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結末
翌朝。鉄雄は謎の頭痛に襲われて苦しみます。
鉄雄が苦しんでいるのを見た大佐は「頭痛の原因は超能力に体がついていけないからだ。このままでは危険だからラボに戻ろう」と説得しますが、鉄雄は「頭痛薬だけよこせ!」と言うことを聞きません。
やがて鉄雄の体に異変が起こり、巨大でおぞましい生きた肉塊になってしまいました。
金田が戻ってくると、鉄雄は態度を一変させて「金田、助けてくれ!」と悲痛の叫び声をあげました。
金田とカオリは膨れ上がる鉄雄の肉塊に飲み込まれ、カオリは圧死してしまいます。
鉄雄は「力がコントロールできない。カオリを殺してしまった」と、金田にテレパシーで苦痛を訴えます。
金田は鉄雄が可哀そうになり、昔のように助けてあげなくてはと感じました。
鉄雄はどんどん周囲の物を巻き込んで巨大化していきます。
同じ頃、ナンバーズはアキラの肉片に向かって祈っていました。
すると、アキラの魂のようなものがナンバーズの前に現れてブラックホールを出現させると、鉄雄はその中に吸い込まれました。
大佐はキヨコのサイコキネシスで安全な場所に移されますが、ドクターは我を忘れて鉄雄を観察し続け、竜巻に巻き込まれて死んでしまいました。
金田は鉄雄を救うためにブラックホールに飛び込みました。
タカシもとっさに金田を追いかけてブラックホールに飛び込みます。
マサルとキヨコは「3人で力を合わせれば、あの人(金田)だけでも助けられるかも」と話し合い、2人もブラックホールに飛び込みました。
数分後、鉄雄、タカシ、キヨコ、マサルはブラックホールに飲み込まれてどこかに消えてしまい、金田だけが生還しました。
ブラックホールが消える直前、金田はアキラやナンバーズの過去や、鉄雄の過去の記憶を垣間見ました。
そしてナンバーズと鉄雄の「もう始まっている。あなたも、あなたの友達も」「いつかは、私たちにも」と囁く声を聞きました。
ケイと甲斐は金田の生還を喜びますが、金田は鉄雄を助けられなかった無念を噛み締めていました。
その後、3人はバイクに乗って、鉄雄が破壊しつくしたネオ東京に帰りました。
感想
金田少年がアキラじゃなかったことが衝撃でした(笑)
パッケージ画像には「←この人物はアキラではありません」と書いておいて欲しかったと思う位です(笑)
内容も哲学的な発言が多すぎてラストとかもう意味があまりわかりませんが、最後に救われたのは命を惜しまずに友達を助けようとした金田だったという理解だけで十分なのかもしれません。
公開が延期され続けている実写版『AKIRA』が待ち遠しいです(T_T)
以上です!ありがとうございました。
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