェル・ドーズ(マギー・ジレンホール)はハービーとの真剣交際を開始。
ブルースは内心嫉妬と孤独に打ちのめされそうになりましたが、ハービーがバットマンを支持していると公式に明かすと、ブルースは『ハービーと一緒にいる方がレイチェルのためになるのではないか』と考え始めました。
ジョーカー登場
そんなある日、ピエロのマスク集団が銀行を襲ってギャングの隠し金を強盗する奇妙な事件が起こります。
この集団の1人がジョーカーでした。
ジョーカーは強盗が終わると仲間を全員殺し、金を独り占めして逃げました。
ジョーカーが盗んだ金は、3組のギャングとラウという悪徳税理士が悪どい仕事で得た大金でした。
しかもそれは『洗浄(マネーロンダリング)』すらされていない状態だったので、ジョーカーが散財したことで、警察は金の流れからラウ達が違法行為をしたことも、ギャングの金の隠し場所もバレてしまいました。
ギャングたちは復讐のためにジョーカーを殺そうとしますが、ジョーカーは『この騒ぎの発端はそもそもバットマンがお前たちの計画を見抜いたせいだ。隠し金の半分を支払えば、バットマンをこの世から消してやる』とバットマンに責任転化して、逆に取引を持ち掛けました。
3組のギャングは「あり得ない」と拒否していましたが、後日、ジョーカーは3組のギャングの内の1組のボス、ギャンボルを殺害して組織1つを乗っ取ってしまいます。
ラウの捕獲と仲間の裏切り
ゴードン指揮でギャングの残りの資金を押収しようとしますが、ラウ税理士に先を越されて金は新たな隠し場所に移動されてしまいました。
ラウ自身も逮捕を逃れるために香港に逃亡したので、ゴードンはバットマンに依頼して、ラウをゴッサムに無理矢理連れ戻してから逮捕しました。
拘置所に入れられたラウは「金の場所は教えられないが、ギャングの逮捕には協力する」と言いだします。
ラウの証言で500人以上のギャングが一斉逮捕され、ハービーが主導で同僚達の助けを借りて見事に全員検挙しました。
この一件で、ハービーは一躍ゴッサムのヒーローになった一方で、ラウを香港からゴッサムに連れ戻したのがバットマンだと知ったギャングの残党は、ジョーカーと組んでバットマンに復讐する計画を立てました。
ジョーカーとギャング残党の反撃
数日後。バットマンのファンだった一般男性ブライアンが殺されて市役所に前に死体が吊るされました。
ブライアンは、毎日のようにバットマンのコスプレ姿で治安維持に努めていた自警市民の一人でした。
その遺体にはジョーカーからのメッセージビデオが付けられていました。
ジョーカーが「バットマンは自分の正体も晒せない卑怯者だ!バットマンが正体を明かすまで、毎日誰かを殺す!」と脅し文句を言いながら、ブライアンを殴り続けている悲惨な映像でした。
バットマンはショックを受け、この街の正義を『顔をさらけ出せる真の英雄ハービー』に任せて、バットマンを辞めるべきかどうか真剣に悩みました。
追い詰められるバットマン
その頃ゴードンは、ブライアンに付けられていたトランプのカードに、ギャング達の裁判を担当するサリロ判事、ハービー・デント検事、ローブ市警本部長のDNAが付着していたことから、彼らが次のターゲットだと察知して厳重警護を付けました。
しかし気付いた時にはもう遅く、サリロ判事とローブ本部長は殺されてしまいました。
ジョーカーは、その夜ハービーが出席していたウェイン邸のパーティに現れますが、ハービーはすでにブルースの保護下にあり手出し出来ません。
ジョーカーはせめてもの嫌がらせで、会場にいたレイチェルをビルの高所から突き落として姿を消しました。
レイチェルもバットマンに救われて一命をとりとめました。
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あらすじ後半と感想に続きます。
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